鈴木すみよしブログ

身近な県政にするために。

鳥獣被害に遭う農家の気持ちがわかる

2021年05月04日 | 議会活動
令和3年5月4日(火)

 連休中ではありますが知事選挙のこともあり、連日、その準備に追われています。朝から夜まで、関係者との打ち合わせに余念がありません。告示日まであとわずかですので、尋常ではない日々が続いています。

 さて、話題がガラッと変わって、鳥獣被害について当事者となったことで農家が被害に遭ったときの強い憤りを実感しています。

 冒頭で連休無しと書きましたが、早朝、仕事に取りかかる前の1時間ほどは畑に行って芽が出始めた農作物への水やりや除草などの軽い農作業を続けています。このところの天気は、雨が降らず空気がかなり乾燥しており、夏日のような晴天が続くと、土が強い熱射でカラカラに乾燥し、芽が出たばかりの農作物は枯れてしまいそうです。そこで、水やりは欠かせません。その甲斐があってか、毎日見ていても成長の度合いがはっきりと分かります。

 一月以上前に植えたジャガイモは、葉が50cmほどに伸び、順調に育っています。しかし、以前のブログでも書きましたが、葉が育ち始めて間もない頃、いくつかが畑から引き抜かれ、種芋が散乱している光景を目の当たりにしました。
 その犯人は野ザルの群れであることがすぐ分かりました。近所の方も同じ被害に遭い、彼らは防護ネットを張るなどで対策を講じています。

 私は初心者であり、鳥獣被害も少しくらいならいいかと思っていましたが、最近では、成長し3cmほどに育ったジャガイモの半分ほどがサルにやられてしまいました。土から引き抜かれ、新しい芋を食べ終わり、大きくなった葉や茎と、根だけが残った無残な姿を見て怒りが湧いてきます。

 また、2週間ほど前に植えたサツマイモの蔓は、ようやく根が数センチに伸び始めたところですが、まだ芋の姿さえ見えない状況なのに、多くの蔓を引き抜き、葉がしおれている無残な姿は言葉になりません。

 鳥獣被害に遭い、丹精込めた農作物が失われる農家の方々の怒りややる気を喪失してしまう気持ちはすごくよく分かります。このまま見過ごすわけにはいきませんので、防護柵などを設置しようと考えていますが、そのための作業時間を割くことはできず、今年はサルにやられっぱなしで彼らの餌を作っていることに、やるせない気持ちで一杯です。6月20日が過ぎるまで対策を講じることができず、それまでに少しでも植えた農作物が残ってくれることを願うばかりです。
コメント
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