m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

風文庫・スロバキアのイラストレーター、ミロスラフ・ツィパール氏の原画展

2021-06-30 | 美術館・ギャラリー他
ツィッターで拝見して、これは自分が好きそう~、行かねば、と
芦屋川の風文庫さんで開催中のスロバキアのイラストレーター、
ミロスラフ・ツィパール氏の原画展へ訪れてきた。


風文庫さんのあるマンションの一階のタイルに囲まれたエントランス。



茶色にピンク混じりのもやもやタイルが可愛い。


以前訪れた時も素敵だなあと思ったタイル貼りの暖炉上が、展示スペース。
ツィパール氏の原画や絵本、スロバキアにまつわる切手などいろいろな資料が凝縮され、展示されていた。


こちらの「白いお姫さま」という絵本の原画を書いたのがミロスラフ・ツィパール氏で、この風文庫のご近所にお住まいの中村さんという女性がこの絵本を日本語に訳したという。
今回の展示はその方のコレクションの一部なのだそう。



白いお姫さまの表紙に使われている絵の原画。
建物に彫り込まれているような装飾や、色味はカラフルだけどシックな感じが超好み。


こちらは実際の絵本の挿絵なのだけど、色の感じなども
原画とそれほど変わらないのでは?と思わせるような美しいもので
夢中になってページをめくってしまった。


素敵だ~


こんな装飾的な木とか・・
こんなトートバッグがあったら欲しいくらい。


ちょっとした挿絵もいちいち可愛い。


もう一冊のスロバキア語?で書かれてた絵本の原画も。
赤からピンクのグラデーションが美しい原画。



こちらは同じ絵本に描かれていた猫。
うねるようなラインややわらかい色調がほんとに素敵。


同じく骨格がスケルトンなヤギも。






絵本のイラストだけでなく、こんなグラフィックデザインも手がけておられていて、
絵本とはガラッと作風が変わる。


原画のコレクションをお持ちの中村さんは、何度もスロバキアを訪れて
ミロスラフ・ツィパール氏と交流を持たれ、1992年には日本で、
全国を巡回する展覧会をされたこともあったそう。
まだたくさんの原画をお持ちなのだそうで、どこか大きな美術館ででも
やってもらえないかなあ。
風文庫さんでの展示は7/4まで。
   

展示を堪能しただけでなく、好きな絵の瀬川康男の絵本を見つけてしまい、この三冊を購入。



とくに、この「こしおれすずめ」の絵が魅力的だった。


この勢いのあるライン!


「ことばあそびうた」の挿絵も装飾的で超好み。

この後は店主さんに教えて頂いたカフェへ。

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子どもの森図書館

2021-06-27 | 建築巡り・街歩き【大阪】

先日、子どもの森図書館の見学予約が取れていたので、ついでにグランキューブでやっていたコロナワクチンの集団接種の予約も取り、中之島にやってきた。


安藤忠雄設計による子どもの森図書館。
堂島川に面する建物は弧を描くように建つ。


9時半から11時の見学予約をし、少し前に到着。



テラスに置かれた青りんごのオブジェも安藤忠雄によるもの。


入口を入ると、売店があり、その奥にはゆるやかに弧を描く書架が設置されていて、


窓辺には書架に平行して閲覧席が並んでる。


階段下の省スペースを活用した閲覧コーナー


三層吹き抜けの空間には天井まで届く書架が圧巻。
5段目以上にある本は固定されていて、同じものが下の段に並べられている。


階段はそこに座って、本を読めるベンチにもなっている。
階段に座って、すぐ手を伸ばせる書架も。
書架と書架の間にはスリットが入っていて、外からの光がとり込めるようになっていた。


