股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ワースト映画 2023

2023年12月31日 15時33分08秒 | 年間・半期 映画ランキング

ワースト映画2023 
の発表です

第10位 マジック・マイク ラストダンス

『ローガン・ラッキー』などのチャニング・テイタムの実体験を基に男性ストリップダンスの世界を描き、ミュージカルも製作された『マジック・マイク』シリーズの最終章。全てを失いステージから遠ざかっていた元ストリップダンサーが、人生を懸けた一夜限りのラストショーを成功させるべく奮闘する。監督は1作目を手掛けた『オーシャンズ』シリーズなどのスティーヴン・ソダーバーグ。シリーズを通して続投するチャニングをはじめ、『フリーダ』などのサルマ・ハエックらが出演する。

第9位 ザ・コントラクター

『スター・トレック』シリーズなどで知られるクリス・パインが、請負人(コントラクター)を演じたリベンジアクション。民間軍事組織の一員として、危険な任務に就いた元エリート特殊部隊員が仲間の裏切りに遭い、し烈な戦いに単独で挑む。メガホンを取るのはタリク・サレー。『ガルヴェストン』などのベン・フォスター、『おみおくりの作法』などのエディ・マーサン、ドラマシリーズ「24 TWENTY FOUR」などのキーファー・サザーランドらが出演する。

第8位 月の満ち欠け

『鳩の撃退法』などの原作で知られる佐藤正午の直木賞受賞作を実写映画化。妻子を同時に失い幸せな日常を失った男が、数奇な運命に巻き込まれていく。監督は『ナミヤ雑貨店の奇蹟』などの廣木隆一、脚本は『そして、バトンは渡された』などの橋本裕志が担当。『探偵はBARにいる』シリーズなどの大泉洋が主人公を演じ、廣木監督作『ストロボ・エッジ』などの有村架純、ドラマ「消えた初恋」などの目黒蓮、大泉主演作『青天の霹靂』などの柴咲コウらが共演する。

第7位 ブレッド・トレイン

映画化もされた「グラスホッパー」などで知られる伊坂幸太郎の小説を原作に、ブラッド・ピットが主演を務めたアクションスリラー。日本の高速列車を舞台に、謎の人物から指令を受けた殺し屋が、列車に乗り合わせた殺し屋たちから命を狙われる。メガホンを取ったのは『デッドプール』シリーズなどのデヴィッド・リーチ。共演には、『キスから始まるものがたり』シリーズなどのジョーイ・キング、『キック・アス』シリーズなどのアーロン・テイラー=ジョンソンのほか、真田広之、マイケル・シャノンらが名を連ねる。

第6位 MEN 同じ顔の男たち

『エクス・マキナ』などのアレックス・ガーランド監督によるホラー。目の前で夫を亡くした女性が、訪れた田舎町で誰もが同じ顔をした男たちと遭遇する。『もう終わりにしよう。』などのジェシー・バックリー、『ピータールー マンチェスターの悲劇』などのロリー・キニア、ドラマ「プレス 事件と欲望の現場」などのパーパ・エッシードゥのほか、ゲイル・ランキン、サラ・トゥーミィらが出演する。

第5位 シン・仮面ライダー

1971年から1973年にかけて放送された石ノ森章太郎原作の「仮面ライダー」50周年プロジェクトとして、『シン・ゴジラ』などの庵野秀明が監督を務めた特撮アクション。仮面ライダーこと本郷猛を池松壮亮、ヒロインの緑川ルリ子を浜辺美波、仮面ライダー第2号こと一文字隼人を柄本佑が演じ、西野七瀬や塚本晋也、森山未來などが共演する。

第4位 ホワイト・ノイズ

ドン・デリーロの小説を原作に描く人間ドラマ。化学物質の流出事故に見舞われ、死を恐れるあまり錯乱してしまった大学教授が、生き延びるため家族と共に逃走する。監督などを務めるのは『マリッジ・ストーリー』などのノア・バームバック。『スター・ウォーズ』シリーズなどのアダム・ドライヴァーのほか、『フランシス・ハ』などのグレタ・ガーウィグ、『アイアンマン』シリーズのドン・チードルらが出演している。

第3位 ノック 終末の訪問者

ポール・トレンブレイによる小説「THE CABIN AT THE END OF THE WORLD」が原作のスリラー。山小屋で休暇を楽しんでいた一家が、家族の犠牲か世界の終えんかの選択を突きつけられる。監督などを務めるのは『シックス・センス』などのM・ナイト・シャマラン。『アーミー・オブ・ザ・デッド』などのデイヴ・バウティスタのほか、ジョナサン・グロフ、ベン・オルドリッジ、ニキ・アムカ=バード、ルパート・グリントらがキャストに名を連ねる。

第2位 カラオケ行こ!

