シーアゲイン~ログブック

青海島は年間を通して楽しむことができます。そうした青海島およびその近海における日々のダイビング情報をお届けします。

チビマトウダイ

2009年06月28日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温30℃   水温23~22℃  透明度 ⇔10~15

Matoudaiyo090628s

Kobudaiyo090628s

左:マトウダイの幼魚(by yuri)

右:コブダイの幼魚(by satoru)

  本日も船越はべたなぎ!!心配された天気も至って良好。今日も暑い一日でした。

  1本目は左の瀬に行きました。オオカズナギは今日はおとなしくじっとしていました。オキナワベニハゼもまたまた増えたようです。

  ハナハゼの幼魚やイトヒキベラの幼魚、婚姻色を出し始めてるソラスズメダイなど南国チックになってまいりました。

  マトウダイは今日は3匹見れ、そのうち一匹は500円玉サイズでした。このサイズは今年あまり見れてなかったのでラッキーでした。

Kokeginpo090628sMasudaokoze090628s左:コケギンポ(by same)

右:マスダオコゼ(by higashi)

  その他コブダイの幼魚やコブヌメリ、飛んでるキイロウミコチョウ、オレンジ色のコミドリリュウグウウミウシ、巨大なショウジョウウミウシの仲間など見れました。

Setoryu090628s

Nijiginpotamahogo090628s左:セトリュウグウウミウシ(by fujita)  右:ニジギンポの卵保護(by fujimoto)

  2本目はトンネルへ行き、テンロクケボリ、ツマニケボリ、ソリキヌヅツミ、ベニキヌヅツミ、セトリュウグウウミウシ、オルトマンワラエニ、卵保護中のニジギンポ、いつもとは違う個体のマスダオコゼ、ニシキウミウシ、ハナショウジョウウミウシなど見れ、帰りにはハナイカの卵やオオカズナギのメスのバトルなんかも見れました。本日とっても盛りだくさんでした。


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チビハナイカ

2009年06月27日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温30℃   水温23~22℃  透明度 ⇔8~12

Benitukeginpo090627Himeoomiami090627

左:ベニツケギンポ(by satoru)  右:ヒメオオミアミ(by yuri)

  本日も船越はべた凪!!1本目はトンネルへ行きました。ツマニケボリやソリキヌヅツミ、タツノオトシゴ、オルトマンワラエビ、アラリウミウシ、フジイロウミウシ、ハナイカの卵と産卵しそうなハナイカなど見れました。そして普段は地味なヒメオオミアミですが、青海島では数少ないカラフルなカラーバリエーションの個体も見れました。ちっちゃいですがよく見ると綺麗です。

Kobunumeribatoru090627_2Hanaika090627左:コブヌメリのバトル(by taiji)   右:ハナイカ(by matumoto)

  2本目は左の瀬に行き、こちらでもハナイカが見れました。今年見た中ではいちばんちっちゃいチビハナイカです。色もとっても綺麗でした。今日は2匹見れラッキーでしたねー。オオカズナギは今日は求愛を見ることが出来ました。帰りには最近面白いのはコクヌメリです。今日は婚姻色お出したオスが求愛してたり、オス同士でバトルしている姿も見れました。いろんな生物の繁殖行動がおもしろい時期です。


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アオリイカ

2009年06月24日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温27℃   水温23~20℃  透明度 ⇔8~10

Aoriika090624s

Cyairokinuta090624s

左:アオリイカの産卵(by higashi)  右:チャイロキヌタ(by yamada)

   本日も船越は良好のコンディションでした。今年は海藻が多いせいかいろんな所でアオリイカの産卵を観察できます。しかも脅かさなければかなり寄れるんで観察もしやすいです。ただこのところ透明度が悪いんでその辺がちょっと残念です。今日も何箇所かで見れましたがそろそろ力尽きて死んでしまっている個体も目に付くようになりました。1年しか生きられない短い一生ですが、命尽きるまで産卵する姿はとっても感動的ですね。

Kuroshitanashi090624sKasago090624s

左:クロシタナシウミウシ(by satoko)  右:カサゴ(by satoko)

  本日は久しぶりに洞窟にも行きました。外はあまり透明度は良くなかったですが、なぜか洞窟内はとってもクリアで透明度が良かったです。オオカズナギは大きなオスがいたのですが、なかなかバトルまではいきませんでした。リュウモンイロウミウシやサガミイロウミウシ、シラユキウミウシやサメジマオトメウミウシなど夏のウミウシが増えてきました。水温も若干上がってきました。


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最後のヤサガタ?

