m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

京都駅前地下街ポルタプラザのタイル

2020-07-31 | 建築巡り・街歩き【京都】
京都水族館で見たタイルと同じアーティスト、石井春さんのタイルが
京都駅前地下街ポルタでも見られるというので、帰りに立ち寄った。
京都駅前地下街は通ったことがあったけど、このポルタプラザは今まで通ったことがなかった。こんなタイル空間があったとは!


スタバの前にタイルが貼られた大きな柱が5本立ち並ぶ。
水族館で見たタイルと同じく、やわらかなブルーのタイルを元に、
魚たちや草花、幾何学模様などが軽やかに描かれている。


水族館での余韻を味わえるようなタイルたちにうっとり。


海と空が一体となったような世界で、小さな魚やトンボなどが飛び交っている。








米印タイルもグラデーションが美しい。



ブルーとイエローはポルトガルっぽい組み合わせだなあ。


グリーンの濃淡もきれい。


透明感のあるライトブルーのタイルに、滲むようなカラフルなドット模様。





ブルーのタイル地に細かな気泡のような模様もリアル。
このアクセントに入れられたタイルも好き。






柱には数か所、排煙設備が設けられているようだったが、
その蓋もタイルになっていて、アートの一部のようになってた。
こちらは深いグリーン。



真っ赤。



藍色の蓋。


サインも見つけた。
10年以上前からあったんだ・・
ポルトガル、と書かれているように、タイルは全てポルトガルで制作されているようだ。



吹き抜けの広場を囲む壁面には色とりどりのタイルが貼られている。



日の丸っぽいものもあった。



ちょっと遠くて見にくいのだけど、一枚一枚違ったデザインのようで楽しいなあ。


そしてスタバ前には大小の丸モザイクタイルに覆われたベンチも。
波打つ背もたれを見るとグエル公園のベンチを思い出す。





コロナ対策で座れなかったのは残念。


もう一つのベンチはまた違ったデザイン。
こちらも素敵だなあ。


同じデザインの色違いのタイルがパズルのように組み込まれている。


水族館と共にタイルアートを満喫できた。
石井春さんの作品は他にも全国に点在していて、又機会があれば
見に行きたいなあ。→




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京都水族館のタイル

2020-07-30 | 建築巡り・街歩き【京都】

アズレージョピコさんへ訪れた後、以前から見たかった京都水族館のタイルを見に行くことに。
夕方からだったので、らくらく入館。


京都水族館ではポルトガルの工房でタイル制作をされている日本人アズレージョアーティスト、石井春さんの作品をいくつか見ることができるのだ。


エントランスホールには水色のタイルの壁面があって、その壁面に
ブルーが印象的なタイル作品がディスプレイされている。



タイルのデザインはひとつひとつ違っていて、



魚と藻?がデザインされたものや、



クロスがモチーフになったもの、


カラフルなドットが散りばめられたもの。


海の底のような深い藍色、



こんなオオサンショウウオのしっぽらしきタイルも。


親子のカメが可愛い~


かと思えば、黒マット釉?が効果的に使われたモダンなデザインのものもあって、
どれも惹かれる。



背面の水色のタイルもニュアンスがあってとてもきれいな色。



ふわっとした優しい色合いのライトブルーとイエローの組み合わせ。


どのタイルも透明感のある美しい発色でうっとりした。


そして、水族館の展示室へ。
いきなりのオオサンショウウオコーナーに心を鷲掴みされた。
オオサンショウウオ、すごい迫力で、可愛い!