ドラマ「夢中さ、きみに。」やアニメ「女の園の星」の原作などで知られる和山やまの漫画を実写映画化。とある事情から歌がうまくなりたいヤクザと、彼の歌の指導をすることになってしまった中学生の交流を描く。『オーバー・フェンス』などの山下敦弘がメガホンを取り、『罪の声』などの野木亜紀子が脚本を担当。中学生に歌の指導を頼むヤクザを『ヤクザと家族 The Family』などの綾野剛、彼に歌を教える中学生をオーディションで抜てきされた齋藤潤が演じる。

第1位 “それ”がいる森

不可解な現象が多発する森を舞台に、得体の知れない存在に遭遇する人々の恐怖を描くホラー。『リング』シリーズなどの中田秀夫が監督、同監督作『事故物件 恐い間取り』などのブラジリィー・アン・山田、同じく『スマホを落としただけなのに』シリーズなどの大石哲也が脚本を務めた。『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』などの相葉雅紀が主人公を演じ、『わたしは光をにぎっている』などの松本穂香らが共演する。

というわけで2023年のワースト映画は

“それ”がいる森でした!
ジャパニーズホラーの価値がどんどん下がっていく…
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2023年 年間映画ランキング

2023年12月31日 13時54分44秒 | 年間・半期 映画ランキング




映画ランキング2023




発表でございます。



 上半期: 70作品
(映画館:17作品  試写会:7作品  DVD:24作品 動画配信:22作品)
 下半期: 56作品
(映画館:15作品  試写会:4作品  DVD:20作品 動画配信:17作品)
  年間: 126作品
(映画館:32作品  試写会:11作品  DVD:44作品 動画配信:39作品)



今年は126作品でした。ワースト記録更新致しました。11月・12月は仕事が忙しくて映画を観る余裕も無く、過去最低鑑賞数となってしまいました。


2005年                  未集計
2006年  189作品(上半期:104 下半期:085)
2007年  192作品(上半期:092 下半期:100)
2008年  181作品(上半期:100 下半期:081)
2009年  166作品(上半期:075 下半期:091)
2010年  142作品(上半期:064 下半期:078)
2011年  211作品(上半期:111 下半期:100)
2012年  207作品(上半期:106 下半期:101)
2013年  239作品(上半期:117 下半期:122)
2014年  250作品(上半期:139 下半期:111)
2015年  234作品(上半期:122 下半期:112)
2016年  187作品(上半期:097 下半期:090)
2017年  169作品(上半期:089 下半期:080)
2018年  164作品(上半期:083 下半期:081)
2019年  155作品(上半期:072 下半期:083)
2020年  173作品(上半期:098 下半期:075)
2021年  162作品(上半期:074 下半期:088)
2022年  145作品(上半期:086 下半期:059)
2023年  126作品(上半期:070 下半期:056)

それでは2023年の年間ランキング!BEST10の発表です!



第10位 鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎

水木しげる原作の「ゲゲゲの鬼太郎」に登場する鬼太郎の父と、水木という男との出会いを描いたアニメーション。行方不明になった妻を捜すため、とある村を訪れた鬼太郎の父と、密命を帯びたサラリーマンの水木が惨劇に遭遇する。ボイスキャストは関俊彦や木内秀信、古川登志夫、沢城みゆき、野沢雅子など。監督を『劇場版 ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!』なども担当した古賀豪が務める。

第9位 ラーゲリより愛を込めて

辺見じゅんのノンフィクション「収容所から来た遺書」を原作にしたドラマ。第2次世界大戦終結後、ソ連軍の捕虜として不当にシベリアの収容所に抑留された日本人・山本幡男氏の姿を描く。メガホンを取るのは『とんび』などの瀬々敬久。『浅田家!』などの二宮和也、『ファーストラヴ』などの北川景子らが出演する。

第8位 キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン

実話を基にしたデイヴィッド・グランの「花殺し月の殺人--インディアン連続怪死事件とFBIの誕生」を実写化したサスペンス。石油を採掘したアメリカ先住民の部族から富を奪おうとたくらむ白人たちの姿を、ある男女の恋を絡めながら描く。監督は『沈黙 -サイレンス-』などのマーティン・スコセッシ。『ウルフ・オブ・ウォールストリート』などでスコセッシ監督と組んできたレオナルド・ディカプリオのほか、ロバート・デ・ニーロらが出演する。

