m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

陶の森資料館&草餅カフェ他

2022-09-30 | 建築巡り・街歩き【その他】

実は今週も家族の車に便乗して常滑へ行ったのだけど、(自分の作品の搬出兼ねて)これは先週の陶の森資料館。
先週と今週、当番に入ったが、ほぼ絶え間なく、多くの方々が杉江製陶所のタイルに関心を持って見に来てくだされり、タイルが救われたことを喜んでくださり、この先の移設についても関心を持たれてる方が多くおられて、うれしかった。


自作の杉江製陶所の復元タイルも、ヒルズハウスセカンドさんでの展示を終えて、
先週から陶の森資料館へ展示して頂いている。


腰壁の施釉タイルを縮小して復元したもの。


色味と組み方を変えたもの。



特殊な技術を持つ斫り師さんによって切り出される床タイル救出の様子が綴られたスライドも臨場感があって、見入られている方々も多かった。







更に今週、新たな展示も加わっていた。
杉江製陶所の床タイルを3Dアート化したものだそう。

陶の森資料館での展示は10月10日まで。


住宅街で見つけた、窯道具が門柱になった家。
入口両サイドに立つ。


ちょこんと乗る照明。


波型レリーフのタイル。


リベンジにやってきた草餅カフェ、にざまつ。(先週)








季節のおこわセットは栗。
草餅とほとくれ餅も。



草餅は窯作業の合間に食べられていたものだそう。
ほとくれ餅はクズ米で作った保存食だという。

今週は、最後に立ち寄った大蔵餅。
ロケット燃料を保管する呂号甕が看板代わりに。

ほんとは、かき氷やお雑煮をイートインしたかったのだけど、もう終了したと言われて無念だった、、
餅のセットをテイクアウト。
特に胡麻のおはぎが香ばしくておいしかった〜
次来た時にはイートインリベンジしたいな。

常滑は、お店が閉まるのが早くて、、
この後、8時過ぎまでライブで時間がかかると言ってた娘と、旦那と待ち合わせるのに、結局、常滑のイオンモールで時間つぶした。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

INAXライブミュージアム・昭和のタイル再発見展

2022-09-29 | 建築巡り・街歩き【その他】
常滑、陶の森資料館の当番へ行く前に立ち寄ったINAXライブミュージアム。
この日は「昭和のタイル再発見」展が催されていた。


展示台の上にぎっしりと展示されたタイル見本いろいろ。
冊子状になっていて、中にタイル見本が入っているようだけど、
この表紙や外箱がめちゃめちゃ魅力的。


この無釉モザイク見本の箱なんて、チョコレートの箱みたい・・


玉石タイルの見本台紙を集めたコーナー。
色とりどりの玉石タイル。



カローラと名付けられた玉石タイルは形がバリエーション豊か。


こちらは玉石の「暁雲」
形がおもしろい~こんなタイルが実際使われている所はまだ見たことがないかも・・


これまた鮮やかでカラフル。
発色が美しい。


やきものの味わいのある質感と深みのある釉薬が美しい興福タイル。


仙人窯美術タイルとか、、初めて聞いたけど、
この質感のタイルはよく見かける。特にこの織部。


薄気味悪いシミが浮かび上がったタイルも数度見かけたことが。


岩屋磁器工業のこの小ぶりのレリーフタイルも可愛い。
陶美苑の床用と書かれたタイルも渋いなあ。


ザイルフロアーというロープ模様のタイル。
タイルを並べると面白い模様ができそう。


細い糸ミミズのようなラインが入ったモザイクタイルは、台湾でもよく見かけた。





パズルモザイクは銭湯などでもよく見かける。
同じ正方形でもいろんな分割が楽しい。


「建築に石と炎の芸術(やきもの)の永久に変わりなき美しさ、強さを・・」


モダンなデザインのタイル。
北欧ぽい、、素敵。


こんなタイルもレトロで可愛い。



建物のレリーフタイル。
使用例の写真と共に。
新地で見かけたことがあるけど、可愛かった~


蔵出し製品型録の展示も。


型録の冊子のコピーが展示されていて、手に取って中身を見れるのがよかった。


施工例が素敵な型録。


このカタログに使われてるフォントも可愛くて、いつまでも見ていられる~

ふと気づいたら、時間が、、慌てて資料館へ向かったのだった。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

