m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

多治見のタイル巡りその二

2022-02-28 | 多治見&土岐の旅2022
多治見市陶磁器意匠研究所を後にし、モザミューへ向かう。
研究所向かいにあるタイルも味わいがあって大好き。


窯変具合がうっとりする。


玄関ポーチのタイルもひと癖あるタイル。


星ケ台運動公園の外壁には、陶板で抽象的な図案が描かれてる。



うっすらと織部釉がかかる。

この辺り、登り坂でやたらとしんどかった、、こんな所に来てまでヒルクライムか〜と思ってたら、なんと借りた自転車が電動だったことに気付き慌てて電源入れた。この後急な下りもあり、、
駅から直でモザミューだと平坦のようだが、陶磁器意匠研究所経由だと一山越さないといけなくなる感じ。


星ケ台保育園の看板もモザイクタイルでできていた。
さすがにタイルの町。あらゆるところにタイルが用いられてる。


夜空に浮かぶ月と星がイメージされてるようで、青のグラデーションがきれいだった。





細かめのマーブルタイルが貼られた元店舗?




ガラスブロックとモザイクタイル。


カフェの入口壁面にはブルーがさわやかなモザイクタイル壁。


長さも大きさもマチマチ?!手でランダムに千切った感のあるタイル。


こちらも前回発見した元理容院のタイル尽くしファサード。


出窓の下部にも丁寧に貼られたモザイクタイル。


玄関ポーチは立方体に見えるモザイクタイル。


モザミューに到着〜
広場に自転車止めて。
こんな手洗い場があった。


オレンジっぽいベンチ。


こちらはスイカ。


モザミュー後は、再び多治見駅へ向かいつつタイル巡り。


いつも立ち寄ってしまう「しあわせなお家」は昭和20年代に建てられたモザイクタイルの貼り場だった建物。
DIYで改装し、活用されている。


外回りには、貼板にならべられたタイルがディスプレイされていて、見飽きない。


このパズルモザイクも一見複雑に見える。




モザイクタイルシンクも。
レトロなタイルの組み合わせがかわいい。
シンクはこちらで制作されていて、
メルカリでも販売されているようだ。


足元のタイルもいいなー





隣の建物もスクラッチタイル貼り。


この後、モザミューでも写真で見た笠原神明宮に山内逸三の神馬の陶壁を見に行ったのだが、、どこにあるか分からなかった;


途中で出くわした滝呂中央公園にあったアーチの門。


この門が味わい深かった。


所々織部釉が染み出したようにかかり、


そのアーチの天井がとてもきれいな発色のタイルに覆われていた。


所々、剥がれかかっているのもよい感じ。


モザイクタイル画で表された小学校がずらりと並ぶ道があったり、


外回りがタイル尽くしに彩られた住宅もあった。


そのお家にはいろんなタイルが用いられていたが、こんなイルカのタイルも。

その三に続く、、




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多治見市陶磁器意匠研究所のタイル

2022-02-26 | 多治見&土岐の旅2022
レンタサイクルで、多治見駅からタイル巡りしながら多治見市陶磁器意匠研究所へやってきた。
ここの外壁のタイルは、自分的に最高に好きなタイルのひとつ。



