m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

銭湯ブルワリー・上方ビール

2020-02-26 | 近代建築&古民家他リノベカフェなど
第一敷島湯を見学&入浴させて頂いた後は、ちょっと移動して、
淡路にある、これまた元銭湯を改装したクラフトビール工場兼直売場、上方ビールへ伺った。
夕方5時までと、閉まる時間が早かったのに、第一敷島湯でのんびりし過ぎてしまい、電話連絡してなんとかお願いし、閉店時間少し前に到着・・


外観は一見、普通のお家のような、銭湯でも工場でもない雰囲気だけど、


一歩、玄関へ踏み込むと、そこには確かに銭湯の面影のあるモザイクタイルがちりばめられている。


元の銭湯は御幸温泉。
看板が残されていた。
2017年に経営者の高齢化や設備の老朽化に伴って廃業されたところ、
この施設を生かしてクラフトビールの醸造所として活用されることになったそう。


玄関だけでもこんなに多種類のタイル


この段差部分のタイルは初めてみるようなワンポイントが入った面白いデザイン。


水色の花のタイルはとっても可愛い。





元女湯の脱衣所がビアバーとなっていて、おつまみなど持ち込みOKで、
くつろぐことができる。


赤、緑、黄色とそろったチューリップのような照明がレトロで可愛い。


ロッカー付きのベビーベッドなどもそのまま残されている。


そして浴室へ。
大きな浴槽はピーナッツ型に。
奥にはサウナも。





オリジナルの銭湯ビールは、牛乳瓶に入っているのがユニーク。



ビールを飲みつつ、タイルを楽しむ。




丸モザイクに花火のような模様のタイル。


浴室はきれいに手入れされていたようで、古さを感じさせず、
冬の間はちょっと寒いけど、暖かくなったらこの浴室スペースで、タイルを愛でながら飲み食いするのもいいなあ。


サウナ室の境のアーチ壁面はオレンジ色のタイルが鮮やか。


電気風呂の跡・・


浴槽に沿ってタイルも緩やかな曲線を描く。


中心に花があしらわれたタイル。


ガラスブロックとタイル。



男湯の方は見せてもらうことはできなかったが、
男湯の浴室にはビール醸造に必要なタンク類や機械が納められ、脱衣場は事務所になっているそう。


銭湯は大容量の水を使うため、基礎がしっかりしていて、多くのタンクが置け、
太い排水管があるため、改造することなく使うことができたのだそうで、
銭湯はビール工場に適している。とのこと。(おいてあった冊子より)
元銭湯のカフェはあるけど、ビール工場とは斬新で、すごいアイディアだなあ。


淡路駅からの行き帰りにも魅力的な建物などに遭遇。
緑のタイル貼りの渋川医院。
五つも並んだ縦長のアーチ窓がおしゃれ。





こちらの玄関ポーチ床のタイルのデザインも素敵だなあ。


ポーチの壁面には深緑のタイルがきれいだった。

こちらもタイル貼りの建物。


二階の窓の面格子が面白いデザイン。


こんな面格子も。


蔵のある立派な門柱のあるお宅は元旅館のよう。

この日も一日盛りだくさんで楽しかった。
ご一緒してくれた皆さんありがとうございました。
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杭瀬商店街&ハオチー食堂&珈論琲亜

2020-02-25 | 純喫茶

第一敷島湯さんへ伺う前には、前回ご一緒した皆さんと杭瀬で集合し、ランチへ。


杭瀬商店街は縦横無尽に通っていて、
シャッター商店街らしき静かな通りもあるかと思えば、


こちらの中市場は、活気づいていた。


          
ハオチー食堂はこの商店街の中にあった。
ohbaさんが見つけてくれてた台湾料理のお店。
外にもカウンターがあるのは、商店街の他のお店でテイクアウトしたものも
一緒に食べれるように。


お店の中はカウンターと、テーブル席がひとつ。
テーブル席に皆で陣取った。
メニューは涼麺と豆花の二択。
まずは温かい涼麺を。
ボリュームもあって美味しい。


食後に豆花も。
ピーナッツと小豆入りのミックスを。
ああ、しばらく台湾へ行ってないので台湾飯が恋しくなる・・


ハオチー食堂の向かいには焼き鳥屋さんや、魚屋さん、てんぷら屋さんなども並んでいて、それぞれのお店でテイクアウトしたものも食べれるというのは楽しいアイディアだなあ。