2009年06月22日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温27℃   水温20~20℃  透明度 ⇔8~12

Kouikanonakamanotamago090622m

本日の画像はyuriさんからいただきました。

←コウイカの仲間の卵

  本日予報は悪かったですが船越はべたなぎ!!雨もほとんど降らず快適でした。1本目はトンネルへ行き、ツマニケボリやソリキヌヅツミ、マスダオコゼは今日は海藻の下に潜んでいました。そして今日もアラリウミウシが見れました。帰りには産卵しそうなハナイカも見れました。オキナワベニハゼが沢山見れ、ミサキスジハゼも見れましたがすぐに引っ込んでしまいました。そしてコウイカの仲間の卵も見れました。こちらも今後の成長が楽しみです。

Amimehaginoyougyo090622m

Kiibokinuhadaumiusi090622m

左:アミメハギの幼魚  右:キイボキヌハダウミウシ

  2本目は左の瀬に行きました。移動中はまたまた浮遊生物を探しましたがヤサガタハダカカメガイが2個体見れただけでした。さすがにもう最後の個体かもしれませんね。オオカズナギは今日もおとなしく、産卵中のアオリイカもだいぶ数が減ってきました。イワヅタの仲間には小さなアミメハギの幼魚が隠れていました。体色が緑でとってもかわいかったです。

Yasagatahadakakamegai090622mSatumakasago090622m

左:ヤサガタハダカカメガイ  右:サツマカサゴ

  その他けっこう大きなテンスやクロエリギンポ、コノハガニや成長してきたマトウダイの幼魚、コブヌメリやyuriさんがサツマカサゴを見つけてました。アイドル候補が増えてきました。


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アラリウミウシ

2009年06月21日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温25℃   水温20~20℃  透明度 ⇔5~8

Arariumi090621Masudaokoze090621

左:アラリウミウシ(by sameちゃん)  右:マスダオコゼ(by fujita )

  本日も船越はべたなぎ!!透明度はさほど良くなりませんがこのところ快適な日が続いています。1本目は左の瀬へ行きオオカズナギを見に行きました。やはり今日もなんらアクションはありませんでした。なかなか今年は個体数が少ないんで確立が悪いです。

その代わり今日も大きなアオリイカが沢山産卵していました。今日もかなり寄って観察できました。その横では、ニジギンポが貝の中で産卵しているようでした。周りにオスと思われる個体が数匹いて、すきあらば放精してやろうという感じで貝の中に入ろうと試みますが、貝の中にいるオスが必死に追っ払おうとしていました。なかなか貴重なシーンに遭遇できました。瀬の隙間では今日もオキナワベニハゼを数引き確認できました。砂地ではクロエリギンポ、テンスなど見れました。

Hanaika090621Hanatatu090621

左:ハナイカ(by sameちゃん)  右:ハナタツ(by fujita)

  2本目はトンネルへ行きました。ソリキヌヅツミ、ツマニケボリ、ハナタツなど見れ、いつもは海藻のなかから顔だけ出してるとってもシャイなマスダオコゼ君ですが、本日はどうどうと瀬の上に居座っていました。ひらひらして相変わらず枯葉の様ですがとってもかわいいです。その後疑似餌をヒラヒラさせてるセイテンビラメや、この海域ではとってもレアなアラリウミウシ、センヒメウミウシ、ミサキスジハゼ、ハナイカの卵と移動中のハナイカなど見れました。水温も上がってきて潜りやすくなりました。


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コヤナギウミウシ

2009年06月20日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温31℃   水温20~19℃  透明度 ⇔5~8