中央階段を取り囲むように書架が巡らされ、


渡り廊下が縦横に伸びる。










子ども用の椅子も何パターンかあって、可愛い。





3階の閲覧席も堂島川に面していて、心地よいスペース。


椅子に座ると目線の高さにだけ窓があり、外からの自然光に照らされるのもいい。
子どもの本と思いきや、建築やアート、デザインなど大人でも楽しめそうな
本もたくさん。


クマの絵本ばかりを集めたコーナーなんかもあった。



このクマの絵本の絵がシュール過ぎた。


コンクリート打ち放しの円筒形のこの空間には、


いくつかの絵本を紹介する映像が映し出され、
それがとても美しく、見入ってしまった。
「魔女の宅急便」


「星の王子さま」


「よあけ」は私も持ってる色のきれいな絵本。
1時間半の見学をじっくり堪能できた。


図書館からは集団接種場所のグランキューブまで向かいつつ
歩いていると、発見した陶板に覆われた官報ビル。


彫刻家、三上友也の「安らかな生命の連鎖」という作品。








接種前に、ダイビルの旧ヤム邸でランチすることにした。
旧ビルの正面玄関のテラコッタの装飾が残されている入口。



エントランス両脇の動物や植物文様が細かく彫り込まれた柱。






2層吹き抜けのエントランスホールも旧ビルのごとく、復元されている。


ホールから天井を見上げる。


2階の通路から。


ぴかぴかに磨かれた床のタイル。
温かみのある色合いのタイルが貼り巡らされていた。


ダイビルの中にある旧ヤム邸。
古い洋館のような内装が素敵。





ランチのスパイスカレーを2種選べるものを。
腹ごしらえをして、いざ接種会場へ。



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食堂山小屋&中村藤吉本店

2021-06-23 | 建築巡り・街歩き【京都】
宇治橋で解散したツアーの後は、ランチへ向かった。
宇治橋通り商店街を歩いている途中に出会った増井医院のタイル壁。
引きで見ると、木を表しているのかな?!


木に咲く花と葉が幾何学模様の立体感のあるレリーフタイルで表されてるみたい。


ざらざらとした質感のやさしいベージュの色合いのタイル。


大阪屋マーケットというレトロな建物。
帰りに入ろう、と言ってて忘れてたけど、
後で調べてみると、リノベーションされて、ピザ屋さんやチャイ屋、雑貨のお店などなどが入っているようだった。


アーチ窓が連続して並ぶ洋風の建物。
看板によると昭和初期に建てられた建物で、戦前まで丸五百貨店として使われ、以後は薬局店舗、住居、レッスン会場として使用されてるそう。


2階の面格子が自由奔放なデザインの建物。


そして友人が予約してくれていた食堂山小屋へやってきた。


ランチはヘルシーなプレートランチで、メインは車麩かテンペ
のどちらかを選択。
こんなところでテンペに出会うとは~
でもあまり好きじゃないので車麩にした。
どれも味付けが、スパイスを効かせたエスニックなもので、美味しかった。
以前のテンペ作りのレポ→


そして、デザートには中村藤吉本店の抹茶ゼリーか伊藤久右衛門の抹茶パフェか?皆で迷って、、ゼリーにした。


建物は、明治中期のもので、お茶を製造する焙炉場と主屋、奥には中庭や蔵もある。


こちらは焙炉場だったところ。


中庭にはすごい形をした松があった。


奥の元蔵が喫茶スペースになっている。
高い天井に梁が通り、ゆったりとした造り。



竹の筒の容器に入った抹茶ゼリーが登場。
ゼリーの他にも抹茶アイスに白玉、粒あんも入ってる。
見た目よりボリュームもあって、美味しかった。



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三室戸寺&宇治上神社ツアー

2021-06-22 | 建築巡り・街歩き【京都】

久々の「京都を歩く会」。今回は歴女の友人がここ数年はまってる京都旅屋の吉村晋弥さんのツアーに度々参加してるご縁から、グループ4人でガイドさん貸切?ツアーの企画をしてくれた。


この季節なので、やはり紫陽花を見たいということで、紫陽花で有名な
宇治の三室戸寺をリクエスト。
まずは気象予報士の資格も持っておられるというガイドの吉村晋弥さんの
この日の天気の予想から。
どうやら雨模様みたい・・自称晴れ女のはずなのに?!
と思ったが、紫陽花は晴れの日は元気がないらしく、雨の方がイキイキしてるのだそうで、紫陽花を見るために雨になったのか~と納得。


たしかに雨に濡れた紫陽花は、瑞々しく美しい。


参道に咲く紫陽花。
紫陽花寺と言われる三室戸寺では紫陽花が2万株、種類は50種類もあるそう。


渦紫陽花というガクがくるんと丸まった紫陽花。


こちらのガクはぎざぎざ。
同じ色合いでも雰囲気が全く違う。


境内は広大で、
紫陽花園へ行く前にまずは階段を上がって本堂へ。


階段を上り切った所には鉢植えの蓮がたくさん並んでる。
その向こうが本堂。
御本尊は秘仏の千手観音であるが二臂(手が2本)の仏像で、
飛鳥時代のものといわれているそう。
実物はガラスの反射で見にくいとのことで、ネットの写真を見せて頂けた。


