「たぬきせんべい」の山ある記

ニフティの「山のフォーラム」が消滅したのでブログを始めてみました

【丹沢周辺】宮ヶ瀬から高取山

2006-04-10 22:42:35 | ハイキング

新宿駅から宮ヶ瀬ハイキングパスを利用し、山は久しぶりの81歳になる母を含む家族4人で宮ヶ瀬の仏果山登山口から高取山に登りました。晴れているが、時々冷たい風も吹き、霞がかかって展望は今ひとつでした。風の当たらない所では暖かく、ゆっくり休め、母の足にあわせたのんびりハイキングを楽しみました。愛川ふれあいの村に下ると、桜は満開でミツバつつじも綺麗でした。

【日 程】2006年4月9日(日)
【山 域】丹沢周辺
【山 名】高取山
【メンバ】本人、母、妻、長女
【天 候】晴れ
【参 考】山と高原地図28丹沢(昭文社)
【コース】仏果山登山口バス停(10:40)→高取山頂(12:50-13:20)→愛川ふれあいの村野外センター前バス停(15:20)

本厚木駅で降り、宮ヶ瀬行きバスに乗る。バスの出発時刻になると超満員になった。小さな子づれのお年寄りが乗ってきたので、私と長女で席を譲った。近くに座っていた若者は眠ったふりだった。仏果山登山口で大きなグループが下車した。当然、登山口から登ると思ったのだが、グループは宮ヶ瀬湖に沿って奥へ歩いていく。

仏果山登山口からいきなり急な階段を登る。母はハイキングと言えるものは一年以上行っていないので心配したが、ゆっくりの登りながら案外大丈夫だった。歩き出しは暑かったが登るにつれ冷たい強めの風が吹くようなっってくる。途中のベンチで一休みしたが、風の当たる場所で寒かった。夏の時季なら休憩するには涼しくていい場所かもしれない。宮ヶ瀬越に着くと半原方面の見晴らしが大きく開け、のびやかな感じを受ける。ここは仏果山との分かれ道で、頂上の展望台も見えるが、より低く時間のかからない高取山方面に進む。

このあたり、山ヒル注意の看板がある。まだ大丈夫だろうが梅雨あたりから先はあまり来たくないと思う。高取山の山頂はなかなか見えてこないが、突然、山頂に着いて展望台が現れる。展望台の周囲にベンチがあり風も当たらないのでこの時期の休憩には暖かくて良かった。そばに桜の木がありソメイヨシノではなさそうだが、蕾が大きく開花し始めていた。ゆっくり休んでから展望台に登ってみる。眼下に宮ヶ瀬湖の全体が見え、大山から東丹沢の山々が見渡せるが残念ながら霞んでいた。そして風が冷たく寒い。

頂上からはふれあいの村方面に下る。下り始めは急で、母は足下がおぼつかないので手をつないで下る。樹林帯に入ると比較的良くなるが、時々手をつないで下る。ダムの堰堤が近くに見えるようになり、分かれ道となる。ここは右へ行く。道もなだらかになって、下って行くと山桜も咲いている。車道を横切り、さらに下ると分かれ道となり、案内があってふれあいの村方面は左へ直角に曲がるようになる。直進方向は字が消えかかっているがバス停と書いてあり、こっちが近道かと思ってまっすぐ進む。しかしこの道は雨でえぐれた悪い道になってしまった。

やがて車道をくぐって、舗装道路に出る。里の桜やミツバツツジがきれいに咲いていてお花見をしている人もいる。結局、ふれあいの村の前を通っていくので、さっきの分かれ道は左をとるべきだったようだ。ふれあいの村の桜も綺麗だった。バス停まで結構あって、バスの時刻にかろうじて間に合った。このバスも始発から乗ってくる人が多く、たいへん混雑していた。しかも駅近くで渋滞して長時間かかってしまった。