「たぬきせんべい」の山ある記

ニフティの「山のフォーラム」が消滅したのでブログを始めてみました

【奥武蔵】岩根神社のミツバツツジ

2005-04-17 21:35:47 | ハイキング

花見ハイク(または観光ハイク)で埼玉県長瀞町の岩根神社のミツバツツジを見てきました。岩根神社は山の中腹にあり、ミツバツツジの群落も見事でしたが、桜も見頃でした。また、麓の民家の庭のしだれ桜や桃の花など花づくしのハイキングでした。

【日 程】2005年4月17日(日)日帰り
【山 域】奥武蔵
【山 名】金ヶ嶽(373m)
【メンバ】本人、妻、次女
【天 候】晴れ
【参 考】山と高原地図22奥武蔵・秩父(昭文社)
【コース】野上駅(10:00)→岩根神社→植平峠→金ヶ嶽(春日神社)→喫茶店休憩(14:20-50)→法善寺→長瀞石畳→長瀞駅(16:40)

野上駅を右に出て踏切を渡り、真っ直ぐ進んで長瀞ライン下りの舟を眺めながら高砂橋を渡る。道の右側にある長瀞元気プラザの人から宣伝のちらしを渡される。埼玉県に住む人は一泊二食で2千500円とは安い。突き当たりを左折する。きれいに飾った喫茶店があり、妻は帰りに寄ってみたいねという。民家の見事な枝垂れ桜に思わず立ち止まったり、綺麗な花々に見とれながら行く。

桜と桃の花の咲く民家の脇の道を右へ入って登りになる。やがて、車道に出たところも桜とミツバツツジが綺麗だ。この車道は岩根神社への車が行き交い、狭くて歩く人も多くて危ない。しかもかなり歩きでがある。所々、ミツバツツジが見られるようになり、やがてツツジ園の下の入り口へ。ここで入園料を徴収している。一人、500円は少々高いと思った。

しかし、ミツバツツジの大群落はなかなかのもの。どれも巨木でツツジのトンネルの中を歩く。樹齢百年を越す千株もの大群落とのことである。岩根神社はいったんツツジ園から出て車道を渡る。神社にお参りしてから、日陰を探して座り、満開の桜とミツバツツジを眺めながらお昼にする。眠くなるような陽気でゆっくりすごした。

岩根神社を後にして、車道を登って行く。右に舗装されてない林道が別れ、そちらに入ると林道の終点から山道になる。さっきまでの喧騒は消え、行き交う人もない静寂へ。花は無くても静かな山道は何かほっとするものがある。春日神社への道を取る。途中で30人ほどの新ハイキングの人たちとすれ違う。

やがて春日神社の裏に出る。脇の小高い所を登って見ると、木の幹にテープを巻いて金ヶ嶽373mと書いてある。ちょっと拍子抜けする山頂である。さらに下って行くと、どこで別れ道を見落としたか、藪っぽい道になってしまった。水の無い沢状を下り、それでもすぐに正しい道に合流した。なだらかな道を下って行くと、春日神社の鳥居があって車道に出る。左に行けば枝垂れ桜の見られる法善寺だが、いったん右に行き、気になっていた喫茶店に入る。すてきな喫茶店でゆっくりした。

今度は法善寺に向かう。境内の枝垂桜は大きく立派なものだが、残念ながらほとんど散ってしまっていた。しかし雨情桜などほかの花々が美しかった。野上駅に向かって行き、高砂橋を渡ってから桜並木を長瀞へ向かう。桜は散りかけていて、風が吹くと激しい花吹雪になる。長瀞石畳を見物してから長瀞駅へ。駅前の枝垂れ桜も満開で花づくしの一日でした。