前回は休館日で開いてなかったけど、今回は開館していて、多治見のやきものの企画展と卒業制作展が開催中だった。


まずは外壁をじっくり愛でる。


グリーンを基調として、グリーンからブルーの濃淡や、グリーンから黄色みを帯びたタイルも所々に入れられていて、
それが絶妙な彩りに。



所々に白い陶板が入ってる。


同じような色合いのタイルも、よく見るとひとつひとつ表情が違い、やきものの美を感じる。


タイル壁を見上げる。
真っ青な空に奥行きのある色味のタイル壁が映える〜〜最高ー


正面玄関。



志野焼の扉の引手。



そして、前回は外からしか見えなかった、ロビーのタイルに対面できた。


これまためちゃめちゃきれいなタイルに吸い込まれそう。


トルコ釉の濃淡は、濃紺から薄い水色まで。


一枚のタイルの中にも、中央部の模様の凹みで濃淡がつき、


更にそれぞれのタイルが凹凸つけて貼られていて、より複雑な表情に。


2階展示室から、正面玄関を望む。


1階の男子トイレが、こんな辰砂釉のタイル貼りに。


辰砂の赤と洗面ボールの白の対比が鮮やか。


そして、扉の外からチラッと見えた副所長室のタイル。
受付の方に見学をお願いして見せて頂いた。


壁一面に貼られた大ぶりなタイルは、表面がガラス質で見たことのないような質感。


水色のガラスタイルが所々にアクセントに入れられている。


受付の方の話によると、ここの職員さんが作られたとか。


そして、受付の奥にチラッと見えたモザイクも見逃さなかった。
近くで見させてもらう。


マットな色の釉薬のタイルが、ランダムに割られて貼られていた。


グランド側からのタイル壁面は、色味は同じだけど、表とはまた違ったボーダータイルが貼られている。

とても発色がきれいな透明感のある緑。


もう一つの棟と下部にはこんな大きな陶板が貼られてた。





そして、、建物の外、低い塀には、モザイクタイルがずらりと。


多治見市陶磁器意匠研究所を大満喫!
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多治見タイル巡り他

2022-02-22 | 多治見&土岐の旅2022

モザイクタイルミュージアムへ行く前、
多治見の駅北口に降り立つと、いつも出迎えてくれる公衆トイレ。
タイル尽くしで、柱から持ち送りまでが一体となり優雅なラインにうっとりする。



持ち送りの先端まで、丁寧にタイルが貼られてる。



その軒裏には、小花のタイルがびっしりと。



壁面のタイルもニュアンスのある地模様が入っている。そして真ん中には一列、ライト風の意匠の穴あきタイル。
後ほど見学したケラモスアートさんで同じものを見つけ、ケラモスアートさんで作られた物と判明。


中もタイル尽くし。
白の大きさがランダムなタイルに、真ん中にピンクのタイルが一列に入ってる。
男子トイレは、このピンクの部分が青になってる。

この後、予約していたレンタサイクルを借りに行った。
いつもはバスに乗るのだけど、バスの本数が少ないのと、寄り道しながらモザミューへ向かおうと思ってたので、今回初レンタサイクル。


着いたのがもうお昼だったので、まずは腹ごしらえに「コーヒー&スパゲッティK」へやって来た。
一度入ってみたいと思ってたお店。


外観も可愛い。
赤いテントの入口。2階にはアーチのついた窓。


2階の壁面には、6角形と正方形を組み合わせた蜀江文様のタイルが貼られてる。


1階の窓。
窓上のアイアンの飾りもいいな。


店内へ。


クラシカルな椅子や天井、鏡。


床のタイルも美しい〜


お手洗い手前には、こんな小窓があって、周りの壁面はタイル。





名物、玉子引き鉄板ナポリタンスパゲッティのセットを頼んだ。
熱々のスパゲッティ、私には濃すぎるくらいだったけど、美味しかった。


ホットカフェオレも可愛いスタンド付きのガラスカップで出てきた。


ランチの後は、タイル巡りしながら、
最終モザミューを目指す。
タイル貼りの旧郵便局の建物。


庇の内側にも念入りに多種類のタイルが貼られてる。


Y字路に立つ住宅の腰壁にもタイルがめぐらされている。


経年変化で変色したタイルのグラデーション。


古い写真館があった。


玉突=ビリヤード店?
遠目で見ると玉石タイルっぽかった腰壁が、


近寄ると石が詰まった壁だった。


タイル貼りの理容ロビン


入口足元に貼られてたモザイクタイル。



いろんな型板ガラスも。


そして元町公民館まで、鹿に会いに。


細かいモザイクで描かれた鹿と山並。


公民館がこんなモザイクに覆われているなんて、さすがにタイルの町。


松の木もリアル。


こちらのタイルの渋い色どりもきれいだなあ。




入口周りには、擬木が描かれていたり、山の絵が描かれてたり、
不思議な玄関周り?だった。


元お風呂屋さんの廃墟?
入口にコラベルタイルが貼られてた。





多種類のモザイクタイル貼り浴槽?!


