【聖書】イザヤ書３５章１～１０節 【説教】「ホーリネスの大路」 2019/9/29 説教：小林光生師 要約：大元鉄也

【聖書】イザヤ書３５章１～１０節
【説教】「ホーリネスの大路」

10:主にあがなわれた者は帰ってきて、その頭に、とこしえの喜びをいただき、歌うたいつつ、シオンに来る。彼らは楽しみと喜びとを得、悲しみと嘆きとは逃げ去る。

主の御名を讃美します。

　バビロン捕囚から帰還中の路。その大路は聖なる路（ホーリネスロード）で、花は咲き、サフランの香りが満ちている。この大路は神が用意された喜びに満ちた大路でした。

（１）聖なる路
今まで差別、区別されていた人々が解放され祝福される路。ホーリネスを築いた中田重治は大路の事を三つで表現されています。
・天国への国道
・イエスが備えられた路
・王の路
主を信じる者が歩む、イエスが作られ天国へ向かう国道を王のようにどっしりと歩む路です。

その路を歩む者
主にあがなわれた者が堂々と歩む路で、愚かに迷うような者は一人もいません。そしてその国道は必ず天国に通じているのです。

今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。

【聖書】イザヤ書８章１６～２２節 ９章１～２節 【説教】「暗やみからの救い」 2019/9/22 説教：小林光生師 要約：大元鉄也

【聖書】イザヤ書８章１６～２２節　９章１～２節
【説教】「暗やみからの救い」

9:2暗やみの中に歩んでいた民は大いなる光を見た。暗黒の地に住んでいた人々の上に光が照った。

主の御名を讃美します。

　時は預言者イザヤの時代。イザヤは南王国の預言者でB.C.740年～B.C.696年に生きました。時をさかのぼりますと、イスラエル王国が分裂したのはB.C.約1千年。そこから南王国と、北王国に分裂し、北王国はB.C.721年、南王国はB.C.586年に終焉しました。

　ひどく苦しい時代に入りますが、気をつける事は静かにして恐れない事でした。恐れから逃れるため、自分の思いで動いてしまいがちですが、じっとして主の約束の時をじっとまつのが最良なのです。

　そんな苦しく暗い中、メシヤの誕生が預言されました。戦いで勝ち取るメシヤではなく、平和の救いとしてのメシヤが誕生するのです。そして時はA.D.へ。

　ひとりのみどりごが、私たちのために生まれる。ひとりの男の子が、私たちに与えられる。主権はその肩にあり、その名は「不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君」と呼ばれる。

　神のあがないによる救いの誕生。そう主イエスキリストがお生まれになりました。暗やみの中から私たちを救い、光の世界へ導かれ、そして今もなお私たちの中に生きておられるのです。

今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。

テケテケ
※要約はメッセンジャーが語った事を筆者が感じ受け取った事を記しています。

【聖書】ホセア書３章１～５節 【説教】「真実な愛のすごさ」 2019/9/15 説教：小林和子師 要約：大元鉄也

【聖書】ホセア書３章１～５節
【説教】「真実な愛のすごさ」

3:わたしは彼女に言った、「あなたは長くわたしの所にとどまって、淫行をなさず、また他の人のものとなってはならない。わたしもまた、あなたにそうしよう」と。

主の御名を讃美します。

　台風15号の豪雨被害を受けられた関東の方々の心身ともの回復を祈ります。

　今週のメッセージはホセア書から語られました。ここからのメッセージは過去私のメッセージ要約を見ても珍しい箇所で個人的には少し解り辛いと思っていました。今日どのように解かれたのか見てまいります。

　まず時代ですが、ホセアはイザヤの少し前の預言者で、バビロンへ捕囚される前の出来事です。

　タイトルに含まれている『すごさ』を感じにしますと『凄さ』となります。ニズイに妻と書きます。ニズイは凍ったとかに使われていますので、氷のような妻。そんな意味なのでしょうか？　私の妻は暖かいですが・・・

　ホセアは神が示された女性ゴメルを妻として迎えました。結婚して妻ゴメルはホセアの子、また他の男性の子を合計３人産みました。他の男性の子？？？
ゴメルは他の男性とも関係をもつ女性でした。そんなゴメルを愛せよ、そうホセアに語るのです。あなたの妻（夫）が他と関係を持ってもあなたは愛し続けられますか？　ゴメルは囚われてしまいます。
「こんな妻はいらない！」そう思うかもしれませんが、ホセアは銀15枚を払い捕囚から解放します。

　ゴメルは自分で立ち直る事の出来ない女性でした。ホセアのフォローなしに生きて行く事は出来ませんでした。心を開き自らを律する事ができないゴメルですが、それでもホセアは愛し続けたのです。

