m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

福岡の旅2022【カフェ・ミエル&博多名物&タイル他】

2022-02-10 | 福岡の旅2022
旧福岡県公会堂貴賓館へ行った後、リノベーションミュージアム冷泉荘へやってきた。


こちらは、築63年を超える鉄筋コンクリート造のビルがリノベーションされ、オフィスやショップとして活用されている。


ヨガスタジオやベーグルショップ、会社事務所なと様々なショップなどがあったが、この日は閉まってるお店が多かった。


連絡したら見せてもらえる、冷泉荘の住居時代のまま保存した部屋があったみたいだけど、、後で知って見れなかった;





福岡、最後はバスの時間まで、日が落ちてからは喫茶店と、食に走った。
駅近くで見つけたカフェミエル。


この壁が独特。
ゴツゴツした石をそのまま埋め込んだような壁。








内装にも、石を埋め込んだ壁が使われていた。



現在のお店は8年前に引き続がれたとのこと。
お店の内装は前のお店の時の50年前から変わっていないとか。


アイスクリームが乗ったコーヒーゼリーがとても美味しかった。


カフェに入る前に、博多名物を食べれるだけ食べて帰ろうと
まずは商店街でみつけた一口餃子のお店へ。
焼き餃子とスープ餃子。



ここのトイレの壁がタイルで可愛かった。


長浜ラーメンの店へはしご。


カフェ後、買い物でうろうろし、最後の締めに博多もつ鍋も!
一人鍋のお店があったので。
もうお腹いっぱい満足。。


地下街で見つけた大理石のモザイクタイルが貼られたベンチ。




こちらもお手洗いの入口付近に貼られていた矢筈貼り模様のタイル。


こちらは博多駅に着いた後、通りがかりのビルで見たタイル。
木に様々な形の葉が描かれている。


床面にも手描き風の葉が散りばめられている。


波のように弧を描くレリーフタイル。
様々な厚みのものを組み合わせて、凸凹感が出されてた。



マンションのワンポイントに使われてた藍色のタイル。


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旧福岡公会堂貴賓館

2022-02-08 | 福岡の旅2022

大川市から博多へ戻ってから、朝の続きの博多の町歩きへ。
以前家族で来た時にも訪れたことのある旧福岡県公会堂貴賓館へやって来た。
旧福岡県公会堂貴賓館は1910年に第13回九州沖縄八県連合共進会会期中の迎賓館、宿泊所として 建てられた。


ボランティアガイドさんに簡単に案内して頂けることに。
こちらはビリヤードなどを楽しむための遊戯室。



ビリヤード台の脚を設置するために床には4か所、はめ込まれた花崗岩の石台が残されている。


大理石の暖炉。床面には市松模様のタイル。



天井はティンパネルが貼られていた。



階段は欅が用いられ、親柱などには細かな装飾が彫られ、


階段の手すりは優雅な弧を描く。
特にこのカーブを切り出す技術は高度なものだそう。



貴賓室には修復時に出てきたといわれるキャンパスに描かれた青空と雲の油絵が再現されている。


部屋の一画には八角形の張り出したスペースがあり、


窓に囲まれ、更に上部には丸窓が並ぶ明るいコーナーになっている。


このコーナーで椅子に座った時に、アーチ越しに見える天井画が、アーチの弧とぴったり合うのだと教えてもらった。
計算通りなのか偶然なのかは分からないそうだが。



便所付き浴室。
建設当初は化粧室だったものを関院宮ご夫妻を迎える為、
改装されたものだそう。


床は人造石研出タイルが貼られ、


腰壁には白いタイルが貼られていた。


そして1階の食堂。
なんとこの食堂は、現在カフェにも使われていて、
この素敵な雰囲気の中でお茶することができるのだ。


現在食堂にあるシャンデリアは旧福岡県議会議場で使われていたもので、
当時のものは、戦時下での金属供出で失われていて、
他の部屋のものも、こちらのシャンデリアを元に復元されたものだそう。