ピンクのタイル、可愛い。




表面が波打つピンクのモザイクタイル。


こちらは地模様のあるまだらタイル。
今まで見たことないかも。



喫茶店の入口。
色違いのボーダータイルを縦に貼って
デザインされていた。

この後は、多治見陶磁器意匠研究所へ。
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土岐市ケラモスアートギャラリーへ

2022-02-17 | 多治見&土岐の旅2022

岐阜ではもう一つ、インスタを拝見していた土岐市のケラモスアートさんへ訪れるのも楽しみにしていた。
ケラモスアートさんは、全国の数々の有名近代建築のタイルやテラコッタの復元を手掛けられている。去年の夏にギャラリーをオープンされ少し前に訪れた京都タイルギャラリーでもタイルの実物を拝見していて、とても興味を抱いていた。


ギャラリーへ訪れると、外壁には、色とりどりの渋いスクラッチタイルが貼り巡らされていた。
なんというインパクト!
なんという美しさ!


これらの味わいのあるタイルは、神戸女学院の第三期の修復工事に携わった際に何度も焼き直し、試行錯誤した試作品なのだそう。


茶色に緑混じりや青混じり、グレー、さまざまな色味のタイルが美しい。


タイルは、湿式の押し出し成型で作られ、
一枚一枚、手作業でスクラッチを入れたもの。
機械では出せない味わいがある。



スクラッチタイルに見惚れてしまって、なかなかギャラリーに入れず、、


ご兄弟2人で、タイル制作をされながら運営されているギャラリーは、陶板、陶俑作家さんでおられたお母様の作品の常設展示をはじめ、オリジナルのハンドメイドタイルが展示、販売されてる。
あれもこれも欲しい、見たいものばかりで焦る、、



まずは、今まで近代建築の修復時にタイルの復元を手掛けられたものの資料を見せて頂いた。
京都市美術館の旧玄関のこのタイルもいくつか修復されてたんだなあ。


別府公会堂の藍色の布目タイルも!



銀座の奥野ビルの1階部分のスクラッチタイルも!

他にも京都図書館、京都大学、北海道大学、ロームシアター京都、山の上ホテル他多数、、あの近代建築も、この近代建築も数々の名だたる近代建築の修復に携わられていたのだった。
大手ではなかなかできないきめの細かな対応で、質の高い復元タイルをたった2人で作られているというのが驚きだった。



先斗町歌舞練場外壁の復刻タイル。


布目がよじれるように入ってる別府公会堂の布目タイル。


山の上ホテルの修復時に階段から出てきたというタイルの復元も。


なんとあの大阪の小川香料のアールのついた軒のテラコッタの復元品まで作られていたとは!


敷き瓦も。


イシュタール門のミニチュア。

大手の会社ではなかなか対応できないといったものが最後に回ってくることが多いのだとか。


復元だけでなく、他にも特殊な金型で作られた押し出し成型によるオリジナルデザインのタイルを手掛けられている。


お花の形をしたオブジェもかわいいし、


複雑な形を抜いた透かしブロックのようなタイルも美しい!
こんな風に積み上げて使っても、一個だけでも存在感がある。


そして別棟の展示室には、色とりどりのレリーフタイル!
ホームセンターの鉄筋を使って作られたというディスプレイ棚が、ローコストでシンプルなのにセンスよく、タイルの可愛さがめちゃめちゃ引き立ってる!


この中から欲しいものいくつか選ぶのに困難をきたす。
棚ごと買い占めたいレベル。


他にも様々な手作りタイルを見せて頂いた。
これもすごく面白いなあ。組み替えると又違ったデザインになるようだ。


作業場も見せて頂いた。
1250度まで上がる窯は、焼き上がりは6日間かけてじっくり冷ますという。
じっくり冷やすことで、結晶など風合いが生まれるようだ。
他にも粘土を圧縮して、押し出し成型する機械や、その口金となる手作りされてる金型、石膏型から空気を送り込んで粘土を外す機械など、興味深いものをいろいろと見せて頂けた。


更にはスクラッチ体験まで。
一本が半筒状の針を並べて作った器具を使って、フリーハンドで真っ直ぐ引っ掻く。
思ったより深めに引っ掻かないと、もろもろしたわらびが出ない。
引っ掻いた後は、ローラーで軽く押しつける。3回目でちょっとそれらしいのができたかな?!


