泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

ちょっと身体が軽くなった

2023-05-31 21:33:19 | 丹下一の泡盛日記
目は覚めていたのだけど、昼近くまで横になっていた。
とても良いリセットになったようで、身体が軽くなった。
助成金の申請が間近で事務仕事に勤しむ。
さて、どうなることやら。
ちょっと頭を使うとすぐに眠くなるのはどういうわけなんだろう。
もちろんボケ始めているのは自分でもわかっているのだけど。
緑色のものを身体が欲するのでニララーメン。
ラーメンを食べながら、気分転換で録画してあった自衛隊のミサイル部隊のドキュメンタリーを見る。
なんか大丈夫かなあ、と。そしてミサイルを打つ訓練も大事だけど、「打つ」ということは「打たれる」わけで、
ミサイルを打たせないための政治家の訓練がなされていないのが問題、というコメントに深くうなづいてしまった。
月曜日の通し稽古でセリフがボロボロだったので、事務仕事を一息ついて、
台本に取り掛かる。
稽古の映像も見たのだけど自己嫌悪。。。。
もちろん本番の映像ではない。
この自己嫌悪を手掛かりに、のそのそと当たりをつけてみる。
明日の稽古、どうなるかなあ。
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WS「平家物語」2回目

2023-05-30 22:43:05 | 丹下一の泡盛日記
火曜日は、ワークショップ「平家物語」の第2回。
新たに一人が加わり、なんか濃い布陣になってきて嬉しい。
初回から続けて5期目になるCRには、今回かなり高度な章をお願いした。
発表会までこのパートと戦うことになるだろうと思われる。
もちろん本人はやる気満々。
楽しみだ。
他の「初めて」さんたちにも、今までよりもレベルの高いところからのスタートをお願いできたのが嬉しい。
様々なことが新しい地平に突入していく中、昨日の稽古の映像が届く。
いかん。
こんなことでは、いかん。
そして、すぐに眠くなってくる。
集中力と体力がこれほど落ちているのは、デブだからかもしれない。
帰宅して冷蔵庫にあった「半端なたらこ」でスパゲッティ。
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「生」だから伝わってくる

2023-05-30 09:43:53 | 丹下一の泡盛日記
月曜日はボートシアターの稽古。
その前の週末の3日間、エアコンの吹き出し口の真下でじっと座っているお仕事だったのが身体に響いている。
日曜日の夜、とにかく身体を風呂で温め、ちょっとしたケアをして、とにかく横になる。
一応本番だったので、すぐには眠れない。
お素人の発表会で、それぞれのレベルは「技術」という絶対値を基準にすれば「まあそれなりに」かもしれないが、
一人一人には練習(彼らには練習だろう)を積み重ねてきた大切な発表の場、
しかも「ハレ」の時間だもの。
演劇的に見つめると、とても勉強になることが多い。
時には、技術的には決して上手とはいえないけれど、一生懸命の素晴らしさがぐいっと伝わってくることもあり、
これは「生」の舞台だからこそ。
シャンソンの歌詞は、結構深いところにガツンときたりするのだ。
そんなこんながあったのでギリギリまで横になっていて、稽古場へ。
この日は初めて通した。
セリフも何もかもボロボロだったけど、通したことで明確になったこともたくさんあって、ちょっと晴れやかに。
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シャンソンの歌詞がやばい

2023-05-28 23:24:06 | 丹下一の泡盛日記

お仕事3連荘の週末最終日。
お弁当作って出陣。
お昼ご飯は支給されるらしいが、夜ご飯は出ないらしい。
そして、お昼ご飯が肉系のことが多くなっているので、
重なるかもしれないけれどお弁当持参。
そして、食べすぎた。。。。
シャンソンの歌詞は、結構脳に来る。
自分の過去を振り返ってしまう。
パリで200年以上前からある「うさぎが何ちゃら」とかいうシャンソン酒場に行ったことがある。
酒場、と呼ぶのが相応しい雰囲気の店にぎっしりと客が入っていて。
おしゃれな雰囲気は全くなかったけど、みんな楽しそうだった。
3時間近くいて、まだまだ続きそうだったのだけど、
翌日が自分の本番だったので、後ろ髪をひかれながら店を出た。
そういえば、なぜか指名されて歌わされた。(今思い出した)
断酒は6週間をこえている。
ここまでくると、それなりの「理由」がないと酒に手が出ないなあ。
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脳が「ことば」と「こえ」で一杯に

2023-05-27 23:01:04 | 丹下一の泡盛日記
金曜日の夜、帰宅して購入した緑の野菜を料理した。
お弁当のおかずにするために。
身体が欲しがっているものを食べたくて。
お弁当2食分持ってお仕事へ。
やっぱり身体喜ぶ。
お仕事では様々なパフォーマーの時間に立ち会うことになる。
お素人からバリバリのプロまで。
その一人一人にとって「ハレ」の舞台。
この週末は様々な「こえ」を聴き続けている。
しかも日本語だけでなく、イタリア語だったりフランス語だったり。
フランス語の場合は、同じ曲を何度も聴いているのでそのまま翻訳が脳裏に浮かんでくるのだけど。
それでも、そこには何がしかの「エキゾチズム」も介在するのかもしれない。
もちろん東京育ちで九州とも縁が深い自分には、関西弁や東北弁を話す女性にもエキゾチックな魅力を(勝手に)感じていたのかもしれない。
脳が「ことば」と「こえ」でぱんぱんに膨らんで帰宅。
とにかく風呂で流すしかない。
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そこまで堕ちたか

