泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

新国立劇場「TIME」

2024-04-09 21:58:41 | 丹下一の泡盛日記
火曜日、朝ごはんを食べていたら激しい雨に。
雨音を聞きたかったので、なんだか面白かった。
以前はアパートでもサッシの窓なんてものはなくて、雨音を聞きながら酒を飲むのもいいもんだと楽しんでいた。
雨に濡れるのは好きではないけれど、部屋の中で雨音を聞くのはいいもんだ。
と思いつつ連れ合いと雨の中を駅まで歩いて新国立劇場へ。
ダムタイプを初めて知ったのは京都の無門館の遠藤さんから。
元々が美術や音楽の分野からパフォーマンスを通じて演劇につながってきたので、強い興味を持った。
もちろん自分には「演劇」の修行が必要だったのだけど。
この日の舞台は、本当に素敵で、この数十年の何かが花になったかのような時間だった。
会場で偶然にプレイバッカーズのメンバーに会って驚いた。
そして、嬉しかった。
というのも、プレイバックシアターの世界の人と自分の公演以外の劇場で会ったのは、初めてかもしれないからで。
自分の(プレイバッカーズでの)ピアノの音を褒めてくれる人は、多分、今日この会場で流れた音に触れたことはないだろう、と勝手に不貞腐れている。
なので本当に嬉しかった。
そして、舞台のクオリティが素敵に美しくて。
コンセプトは、この世界の住人なら誰でもやったことも、妄想したこともあることだらけなのだけど、それをきっちりと具現化してくれたことが本当に素敵だった。
(口で言うだけなら世界平和は5分でできる)。
なので、もちろん終了後は連れ合いと三丁目でぐいっと(^o^)/
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