たしかにこちらの部屋のボリュームからすると少し大き目かも。


八角塔の張り出しコーナー



壁紙は当時のものが一部見つかり、アメリカに特注して同じ図柄を復元したという。


レトロ衣装体験もできるのだとか。

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福岡の旅2022【大川市立清力美術館のタイル他】

2022-02-01 | 福岡の旅2022


電車とバスを乗り継ぎやってきた三猪銀行記念館。
1909年に三猪銀行本店として建てられ、現在は貨幣などを展示する施設になっていたはずなのだけど、



なんと閉まってた、、
がーーん
隣接する建物に連絡先が書いてあったが、それは、隣の家具店のことのようで、、
記念館は事前予約が必要か?もしくは今は閉館中のようだった。


結構な時間をかけてやって来たのに無念
外からうっすらと見えるステンドグラスが恨めしい、、

この後、もう一軒行く予定だった大川市立清力美術館へのバスに乗るには後1時間待たねばならない。
Googleマップで見ると歩きで50分。
50分なら歩き圏内かと、バスは待たずに歩きで向かうことにした。


雨がしとしと降る中、ようやくたどり着いた大川市立清力美術館。
建物は1908年に清力酒造株式会社事務所として建てられたもの。


現在は、美術館や市民ギャラリーとして活用されている。


屋根の上にはドーマー窓が二つ、間には華麗なデザインの避雷針が。


寒い中歩いてきたので、まずはお手洗いへと向かったら、、
扉を開けてびっくり。
タイルがあるのは知ってたけど、現役のトイレに使われていたとは!
しかも床も、壁面にもびっしりと。



淡陶の初期のマジョリカタイルと同じデザインのもの。



隣を開けると、
男性用のトイレにもタイルが!


そして、洗面台にも!

とてもきれいな状態で残されていたので、聞いてみると、古いものではあるが、建てられた当初のものではないらしい。
通常は常設で、このタイルの元となった当時のタイルが展示されてるそうだが、この日は企画展示が行われていた為、見ることは叶わず。


階段親柱。

1階には他に市民ギャラリーとなっている旧社長室、旧応接室や、資料室となってる旧営業室もある。



階段ホール。


2階のゲストルームとして利用されていた旧広間。
1955年から1986年の間には、清力美術館として公開され、美術品のコレクションの展示がされていたという。
この日は、動くカラクリアート展という企画展が開催中だった。


天井は、星形の格縁天井が豪華。カーテンボックスなども残されている。


この日の企画展の作品も、洋館にしっくり馴染むもので素敵だった。


コーナー家具と作品も一体となっていた。


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福岡の旅2022【カトリック浄水通教会他】

2022-01-29 | 福岡の旅2022

福岡2日目の朝、前日は柳川から大川市までは行く時間がなかったので、
朝にレンタサイクルで福岡市内を回ってから、大川市へ電車で向かうことにした。
まずは町歩きしつつレンタサイクルのスポットへ向かうことに。
緑のタイル貼りのマンション。
深みのある緑のタイルがきれい。


モザイクタイルが貼られてた民家は今にも崩れそうな感じで斜めに歪んでた。


タイルと錆びと落書きがいい味わい。


シャッターが下りてたけど、蔦に覆われた喫茶店らしき建物。


古びた感じに作り込まれたお店の扉も。




小窓が縦に並ぶ同じような造りの双子ようなビル。


丸窓と角丸窓。


福岡市のマンホールのデザインが面白い。
マンホールのデザインは、その市の特色が表されているものが多いと思うけど、これは何を表してるんだろう?
気になったので調べてみたら、全国から公募し、選ばれたものだそうで、
鳥、ヨット、街並みなどを連想させるデザインだとか。デフォルメされ過ぎててよくわからなかった;



