m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

今年を振り返って2018

2018-12-29 | ブログ

2018年も残すところあと数日。

今年もなんとか無事一年を終えられそうで有難い。

今年はいつにも増して、タイルにまつわる旅に縁があり、1月のぷにょさんとの台湾タイル博物館への旅に始まり、

GWにはシンガポール&マレーシアのマジョリカタイルを巡る旅一人旅の山形での新茶屋のタイル

タイル仲間と行った関市の粘土工業所のタイル、他にも京都他あちこちを歩き回り、タイル探しをメインテーマに楽しめた。

秋には、タイルに興味を持ってくれた友人たちを何度か案内することもできて、

細々ながらブログやインスタ他でもタイル啓蒙活動?!ができたかな?

また常滑のイナックスタイルミュージアムでは、1月に台湾タイル博物館で見た

すばらしいマジョリカタイルのコレクションと徐さんの活動をたくさんの人たちに知ってもらいたい、

という私たちの願いが取り入れられて、台湾タイル博物館の紹介を兼ねた和製マジョリカタイルの展覧会も催してもらうことができた。

陶芸ではオリジナルマジョリカタイルを使ったタイルチェストさまざまなタイル等を製作。

異食文化の会では今年はお互いに受験生がいたのでそれほど活動できなかったが、来年はまたいろいろな会を催したいなあ。

そして今年、何にも増してうれしかった出来事は、息子の超変貌?!

今まで何一つ打ち込むこともなく、怠惰の限りを尽くしていた(言い過ぎ?)息子は悩みの種で、

今年高3の息子はそのまま高校の系列の大学へ進学予定だった。

が、突如今年の6月に、他大学を受験をしたいから予備校へ行きたいとの宣言。

遅すぎだろう?と思ったけど、チャレンジしようという気持ちを持ってくれたことが尊く、うれしかった。

それからは1からの出発で受験勉強を始め、その半年後に目標としていた大学の公募入試で結果を出してくれたこと、

その自分の努力の成果に喜ぶ姿を見れたことは、私にとっては最も尊い出来事だった。

息子からは一般入試で更に上を目指してみるとの宣言も。

今までほんとになかなか感じることができなかった子供の成長を一気に見せられたこの一年。

言いたいことを黙って、ありのままを受け入れ、感謝だけしてきた甲斐があったのかも?!

受験を通じて、日々親子の会話も増えて、私のアドバイスも息子なりに取捨選択し、

聞き入れてくれるようになったのもうれしいことだった。

残り後ひと月ほどの間だけど、できるだけサポートしていきたい。

今年も一年間、さまざまな方にお世話になり、助けて頂き、感謝です。

来年もどうぞよろしくお願いします。

 

 

 

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北摂スパイス研究所&カフェ花こまち

2018-12-27 | 近代建築&古民家他リノベカフェなど

毎年恒例だったE家とのクリスマス会も今年はお互い受験生がいるので自粛。

今年はママだけでちょっと前に会ってきた。

箕面駅近くのちょっと気になっていたお店、北摂スパイス研究所へ。

合い掛けの三種盛りのカレーは北摂産の野菜カレー、朝挽きスパイスのキーマカレー、

ともう一種、今月の限定カレー(忘れた!)がのっていて、がつんとスパイスの効いた風味豊かなカレーが味わえた。

 

 

その後、箕面の滝道にある、カフェ花こまちへ。

米粉とメープルシュガーを使った体に優しいお菓子が味わえるという。

 

 

古い建具を使って改装されたというレトロな店内も素敵。

 

 

かわいい時計が目に入った。

隣のマーガリンの缶は岐阜の喫茶店でお店の人からもらった家のあるものと一緒だ。

 

 

この可愛い時計は店じまいされるという喫茶店から譲り受けられたものだそうだ。

 

 

そしてメープルシュガーと米粉が使われてるクルミの入ったケーキ。

上から更にメープルシロップをかけて。

これがめちゃ美味しかった~

甘く優しい味わい。

 

 

店先にはレトロなホーロー看板も。

 

 

ほんとはここのお店がこの滝道に移転する前のお店、「桑の実荘」

が大正時代の邸宅を改装したものだと友人から聞き、

そこへ行くつもりだったのだけど、なんと1年ほど前から移転していて残念ながら行くことができず、

移転先のこのお店へやってきたのだった。

店主さんから桑の実荘の話もお話もお伺いでき、耐震面から移転せざるを得なかったそう。

店主さんは又、古い邸宅などを借りてイベントを企画などする箕面倶楽部という団体に所属されているそうで、

今後の企画もまた注目したいなあ。

 

