逝きし世の面影

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ウソだもん、これ。東電説明に原子力規制委が激怒💢

2017年06月30日 | 放射能と情報操作
『東電説明に「ウソだもん、これ」規制委激怒』巨額の税金を投じた福島第一原発の「凍土遮水壁」。その効果を説明する東京電力に原子力規制委員が激怒している。

読売新聞系列の 6月28日(水曜日) 日本テレビ(NNN)の画像が凄まじい。 赤字で強調した『激怒』、『原子力規制委が東電に・・・』、『人を欺こうとしている』 の文字が目につくが、
原子力規制委・更田委員長代理59歳(原子力規制委員会初代委員長の田中俊一72歳は退任し、3か月後の今年9月から更田(ふけた)豊志委員長代理が昇格する)の凄まじい『怒りぶり』がテレビの画面からも伝わってくる。

テレビ画面の下段には、
『(東京電力は)人を欺こうとしているとしか思えない。』
『ウソだもん、これ(遮水壁の効果図)。』
『陸側遮水壁、何も関係ないじゃん。』
『そんな説明が後から後から出てくるような図を描く限り、東京電力はいつまでたっても信用されませんよ。』

とテロップが入っているのですから驚く。
 
NNNニュース(日本テレビ)では続けて、
『メルトダウンした原子炉建屋に流れ込み汚染水となってしまう地下水は、主に周辺に増設した井戸でくみ上げて減らしているのが実態。
しかし東電は28日、あたかも主に凍土遮水壁の効果で流入が減ったかのような説明をし、原子力規制委員会の更田委員長代理が激しく怒った。
東電は近く、遮水壁の凍結作業を完了する予定だが、350億円の国費を投入し期待した効果があったのか、検証する必要がある。』
と書いているが、これが全部口から出まかせの嘘八百。
本当の事実は、高濃度の放射能汚染水の大量発生の原因とは6年前からメルトダウンした原子炉圧力容器に注入している冷却水(1基当たり1時間に4・5トン)の事だと、既に東京電力や規制委が発表しているのです。地下水云々は何の関係も無い煙幕だった。

『フクシマが大爆発し東電本社に怒鳴り込んだ6年前の管直人よりも、今回の更田(ふけた)豊志の方が数段激しく怒っている』

原子力規制委と東京電力が福島第一原発の放射能汚染水(実は原子炉の冷却水)で公開の場所で、人目もはばからず大喧嘩(東電を頭ごなしに面罵)しているのですから驚くやら呆れるやら。(大爆発当時、直に東電本社に乗り込んだ管直人首相でも、ここまで言わなかった)
メルトダウンした核燃料デブリは原子炉を突き抜けて地下深くに落下したと思われる。ところが、今でも6年前の爆発時と同じで空っぽだと分かっている圧力容器を大量の冷却水で冷やし続けている。
今フクシマで何が起きているのか、規制委も東電も全員同じで、誰も彼もまったく分からない。仕方がないのでとりあえず安全のために(薄々無駄だと分かっているが)冷却水を抽入して冷やし続けるしか方法が無いのである。
これが本当に日本国の地上波テレビで放送された内容なのかと疑うような驚きのトンデモナイ内容であるが、政府与党(安倍自民党)に最も近い読売新聞系列のNNNニュース(日本テレビ)のWeb記事なのですから絶句するしかない。

★注、
東電(経産省エネルギー庁)の凍土遮水壁の説明を、『ウソだもん、これ。』と言い切った天晴れな原子力規制委員会の更田委員長代理ですが、・・・
本来の真っ当な科学者なら『ウソだもん、これ。』の続きは、→必ず『真実はこれこれだ』になる。(正しい『真実』を知っているものだけが断定的に『嘘だ』と言うことが出来る)
更田(ふけた)豊志ですが、素人の一般市民とか原子力に疎い第三者の記者ではない。
日本国では原子力の第一人者(トップ)なのですよ。
凍土壁を説明した東電を『ウソだもん、これ。』と言い切ったのなら、→その続きが『激しく怒った。』では辻褄がまったく合っていないのである。
フクシマの現状をまったく知らない素人(東電の説明を嘘くさいと思っている一般市民)と同じ態度を装う不真面目な原子力規制委員会ですが、全員で『何か』(たぶん、致命的な怖ろしすぎる真実)を必死で隠しているのである。(あるいは、本当に何も知らない可能性も十分にあるが、真実は二つに一つ。いずれにしろ恐ろしい)


東京電力の勝俣恒久元会長(左)、武黒一郎元副社長(中)、武藤栄元副社長(右)

