シーアゲイン~ログブック

青海島は年間を通して楽しむことができます。そうした青海島およびその近海における日々のダイビング情報をお届けします。

クラゲノミ亜目の一種の抱卵

2011年02月20日 | ダイビング

青海島 「船越」・・気温11℃ 水温12℃  透明度 ⇔8~10

Himeika110220mKinnmemodoki110220m

左:ヒメイカ (By satoru) 右:キンメモドキ(By satoru)

先週から天候不良や体調不良でなかなか潜りにいけなかったのですが、久々に潜ってきました。そして海は凪だったので2本とも船越で潜りました。1本目は左の瀬に行きました。浮遊系は今日も色々見れました。クラゲに乗ってる甲殻類の幼生たちがけっこうみれだしましたが撮影はとっても難しいです。ミノウミウシの仲間が増えてきました。珍しいところではシャクジョウミノウミウシを久々に見ることが出来ました。

Minoumiusiamokunoissyu110220mYariikatamago110220m左:ミノウミウシ亜目の一種(By  chisato)  右:ヤリイカの卵(By satoru)

その他はヒメイカやヤリイカの卵など見てきました。かなり成長してきて、形がはっきりわかるようになってきました。あと1週間から10日くらいでハッチアウトといったところでしょうか?今年はとっても広範囲にヤリイカの卵を見ることが出来ます。

Kuragenomiamokunoissyuhourann110220Syakujyouminoumiusi110220m

左:クラゲノミ亜目の一種の抱卵 (By chisato) 右:シャクジョウミノウミウシ(By chisato)

2本目は三角岩沖から洞窟へ行きました。カブトクラゲに乗ってるウミノミの仲間ですが、オオトガリズキンウミノミの若い個体だと思っていたのですが、すでにこのサイズ、細さで成熟してるようで、卵を持っている個体を確認できました。どうやら違う種のようなのでクラゲノミ亜目の一種としておきます。こちらでもサクラミノウミウシを初め、沢山のミノウミウシの仲間が見れました。特に洞窟内では、毎年この時期しかみれないミノウミウシ亜目の仲間が見れました。その他は季節外れのキンメモドキ、イソギンポ、メダカラ、ボウズコウイカなど見れました。透明度は下がってきましたが、春っぽい浮遊生物が沢山見れるようになってきました。


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