今回、レンタサイクルは早朝の2時間くらいの予定だったので、
24時間、分単位でいつでも借りれるという「チャリチャリ」というシステムを使おうかと思ってアプリまで入れていたのだが・・
なんとここにきて、雨が降り始め、自転車で走れる感じでもなくなり・・
結局自転車でなく、コンビニで傘を買うはめに;


歩きでやってきた福岡警固教会は昭和4年に中村鎮設計により建てられた鉄筋コンクリートブロック造りの教会。
2005年の震災にも耐えた鎮ブロックで建てられている。
以前も外観は見学したことがあったが、内部は未見だったので、期待したけど
時間が少し早くて開いてなかった。


その後、カトリック浄水通教会へ。
こちらはちょうど日曜日のミサの前で、教会は開いていて、
礼拝前までOKとのことだったので、入らせて頂けた。


現在の聖堂は1952年に建てられたものだそう。


聖堂はヴォールト様式の漆喰天井。
両サイドにはステンドグラスが並ぶ。






ステンドグラスはイタリア人の神父さんが作られたと伺った。


聖書の1ページが描かれたステンドグラス。
下部には横長の十字架がデザインされている。


入口上部のステンドグラスは最後の晩餐が描かれたもの。


ステンドグラスだけど、木版画のような?雰囲気で味わいがある。


玄関に入れられていたステンドグラス。


教会と同じ敷地内にあるカトリック福岡司教館。
1934年に建てられたもの。


床も壁もタイルに包まれたビルを発見。


この後は西鉄に乗るため、薬院駅まで雨の中ひたすら歩いた。


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福岡の旅2022【南蛮菓子ざびえる】

2022-01-28 | 福岡の旅2022

福岡で、家と自分用にと買ったお土産、「ざびえる」というお菓子の包みを空けてびっくり。
箱が、こんなベルベット調になってた。
ゴシック体で書かれた文字。
デザインは聖書を模したものだそう。


包み紙に惹かれて、福岡じゃなく大分銘菓だけど、家用なのでまあいいか~
と何気なく手に取ったものだったけど、


中の箱がこんなことになっていたとは!
中身はバターが効いたビスケット生地の皮に白あん入りとラムレーズン入りの餡が包まれている和洋折衷のようなお菓子。
金と銀の包み紙で2種類入り。


もう一つ驚いたのは、この箱の造り。
箱の角が90度でなく、内側に傾くというしゃれた構造になってるのだ。
下の箱にはこんな模様も入っているし、細やかな美意識が感じられる。


お菓子のしおりも可愛い~

調べるところによると、平成12年製造元のお菓子屋さんがなくなったことで一旦製造中止になってしまったらしい。
その後、「ざびえる」ファンが復活を強く望み、
元従業員の方々が私財を投じて尽力・・その結果、『ざびえる本舗』が設立され、見事「ざびえる」が復活したのだとか。
そんな復活劇があったとは~
すごすぎる~
これはパッケージもろとも残していきたい日本の銘菓の一つだと思った。

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福岡の旅2022【孔雀のマジョリカタイルのあるミャンマー料理店チョウゼヤ】

2022-01-27 | 福岡の旅2022

この日の夕食は、友人情報により、孔雀のマジョリカタイルがあるという
ミャンマー料理店へ行く予定だったので、バスに乗り、吉塚市場へやって来た。
外国人が多いというこの地域、リトルアジアマーケットと呼ばれる吉塚市場にはアジア各国のお店がたくさんあるという。
こちらのチョウゼヤは約140年の歴史があるという元銭湯、若桜温泉の建物を
改装したお店。



入口も女湯と男湯と二つあって、どちらに入ろうか思わず迷ってしまう。


銭湯の名残の靴箱。
ここは靴を脱がずにそのまま店内へ。


すると、女湯の脱衣所になっているところにうわさのタイルを発見!
大きな鏡を挟んで両脇に孔雀のタイルがあり、その土台もタイル。
下から台にかけてアールを描く細やかな造りに。