常滑・縁がわさんでの、杉江製陶所の貼り板を使ってのワークショップ

2022-09-27 | 建築巡り・街歩き【その他】


常滑・縁がわさんで、ワークショップのお手伝いに。
先日、長江陶業さんで、貼り板の扱いを伝授して頂いたので、いよいよその実践版、
杉江製陶所の貼り板を使ってシートを作り、そのシートをテーブルに貼るというワークショップを行った。


長江陶業さんで調達したモザイクタイルいろいろ。
ここから好きなモザイクタイルを選んで、


貼り板に置いていく。
杉江製陶所カタログデザインあり、オリジナルあり、



各自思い思いのデザインが出来上がった。


今度はその貼り板に、紙のシートを貼り付ける。
障子用の糊を水で薄めたものをシートに刷毛で塗って、



タイルの上に置き、スポンジで抑えて貼り付ける。


貼り板から干し板へとひっくり返す。
干し板に乗せた紙貼りシートを表に出して乾かすところで前半終了。


タイルの紙貼りシートを乾かしている間に、ランチタイム。
常滑の人気のお弁当「チャリ弁」を頂いた。
かやくご飯の周りには、たくさんの種類のおかずがぎっしり。
食べ応えあり、おいしかった。


麩饅頭でティータイム。
参加者は常滑近辺の方々が多かったので、最近常滑に通い詰めてる私は、常滑の美味しい店情報などを教えてもらったり、、



そして後半戦は、テーブルへのタイルシートの貼り付け。
微妙に両端が少し余るので、皆で、あーでもない、こーでもないと
並びを考える。


位置が決まったら、専用のボンドで、シートを接着。
上下に開いた隙間には、杉江製陶所から発掘されたモザイクタイルを嵌め込んだ。



皆のチームワークでサクサク出来上がっていくテーブル。
テーブルに貼り付けた後は、水を含ませたスポンジでシートの紙を


はがしていくと、貼り板に並べたままのきれいなタイルが現れた。
感動の瞬間!


そして目地材を埋め込んでいく。
この辺りから西日が強く差し込んできて、、じりじりと照り付けられる。



途中、杉江家のみなさまが陣中見舞いに来てくださった。


最後は職人ばりにこだわりを持つ参加者の方が、凸凹がないように目地を詰め詰め、きれいに均してくださり、



なんとか完成!!
みなさんそれぞれ、貼り板で、ばらばらの模様を作っていたけど、
こうして並べてみると、うまく収まってる。



朝の10時スタートで、出来上がったのは16時すぎくらい?
一日がかりで完成したテーブル、達成感もいっぱいで、
みんなで一緒にものづくりする楽しさも味わえてとてもよかった。






コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

足助の町並みとタイル・その二

2022-09-20 | 建築巡り・街歩き【その他】

足助の続き、、
あちこちによさげな路地があって、思わずふらふらと入り込んでしまう。


足助キリスト教会、と地図に出ていたので、見に行ってみた。
高台に赤い三角屋根の教会が現れた。
アプローチが結構険しい、、


そしてお昼のランチに、「ろじうらのカフェ バンバン堂」へやって来た。


古民家を改装した店内には、懐かしい雰囲気の家具調度品がしっくり。


一人貸切状態で、どこに座ろうか迷う~


組子細工の入った建具も美しい。


裏口のたたきにはこんなカラフルな水玉のタイルが。
この大きさの丸いタイルはあまり見たことない。


ベンガラ色の壁とこけし。


ランチは種類豊富なカレーの中からおすすめのバターチキンカレーを。
サラダやピクルス付き。


ひと休みした後は、町歩きを続行。
何気にタイルで装飾された壁。


路地裏散策は楽しい~


元、高級料亭だったという「寿ゞ家」
大正から昭和にかけて建てられた建物だそうで、老朽化が進む中、
地域のまちづくりの場として、再生プロジェクトが発足しているという。
残念ながら平日のこの日は、閉まっていた。
通りを歩いていた人に尋ねてみたら、昨日の日曜日はイベントで開いていたとのこと。残念~