オオサンショウウオが重なり合うように大量にいる水槽にも釘付け。
うちの亡きウーパールーパーのウパ吉を彷彿とさせる姿。
大きさは全く違うけど。


リアルなスケッチが描かれた解説も興味深い。
おっとりした見た目だけど、噛みつく速さは凄まじいらしい・・


展示と展示の間の通路などにアズレージョがあるので見逃せない。


こちらは縦に二列、魚をモチーフにしたタイルが入れられている。
やわらかいブルーのタイルの間にある赤いタイルが印象的。





サメ?とカメが描かれた組タイル。
この組タイルが入れられた壁面は、真っ暗な展示室にあったので、
タイル好きとしてはライトアップして欲しいなあ。






そしてペンギンコーナー。
ガラス張りの展示室の中で、じっとポーズをとってくれるペンギンたち。




なんとペンギン全員に名前がついている。


うちのわんこと同じ名前の子がいた。


こちらの壁面は米印グラデーションタイルがびっしり貼られてる。


濃淡が美しい。


ピンク色の米タイルもアクセントに入れられてた。


大きな水槽を上から見下ろす。


そして、つい先日オープンしたばかりの「クラゲワンダーランド」へ
西日本最多の約20種類5000匹のクラゲが展示されてるそう。
360度クラゲのドーム水槽も圧巻。


めちゃめちゃ優雅できれいなアカクラゲ。



触手がすごく長くて細い。
これは永遠に見てられる~面白い。


刺されたら、相当痛そう・・


うわぁ、これもすごい・・一目見て、キクラゲを連想。




このクラゲも美しすぎる~
クラゲコーナー、最高!



半球状のタイルも発見。


そして可愛かったのが、スロープに貼られてたこの魚たちの形象タイル。
手摺は波打ってた。



魚の中に混じったオオサンショウウオが可愛い。








そしてミュージアムショップへやって来た。
オオサンショウウオのぬいぐるみが可愛い過ぎた。


入場時に人がいて気づかなかったこの壁面も、オオサンショウウオの親子を描いた組タイルでできていた。
この花輪をどかして写真を撮りたかったけど・・さすがに言い出せず;




波打つような藍色のタイルが海感があっていいなあ。


入口手前の水が貼られたブルーのタイルでまとめられたコーナーも涼し気。


シーグラスのような細かなモザイクガラス?が敷き詰められてる。
その上に飛び石のように置かれたライトブルーのタイルも美しいなあ。

京都水族館、動物たちと共にタイルも存分に楽しめる素敵なスポットだった。

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元立誠小学校・立誠ガーデンヒューリック京都

2020-07-29 | 近代建築&古民家他リノベカフェなど

アズレージョピコさんへ伺う前に、ちょうどこの週に開業したばかりの
「立誠ガーデンヒューリック京都」へ立ち寄ってきた。


元立誠小学校の建物を活用した施設で、ホテルやホール、図書館、飲食店などの商業施設からなる。





既存の建物を活用した棟にはいくつか店舗が入り、二階はホテルの客室になっていて、元教室をリノベーションした部屋が20室。
その背後には新築棟がそびえる。
広ーい芝生広場も。


新築棟


既存棟から新築棟へ、ザ・ゲートホテル入口





そして、図書館は全部で5か所に点在。
カテゴリー毎に分かれている。


こちらは本館。


後の四か所は建物のそれぞれ角にある。
こちらはアートのコーナー


子供用の絵本が置かれたキッズコーナーも。


ホテル棟の8階にはレセプションとラウンジ&バー、レストランがあって、
宿泊客でなくても入れるというので行ってみた。



エレベーターから降りて、ロビーへ進むと、目の前に広がるパノラマビューに
うわーっと声をあげてしまう。


ゆったり、広々としたロビー。
この先にはラウンジ&バー、更に奥にはレストランが。


ラウンジ&バー。


カウンター越しに、東山の山並みが目の前に広がる。
夜も雰囲気よさそう~


その奥のレストランへ。
ここで食事する予定でもなかったのだけど、
あまりの景色の良さと、人がほぼいなかったのでここでランチすることに。


この見晴らしだけど、ランチはリーズナブルだった。
時間がなくて慌ただしく食べたけど、またゆっくり訪れたいなあ。

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ポルトガル装飾タイル専門店・アズレージョピコ&好文舎

2020-07-27 | 美術館・ギャラリー他
ポルトガル装飾タイル専門店のアズレージョピコの深越さんに、
ポルトガルのタイルについていろいろお伺いする機会を頂き、訪れてきた。
日本でもポルトガル装飾タイルを扱っているお店は、こちらが唯一と言っていいほど、知る人ぞ知るお店。