お庭には、さまざまなタイルの試作品などが敷き詰められていて、一向に飽きない。



織部の敷瓦なども。


エントランスは、オリジナルのレリーフタイルが散りばめられている。


レリーフタイルの周りは筑波大学に使われた復刻タイル。



悩みに悩んで選び購入。



可愛い干支のトラのオブジェも。

ちょうど急ぎのお仕事があるにもかかわらず、丁寧に応対して頂き、
タイルの世界を超満喫させて頂いた。

復刻タイルなど、本物を再現するためには、質感や色味などきめ細かな調整が必要で、何度も焼き直しが繰り返され、手間と時間、コストのかかる大変な作業。採算が合わず閉業されていく同業者が多々ある中、ケラモスアートさんでは平成元年創業以来、制作を続けておられる。
見学をさせて頂き、近代建築の修復にも多大な貢献をされているこのような小さな会社があるということをより多くの人に知ってもらいたいなと思った。

ケラモスアートさんのHP→
一部通販されてます→☆

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るり渓まで往復100キロ超えのロングライドへ

2022-02-14 | ロードバイク


今日は暖かくなる予報だったので、来月予定してるしまなみ海道の練習にと、ロングライドでるり渓まで行くことになった。
距離が距離だけに極力きつい上りは回避しつつ行くルートを考えてもらったが、上りもさすがに結構ある。



トイレ以外休憩なしで3時間以上こいでもまだ着かん、、どんだけ遠いねん?!
これが普通としたら自転車乗ってる人たち、、狂ってるとしか思えないレベル


4時間過ぎくらいにやっと、るり渓のカフェ「香らん珈ろん」に到着、、
旦那1人だったら、この半分の時間で着くらしいが、、
ここでは、この地面のロゴと一緒に自転車を撮るのが定番らしいので一応やった。



ここへは、車では2.3度来たことあるけど、
自転車で来ることになろうとは、、


もうお腹が空きすぎて倒れそうなくらい;
ご飯もののランチは売り切れと言われ、、
鉄板焼きナポリタンランチに。
サラダとスープ、そして飲み物とミニデザート付きで1000円(3月からは値段改定らしい?!)


もうお腹が空き過ぎていたので、ミニデザートを普通サイズに+料金で変更した。
チーズケーキ、美味しかった。。


食後はカランコロンのすぐ近くにやぎ牧場があるというので、立ち寄った。




かわいいヤギを見て、ひととき和む。
この時はまだ、帰りに更なる地獄が待ち受けていようとは、実感が持てなかった。
帰りは来た分だけ戻らないといけないということ、分かってるようでわかってなかった。


カメラ目線の可愛いヤギ。


野間の大けやき。

帰りは、激坂の堀越峠と野間峠を避けるルートを取ったが、そのせいで、かなりの大回りでそこそこの坂を上ったり下りたりの繰り返し。
とにかく過酷で苦しく、旦那はよくもまあ、こんな初心者のおばはんをこんなとこまで連れてきたなあ、、距離感覚がバグり過ぎてるんでは?と何度も思わずにはおれなかった。
ルーティン的に訪れてる旦那とは、しんどさが100倍違うので、自分との孤独な戦いになった。
一体自分は何を目指してこんなことをやっているのだろうか?これが何かに役に立つことがあるんだろうか?と自問自答しながら、、
とりあえず、この日は初めて100キロ超え(獲得標高1900m)というロングライドをなんとか完走できた。
約70キロのしまなみ海道もここまでしんどくはないんちゃう?
もう2度とこんなしんどいだけのロングライドはやりたくないな。




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多治見市モザイクタイルミュージアムこだんみほ『銭湯幻視ーモザイク湯』展へ

2022-02-13 | 多治見&土岐の旅2022

多治見のモザイクタイルミュージアムで2/11から開催中の、こだんみほさんの『銭湯幻視ーモザイク湯』展へ初日に訪れてきた。
モザイクタイルの聖地と言われる、多治見市笠原町にあるモザイクタイルミュージアムには、ミュージアムの前身であるモザイク浪漫館時代から幾度となく訪れていた。
そんな大好きな美術館でこだんさんの作品が見れるとは~興奮!!


