鈴木すみよしブログ

身近な県政にするために。

静岡県平成23年度決算審査がようやく終わる

2012年11月21日 | 議会活動

平成24年11月21日(水)

 10月24日から11月20日までの約1ヶ月間、静岡県平成23年度の決算が特別委員会で審議されました。

この間、ブログ更新ができなかったことをお詫び申し上げます。

 

 審議委員は静岡県議会の各会派から選出された計20名で構成。期間中はほぼ毎日、午前10時半から午後4時頃までの集中審議。一般会計、特別会計、公営企業会計について審査しました。

 

(委員会の様子。上から順番に私が質問中。審査中の様子)

 

 一般会計は歳入額1兆1,497億9,432万円(前年度比98.4%)、歳出額は1兆1,349億4,753万6千円(前年度比98.3%)。

 特別会計は公債管理特別会計ほか12特別会計合計の歳入額は3,649億7,138万6千円(前年度比90.1%)、歳出額は3,603億4,209万9千円(前年度比89.8%)となりました。

 公営企業会計は静岡県立がんセンター事業と静岡県企業局事業(工業用水・水道・地域振興整備)で、民間企業と同じように「貸借対照表」「損益計算書」等を元に決算を行いました。

 

 決算審査書類は監査意見書および決算書の他にその中身を解説した説明書、過去5年間の予算額とその実績および課題と次年度に向けた方向性などを記した施策展開表があります。

 

 議会が行う決算審査は、一会計年度の収支の締めくくりにあたり、公金の行方とその効果をはっきりさせるためのもので、将来の施策に対する反省とヒントを得ることができる重要なものです。

 先に述べた決算審査書類は、議会審議の前に行政の会計管理者が作成し、監査委員が執行機関として審査しています。したがって、会計上の問題はありません。しかし、今回のように議会が行う決算認定のための審査は、住民に代わる議決機関(議会)として執行機関(行政)の予算執行の適否を審査するものです。

 決算審査では、平成23年度に執行した事業の効果、収支の適法性、議会の議決を尊重した執行、不用残を生じた理由、財産(土地・建物等)の管理状況についてただすことなどを目的としています。

 

 静岡県の全ての組織を対象とし、一日に一部署ないし数部署について審査しました。大変な作業でしたが、県政全般について予算・決算面から掌握できたことは、今後の議員の職務を全うする上で大きな成果と言えるでしょう。

 

 予習しなければ翌日の審査で質問ができませんので、帰宅後はこの作業に追い回されました。おかげさまで、ほぼ全ての審査において質問ができました。

 

明日から、従来通り適宜にブログの更新を行っていきますので、場合によってはこの1ヶ月間に行動したことを振り返りお伝えすることもあるかもしれません。

 

 しかし、12月定例会で一般質問する予定でありその準備に余念がないこと、衆議院議員選挙が始まることなどで、年内は当面、多忙な毎日が続きます。ちなみに、選挙のため県議会日程がずれ、12月定例会の最終日は12月28日となりました。私の一般質問は、12月17日か18日になりそうです。本来ならば、12月11日に実施する予定でした。

 傍聴を計画していた関係者の皆様には日程変更でご迷惑をおかけし、お詫び申し上げます。

コメント
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