股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

メリー・ポピンズ リターンズ

2019年07月23日 21時01分00秒 | 映画評論マ行
製作年:2018年
製作国:アメリカ
日本公開:2019年2月1日
監督:ロブ・マーシャル
出演:エミリー・ブラント,リン=マヌエル・ミランダ,ベン・ウィショー
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前作から20年後、バンクス一家の長男マイケルは家庭を持ち、父や祖父が勤めたロンドンの銀行で働いていたが、大恐慌で経済的に苦しく、妻が他界して家の中は荒れていた。さらに融資の返済期限が迫り、家を失う危機に追い込まれた家族の前に、「ほぼ完璧な魔法使い」のメリー・ポピンズ(エミリー・ブラント)が以前と変わらぬ姿で現れる。
第37回アカデミー賞の5部門で受賞した名作『メリー・ポピンズ』のおよそ半世紀ぶりとなる続編。前作の20年後の大恐慌時代を舞台に、再び現れたメリー・ポピンズが起こす奇跡を描く。主演は『ヴィクトリア女王 世紀の愛』などのエミリー・ブラント、共演にコリン・ファース、メリル・ストリープ、ベン・ウィショーらのほか、前作に出演したディック・ヴァン・ダイクも出演。『シカゴ』などのロブ・マーシャルがメガホンを取った。

第37回アカデミー賞の5部門で受賞した名作『メリー・ポピンズ』の続編。ディズニーらしさ全開のキラキラしたミュージカルでした。貧しい生活に陥ってしまった一家がメリー・ポピンズが現れたことによって幸せを手に入れていくストーリーは素敵です♪幼い頃の記憶を忘れていたマイケルも彼女や子供たちのおかげで記憶を取り戻していく展開も素敵♪主演のエミリー・ブラント、名作の続編ということでプレッシャーはあったろうけど、メリー・ポピンズ似合っていたと思いますよ♪しかし「メリー・ポピンズ」といえば有名な曲が幾つかありますが、本作の劇中では全然使われていない…なぜ?(笑)新曲ばかりにした理由がよく分からないし、曲のインパクトの無さのせいで感動が薄くなってしまっている。内容的には続編と言いながらも前作とあまり変わりがないので新鮮味に欠けます。展開に起伏が無いので退屈になってしまう…。CG技術が進んでいるこの2019年にアニメと合体させた演出はちょっと違和感を感じてしまいました。
色彩にこだわったキラキラ・ハッピー・ミュージカルなので何も考えずに観るにはおススメかもしれません!

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
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天気の子

2019年07月20日 12時28分01秒 | 映画評論タ行
製作年:2019年
製作国:日本
日本公開:2019年7月19日
監督:新海誠
出演:醍醐虎汰朗,森七菜,本田翼,吉柳咲良,平泉成,梶裕貴,倍賞千恵子,小栗旬
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高校1年生の夏、帆高は離島から逃げ出して東京に行くが、暮らしに困ってうさんくさいオカルト雑誌のライターの仕事を見つける。雨が降り続くある日、帆高は弟と二人で生活している陽菜という不思議な能力を持つ少女と出会う。
『秒速5センチメートル』などの新海誠監督が、『君の名は。』以来およそ3年ぶりに発表したアニメーション。天候のバランスが次第に崩れていく現代を舞台に、自らの生き方を選択する少年と少女を映し出す。ボイスキャストは、舞台「『弱虫ペダル』新インターハイ篇」シリーズなどの醍醐虎汰朗とドラマ「イアリー 見えない顔」などの森七菜ら。キャラクターデザインを、『君の名は。』などの田中将賀が担当した。


