m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

篠山を歩く&タイル

2018-04-10 | 愛知の旅2018

先日、友人二人と篠山へ訪れてきた。

Iさが行きつけてる篠山へお花見がてら行こうという計画だったのだけど、

なんとその日は雨模様で、途中からかなりの豪雨に・・

最初にランチに訪れた山里料理まえ川。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                         

 

 

江戸時代に建てられたお茶屋だった建物が、改装され、

食事処とNIPPONIAというホテルの宿泊棟になっている。

 

 

旬の山菜などを使った料理が木の切り株のようなトレイに並ぶ。

 

 

春を感じる盛り付けがうれしいな。

 

 

最後はちょっとお上品なデザートで〆

 

 

食事処の奥は宿泊棟になっていて、見学可。

通り庭がはしる町屋の造りが見られる

 

 

奥へ行くと、オレンジ色の鮮やかなタイルと煉瓦に囲まれたおくどさんがあった。

 

 

吹き抜けの開放的な空間。

NIPPONIAはこの棟以外にも後4棟あるようで、それぞれ伝統家屋をリノベーションした宿泊施設になってるようだ。

 

 

 

 

お店を出た後、車に乗ってる時にちらっと見えたタイルを見に走ってきた。

お店のウィンドウの下に貼られてたいい色のタイル。

 

 

このタイルも色味はよく見かけるけど、年輪風の地模様が入ってる。

 

  

その後、Iさんがチェックしてくれてた寛政9年創業の老舗酒造、鳳鳴酒の酒蔵見学へ。

 

 

 

 

クラシックが流れるスピーカーがつけられていた醗酵タンクがあって、

その振動で酵母菌が活性化されて味がまろやかになるとか・・

 

  

 

 

皆が酒蔵で試飲してる間、ちょっとひとっ走り。

こちらも車の中からチェックしてたタバコ屋さんのタイル。

 

 

ふっくらモザイクタイル、ミントグリーンが鮮やか

 

 

 

 

 洋風建築の現役医院も見つけた。

 

 

 

 

 

篠山市立歴史美術館本館。

建物は、明治24年建築の日本最古の木造裁判所、篠山地方裁判所が使われてる。


  

この後はお土産屋さんなどが並ぶにぎやかな通りを皆で歩いた。

骨董屋さんなどを冷やかしながら。

 

 

途中、バングラディッシュの製品を売るお店があった。

バングラディッシュの村をよくする会を主催され、活動をされてるおじさんがいて、

私がタイルハントへひとっ走り行って帰ってきたら

IさんとKさんはすっかり話し込んでいた。

そのおじさんはバングラディッシュツアーも時々開催されてるようで、二人はすっかり行く気満々になってた。

 

 

週末には手作りのカレーランチがあるそうで、

ぜひ食べてみたいなあ。

 

 

履物屋さんのショーケース下のモザイクタイル。

 

 

こんなブルー系玉石タイルが貼られたお店も。

 

 

ちょっとアートな模様が入ったモザイクタイル。

 

 

 

 

ガムテープが痛々しいショーケース。

 

 

そして、この日一番の素敵なたたずまいだった美容室、みさき美容室。

ブルーの色ガラスが入った爽やかなガラスブロックに繊細で優雅な面格子、

 

  

そして何と言ってもこの美しい宇宙色のタイル。

 

 

 

このタイルがファサードの両脇の柱にびっしり貼られてる。

 

 

真ん中の淡いレンガ色のタイルが宇宙色を引き立てる。 

この後は河原町妻入商家群の方へ移動。

つづく・

  

 

 

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      

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愛知の旅2018【新元湯他】

2018-04-09 | 愛知の旅2018

常滑から新元湯へやって来た。

名古屋からはバスを乗り継ぎも悪くかなり時間がかかってしまった。

しかし入口入ったところにはいきなりマジョリカタイルがあって、テンション急上昇。

松林のある浜辺の風景と周りの市松模様の青緑のタイルがさわやか。

 

 

洋風のファサードを持つ建物は大正13年のものだそう。 

 

中へ入ると脱衣所はあちこちがモザイクタイルで彩られていて、タイルパラダイス。

本当は営業時間少し前に来て見せて頂く予定だったのに、時間が過ぎてしまっていたが、

快く見せて頂くことができ、感謝。

番台のおばちゃんやお客さんも好意的で、写真も撮らせて頂けてうれしかった。

 