店内には、色鮮やかなポルトガルのタイル、アズレージョが並んでいる。
これらは全て、プリントものではなく、手描きのタイルなのだ。
現地のアーティスト兼職人さんがひとつひとつ丁寧に描き上げたもの。
手描きならではのリアルさや、陰影など、まるでキャンバスに描かれた絵画のようで、額縁に値する縁取りまでもが細かく描き込まれてる。


お店のカウンターもタイル貼りになっているのだけど、
繰り返しのパターン模様ですら手描きで描かれているという贅沢。


深越さんによると、手描きの場合は、濃淡や描き始めや終わりの箇所にわずかに顔料が溜まってるという。
なるほど、プリントだと平面的になるだろうけど、こちらは立体感がある。
現代のポルトガルタイルは15cm角で5mmの厚さにほぼ統一されていて、
昔のものより重さも軽くなり扱いやすくなっているそう。


オランダのデルフトタイルを模したものも17世紀頃にポルトガルで
流行ったもので、手描きのデルフト風のタイルもいろいろとあって、
以前、私の友人はこちらのタイルを使って洗面所の腰壁をリフォームしたことがあり、写真を見せてもらったが、とても素敵に仕上がってた。


コインブラで有名なデルフトタイルの作家さんの作品も。
魚がモチーフの独特な図案が楽しい。
黒い顔料で描かれた絵もブルーの雰囲気とはまた違って渋くていいなあ。


クラシックな衣装を身にまとった人物像の組みタイルは、上部の飾りに沿ってタイルがカットされている。
リスボンでもいくつか見たが、ポルトガル独自のもののようだ。


こちらは現地のポルトガルでのアズレージョを使った壁面装飾の写真。
アズレージョに描かれているのは写真か?と思うようなリアルさ。
本来、石であったり、木であったりする柱などの装飾もポルトガルではタイルで
表されるということが多いという。


こちらは深越さんがリクエストし、現地のタイルアーティストさんに描いてもらったというフレンチブルドッグを描いた組タイル。
犬の毛並みや敷物の質感などまで本当にリアル。
タイルは、好みの絵を描いてもらうことも可能だそう。
半永久的に残るタイルだからこそ、こんなオーダーメイドはうれしい。

ポルトガルでは現在でも、タイルにおいては手描きが主流だということで、
手仕事が大事にされているお国柄っていいなあとしみじみ思った。
いつまでもこういった伝統工芸を守り続けていって欲しいなあ。

この日はさまざまなタイルの話をお聞かせ頂き、お話はなかなか尽きず、
あっという間に時間が経ってしまった。
深越さん、お忙しいところありがとうございました。


アズレージョピコさんのちょうど向かいにあるカフェ、好文舎へも訪れた。


のれんをくぐると、細長い路地が続いていて、


奥まったところに玄関が。


障子を開けると、素敵な空間が目に飛び込んできた。
カフェ&ギャラリーにもなっていて、ちょうどやきものの作家さんの展示も見ることができた。


窓の外に広がる中庭の景色が、ちょうど雨に濡れてしっとりした風情があって
すごくいい雰囲気。


着物の販売をされていた町屋だったそうで、喫茶室にあたるこの部屋は
商談の間として使われていたそう。


苔の緑も鮮やかで雨に濡れた石も艶やか。





中庭に面した廊下


お手洗いの床は玉石タイル。


お手洗いの壁面はシンプルな白いタイルが貼られてたが、縁が全てカーブのついた役物タイルが使われてて、思わず激写してしまった。


自家製のレモネードを頂き、一息つけた。
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四日市&養老&名古屋の旅2020【四日市・すわ公園交流館&マジョリカタイルの竈の家他】

2020-07-26 | 四日市&養老&名古屋の旅2020
カトリック教会を後にし、JR四日市周辺へやって来た。
近鉄の駅と比べて閑散としてる・・


駅周辺は廃店舗が目立ち、さびれた雰囲気。


看板建築のような建物も。




以前は商店街があったそうだけど、


すでに取り壊されていた。


朝一に訪れた楠温泉のご主人が、見学交渉してくれようとしていた
もう閉業してしまった四日市温泉。
黄土色のタイル貼り、角の丸い小さな窓が左右対称に四つ並ぶ可愛い外観。