寿ゞ家すぐそばの路地。


そしてやってきた旧銭湯「玉の湯」


ファサードの足元には、左右に2まいずつマジョリカタイルが貼られてる。


男湯と女湯の扉に挟まれた中央部分の壁面にも市松模様にモザイクタイルが貼られてる。
ちょうどこの写真を撮っていると、すぐそばの路地で人の気配が。
思わず呼び止めて、銭湯のことをたずねてみると、
なんと中を見せてくださるということに。


中へ入らせて頂くと、、
モザイクが残されてた~
内部は木材で補強されていたが、パステル調のモザイクタイルが浴室入口周りにびっしりと。


ピンクのモザイクタイルが貼られた円柱の間にモザイクタイル画。



モザイクタイル画は、打ち寄せる荒波と灯台が描かれたもの。


昭和55年7月の入浴料金表。
入浴料に比べて洗髪料金の割合が高い?!
案内してくれたおばあさんも子供を連れて、この銭湯へ通ったと、
お話を聞かせてくださった。


浴室手前にある手洗いも色とりどりのモザイクタイル貼り。



円柱の両脇には風車のモザイクタイルが。


古い体重計も残されていた。
招き入れてくれたおばあさんは、ここで観葉植物を育ててるとか。
私が見かけた時は、ちょうど水やりに出入りされてるところだったそうで、ラッキーだったなあ。


浴室内にも補強の柱が立てられていた。
中央の浴槽は、石造りだったけど、底部分には玉石タイルが貼られ、その他、洗い場などは、モザイクタイル貼り。
浴室内は、暗くて写真がなかなか撮れなかったが、、


隅の方には、モザイクタイル貼りの小さな水槽も。


奥にあった浴槽の外側は、ピンクのモザイクがグラデーションに貼られてた。


内側は水色タイルに、底は市松模様、ベンチ風に中で座れるようになっていた浴槽。


床は、ピンクと白のモザイク。
床にもこれだけ細かいモザイクタイル貼りって珍しいのでは?
掃除が大変そう、、


脱衣所へ出た床も細かなモザイクタイル貼り。


男湯は、脱衣所が部屋に改装されてて、
モザイク画が見えにくかったが、
女湯とは違った、赤い三角屋根の家が描かれてた。
快く見せて頂けて、ほんとに感謝。


元商店?
ショーウィンドウらしき下に、玉石タイル。







そして、マンリン書店へやって来た。
書店にカフェ&ギャラリーが併設されていて、ギャラリーではちょうど
「アフリカンプリミティブアート展」開催中で、休憩がてら寄っていくことに。


本屋さんの奥には蔵が連なり、
こちらのカフェは吹き抜けの素敵な空間に。





ギャラリーは更に奥の蔵。


通路に埋め込まれたやきものいろいろが楽しい。


展示はアフリカの木彫りの仮面や、オブジェ、



どっしりした低めの椅子がいいなあ。


織物も。


口から何か出してる摩訶不思議な置物が気になった。


アイスコーヒーに、オーナー自家製のくるみのケーキをすすめられ
頂く。
ケーキ皿は常滑の陶芸家の吉川千香子さんのものだとか。
常滑に来てから、吉川千香子さんの器や作品をよく見かける。
宿泊したヒルズハウス2さんでも洗面台のタイルや朝食で頂いたお皿もそうだった。ファンの方が多いのだなあ。
こちらのオーナーさんはとても親しいそうで、こちらで個展も定期的にされてるそう。