大ヒット映画「君の名は。」の新海誠監督の3年ぶりの新作アニメーション。公開初日に行ってきました。画の美しさはさすが新海監督!雨の東京の映像がとても美しかったです♪そしてRADWIMPSの音楽が相変わらず絶妙なタイミングで流れてくる(笑)映像と音楽に関しては今回も素晴らしかったと思います!しかしストーリーに関しては観終わった後で気持ちが晴れなかったですね…。まずは帆高が離島から逃げ出して東京に出てくる理由が最後まで描かれていないところ。家庭問題?学校問題?何故そんなに家出したくなったのかが分からない。そして運よく晴れ少女と出会うのだが…。晴れ少女の特殊能力の説明もあまり無いままに話は進んでいきます。皆が晴れを願って晴れ少女への依頼が急増するのですが、最終的には東京を水没させてまで2人の愛を優先するっていうのは、どうもしっくりこない…。自分たちが良ければハッピーエンドでいいのかな?純愛による逃避行のように描かれているけど、冷静に見たら家族にも警察にも迷惑かけてるだけのような…。てか警察も無能だな。ほとんどが水没してしまった世界でどれだけの人が被災者になったのだろう…。まぁ非現実世界ということで考えたらいいのか(笑)
本作では穂高と少女の犯罪行為がすごく多かったように思います。銃をぶっ放し、交通ルールは無視、線路を走る。そして池袋のど真ん中でトラックを爆破。あんなところでトラック爆発させたら絶対死人が出てるだろ(笑)ラブホテルなどの風俗関連の画も今回は特に多かったように見えます。前作「君の名は。」と似たような話でしたが、比べると本作は大人向けの映画だと思います。

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
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ゴッズ・オウン・カントリー

2019年07月17日 19時23分31秒 | 映画評論カ行
製作年:2017年
製作国:イギリス
日本公開:2018年12月2日
監督:フランシス・リー
出演:ジョシュ・オコナー,アレック・セカレアヌ,ジェマ・ジョーンズ
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祖母(ジェマ・ジョーンズ)と父親(イアン・ハート)に代わりヨークシャーの牧場を管理しているジョニー(ジョシュ・オコナー)は、酒とセックスで孤独と仕事の不満を紛らわしていた。羊の出産シーズンになり、季節労働者のゲオルゲ(アレック・セカレアヌ)がやってくる。当初彼らは反発し合っていたが、羊に優しく接するゲオルゲにジョニーは初めての感情を抱く。
イギリスの牧場で出会った男性同士のラブストーリー。牧場を管理する青年と季節労働者として雇われた男性が惹(ひ)かれ合う。監督を務めたのはフランシス・リー。ジョシュ・オコナーとアレック・セカレアヌが青年と労働者を演じ、『ナッシング・パーソナル』『モダンライフ・イズ・ラビッシュ ~ロンドンの泣き虫ギタリスト~』などのイアン・ハートが青年の父親役で出演している。

イギリスの牧場で惹かれ合う男性同士のラブストーリー。「君の名前で僕を呼んで」と「ブロークバック・マウンテン」を混ぜた感じの内容。「君の名前で僕を呼んで」ほどの美しさは無く、実際はこういう感じなのだろうというリアルな同性愛が描かれていました。ゲイのジョニーは一回限りの関係を繰り返して生活をしていたが、ゲオルゲとの出会いによって最初は徐々に恋心が生まれてキスを受け入れるのは「ブロークバック・マウンテン」に似ているかも。あまりセリフが多くない映画でしたが、表情や目の動きから心の葛藤だったりが見えてきてそれが妙にリアルでした。言葉が無くても互いに思っていることが分かるっていうのがちょっと共感できるところでした。同性愛をテーマにした映画はこれまでたくさんありましたが、同性愛ならではく障壁を描いているわけではなく、ただただ2人の恋模様をストレートに描いたラブストーリーに仕上がっています。泥と汗にまみれながら愛し合う姿は繊細で切なくも美しくもありました。
ジョニーが勇気を振り絞ってゲオルゲに会いに行くラスト。切なかったですが心温まる終わり方でハッピーエンドでした♪ダメ人間だったジョニーでしたが、最後は純粋な男性になっていましたね。2人がいつまでも幸せに暮らしてほしいと思いました。
※絡みのシーンがかなりリアルなので苦手な人もいるかもしれません