 

 

 

洗面台ももちろんモザイク尽くし。

 

 

 

 

床もいろいろなデザインのモザイクタイルが使い分けられていて楽しいなあ。

 

 

もう一つの流し。

 

 

 

 

すのこの周りを取り囲むようにかまぼこ状に貼られたタイルがかわいい。

 

 

 

 

衝立にもタイル。

この後はお風呂へ入っていくというぷにょさんと別れ、帰りの高速バス時間が1時間早かった私は

時間もないので名古屋へ戻ることに。

 

 

銭湯へ行く前後に歩いた下之一色町の町並みとタイル。

この辺りは昔は漁港の町として栄えていたそう。

小さな市場も残っていた。

 

 

タイルとポスト。

 

 

昭和レトロな建物やタイルが結構多くて、こちらの建物もモザイクタイル尽くしに。

 

 

こんなタイルが壁面いっぱいに貼り巡らされてた。

 

 

わあ、この玉石タイル変形バージョン?!も面白いなあ。

 

 

 

 

幼稚園の建物もモザイクタイルで装飾されていた。

 

 

喫茶店だったか?廃墟ぽくなってた建物、

木々の隙間からモザイクタイルが見えた。

 

 

 

 

 

 

こちらの建物もタイル尽くし。

玄関の足元も違うパターンのモザイクタイルが貼られてた。

 

 

足早だったが、銭湯以外にもいろいろタイルも見れて楽しい散策だった。

この後は大阪へ高速バスにて戻った。

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愛知の旅2018【常滑を歩く】

2018-04-07 | 愛知の旅2018

一宮から常滑へ向かい、用事の前後に常滑を歩いた。

3度くらいは歩いているかなあ。

でもやきものの町はタイル度も高くて楽しい。

タバコ屋さんのショーケース下のマジョリカタイル。

 

 

長さがまちまちの手でちぎったような風合いのあるタイル。

 

 

現役の瀧田医院。

 

 

凸凹した立体感あるタイル。

 

 

 

 

歩いていると、ちょうど解体中の民家があって、ちらっと見えたタイル。

うわ~タイルがはがされてる~

 

 

作業中のおじさんに、これ欲しいんですけど!

というと、巨大な板状のタイルを渡されそうになって・・

車じゃないのでそんなに大きなものは無理なので、破片をください、

とわがまま言うと、いくつかハンマーでかち割ってくださった。

ありがたや~ブルーのこの布目のタイルをいくつか頂いた。

 

 

建物の中はもうすでに解体されてがらんどうだったが、少しタイルが貼られた部分も残ってた。

作業していたおじさんに尋ねると、もとは医院だった建物だそう。

思わぬ道草してしまい、先を急ぐ・・

 

 

先を急ぎながらも、タイルチェック。

これは初めてみるなあ。

民家?の外壁に貼られたタイル。

 

 

風車のようなデザイン。

 

 

こちらは川沿いのおなじみの土管塀。

土管塀と錆びたトタンのこの風景好きだなあ。

 

 

グリーンにカラーリングされたブロック塀も。

 

 

こちらもおなじみの立派な元たばこ屋さん

 

 

 

 

緑のマーブルタイルはふっくらとした厚み。

 

 

民家の外壁だけど、アクセントに入れられた大判タイルが素敵。

 

 

ぷにょさんと合流して、常滑後半・・

 

 

グリーンのブロック塀と土管をねじ込んだ塀の無造作感がいい感じ

 

 

空き地に敷かれてた?放置されてた?タイル台

 

 

廃材の土管が使われたアプローチ。

中に詰め込まれた陶片がカラフルで楽しい景色を作り出してた。

 

 

 

 

重厚感のあるタイル塀。

 

 

年輪のような地模様が入ったタイル。

 

 

めちゃめちゃ爽やかな水色のタイル。

 

 

牛の絵付き牛乳箱

 

 

可愛い換気口

 

 

民家の玄関先のモザイクタイル

 

 

 

 

空き地の地面に残されてたモザイクタイル。

 

 

民家のガレージに貼られてたモザイクタイル。

 

 

窯道具なのかな?ドーナツ状のものが積み上げられた塀。

 

 

猫の顔がいっぱい貼り付いてる・・

 

  

お昼のランチにやきもの散歩道にあるビストロカフェ風へ。

入口付近に貼られたタイルいろいろ。

 

 

パスタランチを食べた。

 

