差動プリがいまいちだ。
これならシングルプリのほうが良い。
でも中音は捨て難い。
二台体制にするか?
少し頭を冷やそう。
プリの音を云々するのにパワーのハムが気になるな。
正確な判断が出来辛い。
ということで久しぶりにパワーを組み直そう。
最たる目的はチョークと整流管を入れ替えて、チョークと入力トランスを離すこと。
初段のカソード周りの整理・付加抵抗の変更、
OPTの上下反転による配線の短絡化、
グランドラインの整理、
デカップコンデンサーの移動と固定化、
シャーシーのネジを隠す。
こんなとこか。
今回は鉄板を使ってみる。
アルミが高価になったというのが主な理由だ。
ヤング率がアルミの三倍として、厚さが1mmあれば良い。
厚さが1.6mmのものを丁度店で見つけた、というのも理由だ。
ただし長さが300mmと少し足りないのでアルミ板を入力段に使う。
いやあ、硬いのでやすりが大変。
角穴が小さくて削ったのだが、棒やすりでは歯が立たなくグラインダーを使った。
真空管を落とし込もうと思ったので穴径を大きくしている。
盆休みはほぼシャーシー加工に掛かった。
整流管の取り付けに迷ったが、100mm幅では入らないので3mm厚200mm長さのアルミ板を真っ二つにして使うことにした。
下画像上の白いソケットが一個だけ乗っているもの。
今回はシャーシー上にねじを出さないようにしたが、木枠に留めるねじが出てた。
しかし思った以上に上手くいった。
20220814