この作品の評価・・・・★★★★★★☆☆☆☆(満点は★10)
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水上

2019年07月15日 13時09分39秒 | 国内旅々
梅雨の晴れ間に日帰りで岩手県の一ノ関に行ってきました

目的は みちのくあじさい園

「マツコの知らない世界」で紹介されてから絶対に行こうと前々から決めていました


実は降りるのは初かもしれない一ノ関駅

ピカチュウがお出迎えです




一ノ関駅からは路線バスで約30分

最寄りバス停からは徒歩15分ですが電話すると無料の送迎バスを出してくれました

送迎してくれたおじさんが言ってました

「マツコさんの番組の影響で土日は車の大行列で駐車場もいっぱいだよ〜。
こんな田舎、去年までは全然人来なかったのに…嬉しいやら迷惑やら!」

やっぱりマツコの影響力すごいですね

土日はゆっくり見れなそうなので平日が良さそう

そんでもって到着!!平日だったので人は少なめでした♪


入り口にはお土産のあじさいが売っています


約2kmの散策路の両側には約400種4万株のあじさいが咲いています

この日が丁度見頃だったみたいで広い園内にはたくさんのあじさいが!










そして園内一番の写真スポットのあじさい畑が見えてきました♪


これは本当にすごい!こんなに多くのあじさいを見たのは初めて!














快晴の中であじさいに癒されて最高の思い出になりました♪


再び路線バスに10分ほど乗って向かったのは猊鼻渓


日本百景の一つに数えられるげいび渓は、砂鉄川が石灰岩を侵食してできた約2キロメートルにわたる渓谷。船頭が棹一本で巧みに舟を操る舟下りが有名です。

さっそく90分間の舟下りに出発


カモが餌をもらいにめっちゃついてきます


渓谷の絶景を楽しみながら、のんびりできる時間






渓谷の奥ではうん玉投げというスポットがあります。
石を投げて穴に入ったら願いが叶うそうで


戻ってきてからは鮎の塩焼きで一休み


みちのくあじさい園は来年も行ってみたい♪

猊鼻渓は紅葉の時期や、冬のこたつ舟も良さそうです♪
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マダムのおかしな晩餐会

2019年07月14日 11時42分52秒 | 映画評論マ行
製作年:2016年
製作国:フランス
日本公開:2018年11月30日
監督:アマンダ・ステール
出演:トニ・コレット,ハーヴェイ・カイテル,ロッシ・デ・パルマ
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パリに引っ越してきた裕福なアメリカ人夫婦のボブ(ハーヴェイ・カイテル)とアン(トニ・コレット)は、セレブの友人たちを招いて晩餐会を開こうとするが、招待客の数が不吉な13人になる。急きょスペイン人のメイドのマリア(ロッシ・デ・パルマ)を神秘的な女性に仕立て上げ晩餐会に同席させるが、彼女が酒を飲み過ぎて下劣なジョークを言ってしまう。
身分を隠して晩餐会に出席したメイドに客の紳士が一目ぼれしたことから騒動が起こるロマンチックコメディー。アメリカ人の妻と夫を『リトル・ミス・サンシャイン』などのトニ・コレットと『バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト』などのハーヴェイ・カイテル、晩餐会に波乱をもたらすメイドを『ジュリエッタ』などのロッシ・デ・パルマが演じる。脚本家としても活動しているアマンダ・ステールがメガホンを取る。