ボーダータイルが縦にびっしりと。


そしてすわ公園交流館へやって来た。
昭和4年に四日市の実業家、熊澤一衛より、図書館として寄贈された建物。
病院や児童館としても使われ、現在は交流館として公開されている。


スクラッチタイル貼りの外観に、上部にはテラコッタの柱とレリーフ


レリーフにはウサギが餅をつく姿が描かれてる。


建物前には子供が甕を担ぐ噴水跡も。


やきものの羊の吐水口。


玄関ホールの壁面には、こんなタイルの装飾。
大き目の布目タイルの周りには濃い紫がかった均窯釉のようなきれいな発色のタイルが貼られてた。





近くのスナック街で見つけた可愛いタイル壁。


そして見学予約していたマジョリカタイルの竈があるという竈の家へ。
築110年以上の古民家が公開されていて、そこで竈を使った料理体験ができるという施設。
竈で料理をしようとしたら前後約4時間は必要というので、今回は断念して
見学だけさせていただくことになっていた。


大正末期から昭和初期に作られたという煉瓦造り、タイル貼りの竈。
一列にはマジョリカタイルが入れられてる。


あざみのつぼみと葉が表されてる。
葉っぱのデザインも華麗で、今まで見たことのない図案。


祖母が住まわれていたという管理されている方のお話を聞かせてもらいながら見学。





こんなモザイクタイルのシンクも残されてた。

マジョリカタイルの貼られた現役の竈、本当に貴重だなあ。
残してもらえててうれしい。
お時間のある方はぜひ竈料理体験されてはいかがでしょうか?!
暮らしを楽しむ竈の家→

この後はこの日の宿泊地、養老へ向かった。
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四日市&養老&名古屋の旅2020【四日市・四日市カトリック教会他】

2020-07-25 | 四日市&養老&名古屋の旅2020

ランチの後、伝七邸へ行く途中に車中から見えて気になっていた四日市カトリック教会へ立ち寄った。


コロナの為、扉は閉められていたのだけど、事務所へお願いすると、
中へ入れて頂くことができた。


内部は、扇形のように横に広がる変形六角形?の聖堂で、
ステンドグラスに囲まれた空間。




祭壇を正面から



木製の十字架に彫られたキリストを中心に、
背面はタイル壁、ペンダントライトが左右対称に垂れ下がっている。


ステンドグラスの光がいい感じに長椅子に影を落としている。


天井からぽつぽつぶら下がるライトが、教会ぽい雰囲気?ではないが、
この聖堂にマッチしていて素敵だった。


ステンドグラスとライトとのバランスもいいなあ。


後方にも中央部はステンドグラスがびっしりと入れられていて、
その下には木彫りのキリストの肖像などが掛けられていた。
木の温かみとステンドグラスの光に包まれ、美しくデザインされた教会だった。







外壁はタイル。
ステンドグラスの窓を外から。


スタイリッシュなマリア像。


教会の近くの喫茶エリカも、車中から見つけたお店。
白と紺の市松模様の中に照明が仕込まれた斬新なデザインの外観。


中へ入る時間は残念ながらなかったけど・・
先へ急いだ。
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四日市&養老&名古屋の旅2020【四日市・伝七邸】

2020-07-24 | 四日市&養老&名古屋の旅2020

お昼は、登録有形文化財となっている「伝七邸」にてランチの予約していた。
「伝七邸」は紡績会社東洋紡績の創始者、第十世伊藤伝七の別邸として明治29年に四日市に移設され、明治39年から「料亭浜松茂」として要人ご用達の迎賓館として使われてきた建物。


2017年、老朽化と後継者不在のため、存続の危機を迎えたが、九鬼家11代目九鬼紋七の手により、再建された。
食事の前に、お客さんがまだ入っていない部屋を案内していただくことができた。