お手洗いのタイルは40年前のイタリア製のものだそう。



壁の一面はこちらのヒスイ色の丸モザイクタイル。
結晶釉が美しい~


町並みを一通り歩き終えて、バス停へ向かう所に出くわした理容院のタイル。
入口前にはクリンカータイルも敷かれてる。


花模様がかわいい。
この後はバスへ乗り、名古屋方面へ戻った。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

足助の町並みとタイル・その一

2022-09-19 | 建築巡り・街歩き【その他】

土日に常滑のヒルズハウスさんへ在廊へ行った帰り、
月曜は陶の森資料館も休みなので、足助に立ち寄って帰ることにしてた。
大阪からじゃなかなか遠くて行きにくいと思っていた足助だったけど、
常滑からも電車とバスを乗り継いで・・結構遠かった;
おかげでバスで爆睡して、着いた時には体力が復活。


宿場の入口、西町に現在も唯一残るという旅籠、玉田屋旅館。


旧田口家住宅。
江戸時代からの商家で、製茶業を営んでいたそうだけど、
大正半ば頃から給油所として、製油、ガソリンを扱っていたとか。


当時の看板が残されている。


こちらは給油所時代に店頭に掲げられていた看板。


ガソリンスタンドとして営業していた時の地下タンクがあり、
マンホールもそのまま残されている。


このような町屋がガソリンスタンドだったなんて・・
いかにも燃えそうで信じられないなあと、ガイドの方に伺っていたら、
この給油スペースの天井部分だけ、鉄板が入れられ防火仕様になっているとのこと。


昭和5年の給油所として営業していた頃の写真も残されてた。
建物の前には、ガソリンを運ぶレトロなタンクローリーも写ってる。



呉服屋さんから明治時代に旅籠へ変わったという三嶋屋。
現在は廃業されている。


タイル貼りの建材店。


1階の自販機横の柱にはグリーンのぼかし模様がきれいなモザイクタイル。


モザイクタイルが貼られてたショーケースがあった旧たばこ屋さん。
旅館並みに規模が大きい・・
元旅館?




ちょうど向かいには、あの絵具を塗りたっくたようなタイルが貼られた玄関。





100年続く、足助の名物菓子「日月もなか」のお店のショーウィンドウ。
美しい弧を描くショーウィンドウは手吹きガラスのようで、とても趣があった。


こちらは大正元年に建てられた旧稲葉銀行足助支店。
一見、蔵のような外観は、外壁に漆喰を塗って耐火性能を高めているのだそう。


営業室は吹き抜けで、カウンターが巡らされ、


2階にも廻廊が巡らされている。


奥には昭和29年に増築された金庫が残されていた。


釜めし、寿しの文字が見える元飲食店?


ウィンドウ下に貼られたモザイクタイルには斬新な補修の跡が。


一番下の段に2列、マジョリカタイルが貼られてた。
全てモザイクタイルより、おしゃれ度アップ。


玄関ポーチのタイルも全面貼るでなく、正方形が連なるデザインも素敵。


向かいの洋品店の建物は、1階2階の壁面、円柱もモザイクタイル貼り。


そして、モザイクタイル好きは、皆身震いするであろうこの建物。
全体が素敵モザイクに囲まれていて、二階の窓のデザインも良過ぎる。


入口の両脇のアールのついたモザイクタイル壁がたまらない。


モザイクタイルと型押しガラスの競演。


遠目で見ると、リボンのようなデザインに見えるモザイクは、
ブルーのタイルの濃淡でデザインされてる。




町歩きは続く・・





コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北摂のラルプデュエズ〜亀岡へ

2022-09-18 | ロードバイク


週末は、台風で荒れそうだったので、
今のうちにと、一昨日、久々自転車で遠出。亀岡方面のカフェにでも行こうかと、、
亀岡へ行く前に、最近流行ってるという?新たな道、北摂のラルプデュエズと言われてる大岩新道へ寄って行くことに。

