泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

ワルシャワDAY 2

2023-03-30 07:13:32 | 丹下一の泡盛日記
木曜日、早起きして散策。
その後、懐かしのワルシャワ大学へ。
1997年、中央の植え込みはなく広場になっていた。
両脇のベンチを観客席にして舞台を上演した。
雨も降り出して散々だったけどほとんどの観客が最後まで付き合ってくださったのが嬉しかった。
ここがショパン博物館、ということを知らなかった。
ショパン城でパーティーやってるからいらっしゃい、と某女優に言われて。
「お城のパーティー」なるものに出かけたのもいい思い出だ。
街を歩いていると、17年ぶりとはいえ、自分で探して出かけて歩き回っていたので、身体が覚えている道がたくさんある。
ワルシャワで拠点にしていたアパートに再び。
夜は17年前にもお世話になったワルシャワ大学の先生と再会。
大変貴重で有意義なお話をたくさん伺うことができたのだった。

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17年ぶりのワルシャワ

2023-03-30 07:13:32 | 丹下一の泡盛日記
そしてワルシャワに到着。
初めてタクシーで市内に入る。
初めてのワルシャワで宿にして、父とも泊まったエウロペイスキーホテルは
ラッフルズの傘下に入り、最高級ホテルになっていて驚く。
シャワーを浴びて兎にも角にも旧市街広場へ。
街はすっかり様変わりしているのだけど、
ここへの道は身体が覚えている。
もちろん脳内はさまざまが巡っている。
父もショックを受けた銅像に久しぶりに会えた。
その後、1996年のツアーのスタッフだったMちゃんと24年ぶりの再会。
「新しい劇場」で上演されているパフォーマンスに。
演劇というよりもプレイバックシアターに近いコンセプトのパフォーマンスだった。
後ろでに縛られて膝まづき、頭を壁際の地面につけた男が一人。
それはベラルーシの平和的なデモが暴力で鎮圧されたあの時、
たくさんのデモ参加者が警察に強要された姿勢。
客席には拘束されて投獄されている人たちの写真と履歴が印刷された紙が。
壁に映し出された時計が秒のカウントダウンを刻んでいく。
観客が次々に参加していくのがわかる。
自分も膝が悪くなければ参加した。
終演後、パフォーマーと話したらベラルーシ・フリー・シアターと関係がある人で、紹介された演出もベラルーシ人だった。
その後、24年ぶりの話は尽きず。
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クラコフへ

2023-03-30 07:13:32 | 丹下一の泡盛日記
ワルシャワ3日目は移動日でもあって。
ホテルの朝ごはんはますます美味しくて、ランチを抜くつもりでガッツリ食べる。
北国の乾燥した気候で唇はガサガサになっていて。
こんな時に食べたいものがちゃんと用意されているこのホテルの朝ごはんは最高だ。
ワルシャワ駅へ。
今回、浦島太郎な自分は、こんな電車が走っているとは夢にも知らず。
そしてクラコフへ。
駅が巨大なショッピングコンプレックスにつながっていて。
どこがどこやらわからなかったのだけど、外に出てしまうと
それほど変わっているわけでもなく。
バルバカンからフロリアンスカ門を抜けてホテルへ。
もちろんすっかり「俗化」して様変わりした通りと観光客の多さにも驚く。
そして、時報がわりのラッパの音に、この教会はもっと大きな変化を見つめ続けてきたのだと考える。
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ヘルシンキ空港から

2023-03-29 13:14:41 | 丹下一の泡盛日記
フィンランドのヘルシンキ空港にいる。
エコノミークラスでの14時間はちょっときつかった。
酒の力を借りて爆睡して、ぼんやりと起き出して水をがぶ飲みして
「さあ行くぞ!」なお年頃はとっくに終わっていることを再確認。。。
初めてのヘルシンキ空港は積雪の中。
人口500万人の国とは思えない、大きくて美しい空港内。
フリーWi-Fiに繋いで「修正して送ってください」書類も無事完了。
便利な世の中になったもんだ。
ヘルシンキについたと思ったのだけど間違えて熊本だったのか、
そして、相変わらずどこかで「ゲイシャ」を見つけることもできるのだった。
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12年ぶりのヨーロッパへ

2023-03-29 13:10:12 | 丹下一の泡盛日記
火曜日の深夜のフライトで、昼間はあちらこちらと。
弟から急遽頼まれた件も無事クリアして。
お弁当持って羽田空港へ。
2011年11月にプレイバッカーズがフランクフルトで公演したのだけど、
その時以来のヨーロッパだから12年ぶりか。
この間、NYと東南アジアに入り浸っていたのは欧州での公演から遠ざかっていたからで。
過去の時間は取り戻せないけれど、バシッと背中を押されて「調査」に出かけることにした。
乗ってから気がついたのだけど、機材がB787で。
これで14時間も飛べるとは知らなんだ。
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横浜の稽古場へ