この日は快晴のタイル?!日和。
青空との対比が美しい建物は、藤森照信設計、
タイルの原料の粘土を切り出す採土場をデザインしたもので、土に覆われ、所々に陶器の破片が埋め込まれているというユニークな外観。


はやる心を抑えつつ、まずは常設の4階へ。
オープンエアの展示室には明るい光が差し込んでいる。


真っ白なモザイクタイルが貼られた展示室には、懐かしい味わいのモザイクタイルが所狭しと展示されている。
中央にそびえるのは竹を模したタイルが寄せ集まったタワー。


大壁面には銭湯に貼られていたような東郷青児風裸婦のモザイク画や風景を描いたタイル画が集められている。


モザイクタイルのシンクや浴槽などは、様々なモザイクタイルの競演が見られる。


色合わせやデザインも愛らしいなあ。



そしていよいよ3階の企画展示室へ。
大きな垂れ幕がかかっている。


そしてこだんさんのタイル絵を発見!
とても細かいドットで表された金魚の絵は、名古屋の平田温泉の改修前のタイルをイメージし、描かれたものだとか。
一粒一粒細かいドットが艶やかに盛り上がり、本物のマイクロミニサイズのタイルみたいで可愛い!


こちらは新地湯のファサードを模したものだそうで、
古材との相性もよく、渋い。


作品の合間には本物のなつかしさあふれるモザイクタイルの展示。


台紙に貼られタイル見本そのままの展示もたくさんあり、
昔のそのデザインのタイルの名称がいろいろ分かって楽しい。



「菊」と名付けられたこのモザイクタイルもこのピンクとオレンジのカラーの取り合わせが最高に可愛い。


そしてその「菊」をデザインに取り入れたこだんさんの作品。
円形浴槽を模したという木工房KOKOさんによる額も工夫が凝らされていて
すばらしい~



解体されたあかし湯のカランを使った作品。
ついに作品は立体へと進化!


ウェーブという名前のタイル。
水の流れでも表しているんだろうか?
動きがあって面白い。


ウェーブが取り入れられ、こだんさんの「おかまドライヤー」と題された作品は、
旧あかし湯のスィッチ部分が活用されていて、とてもユニークだなあ。


靴箱の扉とタイル絵が融合したおなじみの作品も勢ぞろい!



こちらは「クインスノー」というデザインのタイル。


私も以前ご一緒させて頂いた都湯の釜場にあるバルブの並んだ配管がモチーフだそう。
木の円柱と本物のバルブを使った額も大胆で面白いなあ。
あの時見たものが、このような作品に変貌を遂げるとは、、!

作品はまだまだたくさんあるけど、行ってのお楽しみがなくなるといけないのでこの辺で。

モザイクタイルの可愛さが詰まったこだんさんの作品が、
ミュージアムの所蔵品の本物のモザイクタイルと肩を並べ展示されてる様子を観て胸が熱くなった。


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福岡の旅2022【カフェ・ミエル&博多名物&タイル他】

2022-02-10 | 福岡の旅2022
旧福岡県公会堂貴賓館へ行った後、リノベーションミュージアム冷泉荘へやってきた。


こちらは、築63年を超える鉄筋コンクリート造のビルがリノベーションされ、オフィスやショップとして活用されている。


ヨガスタジオやベーグルショップ、会社事務所なと様々なショップなどがあったが、この日は閉まってるお店が多かった。


連絡したら見せてもらえる、冷泉荘の住居時代のまま保存した部屋があったみたいだけど、、後で知って見れなかった;