 

オイルパスタ、具沢山で美味しかった。

 

 

デザートも。

 

 

この土管の中に土管がいっぱい詰め込まれた塀も好き。

この後は、名古屋へ戻って、ちょっと遠いけど、銭湯、新元湯へ行こうか~ということに。

 

 

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愛知の旅2018【一宮の近代建築とタイル】

2018-04-05 | 愛知の旅2018

愛知の旅の続き・・刈谷から一宮へやって来た。

丸一日、18きっぷで豊橋、豊川、蒲郡、刈谷と予定通りにコンプリートしてその日は一宮泊。

翌朝、常滑へ向かう前に一宮を少し回った。

丸八(株)

 

 

窓下には色とりどりのタイルがびっしり。

TTKのHさんの写真で見ていたが、圧巻だなあ。

 

 

さまざまな色、型押しタイルが見本帳のように並ぶ壁面。

 

 

縦縞、横縞、格子、布目、幾何学、ぼこぼこ・・

 

 

 

 

楽しいタイル壁だった。

 

 

丸八の向かいにも面格子の入った古そうな建物も

 

 

 

 

 

 

昔ながらの理容院

 

 

窓枠が特徴的だった建物。

 

 

 真ん中に入れられたタイル壁

 

 

 

  

モダンなコンクリートの岩田小児科の建物。

 

 

ガラスブロック、タイル、面格子のような手摺が美しく調和。

 

 

四角垂状に立体感のあるタイルが間に入ってる。

 

 

 向かいの建物の玄関にはクリンカータイルが敷かれてた。

 

 

BarBarヨコヤマ

2階の緑の面格子がアクセントに。

 

 

 

 

こちらは大物近代建築。

昭和8年に建てられた尾西繊維協会ビル。

 

 

渋いスクラッチタイルに白い隅石が映える。

 

 

縦長のアーチ窓

 

 

アーチ窓の間には矢筈貼りのタイル。

 

  

税理士事務所の看板があった、壁面。

立体的なタイルが使われてる。

 

 

吉田医院。

入口ドア周りと窓の格子がいい感じ。

 

 

目に鮮やかな濃青タイル。

 

 

 

  

商店街には昭和レトロな店構えや看板がちらほら。

 

 

ブティック糸小の看板、おしゃれだな。

 

 

ふとんの土川、2階の面格子がかわいい。

 

 

商店街の中にあった近代建築、一宮市役所に西分庁舎。

この後は常滑へ。

 

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愛知の旅201【旧刈谷浴場】

2018-04-01 | 愛知の旅2018

蒲郡から刈谷へやって来た。

刈谷は以前、家族で来たことがあったのに、この旧刈谷浴場を見逃していたので今回はリベンジ。

まだ残っていてよかった・・

 

 

創業は大正12年、建物はその後増改築されたものだそう。

異国情緒漂う佇まいだなあ。

 

 

中央上部にはモザイクタイルで描かれた温泉模様が無残にも塗りつぶされ、

温泉名も塗りつぶされてて残念・・

温泉マーク両脇の模様は何だろうなあ?

 

 

扉上部の欄間には温泉マークの透かし彫りが並ぶ。

 

 

モザイクタイル貼りの円柱が立ち並ぶファサードが壮観。

 

 

 

 

両脇にはアーチ型のくぼみにドアがついていて、周りはびっしりとモザイクタイル。

 

 

中はどんなだったんだろうと気になって探したら、見つけた。→

浴室も外観の印象と同じような神殿風?でモザイクタイル画も素敵な温泉だった。

 

いよいよ暗くなってきたので、さすがに町歩きは切り上げて、この後はこの日宿泊の一宮へ移動した。

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愛知の旅2018【蒲郡の近代建築】

2018-03-31 | 愛知の旅2018

豊川の後は蒲郡へやって来た。

なんといってもこの日は青春18きっぷで乗り放題降り放題の旅。

日が沈むまで歩き回るぞー

 

 

海賓館マリンセンターハウスは昭和2年に建築された旧鈴木医院の建物を移築したもの。
 
現在は資料館、レストランとなっている。
 
 
 
 
蒲郡のシンボル、竹島。
 
対岸とは387mの橋で結ばれている。

 

 

海辺の文学記念館。

東海屈指の保養地として親しまれた蒲郡、竹島の対岸に建てられ、惜しまれつつも

老朽化の為取り壊された料亭旅館、常盤館を偲び建てられたという記念館。

建物は明治末期に建てられた岡本医院の建物を模倣復元したものだそう。

 