 

友人と会う前に、見てきた元桑の実荘の建物。

 

 

1年前に知っていたら、入れたんだけど、、全く知らなかったなあ。

地元の情報をよそから知らされることが多い今日この頃;

 

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タイルの壁掛けを作る・その一

2018-12-24 | 陶芸&タイル作り

前に作っていたイスラム文様風タイルに、先日から作っている布目タイルを合わせて、

タイル壁掛けを作ろうかと思案中。

 

 

布目タイルは細か目と粗目の布をローラーして作り、釉薬は主に、飴、黄瀬戸、なまこ、織部、均窯、鉄赤

を使って、白萩を上からかけたり、吹き付けてみたりしてニュアンスのあるものを作りたいと試行錯誤。

 

 

思い通りのものが焼けたり、焼けなかったり・・

 

 

白萩が片方に溜まった感じのものや、釉薬を掛けた後に拭き取って布目のラインを出した後に白萩を所々においてみたり・・

一枚一枚、微妙に違った感じにしたかった。

 

 

 

 

 

 

 

真ん中に文様の入ったタイルを置いて、周りを布目タイルで囲み、

これに額縁を作って額装しようかと。

 

 

周りのタイルを仮置きして色目を確認。

 

 

 

 

これは縦長の壁掛けにしてもいいかなあ。

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異食文化の会・クリスマスパーティー

2018-12-18 | 異食文化の会

久々の異食文化の会、今年はメンバーそれぞれに受験生の子供がいるので何かと忙しく、落ち着かず

定例的な異食の料理の会をなかなか催せなかったが、今年の納会を兼ねてクリスマスパーティをKさん宅で催してくれることに。

クリスマスを意識した料理が並んで、一足早くクリスマス気分。

 

 

イラン人のFさんが作ってきてくれたサンドイッチはマスカルポーネやクリームチーズにバジルやコリアンダーを

練り込んだペーストをサンドしたもので、プレゼント風のデコレーションが斬新!

ニラとトマトがクリスマスカラー。

 

 

Kさんのレンコンのシャキシャキサラダに、ホタテやエビの入った魚介のグラタンは安定の美味さで、

私はキッシュと、ポテトサラダはむりやりツリー仕立てに盛り付けてみた。

 

 

Iさんの海老のオーロラソース風サラダはいつもながらに几帳面な盛り付け。

特に打ち合わせもなかったが、皆それぞれかぶることなくいろいろな料理を楽しめて満腹した!

 

 

食事の後は恒例のデザートタイムで、IさんのティラミスとKさんのチーズケーキ、最高だった~

 

 

そして箸休めにはミャンマーのTさんのしょうがを醗酵させたおつまみ、ジェントゥがいつもながら

本当にいい味わい。

 

 

久々の集まりに、皆それぞれの受験の経過報告や積もる話いろいろ・・

先日箕面の滝道の紹介でテレビ出演したイラン人のFさんの裏話も面白かった。

 

 

ミャンマーに里帰りされてたTさんから素敵なお土産も!

色使いがカラフルで可愛いプラカゴバック。

持ち手が三重にもなってて、造りもしっかりしてる。

 

 

そして、Tさんが夏に着ていた涼しそうなワンピースもお土産に買ってきてくださった。

私は真ん中の黒とオレンジのワンピースを頂いた。

今日は一日このワンピースを上から羽織っていたが、皆に似合ってるとお墨付きをもらってしまった。

 

 

そして、前回、Iさん宅で話題?になってた揚げ菓子を作る器具。

これがイランにもある、とのことで、Fさんが買ってきてくれた。

可愛い形なので、これを陶芸のタイル作りに使ってみようかなあ。

いろいろとお土産をありがとうございました。

今年最後にみんなで集えてうれしかった~来年は又、料理の会も復活したいなあ。

 

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シャドーボックス初体験

2018-12-17 | クラフト

 

このところリュウさんの台湾料理やタイルツアーでご一緒しているご近所のUさんが、

シャドーボックスの先生なので、一度先日のメンバーでシャドーボックスの体験をさせてもらうことになった。

シャドーボックスというのは紙を何枚か重ねて、本来平面のものを立体感のある作品に仕立てるというようなクラフト。

今まで見たことはあったけど、自分で作ったことはなかった。


 

せっかくなので先生のオリジナルイラストのものをと、初心者なのに難易度の高いのを選んでしまった・・

頭にカラフルな玉?を載せた、たまちゃんシリーズの「クリスマス」のバージョンを。(←こちらからキット購入可)

