泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

久しぶりに富士山を見た

2022-04-30 20:22:53 | 丹下一の泡盛日記

今日はホールのお仕事で。
早起きしたのと、作り置きのおかずがあったので、なんだか朝からがっつり食べてしまった。

久しぶりに富士山も見ることができて、応援されているようで嬉しい。

お仕事の方は、素敵な舞台で、こちらも大変勉強になった上、
早めに終わるという、とても幸せな日になった。
気がつけば4月が終わろうとしている。
コロナの渦中のこの2年間は、帰って自分には多すぎるくらいの作品を創り、
出演させてもらってきた。
しばらくはワークショップや稽古で「深める」時間にしたいと考えている。
と、日々、素敵な舞台に立ち合わせてもらうことになる。
ありがたい。
後は、体重をなんとか減らさないとね。
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ちょいと飲みのつもりだったんだけど、

2022-04-28 17:32:34 | 丹下一の泡盛日記

新聞に「特定養子縁組」の子どもの話が掲載されていた。
「父親」に「自分の本当の子供でないから、出来が悪い」と辛くあたられて、
学校の先生に話しても「僕も橋の下で拾ってきた、とか言われたよ」、
と相手にされず。
アイデンティティクライシスを起こして、心療内科に通うようになっても、
医者が「特定養子縁組」を知らないので
説明するのに時間が取られ、嫌になり行かなくなった。
云々とあった。
自分も、友人夫婦が、この制度を利用して子どもを育てていなければ、
きっと詳しく知ることはなかったろう。
思えば、ドメスティックバイオレンス(=DV)も、法律が整備されたときに
プレイバッカーズでイベントに出演する事になり、勉強した。
境界線人格障害も同様で。
そして、10年以上前のことだけど、まさか、代理ミュンへハウゼン症候群(映画「シックスセンス」で知られるようになった)まで体験するとは、夢にも思っていなかった。
プレイバックシアターに関わってきたおかげなんだけど。
出会ってしまったのか、勉強させられたのか。

昨夜は、ちょいと飲みのつもりだったので、外で会ったのだけど。
来年の話たくさん、になり、そして。。。
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きんぴらごぼう大好き

2022-04-28 17:13:53 | 丹下一の泡盛日記
昨夜は、懐かしい方の声を電話で聞く。
飲みのお誘いが次々に。
いかんなあ。明日から断酒(のつもり)なのに。

その準備のため、越境して板橋まで自転車で。
その近くに板橋区の民俗芸能伝承館があって、
以前覗いた時は休館日だったのだけど、開いていたので入ってみる。
ちょっとした資料が、と言うのだけど、どうしてどうして。
こんなにたくさん残ってるんだ、と驚く。
今は東京23区の風情だけど、こないだまでは、練馬区同様、農地たくさん。
副館長さんにもお話を伺うことができた。
お昼休みだったろうに、ありがたいこと。
帰宅してスーパーで買い出し、料理。
明日からゴールデンウイークが明けるころまでお仕事が詰まっている。
寝るためだけに帰宅するようなスケジュールになっていて。
お弁当の食材をまとめて購入。

実はきんぴらごぼうが、大好き。
安くて栄養もあるので、子どもの頃はしょっちゅう我が家の食卓に。
簡単にできるけど刻むのが面倒で。
出来上がって眺めているうちに「味見」を仕出して半分くらい食べちまった。
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仙台日帰り