紫陽花の花手水も。


大きな蓮の葉に雨水が溜まる。


この蓮の葉の撥水性を応用して、ヨーグルトがくっつかないヨーグルトの蓋が開発されたのだという。
ガイドには所々に雑学も混じる。


萩の葉も同じく撥水性があるそうで、細かい雨粒がキラキラしてきれいだった。


そして紫陽花園へ。
さすがに2万株というだけあって、山の斜面は紫陽花の海。


青、紫、ピンク・・色とりどりの紫陽花が咲き誇る。



どの紫陽花も雨に打たれて生き生きしてる。


ハート型の紫陽花も発見。









真っピンクの紫陽花は、雨に濡れて特に鮮やか。











もこもこしたアナベル?が満開。



紫陽花園を堪能した後は、宇治上神社へ向かった。


道中、発見したタイル。
雨に濡れて一層色合いが鮮やか。
ブルーの濃淡が美しい。


家の壁面に広範囲に貼られてた。


門柱や玄関周りに貼られてたキラキラと結晶釉がきれいなタイル。



こちらはちょっと大きめのモザイクタイル。
伊羅保のような風合い。


そして宇治上神社へやって来た。
日本最古の神社で世界遺産になっているというのに一見地味目。
しかし、こちらの拝殿は1215年の鎌倉時代に造られたもので、日本で現存最古とされる寝殿造風の建物なのだそう。
寝殿造の建物って、絵巻物?なんかでしか見たことなかったけど、
実際に残ってたんだなあ。



屋根の先は縋破風(すがるはふ)というもの。
屋根の軒先が折れて、その先に更に延びている優雅な形。


拝殿の奥には本殿が。
本殿は現存する日本最古の神社建築で1060年に建てられたものだそう。


宇治上神社内にある湧水。
宇治七名水のひとつで唯一現存する「桐原水」


この後、宇治橋まで歩いて、ツアーは終了。
雨降りならではの景色が見れたし、ガイドをして頂いたおかげで、
他にもいろいろと、本来なら素通りするところを立ち止まって、いろいろと知ることができ、充実のツアーだった。

この後はランチ&後半へ続く。



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橋本~むらさき湯まで、タイルを案内する。

2021-06-19 | 建築巡り・街歩き【京都】
タイルを見るのが初めての友人2人をリクエストにより、一日タイル巡りへと
案内した。
初対面同士の2人。3人の共通項はバドミントンで、
体育会だから、多少ハードな行程もこなせるはず、と橋本~むらさき湯まで
のスペシャルプラン?を考えた。

午前中は、橋本から。
「橋本の香」と現在茶楼へと改修中の「旧第二友栄楼」へ。
お昼は定番の「やをりき」。
住民の方のディープなお話も聞かせて頂き、2人には、濃い時間だったと
喜んでもらえた。


橋本からは四条河原町にやってきて、
まずは築地のタイルを見てもらう。


カラフルなタイル、釉薬の深い味わいを堪能。





築地からは先斗町歌舞練場へ。
築地とはうってかわった色味とデザインの外観のタイルを楽しむ。


きれいめの復刻品らしきタイルも貼られてた。
(ケラモスアート製)


河原三条からバスに乗り、マジョリカタイルといえば、の「さらさ西陣」へ
やって来た。一人はさらさ初体験だったので、たいそう喜んでもらえた。


ケーキがどれも美味しそうで、3人で3種類をシェア。
私以外の2人は初対面だったのだけど、思った通り意気投合し、
人生相談?やお悩み相談まで、、じっくり話込んでしまい、
気づいたら、結構な時間が経過していて、



慌てて船岡温泉へ。
船岡温泉でもマジョリカタイルや露天風呂を楽しんで、



もうひと踏ん張り、最終地点のむらさき湯までやって来れた。
ここでは現在開催中の「ポルトガルのタイル」展を
湯船に浸かりながら眺めてもらい、無事タイル巡りツアーは終了した。
帰る頃には、あちこちのタイルが目に付くようになった、と言われた。
今回もタイル教の布教活動、成功したかな?!