孔雀のマジョリカ組タイルは90度のコーナー部分に背中合わせに2羽貼られていて、とても豪華。


胴や羽根の色は本物の孔雀のように色鮮やかに表現されている。
この鏡台は女湯だけにあったようだ。
ごく普通の銭湯のようだけど、すごくリッチな雰囲気。


浴室の方は現在飲食スペースになっていて、
こちらもモザイクタイルの競演が見られた。


男湯との境には下部はタイルが、上部はガラスブロックが入れられている。
現在は男湯の浴室は調理場になっている。


水道の蛇口がつく壁面には波打つようなデザインのタイルが貼られ、コーナー部分はモザイクタイルで包み込むように貼られている。


浴槽部分にはタイルは縦向きに使われて、
浴槽をふさぐように上に台が設置され、その上にテーブルとイスがセッティングされていた。


アクリル板越しに、浴槽の底に貼られた玉石タイルが見える。
ちゃんと浴槽の中が見えるように透明の床になっているのがいいな。


壁面にはラジウム風呂や電気風呂など表示板がそのまま残り、
ライオンの湯口もあった。


大きな組み絵タイルも。


タイルたちを愛でながらミャンマー料理を頂く。
ミャンマー料理は、以前、異食文化の会で何度もミャンマー人の友人にご馳走してもらったことがあり、とても懐かしい。
豊富なメニューを見ながら悩みつつ、ポピュラーな麺料理モヒンガーを。



もうひとつ、ミャンマー風まぜご飯にした。
ミャンマーからの留学生としてやってきたという店員さんともお話できて、
タイルを愛でながら至福のディナータイムを過ごせた。


ディナータイムの後はスーパータイム。
旅行先で地元のスーパーへ行くのは楽しみのひとつ。
1人だったので思う存分スーパーに入り浸れた。
テンションが上がりすぎて、いつ食べるんだ?というものをいろいろ買い込んでしまった;


ピーナッツ豆腐は、豆腐のコーナーにあったので、おかずだと思いきや、ほんのり甘味のあるスィーツですごく美味しかった!
気に入ったので帰りにも買って帰ろうと別のスーパーで探したけど見当たらず。


鶏めしは、翌朝の朝食用にと購入。



そして、リョーユーパンの名物ドーナッツ、「マンハッタン」程よい堅さがクセになりそう。
あまりの美味しさにうなったのは、ロンポワンという店の「クロカント」というお菓子。
サクサクの歯触りのいい硬いパイ生地?のようなものとナッツのお菓子。
この食感は初めてかも?
取り寄せたいくらい美味しすぎた。
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福岡の旅2022【福岡市赤煉瓦文化館】

2022-01-26 | 福岡の旅2022

柳川から、博多に戻ってきた時には、日は暮れかかっていて、かろうじて開いていた福岡市赤煉瓦文化館へやってきた。
建物は、明治42年に、辰野金吾と片岡安設計により建てられた日本生命保険株式会社九州支店だったもので、現在は、市民の為の文化施設として活用されている。


外観は赤煉瓦に白い花崗岩が帯状に入る華やかな辰野式といわれるもの。


玄関ホールへ入ると、保険会社時代の窓口であった大理石と木製の重厚なカウンターがそのまま残されている。


窓口の向こうの部屋は、現在、エンジニアの交流拠点、エンジニアカフェとして使われている。



1階には他にも元応接室だった部屋がカフェスペースに。


階段は鉄製のもので、手すりは、戦時中の金属供出で失われ、復元されたものだとか。



階段を支える持ち送りには、透かし彫りの装飾が入る。


階段ホールの天井にも細やかな装飾がはいっている。
角の換気口も装飾の一部に。


2階から塔屋に通じる螺旋階段も美しい。


縦長の窓がいくつも並ぶ最も大きな部屋は、昔も今も会議室として使われていて、暖炉も残されていた。




診査室として使われていた八角形の部屋。現在は会議室に。


医員室であった部屋は、こちらも天井装飾とカーテンが華やか。
こちらも会議室として使われていて、どちらの部屋もリーズナブルな料金でお部屋が借りれるようだった。



タイルと大理石に囲まれた暖炉も。
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福岡の旅2022【柳川のタイル密度の高い美容室と純喫茶ゴンシャン】