福岡、最後はバスの時間まで、日が落ちてからは喫茶店と、食に走った。
駅近くで見つけたカフェミエル。


この壁が独特。
ゴツゴツした石をそのまま埋め込んだような壁。








内装にも、石を埋め込んだ壁が使われていた。



現在のお店は8年前に引き続がれたとのこと。
お店の内装は前のお店の時の50年前から変わっていないとか。


アイスクリームが乗ったコーヒーゼリーがとても美味しかった。


カフェに入る前に、博多名物を食べれるだけ食べて帰ろうと
まずは商店街でみつけた一口餃子のお店へ。
焼き餃子とスープ餃子。



ここのトイレの壁がタイルで可愛かった。


長浜ラーメンの店へはしご。


カフェ後、買い物でうろうろし、最後の締めに博多もつ鍋も!
一人鍋のお店があったので。
もうお腹いっぱい満足。。


地下街で見つけた大理石のモザイクタイルが貼られたベンチ。




こちらもお手洗いの入口付近に貼られていた矢筈貼り模様のタイル。


こちらは博多駅に着いた後、通りがかりのビルで見たタイル。
木に様々な形の葉が描かれている。


床面にも手描き風の葉が散りばめられている。


波のように弧を描くレリーフタイル。
様々な厚みのものを組み合わせて、凸凹感が出されてた。



マンションのワンポイントに使われてた藍色のタイル。


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冬の勝尾寺と妙見山

2022-02-08 | ロードバイク

最近ますます寒くなってきて、自転車で走れそうな日が限られてきた今日この頃。
この前は、勝尾寺まではかろうじて行けたけど、箕面駅方面へ下ろうとしたら
この道路の凍結・・


それでもこの一部分だけかと、更に突き進んで行ったら
その先も所々凍結箇所があったので、結局元来た道を引き返すはめに。


なかなか天候と予定が合う日がなかったけど、昨日はようやく妙見山まで行ってこれた。
まずは勝尾寺へ。
毎度、ストラバという計測アプリをオンにしてスタートするので、勝手にタイムが計られる為、前回より何としてでも速く、と必死になってしまって毎度限界マックスまでがんばってしまう。なのでいつまでたってもしんどくて一向に楽にならない;
今日は、知らずにフロントギアをアウターに入れたまま走ってて、何かいつもより速いかも〜?ひょっとして大幅記録更新?!とか期待してたら13秒しか縮まってなくてガッカリ。


妙見山は、今年2回目でビンディングシューズで初めて上るので、このシューズの成果は?とこちらも死に物狂いで上がったけど、20秒ほど短縮したのみだった。
しかし、今日は一応両方共自己新が出た。



帰りは、もうヘトヘト、出かける前にお昼に家でお雑煮しか食べてなかったのでお腹もぺこぺこ。
彩都のりくろーおじさんに駆け込んだけど、コロナでイートインスペース閉鎖でがっくり、、
(写真は以前に寄った時のもの。買い物した人はコーヒー飲み放題、ホールのチーズケーキもイートインできる)


昨日は、行きによく前を通る、気になってたタイル壁も写真に撮ることができた。



とりあえず、差し当たっての目標は勝尾寺は20分、妙見山は35分を切れるようになりたいなあ。
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旧福岡公会堂貴賓館

2022-02-08 | 福岡の旅2022

大川市から博多へ戻ってから、朝の続きの博多の町歩きへ。
以前家族で来た時にも訪れたことのある旧福岡県公会堂貴賓館へやって来た。
旧福岡県公会堂貴賓館は1910年に第13回九州沖縄八県連合共進会会期中の迎賓館、宿泊所として 建てられた。