こちらのさつき棟と、玄関棟は登録有形文化財となっている。
以前は料亭旅館だったそうで、こちらは宿泊にも使われていたという。


次の間の桐の板戸には松の絵が描かれているが、
宿泊客が宿賃の代わりに描いていったというエピソードが残されているとか。


シンプルだけど落ち着いた雰囲気のお部屋は


部屋に面する美しい庭を望むことができる。





夏の設えの簾戸が涼し気。





床柱や長押などには面取りが施されるなど丁寧な仕事が見られる。


部屋のそばにあったお手洗いの扉。
ハート型のような桃のようなデザインの透かし窓。


トイレの中の腰壁はタイル貼り。


そして廊下の一画にあった洗面所もモザイクタイル貼り!


ピンクの長細タイルとオレンジの正方形タイルの可愛い組み合わせ。


シンクの中はグレーっぽい玉石タイルが敷き詰められていた。


そして広間へ。
広間へのアプローチには木彫りで、まるでタイルのように表された床がモダン。


大広間前の待合?スペース。
きれいな庭が目に飛び込んでくる。



大広間は結婚披露宴の会場としても利用されているそう。


床の間と床脇。


長い天袋があったり、


こんな桐の花が透かし彫りされ、市松状になったおしゃれな窓も。



閉めると市松模様が全て桐の花に。


こちらの大広間も、窓の外は庭園が広がる。



メンバーが戸袋にひょうたん型のくり抜き発見。


そして食事をする部屋へ向かう。
風情のある渡り廊下を伝い


お部屋の玄関は、黒い玉石タイル敷き。


そして案内されたこの日の食事を頂くお部屋。
通常のランチは個室で頂くことはできないのだけど、
コロナ期であるため、ゆったりとした個室をあてがって頂けた。


ランチはリーズナブルで、黒毛和牛の鉄板焼きは2000円。
料理長直々にご挨拶にも来ていただき、なんだかリッチな気分に。


もちろんこちらの部屋もお庭が眺められる。


お隣の部屋。
こちらの部屋も二方が窓に囲まれていて、開放感があるなあ。


ゆっくり食事を頂いた後、お客さんが帰られた後、
もう一つの大広間へ。



このお部屋も窓から眺めるお庭がすばらしい。


最後にお庭に案内していただいた。


こちらのお庭は新しいそうだけど、水琴窟の涼し気な音も聞くことができた。
リーズナブルで優雅なランチが頂けて、満足。。
素晴らしい建物に、ランチも個室対応でコロナ対策もばっちりなので、こらからもたくさんのお客さんに来てもらえたらいいなあ。
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四日市&養老&名古屋の旅2020【四日市・楠温泉他】

2020-07-23 | 四日市&養老&名古屋の旅2020

先日、友人たちと久々に1泊旅。
四日市、養老、名古屋と、老舗の旅館や料亭建築などを堪能してきた。
四日市でどこか見学場所を探していた時に見つけた、まちかど博物館で紹介されていた楠温泉。
尋ねてみると、見学させて頂けるということになり、やってきた。



親切なご主人が時間外い開けて下さり、玄関からタイルに迎えられる。


昭和8年創業の楠温泉。
内部はほぼ当時のままだそうで、こちらの組格子の欄間は
珍しいものだそう。



照明のシーリング装飾も当時のままだそうで、ご主人が男湯は青、
女湯は赤に塗られたそう。


白いタイル貼りの洗面台。


シンクには紺色の丸タイルが敷き詰められている。
女湯は赤の丸タイルだった。


扉の周りのモザイクタイル。


そして浴室へ。





この花のタイルが可愛い~!