第7位 アキラとあきら

ドラマ「半沢直樹」「下町ロケット」シリーズなどの原作で知られる池井戸潤の小説を映画化。同じ名前だが生まれも育ちも全く異なる二人の青年が、入社したメガバンクでさまざまな試練に立ち向かう。監督は『思い、思われ、ふり、ふられ』などの三木孝浩。自らの過去からどんな融資先にも誠実に応対する銀行員を三木監督作『青空エール』などの竹内涼真、大企業の御曹司としての宿命に葛藤する銀行員を三木監督作『きみの瞳が問いかけている』などの横浜流星が演じる。

第6位 スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース

時空のゆがみによって別次元のスパイダーマンたちが集結した世界を舞台に、スパイダーマンの力を得た少年の成長を描くアニメ『スパイダーマン:スパイダーバース』の続編。スパイダーマンたちの宿命を知った主人公が、運命を変えようと立ち上がる。声優陣にはシャメイク・ムーア、ヘイリー・スタインフェルドらをはじめ、『ハッカビーズ』などのジェイソン・シュワルツマン、『スター・ウォーズ』シリーズなどのオスカー・アイザックらが集結。

第5位 AIR/エア

『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』などのベン・アフレックとマット・デイモンが共演し、ナイキのシューズ「エア ジョーダン」の誕生秘話を描いたドラマ。1984年、経営難だったナイキのバスケットボール部門の担当者が、NBAデビュー前の新人選手マイケル・ジョーダンに一発逆転を賭けた取引を持ちかける。監督をアフレックが務め、ジェイソン・ベイトマンやヴィオラ・デイヴィスなどが共演する。

第4位 ゴジラ-1.0

『ゴジラ』シリーズの70周年記念作品で、『ALWAYS 三丁目の夕日』『STAND BY ME ドラえもん』シリーズなどの山崎貴が監督、脚本、VFXを担当するパニックムービー。戦後、焼け野原となった日本にゴジラが現れ、戦争の惨禍を生き抜いた主人公らに襲い掛かる。NHKの連続テレビ小説「らんまん」などの神木隆之介と浜辺美波が主人公とヒロインを演じ、山田裕貴や安藤サクラ、佐々木蔵之介などが共演する。

第3位 月

辺見庸の小説「月」を実写化したドラマ。重度障害者施設で働く元作家の女性が、同僚の男性が抱く正義感や使命感が思わぬ形で変容していく様子を目の当たりにする。メガホンを取るのは『アジアの天使』などの石井裕也。『湯を沸かすほどの熱い愛』などの宮沢りえ、『ビリーバーズ』などの磯村勇斗、『虹色の朝が来るまで』などの長井恵里のほか、高畑淳子、二階堂ふみ、オダギリジョーらが出演する。

第2位 エゴイスト

エッセイスト、高山真の自伝的小説を実写化したドラマ。セクシャリティーを隠して生きてきた過去を持つ男が、ある青年に愛を注ぐ一方で言いようのない葛藤を抱える。メガホンを取るのは『Pure Japanese』などの松永大司。強がって生きてきた主人公を『俺物語!!』などの鈴木亮平、主人公と惹(ひ)かれ合うパーソナルトレーナーを『his』などの宮沢氷魚が演じる。

第1位 RRR

『バーフバリ』シリーズなどのS・S・ラージャマウリ監督によるアクション。イギリス植民地時代のインドを舞台に、イギリス軍に捕らえられた少女を救う使命を帯びた男と、イギリスの警察官が育む友情と闘いを描く。互いの事情を知らないまま親友となる男たちを、『バードシャー テルグの皇帝』などのN・T・ラーマ・ラオ・Jrとラージャマウリ監督作『マガディーラ 勇者転生』などのラーム・チャランが演じる。


というわけで2023年の年間1位はRRR
に決定しました!
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BAD LANDS バッド・ランズ

2023年12月30日 18時16分00秒 | 映画評論ハ行

製作年:2023年
製作国:日本
日本公開:2023年9月29日
監督:原田眞人
出演:安藤サクラ,山田涼介,生瀬勝久,淵上泰史,江口のりこ,宇崎竜童

映画『BAD LANDS バッド・ランズ』公式サイト|大ヒット上映中

安藤サクラ×山田涼介×原田眞人監督による予測不能のクライムサスペンスエンタテインメント!姉弟が向かう先は、 天国 か 地獄 か。映画『BAD LANDS バッド・ランズ』大ヒッ...