ボランティアガイドさんに簡単に案内して頂けることに。
こちらはビリヤードなどを楽しむための遊戯室。



ビリヤード台の脚を設置するために床には4か所、はめ込まれた花崗岩の石台が残されている。


大理石の暖炉。床面には市松模様のタイル。



天井はティンパネルが貼られていた。



階段は欅が用いられ、親柱などには細かな装飾が彫られ、


階段の手すりは優雅な弧を描く。
特にこのカーブを切り出す技術は高度なものだそう。



貴賓室には修復時に出てきたといわれるキャンパスに描かれた青空と雲の油絵が再現されている。


部屋の一画には八角形の張り出したスペースがあり、


窓に囲まれ、更に上部には丸窓が並ぶ明るいコーナーになっている。


このコーナーで椅子に座った時に、アーチ越しに見える天井画が、アーチの弧とぴったり合うのだと教えてもらった。
計算通りなのか偶然なのかは分からないそうだが。



便所付き浴室。
建設当初は化粧室だったものを関院宮ご夫妻を迎える為、
改装されたものだそう。


床は人造石研出タイルが貼られ、


腰壁には白いタイルが貼られていた。


そして1階の食堂。
なんとこの食堂は、現在カフェにも使われていて、
この素敵な雰囲気の中でお茶することができるのだ。


現在食堂にあるシャンデリアは旧福岡県議会議場で使われていたもので、
当時のものは、戦時下での金属供出で失われていて、
他の部屋のものも、こちらのシャンデリアを元に復元されたものだそう。



たしかにこちらの部屋のボリュームからすると少し大き目かも。


八角塔の張り出しコーナー



壁紙は当時のものが一部見つかり、アメリカに特注して同じ図柄を復元したという。


レトロ衣装体験もできるのだとか。

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大阪中之島美術館

2022-02-03 | 美術館・ギャラリー他

開館日の昨日、招待券をもらっていたので早速訪れてきた。
朝一は混むだろうかと、朝勝(朝一勝尾寺)してから午後からでかけた。
ほどほどの人出で並ばず中へ。
建物は遠藤克彦建築研究所設計、真っ黒なコンクリートの壁面に囲まれた箱型の建物で、一部ガラスが入ってるようだ。


美術館のロゴは、誰もがアクセスできる気軽さと親しみやすさを表したものだとか。



こちらが正面玄関かと思って階段を上がって、



建物に沿って歩いていくと、



芝生広場が前にある、正面にまわってきた。


広場には、ヘルメットをかぶった猫、ヤノベケンジ氏制作の「SHIP'S CAT (Muse )」


黒いコンクリート貼りの外壁の足元はガラス貼り。
入口はさりげない。


展示室は4階と5階にあり、2階から4階までの吹き抜けの大空間にエスカレーターが伸びる。
2階のロッカーに上着やカバンを預け、身軽になって、エスカレーターに乗った。


吹き抜けを上から見下ろす。
交差するエスカレーター。


メタリックでシンプルな内装。
吹き抜けの空間を生かして縦長のポスターがかけられている。





展示は代表的な絵画のいくつかは撮影OKのものもあった。
ボリュームのある展示は絵画だけでなく、デザインコレクションの
家具やグラフィックまで盛りだくさんで、
特に家具はアールヌーヴォーから北欧まで、様々なデザインのものが見れて楽しかった。
ヴァン・ド・ヴェルドの家具もたくさん展示されてて、
ずいぶん昔訪れた展覧会を懐かしく思い出した。


マリー・ローランサンや、


ロートレック、



マグリットまで


4階から5階はエスカレーターもあるが階段で。



木目がやさしいとてもゆるやかな階段。



開放感のあるガラス貼りの窓から階段に光が差し込む。


階段脇にはヤノベケンジ氏制作の「ジャイアント・トらやん」



階段のフェンスは金属製。





休憩できるベンチ。
壁面のストライプと呼応するようなデザインに、少しねじれが入ってる。



シンプルな木製のチェアもあった。


トイレへのアプローチは控え目な照明と真っ黒な壁面に囲まれた空間。


通路を進むと、今度は真っ白なトイレ空間が現れる。
この対比がすごかった。



壁面には縦長の真っ白なモザイクタイルが真っ白な目地で貼られてた。


手洗い場の方も真っ白なシンプル空間。
真新しいので今は気持ちいいけど、汚れが目立ちそう;


1階への階段。
蹴込部分にはライトが入れられ、明るさが補われてた。



1階にあったねじれベンチは木目が見えてやわらかめの印象。

1階にはこれからオープン予定のレストランやカフェ、ホールなどが整備中。
1階や2階は美術館目的でない人が気軽に立ち寄れるパブリックスペースが充実しているようで、キッズルームなんかもあった。


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