床の少し大きめヘキサゴンタイルともぴったり。


浴槽の真ん中には壺を担いだビーナス像。


この水栓柱のコーナー部分を丸く覆うモザイクタイルにも萌える~


ライオンの吐水口も




奥の壁面を覆うタイルもモダン。


こんなタイルも。


女湯の脱衣所にあった藤製のベビーベッド。
ご主人にはじっくり見学させていただき、
更にはもう閉店された四日市温泉にも見学できるか聞いてあげようか?と、
電話までかけて頂いたが、閉店されてるので、やはり無理とのことだった。


ランチ時間までもう少し時間があったので、近くの酒蔵の外観見学へ。



創業170年の宮崎本店。
黒壁に覆われた貯蔵庫や倉庫は昭和初期に建てられたもの。





かつては町内に30以上の蔵があったそうだが、現在はこちらの宮崎本店が全て引き受けられ、8000坪になる大きな蔵になったそう。


洋館の本店事務所もあった。


2階部分はタイル貼りで、妻壁上部には、遠目で見ると雄牛のようなレリーフが。



事務所後方には本宅の立派な和風建築もあった。


近くの建物のファサードに貼られてたいい感じの大判タイル。

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火防陶器神社

2020-07-22 | 建築巡り・街歩き【大阪】

「タイル建築探訪」に載っていた陶器の神様を祀った火防陶器神社。
境内でやきものの灯籠などは見たことがあったのだけど、社殿の中にさまざまな陶板があったことは知らなかった。
社殿は毎月、1、15、23日と、7月21~23日の茶碗供養とせともの祭の日に公開されているというので、訪れてきた。


残念ながらせともの祭はコロナで市は出てなかったが、
提灯がずらりと並ぶ境内。


茶碗供養が行われてて、一人、ひとつ茶碗を持ってきたら供養してもらえるようだった。


手水舎の水鉢は大きな信楽焼のもの。


水口は瀬戸焼の織部釉の竜


そばに、こんなやきもののナメクジもいた。


水鉢の周りは信楽の登り窯で使用されていたという窯壁などが再利用されているなどやきもの尽くしに。


信楽焼の額


由緒が書かれた額皿は有田焼。


タイル貼りのさい銭箱。


そして拝殿の中へ。
折り上げ格天井の格子の中には色とりどりの額皿がはめ込まれている。



各地のやきものの陶芸作家の方々の作品だそう。







繊細で華やかな色鍋島


勢いよく描かれた呉須赤絵


花瓦文


古伊万里花鳥文


皿いっぱいに描かれた白い牡丹が美しい


中には北欧調?な鳥が描かれたものも


こちらも可愛いなあ。


天井だけでなく両小壁にも陶板が入れられている。


窯場の図には登り窯や作陶する人々の姿が描かれている。


もう一方の小壁には昔日のせともの問屋の様子が描かれている。






そして欄間は瀬戸のもの。


孔雀が向かい合わせにデザインされている。


更に祝詞殿の両壁面には瀬戸の陶板が入れられている。
窯の中のやきものの様子が描かれているようだ。





祝詞殿の天井もすばらしい。
こちらは有田焼で鉄千唐草が描かれている。






欄間は九谷焼。
鶴と雲が描れた陶板。
正にやきもの尽くしの拝殿、祝詞殿だった。


拝殿の両脇には有田焼の染付の灯籠。
丁寧に細やかに模様が描かれたもの。





瀬戸赤津焼の灯籠も迫力がある。





瀬戸焼の灯籠も一対。
太陽の透かし彫り


こちらは月の透かし彫りが入ってた。



草の間にはこんな大きな土瓶も隠れてた。


石垣もやはり窯壁や窯道具が使われていて、いい味わい。





こんな釘隠しまで陶器が使われてた。

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ラオスの布でコサージュを作る

2020-07-19 | クラフト

先日、池田のラオスの布のお店で手に入れた端切れで花のコサージュを作った。


大、中、小の大きさに花型を切り取り、木工ボンド:水を1:3の割合で混ぜ、
くしゃっと丸めたまま乾燥させ、



大、中、小を重ね合わせて糸で縫い付ける。
前にトートバッグに付ける用に作ったものより小さめにしたので、
コサージュか、ヘアゴム用にも使えそう。



ラオスの布は裏表がないので、
裏地が出なくていい感じ。


そして、もう一つトートバッグ用に買ってた生地でトートバッグを作った。
肩に掛けたいので、持ち手は少し細めで長くした。
かなりおおざっぱだけど;


一応リバーシブル。

次はブラウスにチャレンジしたい。
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