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京都・レンタサイクルでタイル巡りその二

2021-06-17 | 建築巡り・街歩き【京都】

祇園の方までやってきた。
ふと目に入ったタイル。やさしい色合い、やきものの風情があふれる。


ベースに掛けられたグレーや黄色、ベージュ、茶などの釉薬の上から
白萩のような釉薬がベールのように掛かっていて、
ニュアンスのある色合いに惹かれる。


もうとっくにお昼を回っていたので、
この日は祇園石の3階にあるそば処へ行くことにした。


以前、喫茶の方へ来た時に、そば処を見せてもらったら、
衝撃的な店内だったので、又ゆっくり来たいと思っていた。
海底を表したという空間は、海藻を表す鉄板のオブジェが
天井を覆う。


いくつもの切込みが入れられた真っ黒な鉄板。


魚をイメージしたというオブジェ。
温かいそばを食べた。


トイレに入ればやはり写真を撮ってしまう。


トイレの床は藍色のタイル貼り。


この後は大垣書店へ立ち寄った後、再び西院駅へ向けて、横道それながら
サイクリングは続く。
マンションの壁面に貼られてた年輪ぽい模様の入ったタイルの装飾。


縦長の窓が可愛い理容院。


玄関ポーチ床にはモザイクタイルも。


深い赤色が美しいタイル。


いろんな釉薬の表情が見られるタイル。


三条会商店街にあるモザイクタイル尽くしの祠も、前を通るとついつい撮ってしまう。






細かくプリントで模様が入ったタイルは両側面に使われている。


キラキラとよい味わい。


美しいブルー。


タイルと面格子いろいろ。


何気ないネジリと()の繰り返しだけど、繊細で可愛いデザイン。


タイルと面格子、棕櫚の木?とのバランスが絶妙~



タイルもすごくいいな〜


パステルトーンの型押しタイルにピンクの窓枠がぴったり。


そして足元にはグリーン。


木の窓枠に型板ガラス、そして面格子。










微妙に色合いの違ういい味わいのタイル。


久々に見たちょっと薄気味悪いシミぽたタイル。


近くで見ると、所々に溜まる釉薬がきれい。


信号待ちしてる時に、向かいの建物に見つけたタイル。
狙い定めた通り、この日出会ったタイルの中でも最高クラスの
好きなタイルだった。


最近こういう名も無きタイルにすごく惹かれる・・
工業製品とは思えない美しさ。


大衆食堂という名?の元大衆食堂。


足元には飴色のモザイクタイル。


これはカラフル~


黄色が鮮やか。


波打つ模様のタイル。


深く、美しい青緑色と質感。


理容院イマオ。
きらきら光ったように見える型板ガラスの窓の下は赤いタイル。





入口のポーチ床はさわやかな薄紫と白の市松模様のタイル。


窓周りのモザイクタイル。


そして廃美容院?らしき跡の建物も見つけた。


扉両脇の窓の下には黄色のラインの間に菱形模様のマジョリカタイルが。


更に床面には、かなり傷んだいろんな色のモザイクタイルが貼られてた。


グレーの濃淡



そして再び西院に戻ってきた。
レンタサイクル、長距離移動にはとっても便利だし、
アップダウンの少ない京都は電動じゃなくても全然大丈夫だった。
ただ歩きよりは、写真を撮るのが面倒。
又活用したいな。





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♨湯舟から眺める「ポルトガルのタイル」展 at京都・むらさき湯

2021-06-15 | 個展他

本日6/15〜7/11まで、京都・むらさき湯さんにて、『メトロリスボン』(大福書林)出版を記念して、湯船から眺める「ポルトガルのタイル」展が始まりました。湯船に浸かりながらポルトガルのタイル(写真)を眺めに、ぜひおでかけください。
前半6/27まで、女湯ではリスボンの地下鉄タイルをテーマに、男湯ではリスボン、シントラ、ポルトで見かけた街角のタイルをテーマにした写真を展示しております。
後半6/29からは男女展示の入れ替えを行います。どうぞお楽しみ下さい。
京都は銭湯、お店や施設、街角にも素敵なタイルががたくさん見られますのでぜひ、あわせて巡ってみてはいかがでしょうか?


今回の展示はモザイクタイル画家のこだんみほさんとむらさき湯さんに
有難いことにお声をかけて頂き、実現しました。
昨日の設営には、こだんさんも駆けつけてくださり、
設営のノウハウをいろいろと伝授してもらうことができ、
おかげさまで美しい展示が完成しました。



清潔で明るいタイル貼りの浴室にリスボンの地下鉄のタイル写真が映えます。
タイルの上にタイル写真(tile on tile)
が溶け込み、まるでモダンアートのよう?!