2022-04-28 00:09:52 | 丹下一の泡盛日記
水曜日は、仙台へ。
ニュートンこと故・石川裕人大兄が残した戯曲を上演するプロジェクト。
絵永けいさんが中心になって立ち上げた「石川組」の公演の稽古を見に。
絵永さんは「Hamlets/ハムレッツ」ver.1にも出演していただいている。
おしゃれなランチを頂きながら、あまり「おしゃれでない」話をいくつか。
稽古の開始時間が変更になり、時間に余裕ができたので、
誰もいない稽古場で「まだセリフに不安がある」と言う姉さん相手に、
本読みさせていただいた。
相手役、もちろん代役だけど、なんて何年ぶりだろう。
そして、気がついてみれば「お芝居」のセリフも、ものすごく久しぶりだ。
稽古場に旧知の演劇人が、次々に到着して、止めながらの通し稽古。
「けんしん」と言う言葉が「検針」で来ましたあ、から
「顕身」になり、それは「献身」であるのかも知れない。
勝手に、石川裕人の現代能と思えた。
演出は、これもお久しぶりの、なかじょうのぶ さんで。
終了後、いつもは茅根利安さんに連れて行っていただいていたサイゼでワインとピザ。

うろうろしてると政宗様に睨まれたような。

最終前の新幹線で帰宅。
仙台の稽古場の「濃さ」は、何なんだろう、と考え続けている。
無事帰宅してビール。
明後日からは、断酒に挑戦するのだ。
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外では、風が荒れ狂っている

2022-04-26 22:15:10 | 丹下一の泡盛日記

逗子で朝掘った筍を頂いたので茹でる。
10年以上暮らした逗子で、もっとこういうことがしたかったなあ。

火曜日は「平家物語」のワークショップ2回目。
そのために午前中は、色々と。
気圧が下がってきたせいか、なんだか身体が重たくて、
帰宅してシャワーで髪を洗う。
「平家」の方は、急に参加者が増えた。
嬉しい課題。
1期、2期とご一緒した人たちのおかげで「場」が深まっている。
そうなると、新しく参加する人たちも、なぜかその「場」に呼応するような深まり方で。
今までやったことがない、ちょっと難しいけど楽しめそうな場面を選ぶ。
「ここ面白いけど」、とみんな「けど」がつく。
そして、面白いから果敢にチャレンジ。
外では、風が荒れ狂っている。
その荒れ狂う感じも、もしかしたら助けになっていたかも知れない。
帰宅して、シャワー。
楽しい時間の後も、髪は洗わないとね。
ちびちびやりながら、明日の準備。
外の風はまだまだ、激しい。
明日からは、ノンストップで走り続ける日々が待っている。
ゴールは遠い。
お酒飲むのも、明日まで、か、なあ。
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花を見ると幸せになる

2022-04-26 15:01:52 | 丹下一の泡盛日記
月曜日、身体を覆うような、なんだろう、この重たさは。
そんな身体を運ぶように電車に乗って横浜の稽古場へ。


稽古場へ向かう途中の花が美しい。
何時ごろからだろう。
花を見ると、しみじみと幸せな気持ちになるようになったのは。

空には飛行船。

花にエネルギーをもらって稽古場に入る。
この日も、語り、そして仮面。
語りは、言葉をもっと分解して「おと」を深めて欲しい、とのご指示。
イメージはわかる。
問題は、具体的にやれるかどうか、で。
とにかく、トライするだけだ。
イメージがわかるようになった(!?)のは、ここ5年の稽古の積み重ねの成果。
というか、お世話になった3人の演出家のおかげ。
仮面の扱いは、少しは慣れてきたかも。
「白い影絵」で、面をつける(「かぶる」とは言わない)場面があったおかげかもしれない。

帰宅して風呂、そして連れ合いが用意してくれた晩御飯を食べて、
ちょっとだけ横になる。
休むのなら横になるのが一番。
そして21時からは、オンラインでリハーサル。
その後、お世話になった方のお話をLINEで。
盛りだくさんな一日だった。
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「リアル」の稽古は、いい

2022-04-26 14:58:00 | 丹下一の泡盛日記

日曜日は、久しぶりに「リアル」で稽古。
やっぱり画面越しに人間のエネルギーを感じることは、本当に難しいと再確認。
もう解りやすくて、やりやすくて。
そして、身体が鈍っていることも。
稽古は午前中で終了。
帰宅してすぐシャワー。
所用を済ませて軽く昼寝。
夜、これも久しぶりに外出。
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足元を見つめ直す季節

