老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

絵本と四葉のクローバーの差し入れ

2022年05月31日 19時08分41秒 | ツレアイのこと

(もう、今日で5月もお終い、何時に間にか齢81歳となりましたが、もう少し頑張りましょう! 今日はツレアイの話題です)

 先日知人から、近況報告の手紙と共に、身内の絵本作家さんが最近発刊された絵本が届きました。

 絵本など見るのは本当に久しぶりで、一応目を通して、絵本の楽しさを感じたものの繰り返して読む気は起らず、どうしようかなあと思っていると、その知人からの文面に『声を出して本を読むのが、ボケ防止に繋がるようだ・・・』とあったのを思い出して、ツレアイに届けることにしました。

 ツレアイが大好きな、スイカ(勿論、カット品のパックです)と共に、“声を出して読むように”とのメモをつけて届けました。

 その後、施設のスタッフの方から、「良く本を手にして、嬉しそうに声を出して読んでおられますよ」との連絡もあり、ここ数年本はおろか新聞も読むことのなかったツレアイには、絵本なら声出しで読むことで少しは効果があるのだと思い、先日本屋に行って別の絵本を探しました。

 どんな絵本が良いのか判らず、店員さんに「認知症の人に勧めたい本がありますか?」と質問するも、そのような客は居ないらしく少し怪訝な顔つきでしたが、経過を話すと嬉しそうな顔で一所懸命に探して3冊ほどを薦めてくれましたので、その内の1冊をゲット。
 
 早速、ツレアイの施設に持って行ってやりましたが、もう一つ併せて持って行ったのは私が散歩の途中やテニスの合間に摘んで、押し花にした四葉のクローバーを額縁に入れたものでした。

 私は園芸福祉のボランティア活動などで押し花を作った経験もあり、押し花を作るのには全く抵抗はなかったのですが、いざ額縁に入れてツレアイに届けるとなると少し照れ臭い面はありました。

 しかし、これで少しでもツレアイが喜んでくれるならとの期待感もあり、イソイソと持参しました。

 まだ面会制限があり、ツレアイの反応は直接には判りませんでしたが、近いうちにスタッフの人に聞いてみましょう。


 兎に角、初めての絵本購入とツレアイに贈る押し花の作品作りでしたが、絵本については少し考えさせられることがありました。

(その①)
 子供用の絵本については、出版社や本屋の店員さんも色々なノウハウがあると思うのですが、認知症の人を対象とした絵本選びのガイダンスみたいなものがあれば便利。
一口に認知症といっても、個々に症状が違うので、完全なものは難しいでしょうから大まかなものでも結構です。

(その②)
 絵本って、結構高いものですね。ビックリしました。
あれだけ絵があり、発行部数が少なければ仕方ないのかも・・・

(その③)
 普通、絵本といえば子供の成長に合わせて、漢字交じりとかストーリーの展開など、徐々に知能向上に合わせた選択になるのでしょうが、認知症の人に読ませるのには逆に徐々に文章の少ない絵だけのものになっていくのか? などと考えると少し悲しい思いもよぎりました。

(まさ)


頑張って作りました。四つ葉のクローバー5枚入り
(壊しても怪我がないように、ガラスではなくアクリル板です)


チリアヤメ

2022年05月30日 19時07分56秒 | 散歩中に見かけた風景

 先日淀川河川敷の散歩時にいつもとコースを変えてみましたが、毛馬の大洗堰下流の左岸公園の芝生地の中でチリアヤメを見かけました。

 昨年も一株だけ見ているのですが、今年はタイミングが良かったのか、点々と散らばっているものの結構な数の株を見受けました。

 極めて背の低い植物で、芝生に這いつくばるように青紫の良く目立つ花を咲かせていますが、名前の通りに一目でアヤメ科の植物だと判ります。

 南米産の帰化植物で非常に可愛らしいですが、一日花らしいので見るにはタイミングが大事かも…(まさ)


芝生の中に点々と咲いています

同上

葉は綺麗とは言えません

花のアップ カタバミやニワセキショウの花よりかなり大きいです


キキョウソウの仲間たち

2022年05月29日 19時52分11秒 | 散歩中に見かけた風景

(今日は大阪でも30℃を超える真夏日で、テニスの為に河川敷のテニスコートに行ったものの、先日からの歩きすぎの為か膝に少し違和感を感じ、念のために軽い運動だけに止めて、早目に帰宅しました。)

 先日淀川の河川敷を散歩中に目にしたキキョウソウ(と思っていた)が、いつも見るテッペン部に一つだけ咲いている花と違って、テッペン部分に複数の花を付けていたので、?と思い帰宅後にキキョウソウの事を少し調べて見ました。

 今迄、この小さな紫色の花を見ると、全てが『キキョウソウ』だとばかり思い込んで、ブログも全て『キキョウソウ』で処理していたのですが、キキョウソウの仲間にはキキョウソウ/ヒナキキョウソウ/ヒナギキョウの3種があるという事を知り、今までの迂闊さに冷や汗が出る思い・・・