浴室内のタイルには表面に適度な水分がついているので、
ラミネートした写真が、水だけでぴったりと貼り付くのです。
それがとても不思議で、面白い。


脱衣所にもコーナーを設けて頂き、写真パネルと自作のタイル作品を1点飾って頂きました。
前半は女湯がリスボン地下鉄の中で展開されているタイルアートの写真いろいろです。


むらさき湯さんで好きな、レトロな鏡のあるコーナー。


こちらは男湯。
前半男湯では地上へ出て、リスボンの街角を散策した時に出会った、
住宅などの建物を彩るタイルたちを展示しています。


リスボンで見かけるタイルは平面なのに対して、ポルトではレリーフ状に凹凸があるものが多いのが特徴です。
絵付けも手描きからステンシル、プリントなどさまざま。
色合いも多種多様です。写真で見比べてみてください。


こちらは前半男湯の脱衣所のコーナー。
リスボンの町並みやポルトやシントラなどで見た建物などの写真と、
中央は自作のタイル作品です。
古材の額縁を用いて、中のタイルをデザインしました。



展示をお気に召してくださった方、更にメトロリスボンの世界にどっぷりと
浸かりたいと思われましたら、売店にて、『メトロリスボン』とオリジナルのメトロトートも販売しておりますので、よろしければお求めください~。






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京都・レンタサイクルタイル巡り

2021-06-12 | 建築巡り・街歩き【京都】
先週、夕方に大垣書店へ行くついでがあった日、せっかくなので時間までレンタサイクルで走ることにした。この前、車の中からちらっと見えたタイルを見に行くのと、普通じゃ歩けない距離を自転車で走ってみたくて。
レンタサイクルは西院から、一日普通自転車がなんと320円で借りれる。
電動は420円。迷わず普通自転車にした。この前電動で、全く負荷がかからず運動にならなかったから;


西院駅近くの喫茶店イデヤ。
看板の脱力系フォントと窓に入った格子のデザインがいいな。


波のように凹凸のあるタイル。目地がアクセントに。


とあるビルの前を通りかかった際に、奥にあるタイルらしきものに目が留まり、目が合った警備員さんにタイル撮影許可を得て中に。
階段と玄関ホールをゆるく仕切る細い金属製のパーテーションが素敵。
40年以上前に建てられたものらしい。


細長く、微妙に色味が違う石素材のタイルが階段周りにびっしり貼られていた。


地下へ下りる階段の天井に吊るされていたシャンデリア。
地下には昔はレストランがあったそう。
ひとしきり警備のおじさんと世間話。
タイル?!変わった趣味やなあと首をかしげられたが;


住宅街で見たブルーの発色がきれなタイル。


五条大宮辺り?の路地に入ると、こんなリノベ長屋が連なっていた。
おしゃれなショップかなと思いきや、ほとんどが住宅として使われているよう。


地蔵祠もきれいに整備されていて、


その台座にはモザイクタイルで卍の文字が描かれていた。


自転車や植木鉢なんかが置かれていると、生活感を感じてちょっとほっとする。


茶色のタイルとY字型面格子。


土の質感とエッジのゆるい感じが温かみのあるタイル。


旧下京区図書館は淳風bizQというスタートアップ支援施設として活用されていた。



2階のベランダに2か所つく面格子。


ブルーのグラデーションがきれいなタイルとガラスブロック。


細かく波打つ部分に萌える~



レンガ色タイルと華麗なデザインの面格子。


型板ガラスの窓とタイル壁。




駿台予備校京都校の前を通り過ぎる時に見つけたグリーンに青みがかったタイル。
帰ってからこちらの屋根が大佛の施工のものだと伺ったので、このタイルもやはり大仏タイルかも。





堀川通を北上すると先日、車で前を通りがかった時に気になってたモザイクタイルがあった。
ふっくらとした大ぶりのモザイクタイルは明るいブルーがきれい。


こちらは堀川団地という6棟並ぶ団地の一画。
団地の1階部分には店舗が並んでいて、商店街になってるようだ。
お店はほとんどシャッターが下りていたが。
歴史の古い商店街らしく、今後再生が考えられているそうだ。