 

館内にはこの天井のシャンデリアなど常盤館縁のものが使われている。

 

 

 

 

旧蒲郡駅の線橋階段支柱も部屋の入口のアーチを支える柱としてとして残されていた。

 

 

細やかな欄間は常盤館時代のもの。

常盤館では当時、一流の小説家には何か月でも無料で滞在してもらう代わりに小説など作品に蒲郡や常盤館を

登場させてもらうというタイアップが考え出され、文豪が滞在して次々と小説に取り上げられ、

蒲郡は全国的に知られる保養地になったのだとか。

すごいアイディアだなあ。

 

 

そして、蒲郡クラシックホテルへやって来た。

昭和9年に常盤館に併設する形で建てられたというホテル。

 

 

城郭建築風の外観

 

 

車寄せ

 

 

中へ入ると外観の和風とはうって変わって洋風のロビーが広がる。

受付で見学のお願いをすると快く応じて頂けた。

 

 

 

 

吹き抜けのロビー

 

 

エレベーター。

エレベーター周りの柱や階数表示板は当初のままのよう。

 

 

アールデコ調のデザインが美しい。

 

 

2階へ上がってみる。

天井の漆喰装飾がデコレーションケーキのようにかわいい。

レースのような透かし彫りも。

 

 

 

 

上からロビーを見下ろす。

 

 

 

 

廊下に設置されている暖房器のカバーの装飾

 

2階にはカフェがあって、テラス席も見晴らしがいい。

カフェでゆっくりしてる時間がないのでここはスルー

 

 

 

 

 

 

駅へ戻る道すがら、

会社事務所らしき洋館。

 

 

 

 

 

 

 

 

緑が生い茂ったよさげな喫茶店、ムーミン

 

 

 

 

 

 

いい色のタイルの外壁。

 

 

こちらの書店のタイルの外壁も

 

 

茶色のグラデーションが素敵だった。

この後はまだもう一駅、刈谷へ降り立つことに。

 

 

 

 

 

 

 

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愛知の旅2018【豊川のタイル歩き】

2018-03-28 | 愛知の旅2018

愛知の旅の続き・・

豊橋から豊川へやってきた。

お昼はこちらの河精でランチしようと思ってた。

が、しかしお店は休みのようで無念・・

 

  

お隣のBarカワセ

モザイクタイルが貼られた階段状?の壁が斬新な外観。

 

 

 

 

もう一つの昼食候補だったお店、旭亭もなんとお休み。

ガーーン。

 

 

でもショーウィンドウ下のタイルがイケてるなあ。

一番下のマーブル模様のグリーンのタイルもアクセントになっていていい感じ。

 

 

タミ美容室。

ここも可愛い外観。

窓の日よけのデザイン、斜めに入ってるところとか、窓辺にあしらわれた植物などが素敵な美容室を演出してた。

 

 

こちらも店先のショーウィンドウ。

独特の質感のタイル。

 

 

黒と茶が混じり、墨流しのような模様が個性的。

 

 

ここでランチしかないかなあ。

とやって来た喫茶パピ。

 

 

外壁の一面にはチップタイルが貼り巡らされている。

 

 

しかし、ここもランチはもう終了したと言われ、ランチ難民に・・

 

 

ぎざぎざの切りっぱなし、表面の質感が面白いタイル。

 

 

 

 

そして参道でやたらと目に付いた稲荷寿司のお店に入ることに。

変わり稲荷寿司に、天ぷら、具だくさんのお味噌汁でおなかいっぱいになった。

 

 

食後、更に町歩き。

 

 

BAR BER酒井軒。

こちらも玄関周りはタイルだ。

 

 

こちらもあまり見たことのないタイプ。

 

 

 

  

床に貼られたタイルもいろいろ。

 

 

 

 

 旅館春之家。

 

 

タイル、そして面格子。

 

 

時が止まったような路地裏へ

 

 

春楽と看板がかかったお店のウィンドウ。

 

 

びっしりモザイクタイルが貼られてる。

 

 

そしてその奥の小松屋。

 

 

インスタのKさんの写真見て、ぜひ見たかったタイル。

 

 

色といい形といい、これは萌える~

 

 

いいなぁ。うっとり。。

 

 

電車に乗る予定時間が近づき、焦りながらももう一つタイル物件、探し出した。

 

 

こちらも薄紫色の素敵なタイルだった。

豊川タイル歩きを満喫!