2023-05-27 00:12:01 | 丹下一の泡盛日記
金曜日はコンサートのお仕事。
お一人、学生の頃、聞き覚えのあるお声の方が。
歌い続けていることが嬉しい。
それにしても何だろう。
周辺でたくさんの過去と未来が渦巻いている感じ。
今日は22時まで仕事の現場で身動きが取れず、帰宅はもちろん23時過ぎ。
何とか電話一本はお返事。
電話連絡は、本当に無理な仕事の仕方をしているので、
ご理解下さいませ。
それにしても首相公邸で息子が宴会、は本当に情けない。
「田舎者」という言葉が浮かぶ。
もちろん東京は田舎者が寄り合った町で、自分もその一人だし。
日本そのものが「田舎の国」ではあるのだけど。
「公」と「私」の違いもわからないのか。
植民地で統治者に阿って同じ国民をせせら笑う人が国家の中心にいる、
そこまで堕ちてしまった。

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大橋さんの命日だ

2023-05-25 22:48:15 | 丹下一の泡盛日記
5月25日は、演出家・大橋宏さんの命日。もう4回忌になる。
月並みだけど、早いものだ。
20代〜30代とたくさんご一緒した。
無くなる一年ちょっと前、岸本一郎さんの日本での公演の打ち合わせを兼ねた飲み会で、3人で焼酎のボトルを2本空けて、延々と話したのが最後になった。
早稲田「新」劇場と言っても若い人には通じないだろう。
それでもDA.Mやプロトシアターの作業はもっと知られてもいい。
午後からは横浜で稽古。
今、目の前に、現場があることのありがたさ。
他の案件で細かいことがペンディングになっていたり、まあそりゃ、色々あるのだけど。
とりあえず目の前に集中。
稽古後は久しぶりに中華街で晩御飯。
たまにはこういう時間もなくちゃね。
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山の映像を見ていると匂いが蘇る

2023-05-24 10:37:36 | 丹下一の泡盛日記
朝ごはんを食べながら録画した山の映像を見る。
10代の頃、山に行く旅が一番の楽しみだったかもしれない。
最初が丹沢で、長崎市に住んでいるときは周辺の山を手当たり次第に。
例によって「広く浅く」なので、その後は八幡平から開聞岳まであちらこちら。
よくあんな深い山に出かけていたもんだ、とテレビで見ながら今では思う。
そして、麓から見上げたとき、その稜線のあたりがどんな感じの場所なのか想像するのが楽しい。
テレビの映像を見ながら、ふと匂いがすることがある。
遠い記憶の匂いがいきなり蘇ってくるのだ。
一時期、嗅覚が非常に弱くなってしまったことがあった。
どんな匂いでも嗅ぎたい、と狂おしく思ったこともあったけど、
ではどんな匂いを一番嗅ぎたいのかと自問した時に、
土の匂い、緑の匂い、そして焚き火の匂い。
つまりは、山中の匂いなのだった。
都内に戻ってきた頃、近くにある大きな公園を散歩して匂いを嗅いだりしていたのだけど、
やはり何かが違うように感じてしまう。

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WS「平家物語」第5期開始

2023-05-23 23:15:40 | 丹下一の泡盛日記
火曜日は雨。
気温もぐんと下がり、そして気圧も。
午後からはWS「平家物語」の第5期が始まる。
おかげさまで、5期目を迎えることができるとは。
本当にありがたいことだ。
「広く浅く」で生きているつもりなんだけど。
これは「何一つ専門領域がない」とも言えるわけで。
それでも長くやっているとそれなりに深みに触れることになる。
そして、その「深い部分」をわかりやすく伝えていくことも大事だと考えている。
そして、学校の頃「今日から一緒に勉強していく**です」と自己紹介する先生がいたけど、その気持ちがよくわかるようになった。
稽古の言葉を口にしながら、同時に自分の中を掘っている時がある。
今期は、長く続けてきた人のために「大ネタ」も考えている。
7月の発表会に向けてこちらも始動。


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「小栗判官照手姫」のストーリーが興味深い

2023-05-23 10:35:32 | 丹下一の泡盛日記
月曜日は横浜へ。
気温が上がっていい感じなのだけど、きっと稽古場は暑かろうとお弁当には保冷剤添える。
体力と集中力は元々ない方なんだけど、休憩をとりつつ進めてもらうのがありがたい。
それにしては中身がちっとも進歩していない。
そして、この「小栗判官照手姫」のストーリーは実に興味深い。
大日如来の呪文と共に京都に生まれた巨大なエネルギーを持つ男が、
関東、下野国の日光山に申し子をして「生まれた」照手姫によって「死と再生」を体験する、と読んでいる。
そこに絡まる男たちの何人かを担当しているのだけど、
それら登場人物の役割なども考えてみると興味深いので。
ま、「そんなことよりも早くセリフ入れてください!」という稽古場からの声が脳内に響いているのだった。
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