泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

劇場はいいなあ、本番はいいなあ

2021-02-27 22:18:04 | 丹下一の泡盛日記

寒い朝。
大体が2月から3月にかけては心が痛い季節で。
なんかトゲが刺さりっぱなしな気分で歩いている。
それに負けないようにと酒を控えて稽古に集中している、つもり。
そういえば、もう長いこと英語で話していない。
韓国語もポーランド語も北京語、そして広東語も、あ、そういえばドイツ語(ウイーン語)だって、
ビール頼むくらいはできたんだけど。
(英語だってそんなもんだ)
使わないと、あっという間に脳の中から去っていくんだよなあ。
10年前のあの日、香港の尖沙咀のコンビニで焼酎を買おうとして、
返答してくれた店員の広東語にマゴついて、北京語で聞き返されたのも懐かしい思い出だ。
(大陸からの出稼ぎ労働者と間違えられるという光栄な体験)。
土曜日は終日を劇場のお仕事で過ごす。

この頃、劇場事務所の電子レンジで温め直したカレー弁当がマイブーム。
劇場はいいなあ。
そして、本番はいいなあ。
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「初心忘るべからず」だ

2021-02-26 09:36:13 | 丹下一の泡盛日記
金曜日、早朝起き出して「Hamlets/ハムレッツ」の台本を最初から書き換える。
茅根利安さんをお迎えしての稽古の成果だ。
その後、所用で外出。
地下鉄に乗るの、久しぶり。
すっかり出不精になってしまった今日この頃。
表参道駅から向かった道は、以前のランニングコースで。
なんか嬉しい偶然。
25歳の頃、表参道に小さな稽古場を借りていて。
稽古前に一人で表参道〜麻布〜青山界隈を走っていた。
思えばずいぶん贅沢なコースだな。
高校生の頃までは、ろくに走ることもできなかったのだけど、
その頃にはだいぶ身体も変わって来ていた。
その道を久しぶりに歩いた。
36年の変化。
「Hamlets/ハムレッツ」の前になると神様はこんな計らいをしてくださる。
若さ故の無謀さだけが武器だったあの頃。
小洒落た店に入る金なんて持ち合わせていなかった。
そして、たくさん「夢」見ていた。
「初心忘るべからず」だ。
(もちろん「初心に帰る」なんて大嘘は言わない)。

帰宅してシンプルな晩ご飯。
そして雑事に追われる。
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最高の褒め言葉

2021-02-26 09:36:13 | 丹下一の泡盛日記
木曜日は茅根利安さんを迎えての稽古2日目。
いつもは我が家に泊まる茅根さん、わざわざ池袋に宿を取り、
PCR検査のキットも用意して万全の態勢で。
そして台本の頭からゆっくりと確認。
今までお伝えしていなかった細かいことも確認していく。
橋本樹里と平栗萌香とのこの1年があるからできることだ。
楽しい時間はあっという間に終了。
茅根さんが「(元生徒の)二人が本当に成長して女優になった、」とコメントしてくれた。
自分にとって最高の褒め言葉だ。
そして、例によってここから台本は大きく変化していくのだった。
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ようやく茅根利安さんが登場

2021-02-24 23:04:14 | 丹下一の泡盛日記
というわけで、茅根利安さんが稽古場に登場。
この季節に様々なことをクリアして下さってのことだ。
もちろんメンバーは大興奮。
やっぱり「生」が一番だ。
稽古も進む進む。
茅根さんが来たら、の仮案件が、次々に決まってゆく気持ちよさ。
ああ、なんでチラシ作って公開の公演ができないんだろう。。。。
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茅根さん、上野までたどり着いて

2021-02-24 07:41:07 | 丹下一の泡盛日記
火曜日、「Hamlets/ハムレッツ」は稽古。
仙台から茅根利安さんがついに登場するというので、
稽古場は皆、嬉しくてそわそわ。
東北新幹線はまだ動いておらず、
太平洋側の常磐線を使うことに。
いつだったか仙台から鈍行列車に乗って上野まで戻ってきたことがある
懐かしいライン。
そして、強風で遅延。。。。

その間にも稽古は続く。
なぜこんなカラオケのある小さなステージで稽古しているのかはナイショ。
結局、茅根さんが上野に到着したところで今日は終了。
新型コロナ対策で我が家にも泊まらず、ホテルに。

