花遊び 山遊び

花を愛し、山を恋し、日々自然と遊ぶ。遊んだ事を記憶だけにとどめず、ブログとして記す。
発信元  流れ星☆彡

キバナアマ

2008-12-16 | 2008年花散策
   花散策   
室戸散策 12月13日午後
  
 海辺の遊歩道を歩き終え国道を散策しもう花はないだろうと思いながら歩いていくと思ってもいなかった場所に黄色い塊がみえた。「あれは?!」となって道から少しあがっていくとこの花があった。植栽された植物ではあるがこの季節に畳3枚くらいの面積で咲いている。2箇所もある。アロエも花を添えていてここは熱帯か?と思いたいくらいの景色です。私の記憶のなかに「アマ」という言葉が出てきましたがそれ以上の名前がでませんでした。
 しばらく歩いて、岬の観光センターのトイレを借りましたらなんとそこの花瓶に黄色い花を挿していました。直ぐに訊ねますと「黄花亜麻」と紙に書いて教えてくださいました。今までこの花の名前を尋ねられたのは初めてだとも言っていました。30年ほど前にインド・ネパールに行ったときに見たような気がしていたので調べるとやはり自生地は中国南西部~パキスタンとのこと。見たことがあるはずです。
「キバナアマ」アマ科の低木 
 雲南月光花という別名で市販されているようです。でも、高知中央部で花屋でも見た記憶がありません。
英名 はyellow flax。 漢字で書く雲南月光花のほうが好ましいです。
1つの花は4センチほどあり輝くような黄色が目立ち、それに見事に群れ咲きますので凄いと思わずにはいられません。木の高さも50センチ~1メートル程で枝先を周囲に伸ばしています。別名「迎春柳」といわれるゆえんでしょう。
    
 最近の温暖化で県の東、野市あたりで路地栽培できるようになってきていて植栽されているようです。冬の花の少ない時期にこの花があるだけで周囲がぱっと明るく見えます。室戸の花の代表のように検索してみたら書いてあるところもありました。というのも「24番札所最御岬寺(ほつみさき)」に植えられていてお四国を回っている方の中では有名なようなのです。
それも国交の無い江戸時代からこの花があったという説もあるのですよ。 黄色は仏教では大切な色です。だからお寺にあるのですね。私たちが見た場所のは最御岬寺からもらってきて増えて育っているのだそうです。
暖かい土地で育つ花であるこれがずっと咲くということはいかに室戸が温暖かということを証明していますね。細部の形を写したかったのですが電池切れ。帰宅して調べたら4時間あまりで240枚も写していました。今度から別に持って行くべきです。反省・・・・・
    

     
 暖かいというのを証明するように季節外れのスイカズラとハマユウも咲いていました~~。同じ高知でも凄く温度差があるのをまた実感しました。




コメント (4)    この記事についてブログを書く
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4 コメント

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しんじられな~い! (平成の不細工師)
2008-12-17 00:14:49
初めての花だと思います。
確かに見ていて英名よりも
雲南月光花の名前がとても適しているように思います。
周りをパ~ッと明るくしています。
それにしてもいくら南国だといっても
ハマユウにスイカズラまで咲いてるなんて信じられな~い!
です。
ウサギの件は少々お待ちを。
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輝いていました (流れ星)
2008-12-17 00:24:29
ぱっと明るくなっていましたので目に付きました。
自宅庭に植えて育つのなら植えて見たいのですが
南国市といってもここは平野のど真ん中で風が強く寒いので無理みたいです。
ハマユウ・スイカズラには驚きました。
室戸は暖かいと知っていましたがね。

ウサギウサギ何して跳ねる。
私の元に来る為に跳ねる!
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キバナノアマに関して (花喜野)
2011-11-29 21:19:52
花道楽さんのブログ見てお邪魔しました。
最近生産していないので記憶が曖昧ですが、キバナノアマと雲南月光花とは別の種です。キバナノアマは冬に大輪の花を咲かせて、雲南月光花は春のお彼岸ごろに少し小さめの花を咲かせていました。種のレベルか変種や亜種のレベルでの違いかまでは知りません。もっとも自生地へ行ったことなど無いので流通している個体についての事ですが。
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キバナアマ (流れ星)
2011-11-30 13:36:54
初めまして

今私が知る限りではキバナアマ=雲南月光花です。
流通名ははっきり言ってばらばら標準和名で記載されたらもっとわかりやすいですがすおもいかないようですね。
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