泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

「ノスタルギガンテス3」稽古、DAY 2

2021-11-30 23:39:24 | 丹下一の泡盛日記
眠れない夜が明けて、ぼんやりとベッドから抜け出す。
例によって夜明けになると舞台のイメージがたくさんやってくる。
それを抱えてコーヒーを飲む。
午前中、2015年に仙台で上演した「ノスタルギガンテス2」のビデオを茅根さんと観る。
この時、トランペットで参加してくれた内田さんが体調不良で不参加なのが本当に痛い。
人手が足りないなあ。

茅根さんが泊まっているとご飯のレベルが上がるのだった。
チラシ、ようやく入稿。
自分の責任なんだけど、こんなスケジュールやるだろうか。
ひどいもんだ。


デザイナーさんに感謝。
夜は「平家物語」のワークショップ。
茅根さんもゲストで参加。
元生徒たちは大喜び。
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「ノスタルギガンテス」の稽古再開

2021-11-30 00:27:38 | 丹下一の泡盛日記
月曜日、体が重たくてベッドから出られない。
二日酔い、というよりもなんだろう、この重たさは。
昼近くなって何か胃に入れようと起き出して。
玉ねぎ1個をスライスしてインスタントラーメン。

再びベッドに戻る。
今日から「ノスタルギガンテス」の稽古再開。
出演者が全員集まる。
仙台の茅根利安さんも我が家に滞在の予定。
食材の買い出しが必要、と起き出してスーパーへ。

ちゃんと買い物するの久しぶりだなあ。
茅根さん、スキンヘッドで登場。
頭の形がいい。かっこいい。
上田貘さんも交えて稽古はいい感じで進行。
終了後は我が家で、久しぶりに役者たちとの晩御飯。
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「野盗、風を走る」終了

2021-11-30 00:18:00 | 丹下一の泡盛日記

日曜日は「野盗、風を走る」の最終日。
富士山は今日もエールを送ってくれる。
なんだかんだで一年以上を費やしている。
そして、こんな素敵な役は二度と来ないだろう、てなくらいなお役をお預かりしている。
直前にキャラクターの大きな変更があって、
とりあえず一日で造ったのだけど、
やっぱりまだぎくしゃくするところもあった。
最後の日には、ようやく間に合い、
役者としては納得ができる出来だった。(と思う)
それにしても出の直前に演出がやってきていきなりメイクされたのは、
かなり謎で。
「なんで一人だけメイクしてたんですか?」と聞かれたのは当然だろう。
それでもキャリアのある先輩方とご一緒できたのは、幸せだった。

劇場は、元の「何もない空間」に戻った。
オフィシャルな打上の後、客演組で居酒屋に。
へろへろになって帰宅。
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初日、無事……終了

2021-11-28 07:53:52 | 丹下一の泡盛日記

そして「初日」はやってきた。
午前中に「ぴあの座」の3人によるコンサートがあり、
何もできないのだけど応援したくて、集合時間より早い9時に入る。
3分を過ぎていたのだけど、すでにリハーサル真っ最中。
50分の短いコンサートだったけど、濃い内容に大満足。
ガーシュインの「ラプソディ・イン・ブルー」ピアノ版を初めて聞いた。
以前にオーチャードホールでオペラで観た事がある。
灯人(渡邊灯人)とゆうと(酒井悠登)の組み合わせが非常に興味深く。
ゆうと、音大卒業時にラフマニノフとか弾いていたのに、かなりブルースが入っている。
午後はこちらの本番。
なんせゲネプロはもちろん通し稽古もテクリハもなしで突っ込んでいる。
稽古では一度もしなかった事をしてしまい自分の台詞を忘れてしまう。
若い共演者に助けられた。
それでもそこから取り戻して、本番ならではので気になった、と思う。
課題は、最後か。
今日はこの1年半のゴールになる。
終演後の酒が楽しみだ。
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「野盗、風を走る」小屋入り

2021-11-27 07:39:49 | 丹下一の泡盛日記

それでも夜明けはやってくる。
金曜日は、昨年から本読みを続けてきた「野盗、風を走る」の小屋入り。
朗読でラジオドラマのような配信を、という話が朗読劇になり、迷走。
原作は素晴らしい戯曲で、これをやりたい! と考えたのもよくわかる。
そして3時間半の大作をなんとかしようと苦しむのは、きっと自分でも同じだろう。
自分は一人の役者として参加しているので、演出の意向のままに動くしかないのだけど。
「台本を持っての立ち稽古の公開」みたいなことになっている。
現場は大変だ。