この後は蒲郡へ。

 

 

 

 

 

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愛知の旅2018【豊橋の近代建築他】

2018-03-23 | 愛知の旅2018

 

新宝光を見せて頂いた後は付近を一回りし、豊橋公会堂へ向かった。

 

 

豊橋公会堂へ入るとホールではちょうど卒業式の予行演習が行われていたのだけど、

事務所で尋ねると、館内を少し案内して頂く事ができた。

豊橋公会堂は浜松市出身の中村與資平設計により昭和6年に建てられた。

事務所で見せて頂いた写真によると、昭和元年に建てられたアメリカテキサス州に建つサン・アントニオ市公会堂にファサードが

そっくりで、影響を受けたとか。

 

 

両端には半円ドーム球の階段室があって、ドームはモザイクタイルに覆われている。

半円アーチ窓にはステンドグラスが入れられて、ドームの周りには鷲の彫刻が並ぶ。

 

 

昭和6年建設当時のものは建物横に移設されていた。

 

 

コリント式柱が並ぶ五連アーチの正面玄関。

 

 

 

 

建物側面

 

 

建物側面にも出入り口が設けられていて、その扉周りがモザイクタイル貼りだった。

 

 

 

 

1階の玄関ロビー

1階には建設当時は食堂や球戯室があったそう。

現在は会議室や事務室、リハーサル室として使われている。

 

 

柱にはスクラッチタイル。

 

 

階段室に入れられた半円ステンドグラス

 

 

半円ステンドグラスのオリジナルは会議室の中に掛けられていた。

 

 

こちらは3階の貴賓室。

終戦後に昭和天皇が訪れた時にも使われたそう。

現在は一般にも貸し出し可能だそうで、コスプレの写真撮影などでよく使われているとか。

 

 

天井の繊細な漆喰装飾が照明の光に照らされてきれいだな。

 

 

廻り縁にも豪華な装飾が施されている。

 

 

ドームへのらせん階段を上がって

 

 

 

 

中から見たドーム部分

 

 

もう1軒やってきたのは大正2年に建設された豊橋ハリトリス正教会。

設計者は河村伊蔵で明治36年に建てられた京都ハリトリス正教会を手本に建てられたという。

以前建築講座で京都の正教会を見に行ったことがあったけど、こちらもそっくり。

 

 

こちらも閉まっていたのだけど、ひと声かけたら内部も見学させていただけた。

 

 

 

 

内部は撮影禁止だったが、正教会ならではの聖障(イコノスタシス)といわれる

イコンで覆われた壁が美しく圧巻だった。

 

この後は豊川へ向かった。

 

 

 

 

 

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愛知の旅2018【旧旅館・新宝光その二】

2018-03-21 | 愛知の旅2018

新宝光の続き・・

階段を上がり、2階へ案内して頂いた。

鮮やかなブルーの壁。

 

 

目の前には立派な太鼓橋が!

親柱には擬宝珠がついていて、緩やかなカーブを描く欄干、

天井は船底天井になっていて風情たっぷり。

 

 

橋を渡ると石畳?の廊下の前には部屋がずらりと並ぶ

 

 

部屋の入口扉上にはひとつひとつ庇がついていて、それぞれが凝った造りに。

 

 

 

 

沓脱場も石が規則的に敷かれていたりして面白いなあ。

 

 

床の間もそれぞれ趣向が凝らされてる。

節だらけの個性的な床柱

 

 

 繊細な細工の欄間

 

 

部屋の入口の床は全て違うデザイン  

職人さんの遊び心が伺える。

 

 

ブルーに赤とカラフルな床もあれば、

 

 

小石ぎっしりで目のような模様が描かれてたり、

 

 

壁の立ち上がりまで小石が貼られてたり

 

 

一番奥の角部屋の入口は三角形に。

 

  

 

部屋と部屋の玄関の境には様々な形の透かし窓が入ってた。

 

 

 

 

 

   

そして、2階にもタイルだらけのトイレ!