九十九折りの道が約800m続く。
安威川ダムが向こうに見える。
頂上付近に出てきたので、まずは下ってから、上り直す。
後ろで旦那がタイムをカウントし始めたので、なぜか必死で上るはめに、、キツい〜
朝からまた身体に悪いことしてしまった;


そして、亀岡へ向かって漕ぎ出した時に
思わず目に入った公園のベンチ。

この塗料のハゲ具合がいい。
塗り重ねた下の色が出ていてよりカラフル。

この配列も良い〜写真に撮っておかねば、、





青空に浮かぶ雲、そして緑の棚田。

ついでにいつも気になってたバス停を。
ここから延々と自転車を漕ぎ、亀岡に、、


まずは、ここまできたからには、亀岡商工会館を見ておきたいとやってきた。
取り壊しが決まっているというこの建物、
蔦に覆われていて、廃墟の佇まい。

背後からも。

業者の人が出入りしていたけど、さすがに立ち入り禁止だとのこと。

その後、旧保津郵便局を見に。
新しい郵便局のすぐそばにあったかわいい建物。

入口上部のガラスには、保津郵便局と書かれてる。丸い照明。


下見板貼りの外壁に縦長窓。


かすり模様の入ったタイル発見。

亀岡方面には、古い古民家を改装したカフェなどいろいろあったが、、
結局一番惹かれたのは、この「喫茶クニッテル」

外観のこの面格子状の装飾が気になった。
緑の壁に、このオレンジの装飾もいいな。


ゆったりした店内。
ステンドグラスの照明が下がる。


広くとられた明るい窓。

11時着いた私たち。
ランチはなんと、11時半からだと、、
でも時間まで待たせてくれるというので、ゆっくりできた。


ランチは、種類もいろいろあり、850円~1000円とそこそこリーズナブル。


食後は、もう一軒の古い郵便局を見に。

こんな教会?もあった。


帰り道は、せっかくリュックを背負ってきたので、と、無人の野菜売り場で100円のナスとオクラをゲット。

亀岡までは、それほどアップダウンなく、そこそこ平坦で行けるので、また新たなお店を目標にして、行ってみたい。













コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

常滑・ヒルズハウスセカンドさんでの在廊

2022-09-14 | 個展他

先週末、タイルと写真の展示をしていただいている常滑のヒルズハウスセカンドさんでの2日間の在廊へ。(展示は19日まで)
SNSを見て来てくださった方々、宿の前の「ビール冷えてます」の旗につられておいでくださった方々、宿に宿泊されてた方々など常滑での展示がなければ、お会いするようなことはなかった方々にも見て頂けて、お話もすることができてよかったです。
タイルやポルトガルのタイルに初めて興味を持ったとおっしゃってくださる方もおられ、展示させて頂けた甲斐がありました。


1階の和室が、ヒルズハウスのご夫妻の手により展示会場に。



杉江製陶所のデザインのタイルの縮小復元を、色味と置き方を変えて2種類作ったもの。





杉江製陶所のグッズコーナーも。クリアファイルやシールなど、、
陶の森資料館では、販売できない為、こちらか、「縁がわ」さんで置いて頂いてます。


2日目夜は、ヒルズハウスセカンドさんの前庭でにぎやかにBBQもしてくださいました。


本格的なBBQ台に迫力のある肉塊。

杉江製陶所の見学会、お手伝い時に偶然予約し、宿泊させて頂いたヒルズハウスセカンドさん、それがご縁で、このような展示やお繋がりができて、有難く、幸せに思いました。
私の展示は9/19まで。
その後、リレー展示は続きます。
常滑へ来られた際には、ぜひお立ち寄りください。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

常滑・ビストロスリール

2022-09-13 | 建築巡り・街歩き【その他】


多治見から、「縁がわ」さんに車に乗せて頂いて、常滑のヒルズハウス2さんに追加搬入し、帰り際、ちょうど駅前のビストロスリールが開店時間になったので、チャンスとばかり食事して帰ることに。