人数合わせのために急遽、身分を偽って晩餐会に参加させられたメイドに、隣の席に座った裕福な紳士が惚れてしまう騒動劇を描いた作品。どんなにセレブな人間でも裏の顔があり決して幸せとは限らない。女主人のアンの周囲を気にしてメイドのマリアに見下した態度を取る姿も面白いし、富裕層の紳士デビットに惚れてメイドという立場を忘れて恋に走るマリアの姿も面白い。「家族同然よ」と言いつつ冷たい態度を取るアンを見ていると階級差や富裕層と貧困層の差を感じられます。結婚していても不倫なんて当たり前。男も女も欲望のままに余裕で生きられるのは富裕層だから許されるのか(笑)食事会でもマリアの下品な発言も最高でした!女性の嫉妬って怖いですね。
アンを演じるトニー・コレット。どこかで観たことあるなぁと思ったら「ヘレディタリー 継承」のお母さん役だったんですね。今回も存在感抜群でした。マリアを演じるロッシ・デ・パルマも美人とは言えないものの洋服や化粧で徐々に魅力的な女性に変化していく過程が素敵でした♪
終わり方はモヤっとしていて色んな解釈ができます。マリアがどんな気持ちであのような行動を取ったのか。紳士デビットの気持ちもハッキリわからないまま。鑑定士だから本物か偽物を見分ける才能があったのかな。偽物と分かった瞬間に興味がなくなったのだろうか!?

この作品の評価・・・・★★★★★★☆☆☆☆(満点は★10)
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トイ・ストーリー4

2019年07月13日 11時56分44秒 | 映画評論タ行
製作年:2019年
製作国:アメリカ
日本公開:2019年7月12日
監督:ジョシュ・クーリー
声の出演:唐沢寿明,所ジョージ,戸田恵子,竜星涼,新木優子
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ある日ボニーは、幼稚園の工作で作ったお手製のオモチャのフォーキーを家に持って帰る。カウボーイ人形のウッディが、オモチャの仲間たちにフォーキーを現在のボニーの一番のお気に入りだと紹介。だが、自分をゴミだと思ってしまったフォーキーはゴミ箱が似合いの場所だと部屋から逃亡し、ウッディは後を追い掛ける。
人間とオモチャの物語を描き大ヒットした『トイ・ストーリー』シリーズ第4弾。外の世界へ飛び出したオモチャのフォーキーとウッディたちの冒険を描く。『インサイド・ヘッド』の脚本に参加したジョシュ・クーリーが監督を務め、吹替版のボイスキャストはウッディ役の唐沢寿明をはじめ、所ジョージ、日下由美、辻萬長らが続投する。


前作「トイ・ストーリー3」から9年ぶりのシリーズ第4弾。外の世界に飛び出したウッディと新キャラクターのフォーキーの大冒険を描いた本作。股間の解放記の年間ランキング2010でも第10位になった3作目でトイ・ストーリーは完結したのだと思っていましたが…。うん、個人的にはつまらなくはない内容でした。新キャラのフォーキーがとても可愛い!自分をゴミだと思い込んで何度も何度もゴミ箱に行きたがる姿が面白かったです♪ただ、もう少し昔からのキャラクターたちにスポットを当ててあげても良かったかなと思います。旧キャラクターたちが、お飾り状態です。笑えるシーンや、ホラーっぽいシーンもあり飽きることはありませんでした。
ボニーはアンディからおもちゃを譲り受けてから、ウッディに全然興味を示さない子供になったなぁってちょっと残念に感じました…。まぁそれが子供のリアルな成長なのかもしれないけど。終わり方もあれで良いのか??ウッディは仲間の元に帰ってハッピーエンドだと誰もが思っていただろうに、9年ぶりの新作がこんな終わり方じゃ…ねぇ。ウッディとバズの絆はそんなものなの?「自分はもう必要ない」というウッディの選択はダメよー!アンディとの思い出を大切にしたままで、誰かのおもちゃとして生きるのではなく、これからは自分の人生を楽しもうとする決意だったのかな。でもこの終わり方は切ない…。
やっぱり3作目でやめておけば良かったのに…。続編としては納得できない部分がありますが、単体として観るぶんには楽しめる方だと思います。

