硝子戸の外へ。

優しい世界になるようにと、のんびり書き綴っています。

「逃げるのは恥だが役に立つ」。

2016-12-21 22:22:35 | 日記
他の放送局でも取り上げるほどの人気ドラマ「逃げ恥」。御多分に洩れず僕も欠かさず観ていて、最終話を先ほど見終え、只今少しばかり幸せな余韻に浸っています。

このドラマの面白さは、情報番組でも取り上げられていたように、平匡さんとみくりさんの「ムズキュン」であるけれど、僕が感じたのは、キャラクターが発する言葉が、日常の「もやもや」さを上手く表現できていた点であると思うのです。
特に平匡さんとみくりさんが紡ぎ出す会話は、彼氏彼女という立場、夫婦という立場における問題点を改めて論理的に言葉にして、もみ合いながら、当たり前のような改善策を上手く言葉として表現し、二人で講じてゆく様をコミカルな演出を織り込んで魅せているところなどは、笑いながらも、はっとされられました。
また、もう一つの魅力として、星野さんと新垣さんを中心とする俳優の皆さんも素敵な人達ばかりで、安心して世界観にダイブしてゆくことが出来ていたように思います。

ドラマと言えば、「校閲ガール」もとても面白くて欠かさず観ていましたが、二つのドラマから思うのは、良い脚本と監督さんとスタッフさんと演技者さんが相まっていたからなのかなと感じました。

そのおかげで、今年の秋はテレビを見る時間がぐんと増えてしまった。(笑)