マルガリータのつぶやき

フォトジェニックな「趣味の記録」:マルガリータの庭、国内海外の旅、グルメ、美術・音楽・映画、自分勝手流読書、etc

「風のガーデン」再考

2011-07-05 18:06:29 | 映画note 庭園、山岳、ミステリー
この週末、8日(金)~10日(日)、の北海道行きは、指折り数えて…の感じで待ち遠しい。
とにかく、この猛暑から逃げられるのと、花の季節まっただ中だから。

なにげに、またまた見出した『風のガーデン』、

     

風そよぐ花のガーデン、画面から伝わる涼しさ、は素晴らしいし、

    

3度目?なのに、観た覚えのない画面が再三現れたり、ある思いがひらめいたりで、
ついに“「11時間半」の映画”(監督の言)を通しで見てしまいました。

私のひらめき、新解釈?は、もう周知のことかもしれないのですが、
岳君が最初から、父親(中井貴一)を『天使ガブリエル』と考えたのは、
死んだと言われていた父親を、感じたのではないか、ということ。

急に、よそのガーデンに手伝いに行かされることになって、成り行きが理解できず動揺したときに、
父親に抱き占められた岳君の表情は、無意識にも、ガブさん=父 を感じていたように思えてなりません。

以前に見たときは、考えもしなかったことです。
見るたびに、新しい発見?があるドラマです。

   昨年9月の訪問記は→  マルガリータ 富良野便り「風のガーデン」