この作品の評価・・・・★★★★★★☆☆☆☆(満点は★10)
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雪の華

2019年07月12日 12時37分17秒 | 映画評論ヤラワ行
製作年:2019年
製作国:日本
日本公開:2019年2月1日
監督:橋本光二郎
出演:登坂広臣,中条あやみ,高岡早紀,浜野謙太,箭内夢菜,田辺誠一
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幼少期から病気を抱え、余命を宣告された美雪(中条あやみ)は、幸せになれないと考えていたが、最期の日が来る前にフィンランドでオーロラを見るという目標を持っていた。ある日、ひったくりに遭って動けなくなってしまった彼女にガラス工芸家を目指す青年・悠輔(登坂広臣)が声を掛けてくる。それを機に彼との交流が始まり、真っすぐな性格に心惹(ひ)かれていく美雪。やがて悠輔の働く店が経営難に陥っているのを知った美雪は、100万円の援助と引き換えに1か月だけ交際してほしいと彼に持ち掛ける。
中島美嘉の代表曲の一つ「雪の華」からインスパイアされたラブロマンス。東京とフィンランドを舞台に、余命わずかの女性と青年の恋が描かれる。メガホンを取るのは『羊と鋼の森』などの橋本光二郎。『HiGH&LOW』シリーズなどの登坂広臣、『ニセコイ』などの中条あやみが出演するほか、『モンスター』などの高岡早紀、『ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS-』などの浜野謙太、『ハッピーフライト』などの田辺誠一らが共演した。

中島美嘉の名曲「雪の華」からインスパイアされた作品。名曲を何でもかんでも映像化するものではない!と言いたい。「雪の華」の無駄使い。フィンランドの街並みとオーロラの美しさに癒されましたが、褒めれるところはそれくらい。余命宣告された美雪演じる中条あやみは病人っぽさが全く感じられず。悠輔演じる登坂広臣はちょっと老けた?余命宣告された病人なのに何度もフィンランドに行って大丈夫なの??と心配になりました。体調も心配だし、金銭面でもどこから金が出てるのかなって(笑)色々とツッコミどころはあります。医者が簡単に患者の個人情報を教えてるとこ。カフェを続けていく費用がたった100万で済むとこ。悠輔が医者からメモをもらったのに何故に途中の橋で叫んだの?ってとこ。フィンランドの寒さは尋常じゃないはずなのに皆さん軽装ってとこ。何故か相手の居場所が分かるってとこ。終わり方も無難に終わります。一応ハッピーエンドのようにしたけど、病気はどうなったの?
登坂広臣と中条あやみのファンの方にはおすすめです。

この作品の評価・・・・★★★★☆☆☆☆☆☆(満点は★10)
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愛唄-約束のナクヒト-

2019年07月07日 15時14分22秒 | 映画評論ア行
製作年:2018年
製作国:日本
日本公開:2019年1月25日
監督:川村泰祐
出演:横浜流星,清原果耶,飯島寛騎,成海璃子,中山美穂,富田靖子,財前直見
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誰かを好きになることもなく、毎日をやり過ごしてきたトオル(横浜流星)はある日、余命宣告を受ける。失意の中で、旧友の元バンドマン・龍也(飯島寛騎)との再会と一編の詩によって、トオルは人生を全うし、恋をしようと決意する。自分を変えてくれた詩の作者を探す彼は、凪(清原果耶)という少女と出会うが、彼女はある秘密を抱えていた。
「キセキ」「扉」「遥か」などのヒット曲で知られるグループ「GReeeeN」が、「愛唄」を題材にして作り上げた脚本を映画化したドラマ。彼らが曲に込めた思いを背景に、さまざまな愛の物語が展開する。メガホンを取るのは『海月姫』『ガールズ・ステップ』などの川村泰祐。主演は、「キセキ」の誕生秘話を描いた『キセキ -あの日のソビト-』でメンバーの一人を演じた『兄友』などの横浜流星。

