泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

クラークから「Stick」へ

2019-11-30 09:40:57 | 丹下一の泡盛日記
金曜日、前夜4時間しか眠れなかった状態で高田馬場のクラーク高校へ。
睡眠不足が続く日々で身体はきついが心は晴れている。
本番に向かう気合いが満ちてくるのがわかる。


まずはクラークでかよさん(宗像佳代)講師のプレイバックシアターのワークショップのお手伝い。
終了後、立ち食い蕎麦をかっ込んで成城学園前のアトリエ第Q藝術へ。
ヒグマ春夫さんの映像インスタレーションとのコラボでソロパフォーマンス「Stick」。

中央に蚊帳。
以前は「ソロ」なんて考えられなかった。
今も、ではあるんだけど。
そして少数なのに濃い客席:)
ありがたい。
なんとか無事に走りきる。
終わった後はふらふらで。
居酒屋に行くまで酒は飲まず。
このシリーズもバージョンアップしていくべし、と決めました。
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三浦半島から「Stick」の稽古へ

2019-11-29 04:00:40 | 丹下一の泡盛日記
木曜日は1年ぶりの横須賀・北下浦小学校へ。


そして、校長室にこんな「お迎え」が!

冷たい雨の中だったけど暖かな気持ちになった。
ありがとうございます。


給食を挟んで本番は無事終了。
駅へ急ぎ、電車に飛び乗る。
「Stick」の稽古前に帰宅、シャワー。
そして今日は最終稽古なのだった。
通してみて40分弱。
もう少し伸びるだろう。
もちろん前日ともその前の日ともかなり違うパフォーマンスになっている。
明日は、どこまで変えられるだろうか。
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本番は明後日だ!

2019-11-28 00:07:21 | 丹下一の泡盛日記
水曜日、ひたすらベッドで横になりゆっくりと起きだす。
どっと疲れが出ている。
いいことだ。
今出しておかないとね。
午前中、ぎりぎりで「春琴抄」の舞台用の台本を仕上げる。
そのまま「Stick」用の荷物抱えて稽古場へ。
今日は平栗萌香さんと二人。
身体を動かし彼女のための稽古も少し。
そして「Stick」を通してみる。
(-_-;;;
全然あかん。
昨日の手応えが消えている。
素材は悪くない。
組み上げ方が違うのだ。
いつもならここからパソに向かってうんうん言い出すところなんだけど。
ちょっとお腹に入れてから阿佐ヶ谷の「春琴抄」の稽古場へ。

なんだか毎日すごい距離を移動しているような気がするなあ。。。
細かいところも確認できてこちらはいい感じで進んでいる。
演出の藤田祥子さんが楽器についてしまうこともあり、
演出助手の杉浦雄介さんが全体を見つめていてくれるおかげでもある。
藤田さんが気遣って早めにあげて下さった。
帰宅して「Stick」の構成作業再開!
身体の都合を考えずに組み合わせていたのがいけなかった。
しゃがみ込んだ次に立つのなら、その動機が必要だ。
なんだかさくさくと進む、のだけど。
本番は明後日だ!
そして、明日はプレイバッカーズの本番も。
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夜の稽古キャンセルで助かったかも

2019-11-27 09:02:46 | 丹下一の泡盛日記
火曜日、寒い夜明け前、いつもの時間に起きて朝ご飯のお弁当持って出陣。
川崎市の岡上小学校へ。
2回シリーズのDAY2。


駅のすぐ近くにこういう風景があることにあこがれて移り住む人も多いという。
そしてこの田畑も「人工物」なのだけど。
田や稲/米を忌み嫌った人たちもいた(自分たちの生活を根底から破壊するので)というが
米を食べて育った自分には「懐かしい」風景に見える。

2本を無事終了。
子どもたちはみんな可愛かった:)
片付けを抜け出して駅へ急ぐ。
いったん帰宅してシャワーで「流し」てから「Stick」の稽古へ。
「ハムレッツ」ver.6でオフィーリアを担当してくれた橋本樹里さんと
来年のver.7に参加予定の「もか」さんと汗を流した後、無理矢理通す。
そんな中、夜の稽古をキャンセルしたいと連絡が。
助かったかも。
帰宅して風呂に入り、ベッドに入りひたすら眠った。
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ちょっと疲れがピークかも

2019-11-26 00:20:42 | 丹下一の泡盛日記
月曜日、例によって夜明け前に起床。
前日、夜中までテレビのドキュメンタリーを見てしまったので眠い。。。

川崎市岡上小学校は何度も来ている。
駅前はすっかり「都会」なのに5分歩くと出会うこの「田園風景」が気に入って移住する人が多いと聞く。

午前中に2本。
無事終了。
帰宅する電車の中で、すでに疲れがピークに達していて。
逆に眠れない。
一旦帰宅。
シャワー浴びて夜の準備してベッドに。
2時間ぐっすり眠った。
目覚まし時計で起きてカバンを背負い「春琴抄」の稽古場へ。
10代はリュックを背負って山を旅していたのだけど。
こうやってリュックを背負う一生なのかも。
(家康ではない)

今日は無理矢理通す。
もちろんあちらこちらほころびだらけなのだけど。
新しい問題も含めてとてもはっきりした。
いくつものパズルを解くことができたら、きっと素敵な舞台になるぞ!
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岡本太郎美術館へ