お腹を満たした後は商店街をぶらぶら。
衣料センターミナモトの看板がレトロで可愛い。


通路の中にもモダンな看板が描かれてる。
お店は閉店してしまったようだけど。


      
アーケードの天井を見上げると、色も形も昭和レトロな照明も。


   
八百屋さんでは石焼き芋も売ってた。
皆それぞれ食事後だったけど、ついつい美味しそうな食材たちにふらふらと
吸い寄せられてあちこちで買い食い;      


     
ここのきくらげが丸ごと入った天ぷらが絶品だった。


             
玩具のデパートいちふくには仮面ライダーたちがずらっと貼り付いてた。
お店は別の店舗に変わってしまってたが。


    
時計屋さんの「足の下のステキな床」。    


 
同じく時計屋さんのタイル。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                 
 
そして一休みに訪れた純喫茶珈論琲亜(コロンビア)


細かい装飾の入ったドアノブを押して中へ。


店内は別世界・・
花が彫刻された窓ガラスに、豪華シャンデリア。




奥のVIP席?!もゴージャスな雰囲気。


優雅な曲線を描くパーテーション。


    
こちらも美しい~


  
壁につく照明。


          
玄関扉脇の面格子


ジンジャーティーを頼んだら、しょうががたっぷりで、体がぽかぽか温かくなった。


         
第一敷島湯手前で見つけた面格子は、なんと名前入り。
初めて見たかも。
この後は第一敷島湯の見学へ。
更に淡路の元銭湯のクラフトビール工場へ向かった。                                                                                                          
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第一敷島湯見学

2020-02-23 | 銭湯のタイル巡り
先日は、呉竹湯の見学で息子さんとご一緒したご縁で、尼崎、杭瀬にある第一敷島湯さんを見学させていただくことができた。
開店前に伺うと、ご一家の皆さんにお迎え頂けた。
第一敷島湯は創業大正12年、97年の歴史ある銭湯で、建物も当初のままだそう。
立派な唐破風屋根の玄関に迎え入れられる。


入口から可愛いモザイクタイルにテンションが上がる~
入口の両脇にはパステルカラーのピンクと水色のモザイクタイル。


玄関床は少し大きめのヘキサゴンタイルが花模様を形作る。


下駄箱


親子のツバメのマークの靴箱の鍵。


こんな傘入れも。寝かせて入れる傘入れは初めて見たかも?
雨の日だったので、使わせて頂いた。


男湯の脱衣所の壁面には、鯉が滝を上る?モザイク画!


浴室への扉周りには細かいモザイクタイルがびっしり貼り巡らされている。


浴室入口床に敷かれたタイル。


窓からは坪庭的なものも眺められて和む。


そして浴室へ。
ぎゃーーっ、可愛い浴室!!


中央にはさまざまなモザイクタイルに彩られた円形の浴槽に、


壁面には岩山から流れ落ちる滝が迫力のモザイク画。
細かく上がった水しぶきがリアル。


岩の間からは木々が、そして手前には松の木がレイアウトされてる。


モザイク画の中に入り込んだ蛇口。


床のタイルはこんな特徴的なデザイン。


洗い場に貼られたさまざまなモザイクタイルの競演。


円形浴槽の縁。
ここからのタイルの眺めも最高~!


丸モザイクタイルも。


このビスケット風タイルもいいなあ。
後ほど入浴中にこの青バージョンも発見。


銭湯のタイルはほんとにバリエーションに富んでいて楽しいなあ。
こんなに細かいモザイクタイルの目地などをきれいなまま維持していくのは
本当に大変だと思うけど、お陰でこうして美しいタイルを見ることができて有難いなあ。


こちらは女湯の脱衣所に貼られたモザイク画。


女湯も同じく円形の浴槽


モザイクタイル画は同じく滝を描いたものだけど、少しデザインが違うような?




