hasyan の 旅の散歩道

元気な間に余暇を通じてドライブなどで得た、行き先々の身近な風景・
神社仏閣・史跡・花の写真などをお伝えします。

真っ赤に染まる洞光寺の紅葉 2014.11.17

2014年11月17日 20時46分37秒 | 季節のたより


   所在地   洞光寺    兵庫県篠山市東本荘301

 洞光寺は、南北朝の時代に建てられた曹洞宗の古刹です。知る人ぞ知る紅葉の名所で紅葉の美しい、お寺ですが観光バスが入れず数年前は、個人的に行くのはいいところでしたが、今回は、道路わきに観光バスが止まり、多くの観光客が降りてきて、ワァ~という感じです。

 山門をくぐり、石段を上がり境内に入ると大きな池があり、池の前には大きなモミジの老木が見事な色づきをしていました。境内のあちらこちらにはモミジやイチョウなどが見事に色づきを見せています。

 菖蒲池越しに見える高欄つきの回縁をもった楼門、その古寂びた佇まいが寺格の高さを物語り、曹洞宗の古刹は、丹波篠山の紅葉の名所で、色づいた木々の美しい光景を目にして、訪れた人達の感嘆の声があちらこちらから耳に届いてきます。

 境内の池に架かる「観楓橋(かんぷうきょう)」には、家族連れや、観光客の多くが立ち、「きれい~」と声を上げて写真を撮る姿が見られます。

 洞光寺は、知る人ぞ知る紹介される事も多く、それほど大きなお寺では有りませんが、黄色いイチョウと紅葉が青空に映え非常に美しい紅葉を楽しめます。

 小さい境内ですが、池に映り込む鮮やかな紅葉や黄葉で色づいた木々の葉が落ち葉となりジュウタンのように引き詰められる光景は篠山で一番美しいといえます。穴場的なスポットかな~

 紅葉はとても素敵で落ち葉とのコントラストが素晴らしく紅葉の穴場という感じで、この鳥居の朱色と交わり紅葉はとても素敵です。

 古寺境内にある老木の紅葉が、赤やオレンジ、黄色に彩られて美しく、菖蒲池に映る紅葉や、古寺に映える秋ならではの景色を心静かに観賞できます。

 洞光寺は、足利将軍家や丹波守護細川氏の支持により、丹波三寺の一となり、江戸時代には十万石の格式を与えられ、末寺53ヶ寺にも及びました。天正年間以降、度々火災にあい、現在の本堂は昭和49(1974)年に再建された者です。参道や、菖蒲池、楼門、宝鏡岩や、寺内を覆う多くのモミジが美しく、多くの観光客で賑わい紅葉の名所です。
 次回をお楽しみに では またね