「たぬきせんべい」の山ある記

ニフティの「山のフォーラム」が消滅したのでブログを始めてみました

【奥多摩】紅葉の浅間尾根から鷹ノ巣山

2005-11-05 22:34:31 | ハイキング

「奥多摩の山と自然」のホームページのリアルタイム情報を参考にして浅間尾根から鷹ノ巣山に登りました。浅間尾根の中腹は紅葉が見頃で楽しみながら登れます。また下りにとった榧ノ木尾根は倉戸山まで紅葉が進んでいました。写真は鷹ノ巣避難小屋前の紅葉です。

【日 程】2005年11月5日(土)日帰り
【山 域】奥多摩
【山 名】鷹ノ巣山
【メンバ】本人、妻
【天 候】晴れ
【参 考】山と高原地図23奥多摩(昭文社)
【コース】峰谷(8:30)→奥(9:30)→鷹ノ巣山(12:45)→倉戸山(14:45)→女ノ湯(16:00)

午前中に一本しかない峰谷行きのバスはちょうど満席になるぐらいで、ほとんどの乗客が終点まで行く。しばらく車道を行き、三沢の集落から山道となる。妻の調子がなかなか上がらなくて、他のハイカー全員に抜かれてしまった。奥の集落で再び車道に出ると、ここまで車でやって来たグループに会う。他にも何台か車が車道の脇に停めてある。すばらしい天気になり、日なたは暑いくらい。

山道の取り付きは急だが、すぐに山腹を緩やかに巻く道になり、右に曲がって鳥居をくぐると尾根道になり、傾斜が増してくる。唐松の黄葉を見て、ジグザグの登りとなり、じっくり登っていくと、やがて植林帯が雑木に変わって見事な紅葉が見られる。自転車で来た2人と出会い、言葉を交わす。榧ノ木尾根を下る予定とのこと。今年の紅葉はどこでも例年に比べて多少、鮮やかさに欠ける感じはするが、ここから延々と続く紅葉のトンネルは楽しめた。

鷹ノ巣避難小屋に着くと広々して雰囲気が良く大きな木が美しく紅葉している。ベンチもあって奥の集落で出会ったグループなど何組かはここで大休止して宴会でも始めたようだ。賑やかな笑い声を後ろに聞きながら、鷹ノ巣山への登りにかかる。振り返って見る伸びやかな雰囲気の尾根道にも心が洗われる。このあたりはすっかり葉が落ちて、見通しが良い。午後になって景色は霞み加減になってきたが、雲取山、飛竜山方面の展望が広がる。鷹ノ巣山頂上は十数名程度と思ったほど多くなかった。浅間尾根や榧ノ木尾根が紅葉している様子がわかるが、ちょっと霞がかかってしまったのが、残念だった。

石尾根を気持ちよく下り、榧ノ木尾根に入る。榧ノ木尾根は上から下までずっと紅葉が続いく。倉戸山の頂上でも紅葉した大きな木が見られた。ここからは急斜面の下りで女の湯のバス停に出る。バス停前の奥多摩湖岸も綺麗に紅葉していた。