床にはパステル調の玉石タイルが敷き詰められ、ピンクの壁にはギザギザ三角模様の水色のモザイクタイルが

貼られてて可愛いなあ。

 

 

男子トイレの壁はちょっとおどろおどろしいというか、斬新というか。

元からこんな感じだったらしいが。

 

 

 

 

 

 

2階から下りるもう一つの階段の天井にはこんな丸くくりぬかれた装飾。

今は蓋がされてるが、当初は光が射しこんでいたと言われていた。

 

 

緑の壁に市松模様の装飾。

こちらは亡くなられたご主人の手作りの装飾だそう。

編んだ紐を正方形に巻いて作られたようだけど、素敵だなあ。

 

 

こちらの扉の下にも。

 

 

そして私がタイル、タイルと騒いでいたからか、現在使用されているというお風呂場も見せていただけた。

玉石タイルがびっしり。

 

 

浴槽にも。

タイルだらけのお風呂なのに、きれいに使われていて、更に現役というのが感動~

隅々まで案内して頂き、更にいろいろとお話を聞かせて頂くことができててとても有難く、うれしい見学だった。

 

 

 

 

 

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愛知の旅2018【旧旅館・新宝光その一】

2018-03-18 | 愛知の旅2018

先週末は土曜日に朝一に常滑で、とある用事があったのだけど、始発に乗らないといけないくらいの時間だったため、

いっそのこと前泊することに。

前泊するなら前日にも目一杯回ってこようと一人青春18きっぷで豊橋までやってきた。

久々使う青春18きっぷで1日乗り放題、降り放題の旅!

せっかくなので一応、豊橋、豊川、蒲郡、刈谷、一宮泊と分刻み?のスケジュールを立ててみた。

 

 

まずやって来たのは豊橋の元旅館、新宝光。

以前、宿泊してみたいと予約しようとしたことがあったのだけど、もうすでに旅館はやめられていて願い叶わず、

今回は特別に見学させて頂くお約束をしていた。

 

 

おばあちゃんがお迎えくださり、親切に館内を案内してくださった。

館内はあちらこちらに凝ったしつらえが見られ、大好きなタイル尽くしもあり、感動の見学ができた。

新聞にも載ったことがあるのでブログ掲載も大丈夫、とのことで、レポさせて頂くことに。

 

 

こんにちは~!と開けて入った玄関。

インパクトのある床の間、

 

 

そして、たたきには一面のタイル!

 

 

ふと横を見ると、モザイクタイル柱!

 

 

モザイクタイルに囲まれたアールのつけられた柱はやわらかい印象で、

しかも所々にアクセントに入れられたピンクのタイルがかわいい。

 

 

式台の下?にはこんなグリーンのタイルが貼り巡らされてる!

 

 

おばあちゃんが出て来られ、中へどうぞ、と言われたものの、

「ウェルカムタイル」の洪水に囲まれて、すっかり動けずじまい・・

タイルが大好きなもので・・すみません、、と言いながら写真を撮らせて頂く。

 

 

そしてこのものすごい存在感を放つ上がり框?はケヤキの大木が使用されてるとのこと。

 

 

正面の床の間も様々な木材の競演が見られる。

 

 

2階の天井まで突き抜ける床柱はこちらもケヤキだそうで、

その力強さは半端ない。

 

 

ひょうたん型のくり抜き

 

 

落掛はなんと藤の木が二本ねじり合わさっているのだ!

これは珍しいものだ、とおばあちゃんも言われてた。

 

 

玄関ホールの右手の壁面も自然木、石が使われたリズミカルな装飾が見られる。

 

 

館内は珍木、奇木のオンパレードで、

いい感じのひねりを効かせた木材が適材適所に使用されていて、大工さんの遊び心が伝わってくる。

 

 

手を掛けて作られたという煤竹も

 

 

玄関左手の壁面は収納庫としても使われる。

 

 

庇を支える持ち送りも一捻りも二捻りも効いた自然木。

 

 

玄関天井

 

 

玄関ホールから奥へ

 

 

1階のトイレ周りの壁。

なんと鮮やかな!

ブルーと朱の色壁に小石のラインが描かれている。

 

 

そしてトイレ個室前には、タイル!!

石風?模様の入ったタイルをパステルトーンの可愛いモザイクタイルが囲む。

 

 

ピンクのタイルがやっぱり可愛いなあ。

 

 

個室を開けると、そこには玉石タイルがびっしり。

 

 

 

 

男子用も。

 

 

2階へ上がる階段にもめちゃめちゃいいカーブ描いた自然木の手すりが使われてる。

これは2階も期待が高まる~!

続く。

 

 

 

 

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