GReeeeNのヒット曲「愛唄」を題材にして作り上げた脚本を映画化した作品。観終わってから振り返ると「愛唄」の歌詞ってこんな話なのか??と疑問に感じるくらいの不自然さを感じました。内容はよくある余命僅か系のお話です。横浜流星と清原果耶のフレッシュな演技がとても光っていましたが、内容がツッコミどころが多くて感動できませんでした。元女優と偶然出会ったり、同級生と偶然出会ったり、好きな詩人と偶然出会ったり…と詰め込み過ぎ。成海璃子演じる元女優がヒロインなのかと思いきや、途中で急にフェードアウトしててしまった…。主人公のトオルも詩人の凪も深刻な状態なのに平気で外出して朝方まで海岸で過ごすなんて何を考えているのだろうか。凪の両親がいくら言ってもトオルは凪を無理に外出させる…おいおい、ダメだろうが(笑)難病のわりには皆元気な方だよね…!?「毎日に夢中だから息してることさえ忘れるんだ」という繰り返し出てくる言葉がちょっとしつこく感じてしまった…。キャストが良いだけに脚本の酷くて勿体ないと思いました。
泣ける=病気モノっていう安易な考えで脚本を書いたGReeeeNのメンバーたちは反省していただきたい!ていうか、せめてエンディングではGReeeeNの愛唄を聴きたかったよ(笑)

この作品の評価・・・・★★★★☆☆☆☆☆☆(満点は★10)
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凪待ち

2019年07月05日 12時18分07秒 | 映画評論ナ行
製作年:2019年
製作国:日本
日本公開:2019年6月28日
監督:白石和彌
出演:香取慎吾,恒松祐里,西田尚美,吉澤健,音尾琢真,リリー・フランキー
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木野本郁男(香取慎吾)はギャンブルをやめ、恋人の亜弓(西田尚美)と亜弓の娘の美波(恒松祐里)と共に亜弓の故郷である宮城県の石巻に移住し、印刷会社で働き始める。ある日、亜弓とけんかした美波が家に帰らず、亜弓はパニックになる。亜弓を落ち着かせようとした郁男は亜弓に激しく非難され、彼女を突き放してしまう。その夜、亜弓が殺される。
『凶悪』『彼女がその名を知らない鳥たち』などの白石和彌監督がメガホンを取ったヒューマンドラマ。パートナーの女性の故郷で再出発を図ろうとする主人公を、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』シリーズや『クソ野郎と美しき世界』などの香取慎吾が演じる。脚本を『クライマーズ・ハイ』『天地明察』などの加藤正人が担当する。

ギャンブル依存症になり職も失った男が、石巻市を舞台に再出発を図ろうとする物語。人間ドラマとはこういう映画のことを言うのかも。それほど重厚な映画でした。人間は簡単には人生をやり直すことが出来ないのかもしれない…。そんなことを思いながら観ていました。失敗した人間は何度も同じ過ちを犯してしまう。善悪の判断が分からないのも人間。孤独で弱いのが人間。だからこそ互いに支え合って生きなければならないのが人間。生きることの難しさと、生きることの素晴らしさを感じられる作品でした。郁男がどんどん堕ちていく姿が可哀そうに思えてきましたが、ギャンブル依存症になり愛する人も殺され、失意のどん底に落とされたけど最後は僅かな希望が感じられる終わり方で救われました。舞台が石巻というものまたこの映画には合っていたと思います。「津波のせいで全部ダメになったんじゃない。津波のおかげで新しい海になったんだ。」と言う、おじいちゃんの台詞が印象的でした。懸命に復興させようとする人々の中で郁男の孤独感がさらに際立っていました。香取慎吾の演技、良かったなー!
犯人がすぐ予想出来てしまったのと、犯人の動機がいまいち分からなかったのがマインスポイントかな。白石和彌監督作品って当たり外れがあるけど今回は良かったです♪

この作品の評価・・・・★★★★★★★☆☆☆(満点は★10)
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ショッキングブルー

2019年07月02日 14時02分55秒 | 国内旅々
今回は乗り鉄の旅!

