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こだわりの迷路

私はこうしなくてはいけないと思うと頑と貫き通します。それは良い方に働けば忍耐と継続による力になりうるし、悪い方に働くと単なるこだわりと我におちいるのです。そこでいつも悩みます。

もし諦めて意志を貫かなかったら逃げになるのではないか。それによってさぼったことになるのではないか。またせっかくのたどり着くべき目標点から遠ざかってしまうのではないのか。
意志を貫くのは大変なことです。石の上にも三年というように途中諦めたらせっかくの今までの努力が水の泡になってしまうからです。ただそれは自分なりの単なる妄想の可能性もあります。
妄想なのか真実なのか。ただ言えることは心が波風ばかりたって穏やかではないことです。

時々、自分が僧侶であるのか疑問に思うことがあります。よっぽど他の人の方がこだわりがなくて平等に物事を判断しているように思えるからです。それでも、それでも信じたいのです。自分がこうだと決めたことがある程度、正しいということを。そして正しいかそうでないかというよりもこの自分によって何かがきちっと形になっていくことを。

まあ、正直そうはうまくはいかないと思いますが、こんな自分に生まれてしまったことを認めてあげて生きるしかありません。
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