映画『BAD LANDS バッド・ランズ』公式サイト|大ヒット上映中

 


持たざる者が持つ者から生きるための糧を奪う世界で、橋岡煉梨(安藤サクラ)は弟のジョー(山田涼介)と共に特殊詐欺を生業として生きていた。ある仕事を受けた二人は、億を超える大金を手に入れたことから、巨悪に追われる身となる。
黒川博行の小説「勁草」を、『日本のいちばん長い日』『関ヶ原』などの原田眞人監督が映画化したクライムサスペンス。特殊詐欺を生業とする姉とその弟が、大金の動く取引に加担し、巨悪との対立に巻き込まれていく。主人公の姉弟を『万引き家族』などの安藤サクラと『鋼の錬金術師』シリーズなどの山田涼介が演じ、生瀬勝久や吉原光夫、江口のりこ、宇崎竜童などが共演する。

特殊詐欺を生業とする姉と弟が、大金を手にしたことで巨悪な組織に命を狙われる物語。オレオレ詐欺を計画し実行する展開から始まります。詐欺の裏側を見ているような感覚になりとても面白かった。しかしその後があまり惹かれなかった…。まとまりがないというか、こういうジャンルに必要なスピード感が感じられない。姉と弟のやり取りが多くて、アクションシーンが少なかった。結局、何を軸に見せたいのかがイマイチ伝わってきませんでした。登場人物が多くて関係性が分かりづらかったし、登場人物それぞれの物語がありすぎて「この人たちどういう関係!?」と理解が追い付かなかった。そしてちょいちょい入る謎のコメディシーン。内容が薄いわりには143分という長尺だったので体感は長く感じました。日本なのにそんなに銃社会なのかぁ?
岡田くん、せっかく出演しているならもっと見たかったです。

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
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カラオケ行こ!

2023年12月30日 18時08分52秒 | 映画評論カ行

製作年:2023年
製作国:日本
日本公開:2024年1月12日
監督:山下敦弘
出演:綾野剛,齋藤潤,芳根京子,橋本じゅん,やべきょうすけ,北村一輝

映画『カラオケ行こ!』公式サイト

原作:和山やま/監督:山下敦弘/脚本:野木亜紀子/出演:綾野剛 齋藤潤 2024年1月公開

映画『カラオケ行こ!』公式サイト

 


合唱コンクールの強豪校・森丘中学校合唱部部長の岡聡実(齋藤潤)は、ある雨の日、ヤクザの成田狂児(綾野剛)から突然カラオケに誘われる。狂児は組主催のカラオケ大会で最下位になった者への罰ゲームを回避するため、何としても歌がうまくなりたいと言い、聡実に歌の指導を頼み込む。不本意ながらも狂児に歌のレッスンを行う聡実だったが、やがて二人の間に奇妙な友情が芽生えていく。
ドラマ「夢中さ、きみに。」やアニメ「女の園の星」の原作などで知られる和山やまの漫画を実写映画化。とある事情から歌がうまくなりたいヤクザと、彼の歌の指導をすることになってしまった中学生の交流を描く。『オーバー・フェンス』などの山下敦弘がメガホンを取り、『罪の声』などの野木亜紀子が脚本を担当。中学生に歌の指導を頼むヤクザを『ヤクザと家族 The Family』などの綾野剛、彼に歌を教える中学生をオーディションで抜てきされた齋藤潤が演じる。

試写会にて鑑賞。合唱部に所属する中学生と、音痴なヤクザの交流を描いた本作。住む世界の違う2人に芽生える友情が、周囲の人々を巻き込んでいきます。合唱部のエピソードと、ヤクザのエピソードが同時進行で描かれているのですが、どちらも内容が中途半端で薄くてつまらないのが致命的。合唱部の中でもっとトラブルが起きてもいいし、ヤクザはヤクザで抗争が起きてくれたほうがドラマになる。仲間同士で軽い口喧嘩するくらいじゃ全然つまらないです。途中で入る笑いも全く面白くない。合唱部のエピソードと、ヤクザのエピソードがどこかで混ざり合うのかと期待しましたが、そんなこともなく…。芳根京子の無駄遣いと言ってもいいでしょう。綾野剛って本気出したら歌上手いんだなぁという印象しか残らない映画でした。

この作品の評価・・・・★★★★☆☆☆☆☆☆(満点は★10)
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり

2023年12月13日 11時39分13秒 | 映画評論ア行

製作年:2023年
製作国:アメリカ/イギリス
日本公開:2023年12月8日
監督:ポール・キング
出演:ティモシー・シャラメ,ケイラ・レーン,ヒュー・グラント

映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』大ヒット上映中!