このモザイクタイルが貼られた柱が何か所かにあった。
ガラスブロックと下部には黄土色のボーダータイルが貼られてる。


商店街のアーケードが始まるところにはこんなモザイクタイルの円柱も。


タイルと繊細なデザインの面格子。


ざらざらした砂糖がかかったようなニュアンスのあるタイル。


このタイル貼りの洋館の天辺部分にも市松模様状に白黒のモザイクタイルが一周り貼られていた。


安達表具店は2階以上がタイル貼り。


もやもやとした動きのある釉薬の渋いタイル。


ガラス戸に「原長文堂」と書かれていた下見板貼りの古びた味わいの建物。
元印刷屋さんらしい。


細かい布目地のタイル。


青緑の型押しタイルとポピュラーなハート型を花のように組み合わせた面格子。

サイクリングは続く・・




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珈琲の店雲仙

2021-06-08 | 純喫茶

なかなか日曜に京都に来ることがなくて、行く機会がなかった珈琲の店雲仙へ。
大垣書店京都本店へ行った帰りに滑り込みで立ち寄った。


『喫茶とインテリア』(大福書林)にも取り上げられていて、瀧さんもおすすめのお店。
閉店の少し前だったので、お客さんはだれもおらず貸切。
迷わず、奥の喫茶スペースへと突き進んだ。


カウンターの棚のデザインが面白い。
透明のcoffeeの看板もいいなあ。


手前の喫茶スペースは、ソファが並び、ほの暗く、落ち着いた雰囲気。


照明のシルエットが壁に美しく照らし出されてる。


奥は、ゆるやかなアーチと透かし彫りのパーテーションなどで緩く仕切られている。


スポットライトが当たったように明るいこの奥の喫茶スペースには、天窓がついていて、自然光が降り注いでいた。
わ~、めちゃめちゃいい空間を独り占め。


なんといっても、この床に敷き詰められたモザイクタイルが最高~


色とりどりの無釉モザイクタイルが敷かれてる。


お店の中だけど、自然光で見れるのもうれしい。


ストーブとテーブルが一体となった円形のテーブルも面白い。
冬はストーブを囲んで、暖かく、よりいい空間になりそう。



珈琲の店雲仙だけど、暑くてアイスティーを頼んでしまった。
シャーベッド状のオレンジが美味しい。



オリジナルのコースターも可愛いかった。

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大垣書店京都本店にて「世界のアートな日常」をテーマにした本のフェアが開催中

2021-06-08 | 個展他

大垣書店京都本店にて「世界のアートな日常」をテーマにした本のフェアが開催されています。有難いことに『メトロリスボン』(大福書林)とポルトガルの写真パネル、私のタイル作品も多数展示して頂いてます。
『メトロリスボン』の他にも、日常の中にあるアートを見出した本が様々セレクトされていてとても楽しいです。
緊急事態宣言中ではありますが、足をお運び下さるとうれしいです。(フェアは6/30まで)





写真とタイル、本が美しく調和した素敵な空間に仕上げて頂きました。




『メトロリスボン』もがっつり置いて頂いてます。
今回のフェア中に『メトロリスボン』もしくは、オリジナルトートバッグをご購入いただいた方には、
大福書林さんご協力の元作って頂いた私の「京都のおすすめタイルスポットリスト」がおまけに付きます。
これから京都のタイルスポットを巡ってみようと思われる方に、いかがでしょうか?

 リストにあるタイルのメーカーについては、諸説あるものもあります。


自作のタイル小物(マグネット、ブローチ、ヘアゴム)の販売も。


フォトブックも展示して頂けました。(ご購入はネットショップminneのみになりますが)


そもそもは、3月に大垣書店西向かいの「ちいさいおうちギャラリー」でグループ展開催時に、
ギャラリー2階の設計事務所のかわな工業さんに『メトロリスボン』のことを
熱く?語ったのがきっかけで共感頂き、すぐに向かいの大垣書店京都本店の店長さんを呼んできて下さいました。その時展示を見てくださったのがきっかけで、今回の書店での展示が実現しました。
大変ありがたいことです。


大きな書店さんで、長期に渡って展示して頂けるとのことで
またとない貴重な機会になり、とてもうれしいです。

阪急烏丸駅、地下鉄四条駅㉖番出口直結のsuina室町1階 大垣書店京都本店にて、6月末まで開催中です。
ふらりとお立ち寄り頂けたら幸いです。
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