ゲネプロはもちろん通し稽古もテクリハもないまま、「稽古」は終了。
もちろんこういうことは何度か体験している。
それでも、初日はやってくる。
役者としての精一杯の見せ所と考えています。
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父の葬儀、無事終了

2021-11-26 10:16:01 | 丹下一の泡盛日記

木曜日の夜明け。
この日は函館から帰宅した夜に、突然旅立った父の葬儀。
94歳だった。
この季節なので、母と息子(自分と兄弟たち)とその連れ合いのみの家族葬に。
遺言にも、そうするようにと書かれていた。
本来ならば、高齢の母に代わり全てを取り仕切るべき長男の自分が、
あちらこちら飛び回っている間に
弟たちが全部やってくれる。
手を合わせつつ、悲しみよりも深い感謝の念が湧き起こる。
人間としては、完全には程遠い、頑固で不器用な人だった。
お決まりのように、自分とは衝突ばかり。
それでも、一人暮らしを心配して呼び出して二人で飲むこともあった。
不器用だけど、愛そうとする意思を強く感じ、
逗子で暮らしているときに、その変化に驚くことがあり。
そして愛された、愛されている、と深く感謝するようになった晩年。
年が年だけに覚悟はできていたつもりでも、なかなかそうはいかないものだなあ。

朝の富士山が美しかった。
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「野盗、風を走る」本番直前稽古

2021-11-24 23:14:51 | 丹下一の泡盛日記

水曜日、週末の朗読劇(「ドラマティック・リーディング」と称しているのだけど、訳せば「朗読」のことで)「野盗、風を走る」
朗読劇、と善意で翻訳。
本番前最後の稽古。
いつもより早い時間に集合。

そして色々あって始まったのは、いつもよりも遅い時間。。。
出ずっぱりで、演劇人生で初めて、というくらいかっこいい役なんだけど。
朗読だからできることで、「生」では無理だ。
稽古のない明日は人生で一回きりのイベントが入っていて、
金曜日には小屋入り。
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「平家」のワークショップ

2021-11-24 23:10:41 | 丹下一の泡盛日記
火曜日、昼間は高尾の稽古場にいて。
早めに上げてもらい、「平家物語」のワークショップの稽古場へ。
もちろんその前にシャワーを浴びて髪を洗う。
楽しい時間だった。
今季の受講生は女子だけなので、女子ウケする場面を探してテキストに。
前回、発表会に出演した一人は、素読みでも「読めるのが不思議!」と嬉しいことを言ってくださる。

富士山の向こうで赤く染まった雲もいいエネルギーをくれるようで。
終了後は中華屋へ(^o^)/
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頭を冷やせと叱られた

2021-11-23 00:39:36 | 丹下一の泡盛日記
月曜日は横浜へ。
所用を済ませ、打ち合わせランチの後は、12月の「かながわ民族芸能祭」の会議。
昨年は中止。
そして今年は無観客で配信用動画撮影の「本番」となることに。
例によって色々とあるのだけど、無事終了。

ものすごい雨の中、電車の座席に座った。
動き出したら、コロナで少し開いていた窓のひさし、かな、溜まった雨水を
頭からかぶってしまった。
バシャっと派手な音もするくらいの水量で、
近くの人が「大丈夫ですか?」と声をかけて下さったくらい。
ちょっとチリチリしていたので、神様が頭を冷やせ、と水をかけてくださったのだろう。
帰宅してそのまま「ノスタルギガンテス」の稽古場へ。
3人が揃うのは久しぶり。
そして、やっぱり3人揃うと稽古は前進するのだった。
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まさかの、が来た

2021-11-21 23:13:19 | 丹下一の泡盛日記
大きな変化の季節だと理解はしていたのだけど、
了解はできていなかったようで、
まさかの、が来た。
そして、きっと「この日を見極めていたのだろう」と思わざるを得ない。
数時間横になってホールのお仕事へ。

プロのコンサートなのが嬉しい。
こちらも睡眠不足なんか理由にならんもんね。
かなり遅くに帰宅して、風呂。
そして、やっぱり飲む。
ベッドに沈み込んで目が覚めて。
そして日曜日も「本番」のスタッフ。
予定表にお仕事が詰まっているなんて、本当に素敵だ。
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