所在地 慈眼寺 兵庫県三木市久留美1722
先日の雨も上がり久々に紅葉の名所「慈眼寺」に 三木市は神戸の西北に位置する刃物の町にあります。
県道20から横にそれて進むみ地蔵堂が、その奥に車を止めるところがあります。
写真などで見かける参道のモミジが見頃に近づいてきています。
鐘楼にある梵鐘は、天正年間(16世紀後半)の三木合戦で、寺の裏山に布陣していた羽柴秀吉の武将有馬法印則頼が陣鐘に使っていたと伝わるもので、三木市最古の梵鐘として県の重要文化財の指定を受けています。
茅葺の屋根、大化4年(648年)の開基と伝えられ、一時期荒廃しましたが南北朝時代に播磨守護の赤松則村が再興したと伝えられる古刹です。紅葉の名所として知られ、見頃の時期になると参道の紅葉のトンネルも見事です。
まだ紅葉していないモミジに、紅色に紅葉したモミジがさえて綺麗です。
朝、少し早かったので、紅葉を楽しむ人も少なく静かな名刹です。本堂に人の気配がなく、静かな朝です。
本堂の裏に回ると、ひっそりとした境内の奥に、明治初年に東京は両国の回向院から分墓した、鼠形の石の台座に墓碑を乗せ「鼠小僧次郎吉」の墓が祀られています。墓石の破片を持っていると、賭け事に勝と言う縁起から、墓石を欠損する者が多く今は祠の中に保存されています。前、来た時は古びた祠が、今は、新しい祠です。
境内には、多くの祠とお地蔵さんがあり、紅葉の見頃になると多くの人が訪れることでしょう。
次回をお楽しみに では またね