製作年:2021年
製作国:アメリカ
日本公開:2021年10月1日
監督:マイケル・チャベス
出演:パトリック・ウィルソン,ヴェラ・ファーミガ,ルアイリ・オコナー
映画『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』公式サイト
1981年、アーニー・ジョンソン(ルアイリ・オコナー)は家主を惨殺し、裁判で無罪を主張する。その理由は、悪魔にとりつかれていたからというものだった。アーニーを凶行に走らせたという悪魔の存在を証明するため、心霊研究家のエド、ロレイン・ウォーレン夫妻(パトリック・ウィルソン、ヴェラ・ファーミガ)が調査を開始。警察の協力を得て調査を進めていくうち、夫妻はすさまじく邪悪な“何か”に追い詰められていく。
著名な心霊研究家のエド、ロレイン・ウォーレン夫妻の実体験をベースにしたホラー『死霊館』シリーズの第3弾。殺人を犯しながらも悪魔の仕業だと無罪を主張する青年を救うため、ウォーレン夫妻が真相解明に挑む。『ラ・ヨローナ ~泣く女~』などのマイケル・チャベスが監督を務め、同シリーズの生みの親であるジェームズ・ワンが製作に名を連ねる。ウォーレン夫妻役でパトリック・ウィルソンとヴェラ・ファーミガが続投するほか、ルアイリ・オコナー、サラ・キャサリン・フック、ジュリアン・ヒリアードらが出演。
心霊研究家夫妻の実体験をベースにしたホラー。『死霊館』(13)、『死霊館 エンフィールド事件』(16)に続くシリーズの第3弾。悪魔のせいなら無罪…なかなかパンチが効いたタイトル。毎回「こんな事が実際に起きたの!?」と思ってしまうのですが、実話らしいですよ。家主を惨殺した青年が悪魔に憑りつかれていると確信したエド、ロレイン・ウォーレン夫妻が悪魔の存在を証明すべく禁断の真相解明に挑むお話。心霊ホラー作品ですが、今回は珍しく生身の人間との対決です。今までのシリーズのような大音量で驚かすような演出は控えめですが、その代わりにミステリー要素が強くて、見応えはありました。暗転するシーンは多いので怖い演出は健在です。一番怖かったのはやっぱり冒頭の悪魔祓いのシーン。今回のキーパーソンである魔女ですが、魔女ですらウォーレン夫妻の愛の力には叶わなかったということだろうか。でもここまで何度も悪魔と戦っているといつかウォーレン夫妻が殺されるんじゃないかと心配になってしまう。あの魔女の正体もハッキリ分かりませんでした。裁判シーンがほぼ無いので、裁判や判決内容を詳しく知りたかった。世間が悪魔の存在を認めるというは、どんな感じなのだろうか。
この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)