Masudaokoze090620Hanaikatama090620

本日の画像はsatoruさんからいただきました。

左:マスダオコゼ  右:ハナイカの卵

  本日もいたっておだやかな船越でした。あれだけいた浮遊生物ですが、本日は南風が強く、きれいさっぱり沖へ流されたようで、何も見つけることが出来ませんでした。という事で本日は久々に普通にダイビングです。

Tamagawakoyanagiumi090620

←コヤナギウミウシ

  1本目はトンネルへ行きました。とうとうダンゴはいなくなってしまいました。水温もあがってきたんでしかたないですが、ちょっと寂しいですね。しかしまだまだサマーダンゴにも期待しましょう。 ツマニケボリやソリキヌヅツミを見て、久々に卵保護中のニジギンポも見れました。水路ではマスダオコゼ復活です。地味ですがとってもお気に入りのヤツです。そして久しぶりにコヤナギウミウシも見れました。タマガワコヤナギよりもどちらかというとこっちのほうがこの海域ではレアです。帰りには2箇所でハナイカの卵も確認できました。

Kuroanago090620

←クロアナゴ

  2本目は左の瀬に行きました。最近絶好調だったオオカズナギですが本日は何のアクションもありませんでした。しかしながらその横ではアオリイカが今日も沢山産卵していました。昨日ほどは寄れませんでしたが、今日もけっこう近くで見ることが出来ました。そろそろ婚姻色を出し始めてるコブヌメリなど見て、結構岩の割れ目を探せばオキナワベニハゼも目立つようになりました。帰りには穴の中に入ってる巨大なクロアナゴも見れました。んーでも浮遊生物がいないとなんだか物足りない気がします。


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タルガタ?

2009年06月18日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温30℃   水温21~20℃  透明度 ⇔8~12

Tarugatahadadakamegai090618

←タルガタハダカカメガイ

本日の画像はyuriさんからいただきました。

   昨日はアドバンス講習でナイトまで、そして本日はファンダイブで潜りました。1本目のリクエストは浮遊生物!!湾内をくまなく探しました。ところが昨日はあれだけいたウチワカンテンカメガイがいなくなっていました。そのかわりまたまたヤサガタハダカカメガイが大発生していました。

   そしてそして実は昨日も見つけたタルガタハダカカメガイと思われる固体も4匹見れました。ヤサガタの様にマントみたいな突起物がなくつるんとしたボディーをしています。またまた同定を頼んでおりますので楽しみです。その他ハナオコゼの幼魚やトビウオの幼魚、オオタルマワシを思わせる謎の生物なんかも見れ、ますます熱い浮遊生物です。

Ookazunagi090618

Aoriika090618

左:オオカズナギのバトル 右:アオリイカ

   2本目はオオカズナギ狙いで左の瀬に行きました。そしたらまたまた大当たり!!バトルしてました。その横ではアオリイカが集団で産卵していました。

Akaisohaze090618

←アカイソハゼのバトル

   そして本日もうひとつのヒットはアカイソハゼのバトルです。いつもは地味な色ですが今日は青いすじを立て、背びれ全開で怒りまくっていました!!岩の隙間で撮影しづらい場所でしたがなんとかとっていただきました。手前がかなりおもしろいのでなかなかハナイカの場所までたどり着けない今日この頃です。


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オオカズナギの大喧嘩!!

2009年06月14日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温27℃   水温20~19℃  透明度 ⇔8~10

Tatuyo090614sYasagatahadakakamegai090614s

左:タツノオトシゴの幼魚(by yuri)

右:ヤサガタハダカカメガイ(by yuri)

  昨日あれだけいたクリイロカメガイですが、本日はほとんどいなくなっていました。

  今日のゲストはマニアックな浮遊生物狙いだったので少しテンション下がりましたが、それでもヤサガタハダカカメガイ、ハダカゾウクラゲ、クリイロカメガイは見れたので良かったです。

  トンネルでは、セトリュウグウウミウシやタツノオトシゴの幼魚、ソリキヌヅツミ、ツマニケボリ、テンロクケボリなど見れ、ダンゴウオも一匹だけ健在でした。

Setoryu090614s

←セトリュウグウウミウシ(by satoru)