こちらは少しぬるめの浴槽。


ライオンの吐水口からお湯が流れ出る。


女湯の蛇口周りのタイルは朝顔の絵のついたタイルが華やか。


そして脱衣所のベビーベッド。
マットがレトロで可愛い。
裏表違う柄になってる。


看板猫ちゃんもお出迎えしてくれた。
この日はちょうど、2月22日の猫の日。


チャオチュールを必死に食べる姿に萌えた~


奥の部屋にしまわれていた昔のロッカーも見せて頂いた。
すごい迫力。
この後、ゆっくりお湯に浸からせていただいた。


お湯を楽しんだ後は釜場も見せて頂けた。
現在も廃材などを利用し、薪を使われて釜焚きを続けておられるのだそう。


複雑な配管・・
使われてないものもあるそうだけど。


煉瓦壁は中にモルタルが挟まれていて、浴室との間に60cmほどの厚さになるのだとか。




釜場から突き出る煙突。

現役の銭湯でゆっくりタイルを愛でることができ、その後の銭湯タイムも至福。。
最高のひと時を過ごすことができた。
営業時間前のお忙しい中、温かく迎えて頂き、又いろいろとお話も聞かせてただいてありがとうございました。

銭湯へ伺う前に歩いた商店街や純喫茶へ、
続く・・

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四天王寺骨董市

2020-02-21 | 趣味その他
四天王寺の骨董市へ、再び訪れた。
目的は自作のタイルを入れるための額や素材を求めて。


Oさんも行くと言っていたので、半分くらい回ったところで、うまい具合に合流できた。
四天王寺達人のOさんはお店の配置がほぼ頭に入っているようで、
一緒について回った。
おしゃれにディスプレイされてるお店も購買意欲がそそるが、
仕入れられてきた山盛りの箱状態のものも、掘り出し物を見つけ出す宝探し的
楽しさがある。


菓子型がいっぱい・・
可愛い千鳥柄のものがあったけど、完全に予算オーバー


本業タイルも発見!
買わなかったが・・


手や足を温めるこたつのようなもの。
アイアンと陶器のものがあって、両方とも桜のモチーフと洋風の装飾で
同じデザインの可愛いものだった。
この陶器の方をおまけしてもらって購入。
が、後ほど恐るべき事態に・・


後、タイルを入れるための額は、自分では作れなさそうな凝った装飾のついたものを二つゲット。
年季の入ったトレイはOさんとおそろいで、この古びた感じを生かしつつ
メンテして、自作のタイルを貼ったトレイにリメイクしようかと。


右のダークブラウンの額は四辺に飾りが入ったあまり見かけないデザインのものだったが、1000円でゲット。
ライトブランの方も程よいサイズで、これまたコテコテの装飾の入ったもの。
なんと600円→500円でゲット。
それぞれの額の雰囲気に合うタイルを作るのも楽しみ~


面格子マニアのOさんは、この魅力的な面格子ぽい壁掛け?を
おじさんと交渉してゲットしていた。


そして定番の甘酒を。
ここで、私は恐るべき失態をしでかした。


財布を出そうとして、私は手に持ってた陶器のこたつの入った袋を手放してしまった;
かなり粉々に割れた音がしたが、開けてみたら、本体も蓋も見事に細かく割れてしまってた。
無念~~


気を取り直して、これまた定番の赤飯のお店で、赤飯とお土産の大福餅をゲット。



この日はぽかぽかの温かい日で、境内では梅の花もちらほら見られた。
陶器のこたつは残念だったが・・なかなかいい買い物ができた。



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甲南漬資料館

2020-02-17 | 近代建築&古民家他リノベカフェなど
旧村山家住宅和館の見学で御影まできたので、見学時間まで甲南漬資料館へも久しぶりに立ち寄った。
前回の訪問→


甲南漬資料館は、昭和5年に清水栄二設計により建てられた高嶋酒類食品株式会社旧社長宅だった建物。
ポーチの上には斬新なデザインの窓。



セセッション風玄関照明。


玄関扉の取っ手やポーチのタイル、


細部まで可愛い装飾。


玄関ホール。


シンプルだけど面白いデザインの玄関ホールの照明。


玄関入口にはタイル貼りの壁泉があって、


魚の頭にまたがった子供の噴水がリアル


床一面もカラフルなモザイクタイル貼りに。


このパーテーションもいいなあ。


階段下についてたこの球状の装飾は何だろう?


