鈴木すみよしブログ

身近な県政にするために。

県知事選挙告示日を迎える

2024年05月11日 | 議会活動
令和6年5月11日(土)

 静岡県知事の突然の辞任により、知事選挙が行われることになり、9日に告示、26日に投開票が行われます。

 辞任発表から選挙までの間はあまりにも時間がなく、知名度に優る候補が先行し、その後の動向が気になっていましたが、私の支援する候補もようやく勝負ができるところまで体制を進めてきたようにも思います。とはいえ、選挙は何が起こるかわかりません。一瞬たりとも気を抜かず、多くの県民の皆様に候補者の訴えを届けて理解を得なければなりません。

 告示日、遊説隊は広い県内を西から東へ主な地点での出陣式に臨み、候補者は多くの支持者を前に第一声を上げていました。私は東部地区の出陣式に参加し、本県政の大きな転換点となるこの選挙をいかに盛り上げるか、関係者とともにその思いを強くしました。

 これまでの15年間の県政運営を振り返っての大きな課題は、本県知事と国との繋がり、知事と県議会との軋轢、県と県内市町との連携のいずれも機能してこなかったことです。何よりも、県議会から知事に対する不信任決議案や辞職勧告などの原因となった、知事の度重なる不適切発言は、県民全体に不信感を広げてきました。

 候補者には今回の選挙を迎えるに際し、前知事が発してきた職業や性別に関連した差別発言や地域間差別のような言動から大きく転換させ、正常な県政運営に戻すことが求められています。
 マスコミ報道では、各候補者を支援する政党の構図が見えてくると、そこを強調した記事も多く見られましたが、実際には政党に縛られることなく、それぞれの地域の実情を踏まえて、地域課題への関心が高まっています。

 私は、リニア中央新幹線建設に関しては、これまでの議論を整理し、大井川沿線の自治体の意見を尊重しながら、早期の解決に向け現実的な取組を期待します。
 また、計画されている県スポーツ施設建設は、県全体のバランスを見ながら進めることが重要と考えてきました。その選択肢はこれまでの県議会に提示されてきた内容から適切に判断すべきと考えます。
 何よりも、激甚化する豪雨災害や南海トラフ巨大地震対策に大きな力を発揮してくれる候補者を選びたいと思います。
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