映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』大ヒット上映中!
「ハリー・ポッター」シリーズのプロデューサーが贈る、世代を超えて愛されるファンタジー『チャーリーと...

映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』公式サイト

 


幼いころから世界一のチョコレート店を持つことを夢見ていたウィリー・ウォンカ(ティモシー・シャラメ)は、一流の職人が集まるチョコレートの町へやって来る。彼が作るチョコレートは瞬く間に人々を魅了するが、町を牛耳る「チョコレート組合3人組」にねたまれ、何かと邪魔をされてしまう。この町は夢見ることを禁じられた町だった。さらに、ある因縁からウォンカを付け狙うウンパルンパという謎の人物(ヒュー・グラント)が現れる。
ロアルド・ダールの児童小説を映画化した『チャーリーとチョコレート工場』の前日譚(たん)。同作に登場する工場長ウィリー・ウォンカがチョコレート工場を作るまでを描く。監督・脚本は『パディントン』シリーズなどのポール・キング。若き日のウォンカを『君の名前で僕を呼んで』などのティモシー・シャラメが演じ、『ラブ・アクチュアリー』などのヒュー・グラント、オスカー女優オリヴィア・コールマン、『シェイプ・オブ・ウォーター』などのサリー・ホーキンス、『ビーン』シリーズなどのローワン・アトキンソンらが共演する。

『チャーリーとチョコレート工場』の前日譚を描いた本作。ティモシー・シャラメ推しの人にとっては最高の映画ですね。とにかくずっと美しくてカッコイイ、ティモシー・シャラメ。
夢見ることを禁じられた町で、世界一のチョコレート店を持つことを夢見るウィリー・ウォンカが活躍する物語。全ては夢見ることから始まる。ウォンカの純粋で優しい性格は、お母さんや出会った人たちが影響しているのだと感じました。ミュージカル映画が苦手な人も、この映画を観るとハッピーで楽しめると思います。美味しそうなチョコレートがたくさん登場します。まぁ全身チョコまみれだけは嫌ですけど…。自分のやりたいこと、夢見たことを、実現するために努力することの大切さをウォンカから教わりました。まぁ夢見ることを諦めた僕ですが。
ただ、展開としては子供向け、ファミリー向けのありがちな話だったかなと思います。悪人たちをガツンと倒すシーンがもっとあればなと思いました。それと貯蔵したチョコにウォンカたちを閉じ込めて溺死させてもいいのか?大事なチョコなのに…。
こんな爽やかシャラメが、あんな不思議ちゃんジョニーデップになるのが、結びつかない(笑)

観終わったら確実にチョコレートが食べたくなります!!

この作品の評価・・・・★★★★★★☆☆☆☆(満点は★10)
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鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎

2023年12月12日 00時24分20秒 | 映画評論カ行

製作年:2023年
製作国:日本
日本公開:2023年11月17日
監督:古賀豪
声の出演:関俊彦,木内秀信,種崎敦美,沢城みゆき,野沢雅子

映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』公式サイト

映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』公式サイト

 


廃虚となった哭倉(なぐら)村に鬼太郎と共にやってきた目玉おやじは、70年前に起きた出来事を思い出していた。昭和31年、哭倉村は政財界を裏で操る龍賀一族に支配されており、鬼太郎の父は失踪した妻を捜しに村に足を踏み入れたのだった。一方、血液銀行で龍賀製薬を担当する水木は、龍賀一族の当主・時貞の死に伴い、ある密命を帯びて村を訪れるが、そこで一族の者が惨殺される事件が起こる。
水木しげる原作の「ゲゲゲの鬼太郎」に登場する鬼太郎の父と、水木という男との出会いを描いたアニメーション。行方不明になった妻を捜すため、とある村を訪れた鬼太郎の父と、密命を帯びたサラリーマンの水木が惨劇に遭遇する。ボイスキャストは関俊彦や木内秀信、古川登志夫、沢城みゆき、野沢雅子など。監督を『劇場版 ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!』なども担当した古賀豪が務める。