建物内の一階には奈良漬や高嶋酒類食品株式会社の歴史、みりん作りに関する道具や資料などの展示がされていていて、食事処や喫茶室も。
二階はカルチャースクールの部屋として使用されてる。
やはりこの日もカルチャースクールが使用中の為、見学はできなかった。


そして、見どころの応接室へ。


マホガニーの壁面に囲まれたシックで落ち着いた空間。


タイルと大理石で彩られた暖炉。
暖炉の上にはクアトロフォイル型の可愛いデザインの鏡。


型押しタイルと渋い大理石


テーブルもソファも同じ意匠が取り入れられ、部屋に調和してる。





廊下を進むと二つ並んだステンドグラスも。


鳳凰か何か?!
省略化されすぎててわかり辛い;


タイル貼りの洗面台や西洋式のお風呂もそのまま残されている。


当時の水洗トイレもそのまま。


そして現役のかまど。
後ほど、このかまどで炊いたご飯をランチで頂いた。


庭園もあり、


満開の梅の花も見れた。


ランチはこの庭園が見えるお座敷もあったが、



最初の応接室でも頂けるというので、応接室にて。
かまどの炊き立てご飯はおひつにお替りもあって、
種類豊富なお漬物についついご飯がすすんでしまった;

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旧村山家住宅和館見学会

2020-02-15 | 建築巡り・街歩き【兵庫】
神戸市立博物館の「建築と社会の年代記」の中のイベント、旧村山家和館見学会に当選したので参加してきた。
225人応募中の20人の当選だったらしく、なかなかのクジ運かも?!



旧村山家住宅は、朝日新聞社を創業した村山龍平の自邸だった建物。
明治33年に購入された広大な敷地内には、明治42年に洋館が建てられ、
後に茶室棟や書院棟が建てられたそう。
こちらの建物は書院棟。
六甲山麓の地形がそのまま生かされ、自然林の中に建物が点在。
傾斜地に建てられており、こちらの書院棟は懸崖造りになっている。


書院棟は藤井厚二設計により、大正7年に完成。
残念ながら建物内部は撮影禁止で、中庭の決められた場所から外観のみOKだった。
書院棟の一階には28畳と19畳からなる広々とした大広間があり、高い天井は格天井に、四畳敷きの大きな床の間、三十六歌仙の額がはめ込まれた今まで見たことのないような欄間、釘隠しや陶器らしき襖の引き手など凝った意匠も見られた。


書院棟二階はいくつかに部屋が分かれていて、薄茶席に使われるという炉が切られた部屋は、
竹素材を使った欄間、床の間の部材や天井、地袋や天袋も「竹」モチーフの模様が
描かれていたりと竹尽くしがユニークだった。
三階は望楼になっていて、当初は瀬戸内海まで見渡せたという。


一階から二階への階段ホールもゆったりとした造りで、擬宝珠を模したような
デザインの柱に、ホールの天井は矢筈貼りで、皮つきの赤松がアクセントに入れられ、モダンな雰囲気。



中庭から屋根だけ見えている茶室はかやぶき屋根の玄庵という茶室。
薮内流の茶室、燕庵を模したものだそう。
年に一度、お茶会も催されているそう。

いろいろと詳しい解説を聞きながらゆっくり建物を見学することができた。
洋館は現在非公開で整備中とのことだったけど、頂いた冊子によると、内装も素晴らしいようで、また見学の機会がくるといいなあ。


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竹中大工道具館

2020-02-11 | 美術館・ギャラリー他
神戸市立博物館の「建築と社会の年代記」へ行く前に、Oさんのチケットで
竹中大工道具館へ訪れた。
こちらの博物館へは、「聴竹居 藤井厚二の木造モダニズム」→
「洋菓子の道具たち」の企画展の時→に訪れたことがあり、
今回三度目で、この日は「大工さん」展が催されてた。