2022-04-24 07:09:42 | 丹下一の泡盛日記

アパートの玄関のツツジが満開。
花を愛でる気持ちを思い出させてくれる。
世界演劇協会の年鑑を読んでいて、ちょっと羨ましくなった。
世界中で演劇人は、厳しい状況に置かれていて、それぞれに闘っている。
そして、作品を提示する相手の「市民」がいる。
もちろん、この「演劇」には、いわゆるショービジネスのエンターテイメントは含まれていない。
日本では、アングラ(=かつての先鋭的な演劇)は、いわゆる「新劇」と一括りにされ、
「小劇場」と名前がスライドした。
結局は「新劇」の一部と認定されて。
そして「芸能界の下請け」と呼ばれるまでになった。
「それを観客が求めたからだ」と言い放った演出家もいた。
東京の「小劇場」の観客は1万5千人で、そのほとんどが「同業者」というデータもある。
ただ、かつての「アングラ」を支えた観客も、同じ地平の「先鋭的な」人たちだったので、
両者の境目が曖昧になり、かつて観客側にいた人たちも
舞台を作る時代になったということもできるかもしれない。
コロナで閉じ込められているせいか、隣の芝生が青く見えてしまう。
いかん、いかん。
足元を見つめ直す季節のはず。
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国際演劇協会の年鑑

2022-04-22 17:11:14 | 丹下一の泡盛日記
朝一番で、大切な先生から愛のこもったお叱りの連絡が来た。
ありがたい。
本当に感謝。

自宅の前のツツジが満開。
今年はちょっと早いような気がする。
新幹線のチケットを買うために池袋駅へ。
まあどこでも買えるのだけど、外の空気が吸いたくて。
ささっと用事は済ませて、どうしようか、と。
行きたい場所もしたいことも、何もないので、帰宅。
道中、先日届いた国際演劇協会の年鑑を眺めつつ。
海外は、すっかりご無沙汰。
そして、年鑑を見ると海外の演劇人たちが、真摯にこの状況に向き合って作品を創っていることがわかる。
以前のように一枚の写真から想像や妄想を巡らせる必要はなく、
さっさとFBやネットのサイト、YouTubeなどでチェックできる。
こういう作品の上演に立ち会いたいなあ。
そして、自分なりに、目の前の社会と向き合う作品を創っていきたいものだ。
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北村青子さんの芝居が素敵だった

2022-04-22 00:39:28 | 丹下一の泡盛日記
午前中、所用で出かけたのだけど、次回は「委任状」というのが必要だとか。
すでに名前を書くことができない体調だったり、
適切な判断で音声を発することができなかったりする状態にある人の「委任状」を持ってこいとは、
どういう了見なんだと、疑問に思う。
そうなる前に「委任状」をたくさん書いておくに限るか。

一度カレーを作ると、続いてしまうのが難点。

青山へ。
北村青子さんの舞台には、何度もお誘いを頂きながら、
例によって、伺う機会を逸していた。
「季節」の変わり目、で時間を作ることができて、ようやく。
「還暦の記念日に、だから」という、女性を芯に据えたストーリーなんだけど。
チケットの予約を入れてから、これが「桜の森の満開の下」(坂口安吾の)をテキストにした芝居と知った。
なので、原作をどう構成したかは、よくわかる。
そして、挿入される幾つかの「言葉」の中の、武内紀子さんのものは、すぐにわかった。
なんか、「彼女らしい」のだ。
男性は「老い」を舞台に持ち込みやすい。
そして、それをプラスに転換しやすい。
女性は、どうなんだろう。
北村さんは、転形劇場の出身でその辺りが、得意なのかもしれない。
還暦を迎えた「老女」が自然に、素敵。
何にせよ、力量のある二人の俳優が出ずっぱりの芝居は、いい。

思いを巡らしつつ、骨董通りから表参道を経て、原宿駅へ。
以前は、勝手知ったる、なエリアだったのだけど、
ちょっと見ない間に、風景がずいぶん変わっている。
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