映画館で鬼太郎を初めて観ました。ただの妖怪映画…かと思いきや、人間のドロドロした部分が際立つシリアスのようなミステリーのようなホラーのような作品でした。舞台は戦後の日本。電車の中で煙草の煙を吸ってずっと咳をしている子供がいてもお構いなしの時代。こういうジメジメした雰囲気が昭和っぽい。閉鎖的な村で繰り広げられる骨肉の争い。そして起きる惨殺事件。まさに鬼太郎版「犬神家の一族」。妖怪よりも幽霊よりも、一番恐ろしいのは人間なのだと感じさせる内容でした。欲しいものを手に入れるためなら、どんな手段でも実行する。一人の権力者によって多くの命が犠牲になる現実。それは哭倉村というだけでなく、戦時中の日本もそうだった。無関係の人間が戦地に送られ、命を落としていった。「重い因果を背負わせてしまったものじゃ」というゲゲ郎の台詞が心にグサッときました。
これが絶望かと思いきや、そこからさらに絶望が生まれていく展開はアクション満載でエンタメ感があり楽しめました。後半にいくにつれて描写がエグくなってきて、子供に見せるのは躊躇するくらいです。ダークすぎる世界でした。
あの目玉おやじが恋をし涙を流すとは…これが墓場鬼太郎に繋がるのかと思うと考え深い。

水木と鬼太郎の父が村でバディを組んでから事件を捜査する過程で、龍賀家や長田家の相関関係を紹介してくれたら、もっと物語が分かりやすかったかなと思います。この人って誰の誰だっけ?って思ってしまったので。

この作品の評価・・・・★★★★★★★☆☆☆(満点は★10)
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スイート・マイホーム

2023年12月01日 18時02分41秒 | 映画評論サ行

製作年:2023年
製作国:日本
日本公開:2023年9月1日
監督:齊藤工
出演:窪田正孝,蓮佛美沙子,奈緒,中島歩,岩谷健司,根岸季衣,窪塚洋介

映画『スイート・マイホーム』 | 絶賛公開中!

小説現代新人賞受賞の注目作家・神津凛子のデビュー作『スイート・マイホーム』が遂に実写映画化。監督 齊藤工×主演 窪田正孝が描く幸せな家族を襲う「家」を取り巻く恐怖の...

映画『スイート・マイホーム』 | 絶賛公開中!

 


冬の寒さが過酷な長野。スポーツインストラクターの清沢賢二(窪田正孝)は、1台のエアコンで家全体を暖められるという「まほうの家」のモデルハウスに興味を抱き、寒さが苦手な妻と娘のため、その家を建てることを決める。やがて新居が完成し、さらに次女も授かって一家は幸せの絶頂にいた。しかし、新居に住み始めた直後から、不可解な出来事が次々と起こり始める。
第13回小説現代長編新人賞を受賞した神津凛子による長編小説を実写映画化。念願の新居に引っ越した直後から、次々と奇妙な現象に見舞われる一家を描く。俳優のみならず、監督やプロデュースでも活動する齊藤工がメガホンを取り、『十二人の死にたい子どもたち』などの倉持裕が脚本を担当。『ラジエーションハウス』シリーズなどの窪田正孝が主演を務め、『RIVER』などの蓮佛美沙子、『マイ・ブロークン・マリコ』などの奈緒のほか、中島歩、根岸季衣、窪塚洋介らが共演する。

理想的なマイホームを手に入れた一家に降りかかる奇妙な現象を描いた本作。念願の我が家で起きる出来事。子供の体調が悪くなったり、奇妙な影や物音を感じたり、殺人事件が起きたり…。お決まりの展開が多いですが、不穏な空気感を感じさせる演出は良かったと思います。犯人の見当が付いてしまうが、それでも主人公の賢二が精神的に追い詰められていく展開は怖かった。幽霊よりも人間のほうが100倍怖いんです。しかし犯人の暴走っぷりをもっと見たかった。怖かったけど、同じ展開も多くてなにか物足りない内容でした。刑事やら上司やら、個人情報を人にバンバン教えるし、刑事も心当たりあるなら動きなさいよ。あと犯人がとどめを刺さずに包丁落としたのは何故?気になるところが幾つかありました。
後味悪すぎのラストの衝撃…もうこんな家には住めません!てかお兄ちゃん殺された時点でもう住めないよ(笑)

スマートハウスなのに地下室にもライト付けないのかな?あれじゃ真っ暗すぎるよ

窪田正孝のバキバキの体になりたい

マイホームを建てる時は、デザインよりも人選びが大切ですね

この作品の評価・・・・★★★★★★☆☆☆☆(満点は★10)
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