CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

CCRのジャケット考察

2017年01月21日 | CCR and John Fogerty

ギャー、寒い!

それはそうだろう、30度以上の気温差があるのだから。

ということで、昨日日本に所用で一時帰国した。滞在期間はあと4日間。

帰国は昨年の8月の第1週だったので、あれから約6か月経つ。

見慣れた風景だけど、やっぱり真冬は前回と違って寒さが身にしみる。

たった数日の間だけど自宅に戻ると落ち着く。

それに数多くのレコードやCDがあるので、手元で眺めていると色々見えてくる。

CCRのセカンド・アルバム、BAYOU COUNTRYの表ジャケ(日本ではこの写真よくわからないのと、それと比べると裏ジャケの方がインパクトがあるので、裏ジャケの写真が表に採用となった)


4人のメンバーのポート・レートが、ビートルズのLET IT BEよろしく同じ大きさで並んでいる。俺たち4人はバンド内では平等だぞってメッセージかな?


それがサード・アルバム、GREEN RIVERとなると、ジョンによる楽曲の提供やそれにプロ デュースを引き受けていることから、ジャケットはCCRと云うよりは、ジョンとその仲間たちって感じに変遷。


6枚目のアルバム、PENDURUMとなると、表ジャケは4人が仲良く写っているように見えるが、別々にとった写真のコラージュである。


そして裏ジャケの写真は、トム一人が窓から顔を出し、残り3人がドアの前に並ぶという、完全なトム脱退モードが読み取れる。


そして最終アルバム、MARDI GRASでは、表ジャケは少女の写真。


裏ジャケは3人なってしまったので、当然3人の集合写真と相成るわけだが. . .


ダグとスチュ:俺たちちょっと言いたいことあんだけどさ〜。グループ内ではやっぱり3人は平等だよな。ということで、次のアルバムに俺たちの曲も乗っけてくれないかね〜

結構いいの出来たんだけど。

ジョンは、心の中では彼らの作曲のレベルじゃ平凡すぎてアルバム売れねえ〜って思っているけど、まあいいか〜って思っていて. . .

ジョン:おー、それいいんじゃね〜 俺たち3人グループだもんな。

というような会話があったのか定かではないが、 脱力感からかジョンは一人だけ足を投げ出して彼らの言い分を聞いているみたいで、もうでもいいやーって感じのやる気ゼロ写真に見えるのだが. . .

ジョンの楽曲に曲がシングルカットされたものの、アルバム全体のレベルはダグとスチュらによって提供された平凡な楽曲が足を引っ張り、前作のようにチャート上位に食い込むことできずに、CCRはその後静かに消滅。

CDのジャケなら、小さい画像のため見過ごしてしまうのだが、さすがLPとなると隅々まではっきりわかるので、その音楽を聴きながら観察していると結構いろいろなことがわかり、妄想を膨らますことが出来る。

コメント
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