倉敷ホーリネスチャーチ

聖書のみ言葉、キリスト教のメッセージ、また旅情報など、テケテケが伝えしています(日本ホーリネス教団)。

【説教】「最も大事な出来事」 2016/10/30 小林光生師

2016年10月30日 | メッセージ
【聖書】コリント人への第一の手紙15章1~11節
【説教】「最も大事な出来事」 

10:しかし、神の恵みによって、わたしは今日あるを得ているのである。そして、わたしに賜わった神の恵みはむだにならず、むしろ、わたしは彼らの中のだれよりも多く働いてきた。しかしそれは、わたし自身ではなく、わたしと共にあった神の恵みである。

主の御名を讃美します。

 本日は礼拝の中で、ギデオン協会のM兄が活動内容の説明と証をされました。今日できる献金を捧げさせて頂きましたが、主の御名が崇められますよう、今後の活動も祈り応援いたします。ギデオン協会の活動目的は「人々をイエス・キリストの救いに導く事」で、15章でパウロが民に語った「最も大事な出来事」と主旨は同じだと思います。
最近スポーツを見ていると「救世主あらわる」とか「神ってる」など、何でもかんでも「神」に祀り上げているようです。この日本でも、何となく神さまはいるのでは? と思う人もいるでしょう。それが本当の神に向かず、八百万に向かっているのが日本人で何とも悲しいところです。
さて聖書に入りますが、パウロは大切な出来事とは何と語っているのでしょうか。以下3つの視点で見てまいります。

(1)キリストが十字架にかかられた原因
「今から2千年も前の事だから私には関係ない事だね」と思う方がほとんどでしょう。しかし今を生きている私やあなたの罪のため、遡って十字架にかかられ、主を信じる者から罪を取り去ってくださっているのです。それは今も継続中の事です。十字架にかかった事(過去形)、死んで葬られた事(過去形)、そして甦られた事(完了形)が最重要な出来事とパウロは語っています。過去に起こった事実をそのまま確認し、受け入れる事が大切です。

(2)いたずらに信じていない
パウロは元々、主イエス・キリストを信じる者たちを迫害していました。自分の考えだけで動いていたのです。しかし主はパウロをほっておかれず、パウロ(旧名サウロ)よ、と声をかけられました。パウロの目からうろこのような物が落ち、目が開かれ神を、主イエス・キリストを信じる者へと変えられました。パウロは自分の経験や思いだけで動く者でなくなり、なぜ主が十字架にかかられたのか、よく考えて語る者となったのです。

(3)最も大事な出来事
主イエス・キリストは、私の罪ため、あなたの罪のために十字架にかかられた事実を認め主を信じる事が最も大事な事だと思います。「私は刑務所に入るような罪は犯していない」そう思う方ばかりでしょうが、自分では「あの時、救いの手を伸ばしていたら良かった」とか、「横断歩道で歩行者がいるのに止まってあげなかった」。これは重大な罪以外のなにものでもないのです。罪は罪で、大小の事ではありません。それをまず認める事が大切な事なのです。

 願う事ならば、主の福音が全世界に、この日本に広がり、人を思いやる人と変えられますように。主は私やあなたの罪のために十字架で死なれ、葬られ、甦られた事実を確認し、信じる事のできる知識がありますように。自分を神とせず、全能の神を神とする事ができますように。

今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。

テケテケ
※要約はメッセンジャーが語った事を筆者が感じ受け取った事を記しています。

報告と消息
○10月30日(日) 礼拝中にギデオン協会の方が証をされました。
○11月 6日(日) ファミリー礼拝の中で子ども祝福式を行ないます。
○11月27日(日) 礼拝後役員会があり、その最初に洗礼を受ける方の試問の時をもちます。お祈りください。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【説教】「愛を追い求めなさい」 2016/10/23 小林光生師