  左の瀬では本日オオカズナギが大当たり、いきなりの巨大なライバル登場!!20~30分の死闘の末、今まで圧倒的強さで他を寄せ付けなかったキングがとうとう敗退しました。しかしながら勝った雄はしきりに求愛するもなかなか受け入れてもらえず、穴へ入れてもらえませんでした。

Ookazunagi090614sOokazunagibatoru090614s

左:オオカズナギの求愛(by yuri)

右:オオカズナギのバトル(by satoru)

  yuriさんの話ではその後元キングがまたまた何度か闘いを挑んでいたらしいですよ。すばらしいシーンに出会えてラッキーでしたねー。という事で2本目はほぼオオカズナギのみのダイビングとなりました。


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クリイロカメガイ大量発生!!

2009年06月13日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温25℃   水温19~19℃  透明度 ⇔8~10

Utiwakantenkamegainakama090613Hanaika090613

左:ウチワカンテンカメガイの仲間(by chisato)  右:ハナイカ(by katou)

  浮遊生物はもう終わりかなーなんて思っていたのですが、本日入ってビックリ!!今まで見たこともないほどの数のクリイロカメガイが乱舞していました。スゴイ光景で今日も期待が高まります。その期待通りウチワカンテンカメガイの仲間やまたまた稀種のヤサガタハダカカメガイ、ハダカゾウクラゲなどなどとっても充実していました。おもしろいですねー。

Hosoumiyako090613Madaraginpo090613

左:ホソウミヤッコ(by satoru)  右:マダラギンポ(by satoru)

  そして左の瀬ではハナイカも見れ絶好調!!マトウダイの幼魚も見れました。三角岩沖では今年も出ましたマダラギンポ。まだ小さく成熟しきってないような若魚ですが今年も沢山見れると嬉しいです。その他ミサキスジハゼやハナイカの卵、フトユビシャコの仲間、マツカサウオなど見れ、ホソウミヤッコはペアになっていてメスと思われる個体はお腹が大きくなっていました。これから産卵期に入るんでしょうね。それにしてもまだまだ熱い浮遊系です。


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クリーンナップ大作戦!!

2009年06月07日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温20℃   水温19~19℃  透明度 ⇔8~10

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←本日の収穫

  本日はクリーナップ大作戦の日で、今年もたーくさんのゴミを回収しました。かりゆしさんと合同で軽く200kgを超えるほどのゴミが集まりました。今年もすごい量でしたねー。これだけありますと達成感を感じます。ご参加くださいましたダイバーの方々はお疲れ様でした。また次回もご協力の程お願いいたします。

Ftoyubisyakomodoki090607 Gomafu090607

左:フトユビシャコモドキ(by chisato)  右:ゴマフビロードウミウシ(by miya)

  お昼はみんなでバーベキューで腹ごしらえ!!午後からは人数が多かったので3グループに分かれてファンダイブしてきました。トンネルコース、左の瀬、三角岩沖へ分かれました。

Hanashoujyoumi090607

Mebaruyo090607左:ハナショウジョウミウシ(by satoru) 右:メバルの幼魚(by azuさん)

   三角岩沖ではアオリイカの集団産卵が行われていました。

   今年は海藻が多いせいか、産卵しにくるアオリイカの数がハンパなく多いです。やっぱり海藻って大切なんですねー。

Masudaokoze090607

Hanaika090607左:マスダオコゼ (by higashi) 右:ハナイカ(by yuri)

  そしてそしてやっとハナイカいました。というかもう産卵期に入ってるようで卵も確認できました。

   こちらもストレスを与えないようこっそり観察してきました。

Musumeushinoshita090607

←ムスメウシノシタ(by kenyu)

   その他ミサキスジハゼ2匹、ベニハゼの仲間2匹、越冬したイトヒキベラは婚姻色を出し、kenyuさん情報だとメスに求愛してたらしいですよ。

   日本海でイトヒキベラの繁殖活動が観察できるのもすごいですねー。やっぱり年々青海島の海はカラフルになっているように感じます。


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