2019-11-24 22:15:21 | 丹下一の泡盛日記


日曜日、川崎の岡本太郎美術館へ。
ヒグマ春夫さんの展示を見ることが目的で。

そして、ここに来るのは20年ぶり。
1990年代、岡本かの子の作品の上演を依頼されたのをきっかけに
太郎さんのことばたちと向き合う機会を得た。
この母の塔の模型や「河神」と名付けられた渦巻き上に天に登る彫刻などを借りて装置にした。
岡本敏子さん、知り合った当時はまだ平野敏子さんだったけど、には
本当に励まされ助けて頂いた。
二人でワインを飲みながら、止まることのない太郎さんの思い出話を聴いたのは、
今では大事な財産だ。
お宅で打ち合せをしている時にお茶を入れて頂いたティーポットが今はガラスの向こうに展示されている。
色んなこと、思い出すなあ。
敏子さんの声が聞こえてくるようだった。

そして、ヒグマさんのインスタレーションは素敵だった。
やっぱりただ者じゃない。
金曜日、あたってくだけろ、だな。

その後、厚木でかながわ民俗芸能祭のスタッフ会議。
本番は来週日曜日だ。
10年目の今年、仕込みもいつもより大きくなる。
楽しみだ。
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ホールのお仕事へ

2019-11-23 21:44:42 | 丹下一の泡盛日記
金曜日はプレイバッカーズで高田馬場のクラーク高校へ。
この学校にはプレイバックのゼミがあり、そこの授業に招かれている。
高校生たちとの時間は新鮮で楽しい。
ただ、どうもこの頃自分が出すピアノの「おと」が気に入らない。
困ったもんだ。。。

土曜日はホールのお仕事。
ホールの暗闇が好きだ。
そして頂き物のお弁当とお菓子に囲まれているとついつい。。。。
明日は大事な会議だというのに。。。
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シアタートラムの「ワーニャおじさん」が素晴らしかった!

2019-11-23 00:47:49 | 丹下一の泡盛日記
金曜日夜、急遽シアタートラムの「ワーニャおじさん」に。
ベトナムの劇団と日本の俳優たちとの共同作業。
これが大当たりで素晴らしかった!
ここまで来るのに5年かかっているという。
着実に丁寧な作業を積み重ねてきたことが伝わってくる力作。
そしてベトナムの俳優たちの素晴らしい存在感。
土日も上演、とのことで。
日本人の方が演出されているが、海外での活動も長いとか。
なんか日本人の演出に見えなかった。
久しぶりに大きな刺激を受けた。
同伴した10代の若い女優には衝撃的だったようで。
だってこういう舞台に日本で触れる機会はあまりないもんな。
翌日が仕事の本番なのでお誘いいただいた初日乾杯を失礼してしまった。
残念。
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三浦半島再び、そして「春琴抄」の稽古へ

2019-11-22 07:59:21 | 丹下一の泡盛日記

例によって夜明け前には起きだして朝ご飯となるお弁当をつくり。
2週間前に「いじめ防止授業」のDAY 1をおこなった小学校へ。


急遽ミュージシャンをやることになる。
それは問題ないのだけど、用意された楽器があまりない。
キーボードもペダルがないので制限がある。
ふと気がつくと、楽器を入れるのに使っていたと思われるこんなケースが。

ウッドブロックが入っていたのかな。

これが小さなカホンの様で、なかなかワイルドな金属音が出る。
午前中に怒濤の3本。
無事終了。
一度帰宅して風呂。
髪を洗い、1時間眠りリセット。
「春琴抄」の稽古場へ。
稽古を進めれば進めるほど、これが芸道修業の話だと理解できるようになった。
ただの「恋」ではない。
箏(こと)は本来神と交信するための音具だった。
それを端的に見ることができるのが、例えば中国の崔健バンドの箏奏者で。
谷崎潤一郎があちらこちらにちりばめている「メタファー」がぐいぐいと迫ってくる感じがある。
谷崎があまりにすごすぎて。
わかればわかるほど、来週に迫った「Stick」が1歩進んで2歩下がる感じになるのだった(T.T)






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「春琴抄」の稽古場から

2019-11-20 23:25:08 | 丹下一の泡盛日記
水曜日、いつもの朝6時に「ちゃんと」目が覚める。
その必要はないのに。。。
起きだして朝の諸々を済ませ、風呂に入りベッドに戻る。
爆睡。
少しは復活しただろうか。
夜は「春琴抄」の稽古場へ。

*辻本みず希さんご本人と事務所の許可を得て写真を公開しています。

稽古場の写真を初公開♪
春琴役の辻本みず希さんが大役と闘っている姿が美しい。
もちろんきれいな方なのだけど、そういうことではない。
「若さだけ」ではない本物の美しさの領域に立ち入ろうとしている季節に彼女は、今いる。
女優としての訓練を積み、修業を重ねてきたことは立ち居振る舞いからも伝わってくる。
先日の浅野ゆう子主演の舞台でも隅っこの若手の一人だったけど、
きちんと仕事をして、存在感も。
素敵なプロの女優さんだな、と思う。
後3週間、どこまで深めていくんだろうこの人は、と楽しみだ。
もちろん自分もご一緒させて頂けるからには、この「一生懸命」も、ご一緒しなければ。
そして、来週の「Stick」の稽古は遅々として進まず。。。
体力落ちたなあ。。。。
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