しなの鉄道の観光列車“ろくもん”



JR東日本の観光列車“HIGH RAIL 1375”

に乗ってきました

あいにくの曇り空…

まずは軽井沢駅からろくもんに乗車!


駅舎は綺麗でお洒落になっています




観光列車ろくもん






車内も素敵ですねー






子供が遊べるスペースもあります


今回は4人で行ったのでこちらのテーブルです。折り畳みのテーブル便利!


切符


ろくもんのマークですが反対にするとミッキーになります


車内ではお弁当を予約しました。鶏のきじ焼弁当美味い!!



途中駅ではこんな歓迎もありました♪
他にも特産品などを販売していて飽きさせません


ろくもんの旅も長野駅に到着して終わり。すぐに普通列車で折り返して小諸駅へ


小諸駅からはHIGH RAIL 1375に乗車です


このロゴマーク良いねぇ


こちらの車内も手作り感もありつつ素敵でした








車両後方のギャラリーHIGH RAILには天文関連書籍の展示、半球型ドーム型天井に映し出す星空映像のほか、車内Wi‐Fiによるオリジナル車内コンテンツの配信しています。


HIGH RAIL星空に乗車すると、こんな綺麗な夜空が見れるみたいです。次回は夜に乗ってみたい!


こちらではスイーツセットを予約していました。箱も可愛いしケーキ美味しい!




途中、野辺山駅で停車。野辺山駅は標高1345.67mとJR線の中では一番高い所に位置する駅です


小淵沢駅に到着してHIGH RAILの旅も終わってしまいました…


ほぼ座っていたので座り疲れましたが、満足の旅でした♪

次は晴れの日に乗りたい!
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上半期 映画ランキング2019

2019年07月01日 14時14分29秒 | 年間・半期 映画ランキング
2019年も早くも折り返し地点になりました

というわけで恒例の

上半期 映画ランキング2019





いってみよ~!


1月~6月までに観た映画は…

72作品(映画館:29作品 試写会:3作品 DVD:40作品)


上半期としては2010年の64作品に次ぐ2番目に低い数字


抑えているつもりはないのだけど…

無意識に量より質を求めているのかな

下半期は頑張ります


72作品の中から独断と偏見で選んだ上半期のトップ10です



【第位】
アラジン


アニメ『アラジン』を実写化したファンタジー。青年アラジンと王女ジャスミンの身分違いの恋と、魔法のランプに関わる冒険が描かれる。監督は『シャーロック・ホームズ』シリーズなどのガイ・リッチー。メナ・マスードがアラジン、『パワーレンジャー』などのナオミ・スコットがジャスミン、『メン・イン・ブラック』シリーズや『幸せのちから』などのウィル・スミスがランプの魔人を演じる。


【第位】
ファースト・マン


『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督とライアン・ゴズリングが再び組んだ伝記ドラマ。人類初の月面着陸に成功したアポロ11号の船長ニール・アームストロングの人生を描く。ジェイムズ・R・ハンセンの著書を『スポットライト 世紀のスクープ』などのジョシュ・シンガーが脚色した。共演は『蜘蛛の巣を払う女』などのクレア・フォイ、『ゼロ・ダーク・サーティ』のジェイソン・クラークとカイル・チャンドラーら。


【第位】
グリーンブック


黒人ピアニストと彼に雇われた白人の用心棒兼運転手が、黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を手に人種差別が残るアメリカ南部を巡る人間ドラマ。『はじまりへの旅』などのヴィゴ・モーテンセンと、『ムーンライト』などのマハーシャラ・アリが共演。『メリーに首ったけ』などのピーター・ファレリーが監督を務めた。アカデミー賞の前哨戦の一つとされるトロント国際映画祭で、最高賞の観客賞を獲得した。


