m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

珈琲屋コロンビア

2021-04-29 | 純喫茶

ひと月ほど前に訪れた尼崎でお昼ご飯に入った喫茶店、珈琲屋コロンビア。
入口のタイルに惹かれてフラフラと。


入口周りの壁面には石のタイルが貼られ、床にはブルーのタイルが。



ランプの下には重厚感のある鋳物の看板。


床のブルーのタイルは色の発色もきれいで、中央の大きな花模様の
周りを小花が囲むデザイン。
素敵だなあ。








時間帯がお昼を過ぎていたからかお客は自分ひとりだけ。
店内の客席と奥の調理スペースを隔てるパーテンションの格子がいい感じ。


ダシ巻き卵のサンドイッチはふわふわで美味しかった。


前後に見つけた建物など。
タイル風のトタンが貼られた年季が入った建物。


トタンタイルの部分に郵便受けも。



めちゃめちゃいい錆具合のシャッター発見。


隣のシャッターも良い!
上の錆混じりグリーン部分もいいなあ。


建物の角部分に使われてた、不思議な装飾の入ったタイル。
鉄っぽさを出そうとしたものなのかな?
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久々のイラン料理

2021-04-27 | 異食文化の会

先日イラン人の友人Fさん宅に引っ越しのお祝いを届けた際、
イラン料理をごちそうになった。
コロナで異食文化の会もめっきり開催できなくなり、
2年ぶりくらいに食べるイラン料理に感激~


チキンに人参などの野菜に麦、生クリームが入った、スペカーメは
リゾットのようなクリーミーでやさしい味わい。


ざくろペーストが甘酸っぱくインパクトのある味、ホレシェフェセンジャン(日本語で表記しきれない名前)にはくるみやアーモンド、チキン、に様々なスパイスが入ってる。


そして私が大好きな底にジャガイモを敷いて蒸し焼きにしたおこげご飯。
底のこんがり焼けたジャガイモとご飯が最高!


他にもきゅうりやトマトにハーブを和えたサラダシラズに、
数種類のチーズ、ハーブをミックスしたペーストを挟んだサンドイッチなどなど・・



どの料理も美味しくて、おなかいっぱいになるまで食べれて幸せ~
ごちそうさまでした!

そういえば、3年ほど前に、2年後にはFさんの里帰りに合わせてみんなでイランへ行こう、イランのモスクのタイルも見たい、とか話していたのが・・
旅行どころか里帰りもできないという・・夢の又夢のような話になってしまった。。

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築70年の文化住宅をリノベ・ファンスペースダイナー他

2021-04-23 | 近代建築&古民家他リノベカフェなど
先日、タイル作品用の額を求めに四天王寺の市へ出かけたのだが・・
ネットで確認したつもりだったのに、なんとコロナで中止になっていて、
仕方なく日本橋方面へやって来た。
しかし目当てにしてたリサイクル着物のお店も閉まってて;
前回娘と近くに訪れた時、気になってたお店「ファンスペースダイナー」
でランチすることに。


建物は70年前はアパートだったそう。


規則的に横長の窓が並ぶ外観。


入口横にはこんなテラス席もあり、
一階がレストランとゲストハウスに、二階は貸切スペースになっている。


二階も見学してもいいと言われたので、食事前に見せて頂いた。
階段はアパート時代のものがそのまま残されているという。
細くて急な階段。


二階は梁などがむき出しになっていて、シンプルながらおしゃれな空間になっていた。


所々にドライフラワーのアレンジがあったり、


こんなゆったりソファのコーナーも



このレストランの親会社が設計事務所で、リノベーションを手掛けられたそう。
リノベ前は幽霊屋敷のように荒れていたのだそうだが、見る影もなく
美しくおしゃれに改装されている。


奥へ奥へと部屋が続き、とても広い。



流木?を使ったこんなコーナーも斬新。
屋内ながら屋外のような演出も。


ご飯が出来たと呼びに来てもらった。
チキン南蛮のランチは少しずついろんなおかずがついていて、野菜もたっぷりなのがうれしい。鶏肉もジューシーで美味しかった。



ドリンクはドリンクバーで選り取り見どり。



スフレもめちゃ美味しそうで・・
このビッグスフレを今度はシェアして食べたい~


ランチ前に見たタイルなど。


野黒ビルのタイル。
なんとも言えない温もりのある質感のタイル。


同じビルで使われてたタイル。
また質感が違うもの。


天王寺で見かけたいい感じの階段。




エレベーター周りはかなり大判のこんなタイルが貼られてた。


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喫茶翡翠&復活教会

2021-04-20 | 純喫茶

むらさき湯さんへ訪れた後は、こだんさんと近くの喫茶翡翠へ。
ここは一度行ってみたかった喫茶店。
赤と青のラインが印象的な外観に、正面入口はアシンメトリーに柱頭飾りのついた柱が立ち、二階には面格子の入った窓、タイルが貼られた壁面も。





