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用心ものの徳

最近、だいぶ仕事の方は落ち着いてきました。二月から社員も増えるので、今まで一人何役もこなしていたことに余裕ができるので安心です。頑張っていこうと思います。

今日あたりはとても寒い日です。外で働いていれば真から冷えてきます。朝は道路はアイスバーンでした。それほど積もっていないのに気温が低いので雪が道路にはリっついてしまいとても危険でした。一歩まちがえればスリップしてしまうし、対向車がこちらに滑ってこないともかぎりません。自動車事故は本当に恐ろしいです。たまたま嫁の四駆の自動車で来てよかったです。さすがに四駆だと少し余裕があります。

やはり人間は用心に用心をして慎重に生きるにこしたことがありません。でも人間はついつい自分の普通の基準を高く設定しがちなのです。自分が事故るはずはない。突然、自分が不幸に見舞われるはずがない。そんなのもしかのもしかの話だ。ニュースや新聞ざたになるのなんて考えられない話だ。

でもニュースになったほとんどの人の気持ちとしては同じようにまさか自分がこんな目に遭うなんてという、まったく今述べたのと同じような思いだったと思います。以前、有名なスーパードクターの外科医の先生がとても神経質にいろいろなパターンを考えて用心に用心を重ねて手術に臨む光景をテレビでみたことがあります。まるで失敗を恐れる臆病者のように、何度も忘れていることはないか、見落としていることはないか、抜けていることはないかと確かめるのです。先生は子供の頃から遠足の前には何度も持ち物を確かめたりするような性格だったそうです。
見直すことによってそれに臨む思いを固める作用があるのでしょう。

ラジオで日本独自の木組みについての話で大木がなくてそれを寄木で補う時にいろいろな木を組み合わせることによってとても頑丈な建物が出来るという話をしていました。私達の生活ももしかしたら無駄に思えるようないろいろな信念を一つ一つ組み合わせることで何かを成し遂げる一番の力になるのかもしれません。

私に一番足りない、慎重さと用心をもっと身に着けていかなくてはなりません。
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