【第4位】
スパイダーマン:スパイダーバース


異なる次元で別々に活躍していたスパイダーマンたちが、一堂に会するアニメーション。さまざまなスパイダーマンたちが集まった世界で、ピーター・パーカーの指導によって成長する中学生の姿が描かれる。


【第5位】
運び屋


「The New York Times Magazine」に掲載された実話をベースにしたヒューマンドラマ。麻薬を運ぶ90歳の男に待ち受ける運命を描く。監督と主演を務めるのは『ミリオンダラー・ベイビー』などのクリント・イーストウッド。イーストウッド監督作『アメリカン・スナイパー』などのブラッドリー・クーパー、『マトリックス』シリーズなどのローレンス・フィッシュバーンらが共演する。

【第6位】
七つの会議


「半沢直樹」シリーズなどで知られる作家・池井戸潤の小説を原作にしたミステリードラマ。部下によるパワハラ告発を機に起こる波乱をスリリングに映し出す。メガホンを取るのは、池井戸の原作のドラマ「半沢直樹」「下町ロケット」などの演出を務めた福澤克雄。『のぼうの城』などの狂言師・野村萬斎、歌舞伎役者としても活動している香川照之、『相棒』シリーズの及川光博のほか、片岡愛之助、音尾琢真、立川談春、北大路欣也らが出演。


【第7位】
スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム


『スパイダーマン:ホームカミング』に続き、トム・ホランドが主人公ピーター・パーカーを演じたアクション。ヨーロッパで友人たちと旅行を楽しむピーターがミッションを与えられ、新たな戦いに向かう。共演は、前作にも出演したジェイコブ・バタロン、ゼンデイヤ、マーベル作品のニック・フューリー役でおなじみのサミュエル・L・ジャクソンら。監督はジョン・ワッツが続投する。

【第8位】
アリータ:バトル・エンジェル


木城ゆきとのコミック「銃夢」を、ジェームズ・キャメロンが脚本と製作を手掛けて実写化したSFアクション。未来を舞台に、圧倒的な戦闘能力を持つサイボーグ少女が失われた記憶を探る姿を活写する。メガホンを取るのは『シン・シティ』シリーズなどのロバート・ロドリゲス。『メイズ・ランナー』シリーズなどのローサ・サラザール、『ジャンゴ 繋がれざる者』などのクリストフ・ヴァルツらが出演する。ローサがモーションキャプチャーでサイボーグ役に挑む。


【第9位】
ブレス しあわせの呼吸


若くして全身マヒとなり余命宣告を受けた夫とその妻、彼らを支える人々の絆を描いたドラマ。『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズなどのプロデューサー、ジョナサン・カヴェンディッシュの両親の実話を映画化した。『ハクソー・リッジ』などのアンドリュー・ガーフィールド、ドラマシリーズ「ザ・クラウン」などのクレア・フォイらが出演。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのゴラムや『猿の惑星』シリーズのシーザーなどで知られる俳優アンディ・サーキスが監督を務めた。


【第10位】
映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン~失われたひろし~


臼井儀人の漫画を基にした、映画版『クレヨンしんちゃん』シリーズの第27弾。新婚旅行でオーストラリアに来た野原一家が、思いがけないトラブルに巻き込まれる。『映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 ~サボテン大襲撃~』などの橋本昌和が監督を務める。ボイスキャストは矢島晶子からバトンタッチした野原しんのすけ役の小林由美子をはじめ、ならはしみき、森川智之、こおろぎさとみら。ゲスト声優として木南晴夏、小島よしお、ぺこ、りゅうちぇるが参加した。

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というわけで上半期1位は「アラジン」になりました!ディズニー映画初の年間1位になるか楽しみです!

年間200作品超えは絶望的ですが下半期たくさん観ます。頑張ります。
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