宮部みゆきさんの「英雄の書」を読みました。
上下巻、かなり読み応えのある本でした。
「ひとつ踏み誤れば、あなたも<英雄>に囚われ、呑み込まれて
しまうことでしょう。<英雄>は強大です。比類なき力を擁する完全な物
語でございます」
と書かれていたこの本は、
誰にでも、陰と陽の面があるということを強く強調していたように思える。
英雄とは、一般的には、“立派な人”というイメージなのだけれど、
それは、陽の面であって、陰の面は、黄衣の王として描かれている。
それに魅入られてしまった人を器として、破獄した英雄。
魅入られてしまった人を、救い出すために、小学生の少女が冒険をする。
小学生の女の子というよりは、かなり大人びた印象(心の中の葛藤など)
があったけれど、おもしろかった。
映画でも、こういうストーリーのものは大好きだけれど、
小説でも、やっぱり好きだなぁと思った。
結末は、もっとハッピーエンドがよかったけれど、
まぁ、そんなに悲惨すぎるわけでもなく、納得がいく感じなのかも。
望んでいたようなハッピーエンドだと、違和感があったかもしれない^^;
なんて思った。
いろんなことに直面して、しり込みしてしまいたくなる場面があったとしても、
この物語の主人公だった、友理子のように、勇気を持って前に進める人で
ありたいなぁと思った。
上下巻、かなり読み応えのある本でした。
「ひとつ踏み誤れば、あなたも<英雄>に囚われ、呑み込まれて
しまうことでしょう。<英雄>は強大です。比類なき力を擁する完全な物
語でございます」
と書かれていたこの本は、
誰にでも、陰と陽の面があるということを強く強調していたように思える。
英雄とは、一般的には、“立派な人”というイメージなのだけれど、
それは、陽の面であって、陰の面は、黄衣の王として描かれている。
それに魅入られてしまった人を器として、破獄した英雄。
魅入られてしまった人を、救い出すために、小学生の少女が冒険をする。
小学生の女の子というよりは、かなり大人びた印象(心の中の葛藤など)
があったけれど、おもしろかった。
映画でも、こういうストーリーのものは大好きだけれど、
小説でも、やっぱり好きだなぁと思った。
結末は、もっとハッピーエンドがよかったけれど、
まぁ、そんなに悲惨すぎるわけでもなく、納得がいく感じなのかも。
望んでいたようなハッピーエンドだと、違和感があったかもしれない^^;
なんて思った。
いろんなことに直面して、しり込みしてしまいたくなる場面があったとしても、
この物語の主人公だった、友理子のように、勇気を持って前に進める人で
ありたいなぁと思った。