鈴木すみよしブログ

身近な県政にするために。

地元行政からの令和3年度県当初予算要望に対する反映状況

2021年05月12日 | 議会活動
令和3年5月12日(水)

 富士市が求めていた令和3年度県当初予算要望に対する反映の結果が市から伝えられました。次年度要望は前年の8月頃に地元選出県議全員と市長をはじめとする市幹部から説明があり、その後、市長に同行し知事に対して重要案件について説明をし、その後は議員それぞれが機会あるごとに県当局に要望活動を継続する流れとなっています。
 その後、県の次年度予算が決定し、新年度が始まったところで要望に関連する予算が明確になり、県から市への通知とともに、この結果を市がどのように受け止めたかを、市の要望時と同じように市幹部からの報告を受ける流れとなっています。
 例年は、この行政懇談会と称した報告の場は、市役所にて一堂に会して行われていますが、今年度は、他都道府県を対象とする緊急事態宣言が発令され、市内においても新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されることから、書面による報告になりました。

 報告内容は、令和3年度県予算要望に対する回答と、富士市の主要事業についての状況報告となっています。

 県に対する予算要望のうち、重点要望に関しては、「自転車による地域活性化事業の支援について」、「富士市CNFプラットフォーム事業への協力について」、「田子の浦港の整備について」、「一級河川沼川の治水対策について」、「一級河川田子江川改修事業について」、「新々富士川橋の整備促進及び早期完成について」、「国道469号(富士南麓道路)の整備促進について」、「本市場大淵線の整備促進について」、「富士山子どもの国未整備部分の整備について」、「静岡県富士水泳場の整備について」、「森の力整備事業について」、「スクールソーシャルワーカー及びスクールカウンセラーの拡充について」、「富士山女子駅伝開催に伴う道路整備について」があります。

 全体を見渡すと、県が「実施中」および「一部実施中」、「実施済み」のものは9項目あり、「検討中」は4項目、「保留」は2項目ありました。
 「保留」には、富士山子どもの国関連と県富士水泳場関連で、いずれも利用状況や財政的な理由を背景に実現がかなわず継続して要望しているもので、県有施設ということもあり県の事情で延び延びとなっている案件です。

 この報告を元に、さらに議員活動の中で要望の実現に向け取り組んでいきたいと思います。
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