今日はいっこさんと、目黒雅叙園で開催されている「神の手ニッポン展」を観に行きました。目黒駅から行人坂を下って数分で雅叙園に到着。この雅叙園自体がアートのようにも思えるほど、立派な作りの建物でした。「神の手ニッポン展」は、この雅叙園の中にある「百段階段」で開催されています。この百段階段そのものが、東京都の指定有形文化財だそうです。この階段だけでも一見の価値があると思います。
「神の手ニッポン展」では、6人のアーチストの作品が展示されていて、どの作品も息をのむほど細部にこだわって作り上げられていました。
ビーズで織り上げた着物(ガラスのビーズを160万個も使って、総重量13kgもあるそうです)や、遠近法を活かして太宰治やラフカディオ・ハーンの住まいを再現したミニチュアハウス、一枚の紙から作られる、まるでレースのような立体の切り絵等が展示されていました。
ボクが一番驚いたのは、この切り絵。SouMaさんというアーチストの手で作られるのですが、これこそ、神の仕業としか言えない、緻密な作品でした。文字ではどうにも表現できませんので、ぜひご覧ください。
いっこさんは、太田隆司さんの作品に夢中でした。太田氏はテレビ東京の「TVチャンピオン」で優勝された方で、機関車が雪の積もった線路を走っている様子を描きだした作品は、ボクもとても気に入りました。
ボクたちは約2時間、作品に魅せられていましたが、その間「時間が止まっていた」ように思います。息をのむようなものを見たり、経験している時って、時間の観念がなくなったことってありませんか?まさにその感覚です。
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