 手元にある写真をチェックしてみると、今まで私がキキョウソウだと思っていたのは、「ヒナキキョウソウ」或いは「ヒナギキョウ」であることに気付きましたが、偶々そんな時にいつも拝見しているNANAさんのブログ「花鳥にゃん月」の5月26日のブログ(https://blog.goo.ne.jp/nanaquu/d/20220526)にキキョウソウの事が記されているのを拝見し、キキョウソウの特徴が良く理解できました。

 色々な資料には「キキョウソウ」は“下部の花もよく開花し、花は下から上にと咲き上がる。従って別名を「ダンダンギキョウ」ともいう”とあり、NANAさんのブログの写真でも、下部から上部に掛けて複数の花が綺麗に写っていました。

 ということですが、皮肉にも私が一番悩んだのが最初に気付いたテッペン部に複数の花を付けている植物です。

 NANAさんの写真の様に下から順番に花がついていれば「キキョウソウ」と同定できるのですが、テッペン部に複数の花があるものについて余り記述がなくて困っていましたが、<熊本市水前寺江津湖公園HP>に下記のような記載があるのを見かけ、葉が茎を抱いているのと複数の花という事で、迷っていたのは「キキョウソウ」だと同定しました。

※ 簡単な見分け方は、葉を見ていただき、葉が茎を抱いていればキキョウソウ、抱いていなければヒナキキョウソウとなります。

ヒナキキョウソウは、頂部の花以外はほとんど閉鎖花になるので一つの花だけを付け、複数の花をつけていればキキョウソウとなります。(個体差があるかもしれません)


 因みに、「ヒナギキョウ」この中で唯一の在来種で、ひょろ~んと伸びた花茎にぽつんと優し気な薄紫の花を咲かせていることで、判り易いです。


 以前にも書きこんだように、最近は野草に興味を持っていますが、野草には似たような花を持つものが多くて、このような悩みは引き続いて起こっています。

 公開ブログを開設している以上はその内容に責任がありますし、ある意味ではボケ防止の為という事もあり、問題点が出てくれば出来るだけ詳しくチェックして対応していくようにしています。

今回はNANAさん大変お世話になりました。ありがとうございました。
(まさ)

<キキョウソウ>

これが私が迷った花ですが、テッペン部に複数の花があることや葉が茎を巻いていることで同定しました

同上 花のアップ

同上 葉が茎を巻いている様子と、種子の様子

<ヒナキキョウソウ>

テッペンに花が1つだけです

同上 花のアップ

<ヒナギキョウ>

ひょろっと長い茎の先に薄紫色の花が1つ

同上


夏間近な近場で見かけた花たち

2022年05月28日 19時49分49秒 | 散歩中に見かけた風景

 ここの所、別の話題が多くて少しスキップしていましたが、カメラを手に毎日のように近場の散歩は続けていますので、写真が少し溜まっています。

 その一部を紹介します。(まさ)


トウネズミモチ(モクセイ科)

同上

クロガネモチ(モチノキ科)

同上

マルベリー(クワ科)

同上


マルバストラム(アオイ科)

タイサンボク(モクレン科)

同上

スタジイ(ブナ科)

同上

センダン(センダン科)は河川敷の主役です


カポック(=シェフレラ・アルボリコラ、ウコギ科)

同上
デュランタ・アルバ(クマツヅラ科)

同上


ブローディア(=ヒメアガパンサス、ユリ科)

ナヨクサフジ(マメ科) 今一番目立っています

アレチハナガサ(クマツヅラ科) そろそろ目立ってきました

同上

セイヨウヒキヨモギ(ゴマノハグサ科)


イヌハッカ(シソ科)

同上

同上


ニワゼキショウとセッカニワゼキショウ(アヤメ科)

チガヤ(イネ科)

淀川ワンドの釣り人




城北公園菖蒲園へ その② ~その他の花など~

2022年05月27日 19時24分34秒 | 旅行/色々な風景

 この菖蒲園は城北公園の中にあり、菖蒲園の周囲にも沢山の花木などが植えられたり、小さな池もあり色々と愉しめます。

 この時期はアジサイが咲き始めていますが、昨日紹介したショウブ以外の花などを紹介します。(まさ)

ヤマアジサイ

同上

ガクアジサイ。 赤系統

同上

ガクアジサイ。 白系統

ガクアジサイ。 ピンク系統、クモの巣がある様です

ガクアジサイ。 白系統、星形

ガクアジサイ。 白系統


カキの木の小さな実と黄色い花

カキの木の花


ギボウシ(ユリ科)の蕾もかなり目立ち始めました

<小さな池>

滝を模した流れ

イグサでしょうか?

同上
コウホネ(スイレン科)と水草  ⇒ ミズキンバイ(アカバナ科)


タデ

ハンゲショウ(ドクダミ科)まだ葉の変色はありませんが花穂が出ています
イシミカワ(タデ科)

同上

涼しさを感じるせせらぎ

せせらぎと灯篭