はがき状のちょっと厚手の紙に印刷されたイラストが6枚。

これをパーツに分けて切っていく。

 

 

先生のオリジナルキットなので、切るパーツや重ねる順序などが書かれたテキストがある。

それを見ながら、まずはひたすら切る抜く作業を。

 

 

まつ毛カットするような小型の先の細いはさみとデザインナイフを使ってパーツをひたすら切り出していった。

パーツが細かすぎる・・

この辺ですでにリタイア寸前;

よりによって、同じデザインの小さい方を選んでしまっていた・・小さい方が大変だったとは・・

一緒に体験したHさんは1日で先生のオリジナルキットのお雛様を早くも完成させていた。

私は翌日に持ち越しに~~

 

 

切ったパーツは角をそれぞれ丸めて、専用の道具で裏から押して立体感を出し、

裏に薄いスチロールを貼って、重ねていく。

平面だったものが、徐々に立体感が出てくるのがちょっと楽しい。

最後は透明のラッカーを塗って、光沢を出した。

 

 

シャドーボックス用の厚みのある額に、内側にも紙を貼ったりと細工を施し、中へセットして完成!

ちょっとした達成感があって、うれしい。

しかし思ったより作業が細かくて大変だというのが分かった。

 

 

U先生の家はギャラリーのようで、あちこちに作品がディスプレイされている。

こちらはつい先日、京都文化博物館で開催されていたシャドーボックスの展覧会で出されていたものだとか。

花がこ、細かい・・!

  

 

和風な仕上がりなのは、デザインだけでなく、紙の素材に、着物を包むたとう紙を使用されたとのこと。

とても素敵~

 

 

こちらは先生オリジナルデザインのたまちゃんがいっぱい!

カラフルで可愛い~

 

 

こちらは又外国の有名作家さんの絵画をシャドーボックスに仕立てられたもの。

作品にする際にはちゃんと了承を得られるそうだ。

大きな作品なのだけど、一つ一つのパーツはとても細かい・・

一度自分で体験してみると、その苦労がよく分かる。

 

 

こちらも日本の作家さんのものだそうだけど、カレンダーになっている絵だそうで、

同じカレンダーが5冊あれば、シャドーボックスに仕立てられるのだとか。

まだまだお家には素敵な作品がたくさんあって楽しませて頂いた。

先生のHPはこちら→

 

 

 

 

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喫茶ユニオン&タイルウォーキング

2018-12-15 | 純喫茶

京都商工会議所閉館記念イベントへ訪れた行き帰りに見つけたタイル他いろいろ。

 

 

水色ベースの濃淡の美しいタイルが貼られたお宅。

 

 

ずごくきれいな色のタイルにうっとり。。

 

 

ちょっと立体感のあるタイル。

 

 

チョコレート風のタイルが2階3階にびっしりと。

 

 

着物や帯の染屋さんのショーウィンドウ下の青磁色のふっくらタイル。

 

 

 

 

喫茶ユニオンでひと休み

 

 

入口脇にある壁泉跡?のライオン

 

 

店内は天窓があって、予想に反して明るかった。

 

 

 

 

ユニオン向かいの歯医者さんのタイルもきれいだなあ。

 

 

山村寿芳堂という薬草を扱う会社の建物にもいい味わいのタイルが貼られてた。

 

 

 

 

二階の丸窓、庇の丸いカーブがモダンな建物。

 

 

町屋を改装した眼鏡屋さん。

内装もおしゃれだなあ。

 

 

 

 

 

コーナーのモザイクタイル貼りの円柱。

 

 

ランダムにラインの入ったベージュのモザイクタイル。

 

 

 

 

 

 

ちょっと気持ち悪いような、面白い模様が浮かび上がったタイル。

 

 

鮮やかなオレンジが映える。

 

 

型板ガラスのデザインもモダンで素敵

 

 

郵便受けとタイル。

 

 

面格子バリエーションいろいろ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

郵便受けとタイル。

ミルクティーのようなかわいい色のタイル。

 

 

 

 

これは新しいタイルのよう。

 

 

 

 

泡のようなデザインが可愛い面格子とタイルとガラスブロック。

 

 

このタイルの深い色合いがとてもきれいだった。

この日も歩いて、収穫いっぱい!楽しかった~

 

 

 

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京都商工会議所ビル閉館記念探訪ツアー

2018-12-13 | 建築巡り・街歩き【京都】

いつもいろいろな建築公開情報を送ってくれるUさん情報より、

京都商工会議所の閉館記念イベントで、普段非公開の部屋を見せて頂けるということを知り行ってきた。

現在の京都商工会議所ビルは昭和39年に武田五一の孫弟子にあたる冨家宏泰設計により建てられた三代目の建物。

 

 

ワールドコーヒーが入っている1階ロビー床の十二支のモザイクが、この日はテーブルなどが端に寄せられてて

2階から見るとばっちり全景が見えた。

 

 

1階が見下ろせる2階廊下のフェンス。

 

 

吹き抜けの天井からは線香花火のような照明、ガラス窓の向こうは枯山水の庭園が広がる。

 

 

 

 

1階へ下りて、大理石のモザイクを間近で。

 

 

中庭にある枯山水の庭園は重森三玲作庭のものだそう。

 

  

壁面につくブラケット照明。

ここまでは、ワールドコーヒーに入ればいつでも見れたのだけど、

 

 

ここからは3階の特別公開の部屋へ。

こちらの会頭室は会頭の執務室で、国内外からの賓客接遇にも利用されるという部屋。

 

 

執務椅子の背面はキラキラ光る素材の壁で、

 

 

近寄って見てみると、なんと貝が寄せ集まってできてるようだった。

 

 

チェストには可愛いオシドリのような鳥が向い合せになっているデザインの西陣織の生地が引き戸に貼られてた。

 

 

特別応接室。

 

 

こちらには武田五一が設計した2代目ビルの暖炉が移築されている。

 

 

こちらは役員の交流スペースである議員クラブ。

 

  

この議員クラブの部屋にあった素敵なスクリーン。

なんと真ん中がやきものの陶板で周りが籐でできたものが繋げて作られている。

 

 

清水焼だというこの陶板がとても素敵。

やきものと籐のコラボ、初めて見たかも。

 

 

やきものなので、一枚一枚微妙に色合いが違っていて、どれもいいなあ。

  

 

 

 

家具の扉や天井に貼られる西陣織が京都らしい。

 

 

 

 

議員クラブの奥のバーカウンターのあった部屋。

 

 

 このカウンターと背面のタイルに付く間接照明がいい雰囲気。

 

 

 

 

 

 

 

こちらは特別役員室。

 

 

そしてあちこちの扉に使われている、この陶板の取っ手がとても美しい。

 

 

こちらは中庭に出る扉の取っ手。

 

 

議員クラブの扉の取っ手。

 

 

この階段室の壁面一面のタイルも美しいなあ。

 

 

織部釉の中に茶色ぽいものや赤ぽいものが散りばめられていて、ニュアンスのあるタイルにうっとり。

 

 

閉館記念特別公開は12月15日(土)まで。

 

 

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庭、ガウディ化計画・その二

2018-12-11 | クラフト

ちょっと前に、庭の踏み石モザイクに続いて、第二弾のモザイクオブジェを作った。

 

 

土台には庭にあった使ってないストロベリーポットを伏せたらちょっと面白い形になるかもと・・

天辺が平らなので椅子、又は花台にしようと、これにタイルを貼ることに。

 

 

ありあわせのタイルとタイル片、割れた植木鉢片、ビー玉などを好き放題に貼ってみた。

 

 

 

 

庭のグリーンの中に忍ばせると、タイルが鮮やかに浮かびあがった。

 

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宮塚町住宅見学他

2018-12-09 | 近代建築&古民家他リノベカフェなど

今年最後の建築講座は芦屋にて。

まず訪れたのは昭和2年に建てられた芦屋警察署。

 

 

エントランスのアーチの中央には夜警の象徴であるフクロウのレリーフ。

 

 

玄関ホールには薄緑色の布目地の大判タイルがびっしり。

 

 

天辺には飾りの入ったモールディングタイル。

 

 

セセッション風の飾りや面格子が付く外壁。

 

  

移動中通りかかったお店の扉には骨のような取っ手がついてて、可愛い~

と思ったら、

 

 

窓の中からかわいいワンコがこっちを見てた。

犬カフェかなあ?

 

 

芦屋モノリスは昭和4年に建てられた旧芦屋電話局。

スクラッチタイル貼りの外壁にテラコッタの花の装飾や天辺にはライオンのレリーフがつく。

 

 

 

 

 

 

天辺のライオンのテラコッタ

 

 

大きな半円アーチ窓が並ぶ外観

 

  

エントランスのアーチのスクラッチタイルもオリジナル。

 

 

エントランスホールのタイル。

 

 

半円アーチが並ぶ長い側廊。

 

 

宮塚市営住宅へやって来た。昭和28年に建てられた。

日華石という石が外壁に使用された市営住宅で、現在リノベーション中。

 

 

石の間には鉄筋の入ったコンクリートが入っていて、とても手の込んだものだそう。

1年後にはリノベーションされ、工房などとして利用されるそうなので、又オープンすれば見てみたい。

 

 

最後にやって来たのは、打出図書館。

明治後期に逸見銀行として建てられ、昭和5年に移築されたものだそう。

その後芦屋市の図書館本館として利用されてきた。

 

 

ルスティカ仕上げの花崗岩を積んだ外壁はイタリア・ルネサンス風。

この花崗岩の厚みは40cmもあるそうで、内側のコンクリート20cmと合わせるとなんと60cmもの厚みのある外壁に。

 

 

ツタの絡まる正面の扉。

  

 

昭和5年に松山氏が購入し、移築され、美術品の収蔵庫として使用されていた時には「松濤館」と呼ばれてそうで、

当時の文字がデザインされた扉が残されている。

 

 

閲覧室には玄関扉の内側扉である木製の飾り柱が見られる。

 

 

元々邸宅があった場所なので、庭園が残されている。

 

この日は今年最後の講座の日だったので、この後は忘年会へ繰り出した。

今年は学校行事などで、2、3回ほど抜けてしまって皆勤にはならなかったけど、さまざまなところへ見学へ行くことができた。

今年も一年間、先生をはじめ、ご一緒して頂いた皆さんありがとうございました。

 

 

 

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西田辺から阿倍野を歩く

2018-12-07 | 建築巡り・街歩き【大阪】

旧村野・森建築事務所 (友安製作所cafe&bar)へ訪れる前に西田辺から阿倍野まで歩き、出会った建物やタイル。

渋いタイルが貼られたお宅。

建物の縁には濃いめのタイルで縁取り。

 

 

 

  

古い長屋が連なる

 

  

とあるマンションのエントランスに貼られてたモザイクタイル。

 

 

幼稚園のフェンスにつけられた一見モザイクタイルっぽく見えたものは、プラスチックのパーツで、

付け替え可能なよう。デザインがいろいろ変えられるのが楽しそうだなあ。

 

 

こちらのタイルに覆われたビルにに駆け寄って見ると、

 

 

きれいな青地に白いぽたぽた釉薬タイル。

 

 

そしてちょうど、旧村野藤吾の建築事務所へ行く道すがら、村野藤吾設計の南大阪教会に通りかかった。

こちらの塔屋は昭和3年に建てられた村野藤吾の最初の作品だそう。

 

 

その後老朽化の為に改築された礼拝堂。

こちらは村野藤吾最後の宗教建築作品になるのだとか。

 

 

礼拝堂のドアの取っ手はシンプルながらデザイン性があるもの。

 

 

内部へ。

ちょうど使用中だったが見せて頂くことができた。

 

 

 

 

塔屋のそばにはこんな壁泉らしきものも。

 

 

教会に隣接する南大阪幼稚園の壁面の一画がカラフルなモザイクタイル貼り。

童謡「さっちゃん」の歌碑と共に。

 

 

 

 

 

通りかかったモザイクタイルのかわいいエントランスのあるアパート、三楽園

 

  

こんな楕円のかわいいモザイクタイルが貼られてた。

 

 

こちらはもう少し大きなマンションの1階の柱。

三角形のレリーフタイルが繫がる。

 

 

またまた教会を見つけた。

こちらはモルモン教の教会らしい、イエスキリスト教会。

 

 

コンクリートブロックが積み重ねられた塀。

 

  

三角形の塔

 

 

教会内部。

  

 

喫茶&軽食ギンの建物に遠目からタイルが見えたので近寄ってみると、

 

 

ショーウィンドウらしき部分にもモザイクタイルがびっしりと貼られてた。

 

 

そのタイルの色合いがとてもかわいい!

 

 

友安製作所カフェへ行った後、阿倍野界隈を散歩。

閉まっていたけど・・喫茶田園の入口天井のタイル。

 

 

美しいなあ~

 

 

天井に続いて壁面はこんな亀甲型のタイルが貼られてた。

  

 

味わい深い装飾のついた看板

 

 

2階から上の半分が階段状になった不思議な形の甲梅ハイツ。

 

 

両サイドについていた飾り。

 

 

入口周りのタイル。

 

 

日本キリスト教団阿倍野教会

 

 

 

 

 天窓のある天井

 

 

いろいろと散策も楽しかった。

この後はパン屋さんのカフェでお茶して帰途についた。

  

 

 

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