前回「縁がわ」さんに訪れた時に、見せて頂いた冊子に、こちらのタイル壁が写っていて、これは見てみたい!と
人気のお店だそうで、前回は満席で入れなかったのだ。



お店に入ると、その壁は2面に渡って、タイルだけでなく、さまざまなものが埋め込まれていた。
茶碗や壺、貝殻、耐火煉瓦風のものなどなど、、
デザイナーの方が作られたそうだけど、やきものの町、常滑ならではな発想で、とてもおもしろい。

その中に、三角錐のやきものが埋め込まれてる。
こちらはキング砥石さんの砥石なのだそう。
三角錐の砥石、並べると砥石には見えない。三角のタイルのようでもあり、楽しいな。

小さなモザイクタイルから、4枚組の大きなもの、さまざまな形のものが埋め込まれてる。

茶碗や壺などの立体物は、壁から半分飛び出してるのだ。



梅酒ソーダにカルボナーラをささっと食べて、帰途についた。
見れてよかった〜

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

瀬戸蔵 本業敷瓦展&喫茶べら他

2022-09-10 | 建築巡り・街歩き【その他】

午後にお約束していた多治見の長江陶業さんへ行く前に、
午前中、瀬戸の瀬戸蔵ミュージアムの「本業敷瓦」展を見ようと、「縁がわ」さんと美術館で待ち合わせ。


敷瓦といえば、この印花文様がポピュラーで、頭に思い浮かぶ。
非公開の寺院などに多くあるようで、あまり実物は見たことないけれど、
展示物を見ると、分厚さと、大きさに改めて驚いた。
30cm四方というとてつもなく大きなものも。

以前、新潟の大棟山美術博物館のバックヤードでこちらの文様の敷瓦他、
すごい引き寄せ力?!で、偶然見せて頂けたことがあった→


四隅にハート型っぽいのもかわいい。


敷瓦の印。
思ったより深く彫りこんであった。


銅板転写の転写紙。
銅板転写が導入され、大量生産が可能になり、模様のバリエーションも増えていく。



初期の頃の銅板転写敷瓦は模様が隙間なく描かれていたものだったそう。

この唐草と雷紋の敷瓦は以前、長野、須坂の旧小田切家住宅で見たものと同じだった。→






銅板転写敷瓦の製品見本帖の表紙がかわいい〜
文様毎にそれぞれ名前があるようだ。


色が茶色になると、なんとなくしゃれた感じで、洋の雰囲気がする。

上の右の紫紺花唐草文敷瓦は以前見た松代の旧金箱家住宅の風呂に貼られてたものと同じ→


雪輪形や猪目形などの変形バージョンも、絵付けが風流で素敵。
お多福と狐の図柄も面白い。

雪輪形や扇形などの敷瓦は以前、新潟の北方文化博物館で、
ミラクルが起こって見せて頂いたことが→



コウモリモチーフのものはよく見かけるかも。
以前宿泊したことのある角間温泉越後屋の浴室にも貼られてた。→




アールヌーヴォーのマジョリカタイルを模した敷瓦もあった。


一枚だけじゃなく繋がると、模様が広がっていくデザインは、タイルならでは。


以前に観たタイルを思い出したりしながら楽しめた展示だった。


本業敷瓦展を鑑賞した後は、近くの「べら珈琲」でお昼ごはん。


喫煙席と禁煙席が分かれる店内。


こちらは喫煙席。


禁煙席には、壁面に大きな陶板画が


鉄板焼きうどんのランチを注文。
鉄板の上に卵が敷かれて、熱々の焼きうどんは具沢山で美味しかった。


食後は、名物のウィンナー珈琲を。
店名の大きなロゴにコーヒー豆があしらわれたデザインのカップもすてき。


愛陶工会館の中にある喫茶べら。
館内には、こんな陶板もあった。



つい近くに寄ってしまう。


こちらは旧玄関で、玄関周りのテラコッタの装飾がそのまま残されている。



藤の花の透かし彫りの照明カバー?がすてき。
この後は、常滑から車で来られた「縁がわ」さんに乗せて頂いて、一路多治見の長江陶業さんへ。
瀬戸から多治見、電車だととても大回りになるので、車は有難い〜


