硝子戸の外へ。

優しい世界になるようにと、のんびり書き綴っています。

サイエンス・フィクション?

2014-09-04 19:05:26 | 日記
昨晩、少しの間UFO特集のTV番組を観ていて思った事を少しだけ。

CG技術が飛躍的に進歩したおかげで、素晴らしい映画等が観られるようになった半面、こういった未知なるものも加工によってリアリティを持たせて作れてしまうので、本物かどうか見分けがつきませんが、それでも映像の迫力には驚きました。

しかし、地球外生命体と呼ばれる生き物については、もやもやした気持ちが残ったのですね。

その容姿は動物のような姿で、動物のような鳴き声を発し、動物を加工せず捕食し、衣服も身につけていない。
それなのに、重力を無視し光速度以上の速さで移動できる技術を持った乗り物に乗っていて、人を拉致して人体実験できる技術があるのだという。

全く謎だらけだなと思いながら、更に妄想を続けていると、まず、もし人類が進化の過程で科学を持たず進化を遂げていたらどうなっていただろうかと考えた。

野生的に進化してゆけば、言語は今ほど複雑にはならず、地球外生命体のように鳴く事で十分事足りたのではないだろうかと考えたのですが、多様性を考えるとこの理論は無理がありすぎるなと思い考えを止めました。
しかし、この理論を逆手に考えてみたら、このままツールが発達してゆけば、多様性は統一に向かい、言語は無線によってダイレクトに脳と脳で交換できるようになり、口から伝える事は必要でなくなり、栄養もサプリメントのようなもので摂れるようになれば、口内が退化してゆき、いずれ動物のような発音しかできなくなるのではと思いました。

そして、更に進化してサプリメントに飽きた生命体が、目覚めたように動物を捕食し始めたのだと考えれば、「なるほどな」。と、腑に落ちたのです。

また、食事にしても衣類にしても現在私達の目の前にあるのは「私達の価値観」によって提供されているものであるから、価値観が転回してしまえば、身体の進化もそれに従うのではないかと思いました。

そこまで時間をかければ、乗り物だって十分進化を遂げられるでしょう。

それでも、腑に落ちないのは、地球人にハイブリットを産ませようとして失敗した事です。

あの科学力を持ってしても、人類との融合は難しいというのであれば、人類の細胞は再生不可だと言う事にはなるまいか。

しかし、記憶を改ざん出来るなら、新しい生命を回収し、育てる事も可能な筈である。でも、死んでしまったのはなぜだろうと考えた時、もし、生命の誕生に神の意志があるのだとしたら、やはり加護出来ぬものであったのだろうと思ったのです。

そこで、「神って?」と、我に帰って妄想を止めてしまいました。

そして、依然、人類は知らない事の方が多いのだなと感じたのです。