ショーウィンドウはタイルの壁面に埋め込まれていて、木製の額縁が豪華。
パフェやホットケーキが並んでいてワクワク。


入口レジ前の天井にはこんなシャンデリアが。
〇模様のレリーフが施された大理石のタイルが貼られ、


木製のレジカウンターにも同じ〇模様が取り入れられてた。



広い店内はお客さんも程よくまばらで、奥のゲーム機がテーブルになっている席へ。


立派な格天井の梁にはゴシック体でヒスイと書かれてた。


天井の照明も縁のひらひらレースが可愛い。


更に奥にも客席があって、思ったより大箱。


プリンアラモードを注文。
フルーツ盛沢山な上に下のプリンもたっぷりで満足~
ラスクも香ばしくて美味しかった。



翡翠の向かいにはヴォーリズの復活教会がある。
満開のハナミズキがきれい。



昭和11年にヴォーリズ設計により建てられた日本聖公会復活教会。
幼稚園と隣接していて、見学もさせて頂けた。


玄関ホールのステンドグラス。



玄関扉の彫り物。


天井のトラスが美しい聖堂。



照明もこの聖堂の雰囲気にぴったり。



祭壇上のキリストが描かれたステンドグラス。


尖塔アーチの窓には十字架が描かれたステンドグラスが入っていた。










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京都・むらさき湯へ

2021-04-18 | 銭湯のタイル巡り
先日は京都、北大路にあるむらさき湯さんへ。
少し前まで、むらさき湯さんで「ちいさな銭湯展」をされていたこだんさんとむささき湯さんが私の「メトロリスボン」の写真展をむらさき湯さんでどうですか?と有難いご提案をしてくださり、打ち合わせに伺ったのだった。


玄関を入ると、そこにはとてもきれいな発色の丸モザイクタイルが
敷き詰められていた。 


緑寄りのブルーといった感じの色合いのタイルは
透明感があって美しく、あまり見たことのない雰囲気。



このタイルをイメージして、こだんさんが作られたというブローチを見せて頂いたが、雰囲気がそっくりでとても可愛かった。


開店前なので、内側にかかる暖簾。


脱衣所には木製のロッカー。
扉がシースルーになっていて、赤文字で番号が書かれている。


この鏡のあるコーナーも素敵。
楕円の鏡の両脇に付く照明もいいし、椅子もなんだか純喫茶にあるような感じで可愛い。


浴室前の扉周りは、白いタイルで覆われていて所々アクセントに立体感のあるタイルが使われていて面白い。


シャンデリアもレトロ。
銭湯ぽくない感じもいいなあ。


洗面台周り。
シンクはブルーのタイルが敷き詰められていて、周りの白いタイルとの対比がさわやか。
シンクの下部は控え目なお花模様のタイル。


明るく清潔感漂う浴室。





整然と並ぶカラン。


水風呂の周りには小花模様が可愛い紫のタイルに、


ライオンの吐水口も。


奥のコーナーを縁どるモザイクタイル。


ガラスの向こうには、なんと露天風呂も!



湯気抜きの天窓からも明るい光が降り注いでいた。

浴室を見せて頂き、展示のイメージが少しずつ沸いてきた。
銭湯のタイルとメトロリスボンのタイル。
タイル繋がりで、銭湯とメトロリスボンを融合。
風呂に浸かりながら、リスボン地下鉄のタイルを愛で、
リスボンの街角のタイルを愛でるという「メトロリスボン湯」構想が
徐々に固まりつつあるのだった。



打ち合わせの後は、近くのお蕎麦屋さんへ連れて行って頂いた。
知らない人なら通り過ぎてしまいそうになる控えめな看板の「うるめ」
というお店は知る人ぞ知るお店のようだった。



雰囲気のよい町屋の奥の個室のお部屋で、お蕎麦を頂いた。
精進という名前のお蕎麦。具沢山でとても美味しかった~





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フォトブックの販売と台湾のタイル・面格子・扉・壁のフォトブック

2021-04-18 | 趣味その他

展覧会ように制作したフォトブックですが、有難くもネットでも販売して欲しいとのお声をいくつか頂いたので、お試しでminneのサイトにショップを開設しました。(本来なら実際に見て頂いて購入を決めて頂けるとよいのですが・・)
よろしければミンネのサイトをご覧ください。
フォトブックは、これまでにご紹介した


こちらの9冊と、

先日の展覧会前に出来上がった台湾のタイル・扉・面格子のフォトブックです。


日本のモザイクタイルにも通じるような主に高雄で見たモザイクタイルや、


様々な形、模様が可愛いモザイクタイル、


扉や窓周りを彩る面格子、


魅力的な扉や



いい感じの壁、などを集めたものです。

有難いことに、現在何人かの方からご注文を承っています。
販売を迷っていましたが、到着した方からはうれしいメッセージを頂け、
とても励まされています。


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珈琲院 豆香他

2021-04-14 | 純喫茶

旧桜宮公会堂でランチした後は天神橋筋商店街をぶらぶら。
いい感じの喫茶店、珈琲院豆香でお茶することに。



入口扉の真ん中につく、厳めしい顔のライオンのドアノッカー。


店内もクラシックで落ち着いた感じ。


壁面が造り付けの飾り棚になっていて、コーヒーミルや陶器の置物などがディスプレイされていた。


天井に映る照明のシルエットもきれいだなあ。


そして奥のカウンターがまた立派。
このカウンターのレイアウトが素敵。


銅製の換気扇フードも重厚感がある。
後ろの棚に並んでるのはムジカの紅茶缶だ~


ケーキセットに、りんごのシブーストとモンブランと迷いに迷って
結局友人とシェアした。ミルクティーと共に。


外を歩いている時に見つけたタイル物件。
この日は雨降りで、きれいに撮れなかったけど、
青いタイルにランダムに水色のタイルが組み込まれている建物があった。
特に何かが描かれているようでもなかったけど・・


