マルガリータのつぶやき

フォトジェニックな「趣味の記録」:マルガリータの庭、国内海外の旅、グルメ、美術・音楽・映画、自分勝手流読書、etc

『花の季節ノート』 倉嶋 厚

2015-07-12 10:53:10 | 本 MEMO
庭に出られない梅雨どきの一興、元・気象キャスターの書いた「花」エッセイを楽しんだ。
お天気の専門家のよる、空の変化と季節感、それを追いかける草花の描写と写真は、いきいきと心にしみる。
一般的な作庭家、育種家の書物とは一風違う刺激を受けた。

    

◎ 「半夏生(はんげしょう)」の項、
   
 
暦では7月2日頃は半夏生、といい、半夏(カラスビシャク)が生える頃の意味という。
これとは別にどくだみ科のハンゲショーは「半化粧」で、別名片白草、
このころから集中豪雨の多い梅雨後期に入るという。
     マルガリータの庭の≪ハンゲショウ≫  (残念ながらカラスビシャクはない)
     
 
◎ 「雨降り花・日照り草」の項では、
      

ヒルガオの向こうに、やがて雷雲となる雄大積雲を見て、別名「アメフリバナ」と説明する。
他に、各地の「雨降り花」といわれる草花は、梅雨期から真夏にかけて咲き、花を摘むと間もなく雨が降り出したという記憶を多くの人がか持っているからでしょうと。
ギボウシの別名;カミナリオソレノハ、 マツバボタンの別名;ヒデリソウ
 
    マルガリータの庭の≪ギボウシ≫