『 元東電会長ら3人、きょう初公判 大津波予見可能性が争点 』2017/6/30 共同通信

津波対策を怠り、福島第1原発事故を防げなかったとして、業務上過失致死傷罪で強制起訴された東京電力の勝俣恒久元会長(77)ら3被告の初公判が30日、東京地裁(永渕健一裁判長)で開かれる。
未曽有の原発事故の責任を刑事裁判で審理するのは初めて。最大の争点は、大津波襲来の危険性を具体的に予見でき、事故の回避が可能だったかどうかで、検察官役指定弁護士と弁護側との全面対決となる見通しだ。
他の2被告は武黒一郎元副社長(71)と武藤栄元副社長(67)。
指定弁護士が大津波を予見できたと立証する上で、鍵となるのは東電子会社が2008年に試算した津波予測データだ。
6/30 共同通信

『原発の遮水壁、全面凍結を了承』福島第1の汚染水対策2017/6/28 共同通信

原子力規制委員会は28日、東京電力福島第1原発の廃炉作業に関する検討会を開き、1~4号機の周囲の地盤約1.5キロを凍らせる汚染水対策「凍土遮水壁」で、残っていた約7メートルの未凍結部分の凍結開始を了承した。凍土壁は今後、東電が変更申請している実施計画の認可を経て全面稼働する。
第1原発では、原子炉建屋内に地下水が流入して事故で溶け落ちた核燃料などに接触し、汚染水が発生。これを食い止めるために地中に氷の壁を作って、建屋に流入する地下水を減らして汚染水の増加を抑える。
凍土壁は建屋周囲に深さ約30メートルの凍結管を約1500本埋め込んで地盤を凍らせる。
6/28 共同通信

『ウソだもん、これ。💢???基本的に意味不明の共同通信の28日記事』
★注、
6月28日配信の共同通信の、原子力規制委員会は28日、東京電力福島第1原発の汚染水対策「凍土遮水壁」を了承し全面稼働するとのニュースと、同じ28日に読売新聞系列のNNNニュース(日本テレビ)のテレビ放送とは明らかに矛盾している。(特にテレビ画像下の、過激なテロップの文字は真っ向から相反する)
読売新聞系列のNNNニュース(日本テレビ)か、それとも共同通信か、何れかが真っ赤な嘘を(意識的に)垂れ流しているのですから恐ろしい。
そもそも汚染水対策とのふれこみの東京電力福島第1原発の陸側『凍土遮水壁』にしても海側遮水壁(鋼管)にしても推進したのは東電や経産省(エネルギー庁)であり、一応は科学者の集団である原子力規制委員会の方は一貫して『安全が担保されていない』(何が起きるか予測できない)と大反対していたが、政府や電力会社が押し切って無理やり実施した経緯がある。
それにしても日本の原子力規制委のトップである更田(ふけた)豊志委員長代理がテレビカメラの前で、東電の凍土遮水壁について『ウソだもん、これ。』と喋る姿は呆れるというか驚くというか、これは駄目ですね。もう、完全に終わっています。

『アメリカの原発を狙ったサイバー攻撃が発生』2017年06月29日Pars Today

アメリカの政府当局が、同国内の原子力発電所に対するハッカーの攻撃に関する調査について明らかにしています。
アメリカのニュースチャンネルABCによりますと、アメリカの政府関係者は、同国のある原発での正体不明の複数のハッカーによるサイバー攻撃について調査を行っていると発表しました。
報道によりますと、原発の商務部のコンピュターシステムがハッキングされているということです。
アメリカの当局は、ハッキングされた原発の名前を明らかにしていません。
アメリカの当局は、今回のハッキングに加担した人物やグループについて公式なコメントを出していません。
また、28日火曜には世界各地で、複数の多国籍企業が新たなサイバー攻撃の対象となりました。この攻撃の事例は、初めて、ロシアとウクライナで報告されています。
6月29日Pars Today

★注、
今回明らかになった東電と規制委の内輪の醜い口喧嘩『ウソだもん、これ。!!💢』とは無関係だとは思うが、イラン国営の6月29日のPars Todayの記事が時期的にピッタリで不気味である。
今回世界各国で大規模に発生しているサイバー攻撃に使用されているマルウェア (malware) ですが、これはアメリカ国家安全保障局(NSA)が開発した盗聴システムを転用したハッキングシステムだと言われている。(使い勝手が悪くユーザーの評判が最悪のマイクロソフトの最新のOS、Windows10は感染しないと言われていて、マイクロソフトの自作自演?!まで疑われている)

(おまけ)
『大洗研被ばく 除染シャワー故障、過大計測の原因か』7/1(土) 茨城新聞

日本原子力研究開発機構の被曝事故で、原子力規制委員会は30日、原子炉等規制法に基づく3回目の立ち入り検査を行った結果、事故後、除染用シャワーが故障して使えなかったことが判明した。除染が不十分となり、作業員1人の肺で2万2千ベクレルのプルトニウムを検出。
少なくとも2年前から故障していたという。(抜粋)

『廃止作業に国費1兆円=70年で、東海再処理施設-原子力機構』2017/06/30 時事通信社

日本原子力研究開発機構は30日、原発から出た使用済み核燃料の再処理施設(茨城県東海村)の廃止作業に70年で約1兆円掛かるとの試算を発表した。費用は大半が国費で賄われるため、巨額の国民負担が発生する。(以下省略)






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