ここへ来ると、ふんだんに使われた木の内装にホッと落ち着く。


これまで展示物のせいでか?見たことなかったテーブルと椅子が並ぶコーナーがあって、
椅子は全てデザインの違う素敵なものだったので、思わず座り心地をいろいろ試してしまった。


きれいな杢目が現れた天板は「モアビ」と呼ばれる木。
ピアノやハープにも用いられ、加工が難しい大工泣かせな木材だそう。
椅子はひとつひとつ作者の違う木工作家のもののようで、どれも座り心地よかった。


大工道具などの展示物では墨壺が特に目を惹いた。
道具は大工の実力を示す看板のようなものだそうで、墨壺のかたちを見て
技量が推し量られたという。
そこから趣向をこらしたさまざまな墨壺が生まれたのだとか。
これは茄子に富士山の彫り物が施された墨壺。



繊細な蒔絵が施されたものも。


常設展の地階へ。



美しい階段


常設は流しつつ、
木組みの展示は、実際に触れて、取り外しすることができ、
その接合部分の複雑な形状に驚いた。


ドイツなどの木組みの家、ハーフティンバーの造りが間近で見れる展示や



ヨーロッパの大工道具類も。


カンナにはこんなに美しい木彫りの装飾が施されていた。




平日はやっていないワークショップの部屋が
この日は開放されていて、墨付けとカンナとのこぎりの体験ができた。
墨付けは初めての体験だったが、こんな風にするのか~と・・


カンナもたぶん初めて?
コツをつかむとおもしろいように削れる。
ワークショップで時間をとりすぎて、シャトルバスのギリギリの時間に。
ここからはシャトルバスに乗って、神戸市立博物館へ向かった。


行きの三宮から博物館へ行く道すがらであった面格子たち。













モザイクタイルが素敵なマンションの表札。




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旧神戸居留地十五番館&神戸市立博物館&純喫茶・神戸亭他

2020-02-09 | 近代建築&古民家他リノベカフェなど

昨日は急遽、友人Oさんと神戸市立博物館で開催されてる「建築と社会の年代記」へ行くことになった。
その前にOさんがくれたチケットでまず竹中大工道具館へ行き、
その後シャトルバスで博物館までやってきた。


この日は一応目当てにしていた講演会があり、それまでにランチを、
とすぐそばのレストラン、「TOOTH TOOTH」へ飛び込みで入ってみたら、なんとか席もとれ、ランチにありつけることに。


こちらのレストランは明治13年頃に建てられた旧居留地内に唯一残る居留地当時の建物、旧神戸居留地十五番館を改装した建物。
コロニアル様式の建物はアメリカ領事館や住宅として使われてきた。
後ほど博物館で、この建物が阪神淡路大震災後、ただのがれきの山になっていた写真を見て、
よくぞここまで復元できたものだなあと驚いた。


エントランスホールはイオニア式オーダーのアーチがあり、


階段を上がって二階へ案内された。


暖炉のある部屋の暖炉前に着席。


タイルも間近で見れる。


ランチはサラダとパスタ、パン、飲み物付きのセット。


食事しながら、博物館の講演会の整理券が1時から配布されるみたいだけど、
150人だし、わざわざ取りに行かなくてもまさか入れないってことはないよね~
とギリギリの時間まで、ランチを楽しんだ。


1階のレジのある部屋の暖炉。
各部屋に暖炉があるようだ。


二階のとは少しデザイン違いのタイル。


そして博物館へやってきた。
講演会会場へ行こうとしたら、「本日の講演会は定員に達しました」
との看板・・
ま、まさか~


とりあえず、地階まで下りてみた。
階段ホールに入れられたステンドグラスが美しい。
博物館所蔵の銅鐸をモチーフにしているそう。


優雅に弧を描く大理石の手摺。


地階の天井には、イスラム風幾何学模様の天窓があった。
講演会場の様子を外から伺って、諦めもついた;