水色をベースにパステルトーンでまとめられたタイル壁も可愛かった。


これはガラスモザイクタイルのようだけど、色合いが素敵。
一部10mm角のモザイクタイルが組み込まれてたのも面白かった。


ふらりと覗いたビルのエントランスに貼られていた渋いタイル。


備前焼のような風情の大判タイルが贅沢に貼られていた。


いいカーブを描くらせん階段の上はアンティークショップ。


ステンドグラスも。


帰り道に歩いていると、高架下に現れたこの塀!
モザイクタイルが貼られてる~おまけに天辺は波打ってるし。
突如現れたガウディ壁。




横断歩道があったので、近くまで駆け寄ってみると、
遠目で見ると、一色に見えた青も黄も緑も一色はなく、濃淡だったり、違った色が混じり合ってる。





ブルー、グリーン系から黄色、赤へと変化するモザイク壁。





車に乗りながら、このモザイク壁に気づく人いるのかなあ。
かなりの広範囲に渡って続いていた贅沢な塀だった。
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旧桜宮公会堂レストラン

2021-04-12 | 近代建築&古民家他リノベカフェなど
ひと月ほど前に、友人とランチで訪れた旧桜宮公会堂レストラン。
建物は昭和10年に明治天皇記念館として建てられたもの。


こちらの正面玄関部分は明治4年に、明治政府初期の外国人技師、ウォートルスにより造幣寮として建てられた大阪最古の洋風建築で、
青竜山石が使われた6本の列柱が並ぶ。


正面玄関を回り込むと、レストランの玄関口に。
建物は戦後、図書館や学校教育の振興施設などに使われていたが、
2007年に閉鎖され、2013年4月に婚礼施設兼レストランとして再生され、活用されている。


玄関を入ると、階段ホールにはベージュ系の丸モザイクタイルが貼り巡らされている。こちらのモザイクタイルも昭和10年建築当時のものだと言われていた。






吹き抜けの階段ホールにシンプルなシャンデリアが下がる。
新しいもののようだけど、弧を描く照明のラインが美しい。





ランチができる1階の宴会場。
2013年の改修時には過去の工事で覆い隠されていた天井やステージが復元されたという。





お手軽なランチコースを。






最後のアイスは三種類あってうれしい。



金庫が残されていた。


同じ敷地内には明治4年に建てられた造幣局の応接所として建てられた泉布は、同じく大阪最古の洋風建築。
以前公開時に見学した時の様子→



花崗岩の石柱が巡らされたベランダ。

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グループ展「ありがとう展」終了御礼

2021-04-05 | 趣味その他
昨日、6日間続いたグループ展「ありがとう展」が無事終了しました。
足をお運び頂いたみなさま、どうもありがとうございました。
 
展覧会といういまだかつてない経験でしたが、思い切って参加してよかったと思いました。
今まで自分の好きなタイルのことをブログやSNSで発信するということはやっていても、
自分の作品を生で見てもらったり、初対面の人と話すというのに少し抵抗はあったのですが、
実際に体験して、作品を見てもらったり、好きなタイルのことを伝え、それを聞いてくれる方がいるというのはほんとに幸せなことだとひしひしと感じることができました。
 
最初にこの展覧会の予定があって、「メトロリスボン」出版のお話を頂き、
偶然同時期になったたのですが、おかげで手をかけて作っていただいた「メトロリスボン」の本、リスボン地下鉄のタイルの素晴らしさも、来ていただいた方にアピールすることもでき、
タイルを巡る旅の楽しさや作る楽しさ、さまざまなタイルの魅力を伝えることができたかと・・おいで頂いた方々には多少なりともタイルの洗脳?をすることができたのではないかと思っています。
 
又、今回展覧会がなければ、もう一生会えなかったかも?というような懐かしい方々と再会することができたり、普段タイルとは無縁のところでご一緒している方々がお祝いに駆けつけてくれたり、SNSで知ってくださった初対面の方々、いつも仲良くしてもらってる友人など、わざわざこの展覧会や本出版のお祝いの為に足を運んでくださった方々がいてくれた有難さも感じ、本当に一生に一度のいい体験ができたと思います。
 
タイルの展覧会をするという発想がなかった時に最初に「展覧会をやったら?」とすすめてくださったこだんさん、
その後良いタイミングでこのグループ展に誘ってくださったご近所のシャドーボックス作家の裏口さん、
初めての展覧会で何も分からないところを取りまとめてくださり、お世話をしてくださった絵本作家の村上さん、ご一緒していただいたみなさんに本当に感謝します。ありがとうございました。
 
 
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