2022-01-22 | 福岡の旅2022
柳川藩主立花邸御花を後にし、町並みを少し歩く。
うるさいくらいにタイルが貼られたタイル密度の高い美容室に遭遇。



斜めに切り込まれた入口。
ガラスブロックとタイルの競演。



くるくる回る看板もレトロな雰囲気を醸してる。


床は玉石タイルの変形バージョンが貼られ、


ガラスブロック下にはグレーと黒がモダンなタイル。





民家に貼られてたタイルいろいろ。





単色よりまだら模様のタイルが多め。


行きに駅近くで、バスから見てチェックしてた喫茶ゴンシャンで一休みしていくことに。


カウンターの後ろのステンドグラスが素敵だったので撮らせて頂いた。




家具も素敵な落ち着いた雰囲気の喫茶店。


メニューは、というと、この箱の中に入っています。と持ってこられた。
木箱には1973と彫られてた。お店の創業年だろうか?


木箱の蓋を開けると、メニューが出てきた。
しゃれてるなあ。



ムースとコーヒーのセットのティータイムセットというのを頼んでみた。
フルーツがたくさんで美味しかった。

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福岡の旅2022【柳川藩主立花邸「御花」】

2022-01-20 | 福岡の旅2022

太刀洗町から柳川へやってきた。
西鉄柳川駅から柳川藩主立花邸御花を目指したのだけど、バスだと大回りするのか行きも帰りも30分近くかかってしまい、、後から考えたらレンタサイクル借りたらよかったんだと後悔、、


柳川藩主立花邸御花は江戸時代から続く柳川藩、立花家の邸宅で、約7000坪の敷地に、現在は明治43年に建てられた迎賓館の洋館と和館、そして庭園の松濤園が残されている。


隣の新館の松濤館で宿泊や食事などもできるが、入館料1000円で見学することもできる。


見学はこちらの和館が入口。


大広間は18畳が二間と12畳の部屋が並び、両端に床の間が設けられている。


付書院には水飛沫を上げる波が大胆に彫られた欄間が。


釘隠し。



大広間からはちょうど庭園の松濤園が見渡せる。


クロマツが美しい広大な庭が目の前に広がる。


手前には大きな沓脱石。


中庭には、背景の洋館に映えるようなソテツ?がたくさん植わり、まるで南国のよう。


大広間の入口にずらりと並ぶ金箔が貼られた兜は江戸時代からのもので現在も200以上も残されているとか。


洋館へ。玄関と応接の機能を持つ洋館。
イオニア式柱に支えられた三連アーチが豪華な玄関ホール。



1階廊下もアーチが連なる。


こちらは食堂。
大理石の暖炉や、


キッチンから配膳用の小窓も残されていた。






細やかな装飾が施された階段の親柱。


2階へ上がると、広くとられた階段ホールには船の舵を模したような天井装飾。


こちらは最も華やかなメインホール。
クワトロフォイル型にくり抜かれた中心部は漆喰で細やかに装飾され、シャンデリアが下がる。



艶やかな飴色の天井が美しいなあ。


中央には大理石やタイルで装飾された暖炉が華やか。


リアルな植物模様のタイルが暖炉の両脇を彩る。



このコーナー家具も素敵。

結婚式やブライダルの撮影などにも使用されているという。
たしかに映える写真が撮れそうだなあ。

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福岡の旅2022【太刀洗町の再生中の古民家のマジョリカタイル】

2022-01-18 | 福岡の旅2022

週末、福岡まで、超久々のひとり旅へ行ってきた。
福岡県大刀洗町のマジョリカタイルのある古民家再生のクラファンに支援していた友人が参加する予定だったイベントに行けなくなり、
私が代わりに行ってタイルを見てくるという大役?!を仰せつかったのだった。




建物は築120年の元酒蔵だったというもの。
洋館もついてるようだ。


そして、建物の玄関脇に、マジョリカタイルがあったー!