そして、先ほど外から見えていたステンドグラスを探すと、二階のフロアーで発見。


こちらも博物館所蔵の古地図がモチーフだそう。
ガラスの色合いも複雑な色味もあってきれいだなあ。


このステンドグラスのそばのベンチでしばし休んでいたら、
外から光が差し込んできて、Oさんを神々しく照らし出したので
すかさず写真を撮ってあげた。


さらにワークショップができるコーナーで、浮世絵体験ができる、と呼びこまれ、
体験していくことに。


浮世絵は色の数だけ版木がいるそうで、イルカの浮世絵を二色の色で刷り上げた。


その後、常設展と「建築と社会の年代記」をゆっくり回ることに。


この椅子は明治18年に日本人により製作された最も古いという洋椅子だとか。


居留地発祥のラムネの瓶。
「建築と社会の年代記」はボリュームのある展示で、今まで見てきた数々の有名近代建築からさまざまな現代建築まで、
竹中工務店の携わったものの多さに圧倒された。


帰りは、三宮センター街の地下で、お茶して帰ろうということで、うろうろ。
「どん底」っていう名前のこのお店に惹かれたけど・・
この扉を押して入る勇気は沸かず、


この神戸亭という喫茶店へ。


外回りのこのアールのついたガラス張りのコーナーがいいなあ。




どっしりした大きな真鍮の取っ手。


中もレトロでクラシカル。
40年ほど前からされてるお店だそう。
帰り際、誰もいなくなったので、撮らせていただいた。





中からみた、ガラス張りのコーナー。


カウンター。



ベリーのワッフル、美味しかった。。


並びにあった「リヨン」という喫茶店もよさげ。


この取っ手にも惹かれる~。

竹中大工道具館へつづく・・

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大阪メトロ純喫茶めぐり・心斎橋ミツヤあべちか店

2020-02-02 | 純喫茶

カラヴァッジョ展の後、買い物し、娘とお昼に大阪メトロ純喫茶巡りのリーフレットにもあった「心斎橋ミツヤあべちか店」へやってきた。


ショーウィンドウには食事系からスィーツ系まで充実のラインナップが。
目移りするー


お店の奥には鳥たちが華やかなステンドグラスがあったので、そのそばの席を希望してみたが・・団体用だと言われしまった。


40年前のオープン時からあるというステンドグラス。
他のミツヤの支店にもそれぞれ違ったステンドグラスがあるのだとか。


ネーミングに惹かれて「伝説のミツヤライス」にしてみた。
トマトソースのオムライスの上にポークカツ、右半分はミートスパゲティにサラダと、
すごいボリュームだった。
完食したけど;

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金魚カフェへ

2020-02-01 | 近代建築&古民家他リノベカフェなど

先日、娘とあべのハルカスのカラヴァッジョ展へ行った後、以前、こだんさんにおすすめ!と言われてた「金魚カフェ」へ訪れた。


金魚カフェは大正末期の町屋を改装したお店。


店内はレトロで、妖しく、ぞくぞくするようなインテリア。



お店の看板?!金魚たち。
丸みを帯びたコーナーが可愛いレトロな水槽に金魚が優雅に泳ぐ。
金魚を眺めてるとなんだか落ち着くなあ。
我が家の亡きウパ吉(ウーパールーパー)を思い出す・・


この日はしばらくの間、私たちの貸し切り状態で、
あちこち写真を撮らせていただいた。
テーブル席の他にお座敷もあって、丸いちゃぶ台に鏡台、不気味なお人形も。


こちらはテーブル席。
店内には江戸川乱歩や横溝正史、谷崎潤一郎などの本が並んでいて、
お店もまさにそんな作品の世界観が表されている感じ。


角が立派なヤギの洋服掛け?がインパクト大。
昆虫の標本や薬瓶など・・厳選された小物が並ぶ本棚。



レトロなミシンのテーブルの上には人体模型が・・


真っ赤なテレビの中には骨だけになった金魚の標本?


この壁がまた雰囲気がありすぎる。。


窓際の照明。


窓際のショーケースの中のガラスの器たち





やはりここでは人気の金魚鉢風グラスに入ったクリームソーダを頼んでみた。
炭酸苦手な娘はふわふわにクリームが泡立てられたカフェラテを。
しばし、金魚を眺めながらお店の雰囲気にどっぷりつかってしまった。
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