もちろん稽古は前進。
水曜日は役者全員が揃う。
楽しみだ!
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高尾へ

2021-02-22 20:59:59 | 丹下一の泡盛日記

ろくに稽古もしていないのに、なんだか疲れるなあと。
おお、そうか花粉の季節か。
もうだいぶ前から始まっていたので寝る前の薬は欠かせなくなっていたのだけど。
本当にこの季節になると「花粉のない国」に行きたいと思う。
もっとも冬はインフルエンザが怖くて、そして春は花粉のために
外出時は常にマスクをしていたので、この季節になっても大して変わりはない。

高尾へ。
前日、焼きそばが食べたい、と思って悩み、結局買わなかったのだけど、
食堂のランチが焼きそばだったので、ちょっと興奮。
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オフィーリアの「O」

2021-02-22 07:58:03 | 丹下一の泡盛日記

というわけで夜明けとともに起き出して。
「Hamlets/ハムレッツ」の作業。
ハムレットの「恋人」として知られている(はず)のオフィーリア/Ophelia。
その名前が「O」から始まることには意味がある。
何かの時に、英語の「O」は深い悲しみを表す音だから、
Oから始まるセリフは、なんて解説を聞いたこともあった。
そして「O」は、シェイクスピアの時代には性的な意味も含まれていることは常識だったという。
だから「O」嬢の物語、なのか、と納得した。
そんな妄想に夜明けから浸りながら、音源を創るなんていい人生だなあ。

この日は夕陽も眺めることができた。

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幸せな現場。

2021-02-21 07:12:35 | 丹下一の泡盛日記

4日連続の「Hamlets/ハムレッツ」稽古、週末はお休みに。
土曜日は久しぶりにホールのお仕事。
記憶に鮮明な講師の方の講演会。
とても刺激的で勉強になる。
こういう現場に「お仕事」で立ち会わせていただけるなんて幸せだ。

自前のお弁当も久しぶり。
早めに終了したので一駅歩いて所用の買い物。

途中のこんな看板に心惹かれたけど、また今度。
こんな嬉しいお店に入ったら飲みすぎちゃうもの。

帰宅して野菜の晩ご飯食べたら急速に眠気が。
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お客さまを入れるか入れないか、それが問題だ

2021-02-20 00:24:56 | 丹下一の泡盛日記

今週は4日連続で「Hamlets/ハムレッツ」の稽古。
上田貘さんも加わり稽古場はいい感じに集中。

そして制作的には悩みが大きい。
昨年もギリギリですり抜けての上演だったけど。
観客全員にマスクを配り、上演中に演出として窓を開けたり。
今回は、上演時間を30分に設定。
客席もどう考えても5席が限界。
もちろん「配信」したいのだけど、そこまでの予算はない。
元々が小さな企画なんだもの。
もちろん中身は大きく深い(はず)と思って毎回立ち向かっている。
いつもならすでにDMが送られているはずなのに。
そしてありがたいことに「どうするの?」と、
毎年のように立ち会ってくださる方たちから、問い合わせをいただいている。
3月11日にアトリエ第Q藝術の地下で上演するのだけど、
客席をどう考えたらいいのかなあ。
結論は来週中になりそうです。
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「Hamlets/ハムレッツ」の稽古再開

2021-02-16 23:11:06 | 丹下一の泡盛日記
火曜日は久しぶりに「Hamlets/ハムレッツ」の稽古。
前夜はテレビを見ながら眠ってしまい、夜中に起きてベッドに入ったのだけど、
なぜか眠れず。
悶々と考え事をしながらも、もちろんうつらうつらも。
それでもかなり遅くまでベッドの中にいた。
このどんよりの気分には困ったものだ。
なのでシャワーを浴びて髪も洗い、流してから稽古場へ。
橋本樹里と平栗萌香の二人もなんだか疲れている感じだったので、
ゆっくりと立ち上げていく。
そして、初めての領域にグイッと踏み込んでみた。
最初のステップでは、戸惑いつつも挑戦していい感じ。
なのでちょっとハードル上げてみた。
当初は戸惑っていたけど、次第にいい感じに。
二人とも楽しそうだった。

昼に仕込んでおいたカレー。
冷蔵庫の野菜の整理にもちょうどいいのだった。
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