2016年10月23日 | メッセージ
【聖書】コリント人への第一の手紙14章1~12節
【説教】「愛を追い求めなさい」 

1:愛を追い求めなさい。また、霊の賜物を、ことに預言することを、熱心に求めなさい。

主の御名を讃美します。

 先週、鳥取県倉吉市付近を震源とする大きな地震が起こりました。倉敷教会の兄貴的な教会、柵原キリスト教会のM牧師ご夫妻も倉吉市にお住まいで心配していました。後に詳細が解かり、無事との事でした。ただ棚から食器などが落下していて、岡山県に一時避難されているとの事でした。震源は今まで発見されていなかった断層でした。熊本といい、活断層の移動で大地震が頻発しています。そして活断層の真上には、原子力発電所が建っていて、今も稼働しているのが現状です。大きな被害が出る前に命を守る行動が出来ないものかと地震があるたびに思う私です。
さて本日は『愛』について3つの視点から見てまいります。

(1)愛の種類
愛と言ってもいろんな種類があります。男女の愛「アガペー」、人の愛「フィレオ」、そして神の愛「アガペー」です。本日は神の愛「アガペー」について見てまいります。愛については前章の13章で大切なものが3つあり、信仰、希望、そして愛。最も大切なものは愛だとパウロが語っています。そして神の愛は自らが追い求めなさいと私たちに伝えています。

(2)どこで神の愛を得るのか
神の愛を得る場所は『キリスト教会』です。主を呼び求める人が集まる場所に主なる神がともにおられるからです。神は人々に愛を与え、それぞれに合ったタラントを与えられています。そして預言をする者や、異言を発する者を与えられています。異言とは「舌」の意味がありますが、使途に精霊が下る時、舌のようなものに包まれ異国の言葉で語った事からそう表現されているのかと思います。パウロは異言を語る者を妨げないように、また預言する事を教会で熱心に求めなさいと勧めています。その事が教会の徳を高め、家庭をも健やかに建て上げられるのです。

(3)女性の立場について
表に出る際、当時の女性はペールをかぶり顔を隠していました。パウロはペールをかぶるべきだとも、取り去るべきだとも言わず、自らの判断に従うのが良いと言っています。当時は女性が表にでて述べる事を良しとしていなかったようです。聖書には当時の様子そのままが記されていますが、女性の働きで現在の教会が守られていると言っても過言ではありません。当時の女性の立場を確認するだけで、読み飛ばして良いと思います。

 「愛を追い求めなさい」 どこで? 正統的なキリスト教会で。 どの様な愛を? 神の愛「アガペー」を。 なぜ追い求めるの? 教会、家庭で得を高め健やかに過ごす事ができるように。主なる神の愛が、あなたの心の奥底に届きますように。

今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。

テケテケ
※要約はメッセンジャーが語った事を筆者が感じ受け取った事を記しています。

報告と消息
○10月16日(日) 青年賛美大会が広島教会で開催されました。
○10月23日(日) 礼拝後愛餐会があります。その後役員会。
○10月30日(日) 礼拝中にギデオン協会の方が証をされます。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【説教】「主のことばは清き言葉」 2016/10/16 小林和子師

2016年10月16日 | メッセージ
【聖書】詩篇12章1~8節
【説教】「主のことばは清き言葉」 

6:主のことばは清き言葉である。地に設けた炉で練り、七たびきよめた銀のようである。

主の御名を讃美します。

 この歌はシェミニテ(八弦楽器)の演奏に合わせて歌われたもので、シェミニテは普通の弦楽器より、高音、低音が表現できる楽器です。この12篇の特徴は6節に代表されるように、御言葉詩篇になっています。御言葉詩篇は119篇が有名ですので、またの機会にお読みください。
この詩篇を以下3つの視点で見てまいります。

(1)言葉を大事にしない民
1節から作者の悲痛な思いがつづられています。もはや神を敬う人、忠信は人は消えうせたと。その人は嘘偽りを言い、二心を持って人によって話を変えるウソつきばかり。自分を神と崇め、自分さえ良ければ良いと思う民でした。まるでアジアのどこかの国のように、クリスチャン人口が1%という自己中心的な民になってしまっていました。

(2)言葉は神の言葉
しかしその地において神は立ち上がってくださり、言いくるめられたり、しいたげられた人を、安全な場所においてくださるのです。そんな世の代表が今から約2千年前にあった神さまからのプレゼント、そうイエスキリストの誕生です。神は自己中心的な世の中であっても、神の言を聞く者をほっておかれないのです。そしてその人は煉られた銀のように、純な者に変えられるのです。

(3)言葉への応答
詩篇105篇にはヨセフを試みる神の言が記されています。神の試みはヨセフだけではなく、私たちも主の日に試みを受けます。それはいつなのか、誰も知りません。いつ主の時が来ても良いように、主なる神を思い続ける事が大切だと思います。

生きて行く中、いつも楽しく有意義な時ばかりではありません。苦しみや試練の方が多いと思う事もあるでしょう。しかし主なる神は、主を信じる者をそのままにほっておかれる事は決してありません。その人は主によって煉られ、試練から脱出の道も用意してくださっているのです。

今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。

テケテケ

報告と消息
○10月10日(祝) 西日本ブロック会議が倉敷教会で開催され、大元兄が出席しました。
○10月16日(日) 青年賛美大会が広島教会で開催されます。
○12月 3日(土) 倉敷市民クリスマスが日本キリスト教団倉敷教会で開催されます。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【説教】「主のみ顔を仰ぎ見る」 2016/10/9 小林和子師

2016年10月09日 | メッセージ
【聖書】詩篇11章1~7節
【説教】「主のみ顔を仰ぎ見る」 

7:主は正しくいまして、正しい事を愛されるからである。直き者は主のみ顔を仰ぎ見るであろう。

主の御名を讃美します。

 今日の詩篇箇所は、ダビデが敵に囲まれピンチの時に歌ったものです。追っては暗闇でダビデを射ようとしています。もしベースとなる場が敵に奪われたならと主の名を呼ぶダビデが見えます。今日はこの箇所から3つの視点で見てまいります。

(1)主により頼む
敵はダビデを囲み、暗闇でダビデを射ようとしています。そんな場面でダビデは主なる神に全てを寄り頼んでいます。私たちはピンチに遭遇すると、まず自分の経験や知識、他人のアドバイスに従おう、自分の責任ではなく、経験が邪魔したのだ。とまだ結論が決まっていないうちから言い訳を考えてしまうような弱い者です。ピンチな時だからこそ、自分の力に頼らず、全てに勝る主に丸投げ出来る信仰があるなら幸いな事でしょう。

(2)主は見ておられる
主は悪しき者も直き者(正しい者)も同じように見ておられます。ただ見ておられるのではなく、あなたを調べておられます。完全なる調査、隅から隅まで調べておられます。しかし主はあなたの外見や飾りを見られてはおられません。あなたの思うこと、心を見ておられるのです。自分が自分に嘘がつけない、その心を見ておられ全てをご存じなのです。

(3)主のみ顔を仰ぎ見る
主のみ顔を仰ぎ見る者とはどんな人でしょう? 仰ぎ見る姿はどんな格好でしょう? 主を上から目線で見下ろす人ですか? それともひれ伏して下から見上げる人ですか?
仰ぎ見る人は、素直な心でそのままを受け入れる人です。あれこれ裏を見ようとしたりしない人です。
旧約の時代、主がエジプトを脱出した民に怒りを持たれ、毒蛇に民を噛ませました。主はモーセの杖の先に蛇を置き、それを仰ぎ見る人は救われました。主を下から仰ぎ見た事を主が良しとされ癒されたのです。この杖と蛇のロゴは今救急車のマークとして使われていて、人を救っているのです。

 2016年度も半分の期間が過ぎ、各教区でも教区会がもたれていると思います。私の所属する中国教区も10月3日に中国教区会が広島で開催され代議員の私も出席致しました。そして今週の10月10日には、西の教区が集まる西日本ブロック会議(近畿、中国、四国)が倉敷教会行なわれます。主のご計画の元進んでいますが、全てをご存じの主が最初から最後まで祝福くださいますように。倉敷に向かう安全を守られますように。

今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。

テケテケ

報告と消息
○10月 3日(月) 教区会が広島第一教会で開催されます。倉敷教会からは、小林先生ご夫妻と大元兄が出席しました。
○10月10日(祝) 西日本ブロック会議が倉敷教会で開催され、大元兄が出席しました。
○10月16日(日) 青年賛美大会が広島教会で開催されます。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【説教】「愛は勝利する」 2016/10/2 小林光生師

2016年10月02日 | メッセージ
【聖書】コリント人への第一の手紙13章1~13節
【説教】「愛は勝利する」 

13:このように、いつまでも存続するものは、信仰と希望と愛と、この三つである。このうちで最も大いなるものは、愛である。

主の御名を讃美します。

 台風18号が沖縄から九州西部、山陰へと北上し、その後は東北へ向かうようです。大きな被害となりませんよう祈ります。
 この箇所は、キリスト教結婚式で読まれる有名な箇所で「愛の章」とも言われています。愛は何に勝利するのか、以下3つの視点で見てまいります。

(1)神の愛は誰に与えられているのか
結論は、私たち全能の主なる神を信じる全ての人に与えられています。コリントの教会へ集う人々に神の愛(アガペー)をパウロが伝えています。愛は人が最初から持っていたのではありません。神から、主イエスキリストから受けた一方的な愛によって、信仰によって愛を受け、また隣人に与える事ができるようになるのです。

(2)カリスマの愛
カリスマとは、主イエスキリストを信じる人々に与えられている賜物です。一人ひとり違う賜物を受けています。ある人は伝道を、ある人は教える事を、またある人は祈る事を。それぞれに応じたカリスマを大胆に用いる事が大切な事なのです。

(3)愛は勝利する
では愛は何に勝利するのでしょうか? それはこの日本全体を変え神に帰する事、そんな素晴らしい事が出来るのです。自分勝手に自分の思いだけで動き回る日本人。その考え自体に勝利する事ができるのです。愛は、「する事」と「しない事」が明確に分かれています。
まず「する事」とは、寛容で、情け深い。心理を喜び、すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを耐える事が大切です。
また「しない事」は、ねたむことをしない、高ぶらない、誇らない、不作法をしない、自分の利益を求めない、いらだたない、恨みをいだかない、不義を喜ばない。
「こんな事、私にはできない!」と思わるのは当然です。今なくても、物事に望む時、少しでも主に祈りつつ心に留める事ができたら幸いです。

 愛を求め信仰を深めたために不幸に陥った方もおられます。その方は正統的なプロテスタント教会、カトリック教会へ集ったのではなく、エホバの証人やモルモン教などの異端とされるキリスト教とは無関係の団体に集い、愛の向きを変えられてしまったのです。しかし神はそこから脱出させてくださり、今では正統的なキリスト教会へ導いてくださったのも事実で愛に満ちたクリスチャン生活をされています。本当に主なる神に「ハレルヤ」です。
人が作った宗教や、エゴから生まれたもので勝利する事はできませんが、神に自分を丸投げする時、あなたは全てから解放され、神の時に勝利すると思います。
※エホバの証人、モルモン教などでお困りの方がおられましたら、全国の正統的なキリスト教会へご相談ください。

今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。

テケテケ
報告と消息
○10月 3日(月) 教区会が広島第一教会で開催されます。倉敷教会からは、小林先生ご夫妻と大元兄が出席します。
○10月10日(祝) 西日本ブロック会議が倉敷教会で開催されます。倉敷教会から大元兄が出席します。
○10月16日(日) 青年賛美大会が広島教会で開催されます。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする