老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

竹生島・長浜へ  その① ~竹生島へ~ 

2018年06月26日 21時01分12秒 | 旅行/色々な風景
 予てから、琵琶湖に浮かび宝巌寺や都久夫須麻神社がある竹生島(ちくぶじま)と、琵琶湖の東岸にあり豊臣秀吉ゆかりの城下町である長浜は一度訪れたい場所でした。

 今年3月のJR大周り乗車でこの近くを通過したこともあり、何とかゆっくりと行きたいと思っていたのですが、ここは大阪からの格安ツアーも少なく、また車では結構不便なので、JRを利用して行くことにしました。

 但し、竹生島でゆっくりと時間を取りたかったのと、長浜もできるだけあちこちを回りたいと思って検討の結果、朝早くに大阪を出て、湖西線の近江今津から船で竹生島に行き、その後長浜に渡って市内を回って、JRで帰阪というコースを選びました。

 梅雨時期の天気予報を見ながら、好天で且つ二人の都合が良いということで昨日(6月25日)に決行。
 予想通りに好天でしたが、逆に今年一番の暑さの真夏日となり、竹生島の石段や、長浜市内歩きは結構応えましたが老夫婦何とか無事に予定のコースを回って無事に帰阪できました。

 初めての竹生島に着くまでの様子をお知らせし、その後竹生島や長浜の様子をお知らせします。


 今回のコースは、まず近江今津へ。
大阪から敦賀行きの湖西線経由の新快速で1時間20分程度で到着。その後直ぐ近くにある今津港まで歩くのですが、途中に「琵琶湖周航の歌資料館」というのがありました。

 この「琵琶湖周航の歌」は、旧第三高等学校(三高。現在の京都大学)ボート部の小口太郎による詞を:吉田千秋のメロディーに乗せて歌われたもので、その後この歌は、三高の寮歌・学生歌として伝えられ、学生歌として広まりました。

 京大とは関係の無い私も、学生時代にはコンパのときなどに再三歌ったので、現在でも覚えていますし、戦後は加藤登紀子のカバーにより広く知られるようになった懐かしい歌です。
そして、その歌詞の中に“今日は今津か 長浜か”というのがあったことを思い出しました。
 
 今津港に着くと、観光バスも到着していて20名程度の同じく高齢者の団体が二組ありましたが、船の定員は180名程度とかで、全く問題なし。
出航まで暫く時間があったので、港に建立されている琵琶湖周航の歌の歌碑や琵琶湖岸を楽しみました。

 出航後、25分程度で竹生島に着くのですが、波も穏やかで全く揺れず、琵琶湖独特のエリ漁の仕掛けなどを見ながらの航海でした。

 やがて、竹生島が見えてきましたが、周囲2kmとかで小さなこんもりとした島です。
港は島の南側にあるのですが、それ以外は切り立った崖になっており人が近づけず、カワウやサギなどの鳥のコロニ―になっているようです。

 やがて、竹生島の港に到着。小さな桟橋が二つあるだけですが、船から見上げる宝巌寺の赤い三重塔が良く目立ちました。(まさ)


JR湖西線 近江今津駅

琵琶湖周航の歌資料館 残念ながら休館日でした

今津港

少し長い桟橋。泊まっているのは竹生島までの船です

湖畔にある琵琶湖周航の歌の歌碑

琵琶湖の様子

エリ漁の仕掛け

穏やかな湖に、船の航跡

竹生島。 西側からの眺めです

竹生島港に近づく。 宝巌寺の赤い三重塔も見えます