多治見で長江陶業さん訪問後、一休みにやってきた喫茶チロル。
外観がかわいい〜


店内は、意外にこじんまりしていた。


この後は、常滑まで、車に乗せてもらって、
ヒルズハウスセカンドさんへ、タイル作品を追加搬入し、JRで帰宅。
日帰りで青春18きっぷもフルに生かせて満足。。さすがに疲れたけど;

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

多治見・長江陶業さんへ

2022-09-07 | 建築巡り・街歩き【その他】

昨日は常滑の「縁がわ」さんと縁がわさんのワークショップで
扱う貼り板の扱いを伝授して頂きに、多治見の長江陶業さんへやってきた。
長江陶業さんは、なんと、あの「にっぽんのかわいいタイル」でおなじみの加藤郁美さんと親戚筋にあたるということで、
ご紹介頂け、今回特別体験させて頂けた。


笠原の本社へ到着すると、駐車場からタイル尽くし。
車を下りて、思わず、まず写真を撮ってしまった。


不規則な並びをしたタイルは、決して一枚一枚貼ったわけではなく、
このようなランダム貼りのシートがあるのだそう。


規則正しく整列してるものより楽しい雰囲気。


玄関を入ると、陶板とタイルが組み合わせた作品が存在感を放ってる。


カウンター下には、白をベースにカラフルなタイルが入っていて、
どこを見てもタイル、タイルでワクワク。


そして趣のある布目タイルも!
大小、組み合わせて貼られていたタイルが素敵だった。


ご挨拶の後、ショールームも案内して頂けた。


様々なデザインのタイルが並ぶショールームは、興味津々。



英字記号がレイアウトされたタイル、かっこいい~


これは布目。
手づくりの味わい、落ち着いたトーンでやっぱりこういうのが好きだなあ。


こちらは窯変のタイルに、プリントされた模様がリアルなタイルが混じっていて、いい感じ。


ひときわ目を惹く幾何学模様のタイルはモロッコで手作業で作られたタイル。
パーツ毎に、手割で形作られたものを合わせて作られたものだそう。
手が込んでるなあ。



布の友禅染をタイルで再現。
窯元によって微妙に色合いが違うところを比較して選ぶことができるそう。


現代版銅板転写タイルは、カラフル。
百数十種類のでデザインのバリエーションがあるという。
鍋敷きや、壁掛け、そのままお皿にと人気があるそう。


スツールの下部に貼られたタイル。
こんな使い方もあるんだな。


ガラスを埋めて、洗い出し仕上げで作られたタイル。


そして、トイレの個室は全面真っ白なタイルに囲まれている。
色は同じながら、色のトーンや形、質感が違うもので、
それがとても華やか。





キッチンに貼られてたタイルもレトロで可愛いものだった。
思わずタイルに夢中になってしまいそうになったが、
この日の本来の目的は、


貼り板でのタイルシートの作り方。
実演を見せて頂くことができた。
同じ色のタイルシートを作る場合は、どさっとタイルを置いた貼り板の周りに、囲い板?を置いて、左右に振ると、自然とタイルが収まる。
裏返ってるものは手作業で表に返す。


貼る紙の矢印方向へ傾けて、目地幅を均一にする。


そして、紙に糊を付け、タイルに貼る。


貼り板の上に干し板をかぶせ、裏返して、干し板の上で乾燥させる。
乾燥させるとシートの完成。
シートは、施工する場所に接着した後、紙を濡らすとはがすことができる。
一通り、実演を見せて頂け、無事マスターできたかな?!

タイル屋さんのショールームはやはり刺激的で、楽しく、いろんな使い方のヒントがある。
名古屋にも長江陶業さんのタイルのセレクトショップ「THE TILE SHOP」があるそう。




コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする