「たぬきせんべい」の山ある記

ニフティの「山のフォーラム」が消滅したのでブログを始めてみました

【日光周辺】葛老山から五十里ダムへ

2012-10-13 21:37:45 | 道不明瞭

【日 程】2012年10月13日(土)日帰り
【山 名】葛老山
【メンバ】単独
【天 候】曇り時々晴れ
【参 考】栃木百名山ガイドブック改訂新版(栃木県山岳連盟)
【コース】湯西川温泉駅(9:00)→葛老山(10:40)→五十里ダム(14:40)

一昨年の12月に川治湯元駅から葛老山を目指したものの、天候が悪くて途中から送電線巡視路を辿って五十里ダムの駐車場付近に下りました。今回は野岩鉄道の湯西川温泉駅から葛老山にまず登って、五十里ダムの五十里湖と川治ダムの八汐湖に挟まれた尾根を下りました。
湯西川温泉駅を出ると隣に道の駅があります。その駐車場奥に案内板と登山口があります。登山口から葛老山頂へはとても良く整備された道で、土曜日というのに誰も登っていないのがもったいないと思うほどでした。また、山栗の多い山で、登山口から頂上付近までたくさんの実が落ちていました。頂上は樹林の中で、樹間からダム湖が見下ろせるもののあまり展望はありません。
頂上から登って来た道を戻り、山頂から0.4k、湯西川道の駅へ2.4kという標識のある場所で、登山道は左へ下って行きますが、右の踏み跡も無い笹原に踏み込んで行きます。下りはじめに出てくる岩場で尾根を右に外しましたが、すぐ左へトラバースして尾根に戻ります。このあたりから微かな踏み跡が見られるようになります。緩やかな下りを行くとやがて左が崖になっている痩せ尾根を通過する時、左手が開けて五十里湖を見下ろすことができます。(写真)このコースで一番の展望でした。その後は進むにつれて笹の丈が高くなり、途中に出てくるピークへの登りではやや面倒な藪こぎになります。やがて右手に川治ダムを見下ろせるところで急斜面が出てきます。左から巻くように下って振り返ると、大きな岩壁になっていました。右に寄り過ぎると危ない所でした。
藪こぎに飽きてくる頃、左手が沢状になってその向こうに別の尾根が見えました。尾根の分岐で間違えてしまったかと思い、沢に下ってさらに左へトラバースして行くとやがて送電線巡視路に出ました。さっきの尾根で間違いなかったわけですが、仕方が無いのでこの送電線巡視路を下りました。下り着いた所は五十里ダムの少し上の、五十里ダムから川治ダムへ抜ける葛老トンネルの分岐付近でした。送電線巡視路は五十里ダム付近で分断されていることがわかりました。
五十里ダムのバス停で時刻表を確認すると20分ほどの待ち時間でしたが、きのこ採り帰りの親切な方が鬼怒川公園駅まで車に乗せて下さり、お土産のきのこまで頂戴しました。

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