玄関脇の腰壁に、縦に3列、横に4列と計12枚のマジョリカタイルが貼られてた。


計測を失念してしまったが、通常のサイズよりたしか少し大き目だったような・・どのタイルもすごくきれいな状態で残されていて感激。


クラファンのプロジェクト内容は、温泉や銭湯、宿泊施設などのレジャー施設のない太刀洗町で、こちらの古民家を再生し、人が集えるような施設を作り、
町おこしをしようという趣旨。
プロジェクト→


この日は第一回目のイベントでサウナと餅つき大会、BBQが行われることになっていた。
餅つきも気になる?が、建物内に他に眠っているタイルはないのか?
が最も気になるところ。


まだ整備途中であるという内部も見せて頂きたい、とお願いして、見学させて頂いた。
土間には大きな金庫が二つ。



中心に位置する部屋は吹き抜けになっていて、2階はL字に回廊が巡らされ、
とても開放的な空間。


2階へは箱階段が設置されている。




2階から下の部屋を見下ろしたところ。



2階に巡らされている手摺。



2階奥の部屋の書院欄間にも細かい細工がされていた。


竹をモチーフにした控え目なデザインの照明も。


1階にある二間続きの広間。


部屋と部屋の間の欄間には桐と菊の透かし彫り。


奥の書院欄間には、精巧な透かし彫りも残っていた。


梅や竹が細かく表現されている。


玄関に、あんなマジョリカタイルがあるということは、ひょっとして、風呂やトイレなんかにも・・と少し期待したが、トイレはマジョリカではない
シンプルな白一色のタイルが床面に貼られていた。


もう一方はこのような薄緑色のモザイクタイルが床面と腰壁に貼られてた。





そしてふと洗面所のある扉を開けると、その床には、、
一瞬タイルーー?!となったが、さすがにこれはクッションフロアだった・・
残念;


1階の土間からは、隣の洋館への扉が。
応接室などとして使われていたんだろうか?


洋館内部も現在整備中。


床にはモザイクタイルが市松模様に貼られてた。


約500坪の敷地の中には、クラファンで募った資金により準備されたサウナも設置されていた。
この日は水着着用で利用可。


テントサウナの中はこんな感じ。
アロマの準備も。


サウナの後は水風呂も!



サウナの前の更衣室として使われていたもう一棟ある建物は、
今後宿泊施設として準備していくとのことだった。



こちらの町おこしのプロジェクトには、町内の人たちも協力されていて、
この日のイベントにも多くの方々がお手伝いに来られていた。


お餅つきをして、


鶏肉でだしをとった醤油味のこの地方のお雑煮を頂いた。



BBQは上級BBQインストラクターの資格を持った方が指導してくださった。



この迫力の肉塊!!
肉の中の温度を測る温度計もついていてとにかく本格的。
焼き上がりまでは5、6時間かかるようだけど。


私はこの肉と野菜の串刺しのお手伝いを。

この後は柳川まで行く予定もあり、電車の本数も少ないので
この肉串を頂いて、お先においとまさせて頂いた。

タイル&古民家好きの私としては、今にも壊れそうな古民家をこのように再生して、人の集まる場として活用してもらえてうれしい限り。
タイルも元々あった場所で輝いていて、よかったな。

現在のところ、主催者の方のご都合が許す限り見学は可能だそうです。
見学ご希望の方はこちらまで↓DMなどでご連絡をお願いします。
▷Instagram
 「@mk.charingram」
 https://www.instagram.com/mk.charingram

▷Facebook
「Mikiya Abe🔍」
 https://www.facebook.com/mikiya.415

 
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