　あなたは物凄い愛で守られています。それはホセアが愛したように、主イエスは、どうしようもない私たちを自らの命と引き換えに助けてくださったのです。これ以上の愛は他にはありません。

今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。

テケテケ
※要約はメッセンジャーが語った事を筆者が感じ受け取った事を記しています。

【聖書】詩篇１１８篇１９～２６節 【説教】「われらの目に驚くべき事」 2019/9/8 説教：小林和子師 要約：大元鉄也

【聖書】詩篇１１８篇１９～２６節
【説教】「われらの目に驚くべき事」

24:これは主が設けられた日であって、われらはこの日に喜び楽しむであろう。

主の御名を讃美します。

　先週は前倉敷教会牧師でした山脇望教師と柵原では山脇正子教師をお迎えし、特別伝道礼拝が持たれました。午前の礼拝、夕礼拝とも普段教会から離れている方々もお越しになり、メッセージを聞かれ力を得て帰られました。貴重なご奉仕に感謝いたします。

　さて今週の聖書箇所ですが、バビロン捕囚からイスラエルに帰ってきた民の詩です。前詩117編からの続きとなりますが、前詩は聖書で最も短い篇（章）で2節しかありません。しかしその中には、「主のまことはとこしえに絶えることがない。」と主に感謝を捧げているハレルヤ詩篇となっています。

　ここで目に留める箇所は「捨てられた石」です。日本の家屋は木材で作られる事が多いのですが、イスラエルは「石」で作られる家が多いようです。そこで切りだされた石を組んで行くと余った石が出てきます。その捨てられた石が家の礎として支えているのです。これは驚くべき事だと思います。
　捨てられたとは、無視されたとか、蔑まれたの意味がありますが、まさに主イエスキリストの事だと思います。そして主は私たちが受けなければならない罰を主が全て取り去ってくださったのです。

　主の十字架で私たちは楽しみ喜ぶ事が出来ています。そしてその楽しみ喜びは、主の再臨の時に最大になるのです。来たりませ・・・

今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。

テケテケ
※要約はメッセンジャーが語った事を筆者が感じ受け取った事を記しています。

【聖書】マタイによる福音書１３章４４～４６節 【説教】「あなたの値打ちを知っていますか」 2019/9/1 説教：山脇望教師 要約：大元鉄也

【聖書】マタイによる福音書１３章４４～４６節
【説教】「あなたの値打ちを知っていますか」

44:天国は、畑に隠してある宝のようなものである。

主の御名を讃美します。

　本日は前倉敷教会牧師でした山脇望教師をお迎えして特別伝道礼拝が開かれました。倉敷の講壇には約三年半ぶりに立たれました。

　本題に入る前に、マーチンニベラ師が語られた事を話されました。師は第二次大戦中にナチスに抗議し囚われの身となりました。時が経ち戦争が終わり解放されて何度も同じ夢を見ました。それは「おまえは何か申し開きする事はないか？」とヒトラーが質問されている場面だったそうです。そしてヒトラーは「私は生前イエスキリストという人の事を誰も私に話してくれなかった」。そう言っていたそうです。
　日本に目を向けると、一度もイエスキリストの話を聞いた事がない人の多い事。世界で一番神から離れている民族だといえます。本当にヒトラーではありませんが、後で後悔しないようにしないとなりませんね。

　聖書に入りますが、ここでは天国の事を話されています。天国は場所だけの事ではなく、その内容の事を話しています。ここでは二つの事にスポットを当て見てまいります。

　①天国は、畑に隠してある宝のようなもの
天国は隠されている宝のようなもの。数年前イスラエルに旅行した際、イスラエルはダイヤの加工、販売が世界一と説明を受けました。イスラエル民族は地を追わればらばらになりましたが、小さくて磨けば価値が出るダイヤを持って移動してきたそうです。宝とはいざと言う時、身を守ってくれるものでした。

　②天国は、良い真珠を捜している商人のようなもの
仕入れて（作って）売りお金をもらう。これは会社員も公務員も当てはまります。また良い真珠を探している商人のようだとも。自分の財産をそれに当てて手に入れるのです。集めはしますがコレクターとは違い、手に入れたものを人に売り、自分も買った人も喜ぶのです。

　天国は見つけるもので、また見つけられるものでもあります。時には全てを売り飛ばして手に入れなくてはならない時もあります。
　ヨハネ3：16に、イエスが私たちを救うためにご自身の命さえ死に渡されました。私たちはそれほどまでに愛され、それほどまで値打ちがあるのです。あなたは磨けば何千倍も価値がでるダイヤの原石で、神はあなたを探し求めておられます。

今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。

テケテケ
※要約はメッセンジャーが語った事を筆者が感じ受け取った事を記しています。