2023-03-28 01:02:49 | 丹下一の泡盛日記
前日、幸せな時間を過ごし帰宅してベッドに入りCPAPをつける前に爆睡。
いつにも増して頭がぼんやりとしたまま起床。
横浜の稽古場へ。
通う途中のこの桜を、もう6年は見ている。
そしてたんぽぽも。
この日の稽古では久しぶりに面をつけた。
つけた途端に声が変わっている。
面が要求する声になるのだった。
夜桜を見ながら駅へ戻る。
21時からプレイバッカーズのズームでの振り返り稽古が入っていて、
どうも乗り換えなどがうまくいかず、車内から参加。
帰宅してパソで続けることになった。
こんなことができるようになるなんて。
この点では本当に便利になったものだ。
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プレイバッカーズ自主公演

2023-03-26 23:34:43 | 丹下一の泡盛日記
日曜日はプレイバッカーズの自主公演。
「対面」では3年半ぶりになる。
代表のあきちゃん(小森亜紀)とえりちゃん(高橋恵理子)が丁寧に積み上げてきた時間、が花開いた。
午前と午後の1日2本は21年ぶり。
あの時、に出演していたのだけど、これは無理をした、と思った。
それが今回はなんとか行けるのだからすごい。
自分はミュージシャンなのでアクターとはかなり違うのだけど。
「おと」に深く集中することができた。
午後は、音を変えようなどと余計なことを考えたのがいけなかった時間もあったのだけど、
満席のお客様のエネルギーに助けられたのだった。
終演後はこちらも久しぶりに居酒屋で打ち上げ。
いのちゃん(猪瀬隆次)と2軒目へ。
そして、帰宅する電車内で、もちろん、爆睡:)
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怒涛のお仕事、無事終了

2023-03-25 23:29:34 | 丹下一の泡盛日記

金曜日と土曜日は、怒涛のお仕事。
昼と夜とで別の本番。
それぞれがかなりカロリーが高く、実は仕込みが大変。
体力的な不安があるこの頃だけど、そんなこと言ってられない。
久しぶりにご一緒した琉球の伝統音楽、舞踊のチームのメンバーは、
やっぱり美しかった。
もちろん琉球には密かな思い入れがあるので、以前も集中して袖から見ていた。
なので今回の成長ぶりも嬉しい。
古典や伝統に携わる人って、背筋がきちんと伸びている舞台の姿だけでなく
舞台袖の立ち居振る舞いが美しい人がたくさんいて、
ご一緒しているこちらの気持ちもシャンとする。
土曜日も昼夜とそれぞれ古典芸能で。
昼は人間国宝クラスの方だったし、夜も本当に深い時間だった。
最後の「噺」は旧知のものだけど、響きが今までとは全く違った。
今朝の仕込みは優秀なチームが45分もかかるほどで、自分は汗をかいた。
16時に終了後の夜への仕込みもそれなりに。
昼間の本番はランチを取る時間がないほど緊張の連続だったけど、
汗をかいたのはよかった。
明日はプレイバッカーズの自主公演で、自分はミュージシャン。
その前の2日間に「美しいおと」に触れさせてくれた神様に感謝。
帰宅すれば、今日も23時を過ぎていて、風呂に入って出てくれば24時は間近。
明日の午前午後の間には、10分でいいから横になると決めている。
大事な本番のたびに思う。
全ての自分の過去はこの日のためにあったのだと。
午前午後とも満席の明日は、そんな時間になるだろう。
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「椅子」

2023-03-24 10:17:01 | 丹下一の泡盛日記
木曜日、どんよりとベッドから起き出して事務仕事。
一つの公演が終わるまでに、どれほどの作業が残されていることか。
ブランチ。
全部、前夜の残り物。
夜は中野で永田雄也くんが出演する舞台を見た。
等身大の人形と映像を使った舞台。
文楽のように3人遣いで、セリフは操る役者が交互に発する。
テキストはイヨネスコの「椅子」。
40年ぶりか「椅子」というタイトルを聞くのは。
流星舎の稽古場で先輩二人が稽古しているのを見ている。
舞台を見るうちに、その時のセリフが蘇ってくる。
人形の存在感が素敵で映像も音楽も凝っている。
久しぶりにファゴット(バスーン)の生音を聞いた。
小さな劇場で上演するのが勿体無いなあ。
帰宅して、こちらも残った材料で。
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「H/Ash」ガールズの打ち上げ

2023-03-23 01:08:51 | 丹下一の泡盛日記
水曜日は「H/Ash」ガールズとの打ち上げ。
朝、別件でスーパーに寄ったらタケノコがあるでないの。
まだ3月だけどタケノコご飯にしようと、それまで考えていたメニューを変える。
とはいえ無理やりアク抜き始めて、どうなることやらだったけど。
午後には整体に行って、もう一息、だということも自覚。
そして、
タコのサラダ。
久しぶりにピザ。
後の料理は写真撮るの忘れて。
そして「H/Ash」の最後の会を見て、また飲み、
14:46の会も見るのだった。
最後には、一本締め。

みんなが帰った後、一人で夜桜見物。

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