股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

MISIA 平成武道館 LIFE IS GOING ON AND ON

2019年04月30日 13時12分35秒 | ライブレビュー
初めてMISIAのライブに行ってきました!



昔からCDでは聴いていましたが

昨年のレコード大賞と紅白歌合戦

その歌唱力に圧倒されて生で聴きたくなりました!



セットリスト

1.Sparks!
2.Escape

Rhythm Reflection

LOVE BEBOP

Royal Chocolate Flush

THIS IS ME
3.We Will Rock You [Queen]

We Are The Champions [Queen]

4.来るぞスリリング
5.DEEPNESS
6.It's just love
7.白い季節
8.To Be In Love
9.AMAZING LIFE
10.BELIEVE
11.Color of Life
12.Re-Brain
13.MAWARE MAWARE

アンコール

14.アイノカタチ
15.THE GLORY DAY
16.つつみ込むように…



生の歌声は本当に本当に素晴らしかったです!!CDのまんまの歌唱力!!
平成最後の武道館公演ということでシングル曲ばかりのセットリストかと期待しましたが、なかなかマイナーな品揃えでした(笑)きっとこれはデビュー当時からのファンなら、たまらない選曲なのだろうか。紅白とレコ大観て調子乗って来ちゃいましたっていう、にわかファンにはちょっと物足りなさが残るセトリでした。いやっライブってコアなファンこそ楽しむものだからこれで良いのでしょう!それでもアンコールの3曲はどれも有名な曲なので最高でした!「Escape」と「Rhythm Reflection」がメドレーになってしまったのは残念…。あと武道館なので音響がね…ちょっと聞き取りづらかった部分が多かったですね…。まさかの「Everything」を歌わないなんて(笑)
色々思うところはありますが、やっぱり行けて良かった!!素晴らしい歌声に感動しました!!
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン~失われたひろし~

2019年04月29日 11時04分21秒 | 映画評論カ行
製作年:2019年
製作国:日本
日本公開:2019年4月19日
監督:橋本昌和
声の出演:小林由美子,ならはしみき,森川智之,こおろぎさとみ,木南晴夏
OFFICIAL SITE

結婚当時ハネムーンに行かなかったひろしとみさえは、しんのすけたちと一緒にオーストラリアへ行く。浮かれ気分でハネムーンを楽しむ野原一家を待っていたのは、なぜかお宝の重要な鍵となってしまったひろしを狙う正体不明の仮面族や各国のトレジャーハンターだった。そしてしんのすけたちも、ひろしを奪還するため戦いに参加する。
臼井儀人の漫画を基にした、映画版『クレヨンしんちゃん』シリーズの第27弾。新婚旅行でオーストラリアに来た野原一家が、思いがけないトラブルに巻き込まれる。『映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 ~サボテン大襲撃~』などの橋本昌和が監督を務める。ボイスキャストは矢島晶子からバトンタッチした野原しんのすけ役の小林由美子をはじめ、ならはしみき、森川智之、こおろぎさとみら。ゲスト声優として木南晴夏、小島よしお、ぺこ、りゅうちぇるが参加した。

おそらく映画館で最後にクレヨンしんちゃんを観たのは96年の「ヘンダーランドの大冒険」か97年の「暗黒タマタマ大追跡」かと思われる。というわけで友人が観たいと言うので20年以上ぶりに劇場での鑑賞となりました。クレヨンしんちゃんの映画を観ること自体も「嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦 」以来だと思うので超久しぶり。
今回はオーストラリアに新婚旅行に向かった野原一家の騒動劇。なぜかお宝の重要な鍵になってしまい捕らわれたひろしを助けるために、みさえやしんのすけたちが正体不明の仮面族やトレジャーハンターたちとの戦いに挑みます。久しぶりにスクリーンでじっくり観ましたが、やっぱり安定の面白さ!思わず笑ってしまうシーンもたくさんあり大人でも楽しめます♪特に今回はみさえとひろしの夫婦の絆が描かれていて大人の方が共感して感動できる内容になっています。劇中でひろしが福山雅治の「HELLO」を。みさえがMISIAの「Everything」を歌いだす場面が印象的でした!子供が生まれるとなかなか夫婦の時間を作れなかったり、改めて“愛している”と言えなくなるものなのかも。そんな中でひろしの台詞が心に響きました。1人の男として、1人の夫として、1人の父親として、家族を守ろうとする姿。もちろんみさえも妻として母親としてしんのすけやひまわりを守る姿が素敵でした。子供たちの耳を抑え合ってもらって、辛さを叫ぶシーンは感動した。すれ違ったり喧嘩しても夫婦って見えない愛で繋がっているんですね。しんのすけもちゃんと成長していました。イタズラ好きで変態な子かと思っていましたが「誰が母ちゃんを守るんだよ!」というセリフにグッときました。この家族、本当に素敵ですよ(笑)あいみょんのエンディング曲も完璧です。来年のも観たくなった!

この作品の評価・・・・★★★★★★★☆☆☆(満点は★10)
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オズランド 笑顔の魔法おしえます。

2019年04月28日 01時01分06秒 | 映画評論ア行
製作年:2018年
製作国:日本
日本公開:2018年10月26日
監督:波多野貴文
出演:波瑠,西島秀俊,岡山天音,深水元基,中村倫也,濱田マリ,橋本愛,柄本明
OFFICIAL SITE

超一流のホテルチェーンに就職したが、グループ傘下のローカル遊園地に配属された波平久瑠美(波瑠)は、数々の企画を成功させ「魔法使い」と呼ばれる先輩社員の小塚慶彦(西島秀俊)と出会う。希望の部署に異動するために頑張る久瑠美だったが、失敗だらけで自分の未熟さを痛感する。小塚の叱咤を受けながら経験を重ねる久瑠美は、やがて働くことの楽しさを見いだすが......。
「海猿」の原案などで知られる小森陽一の小説「オズの世界」を実写映画化。就職が決まったものの田舎の遊園地に配属されてしまった新入社員が、上司や個性的な従業員たちの中で経験を積んでいく。主人公をNHKの連続テレビ小説「あさが来た」などの波瑠、彼女の上司を『MOZU』シリーズなどの西島秀俊が演じる。『SP』シリーズなどの波多野貴文がメガホンを取り、『ヒロイン失格』などの吉田恵里香が脚本を担当した。


田舎の遊園地に配属されてしまった新入社員の奮闘を描いた本作。思い描いていた社会人生活とは全く違った環境で、悩み苦しみながらも周囲の人たちとの触れ合いによって成長していく物語になっています。この手の作品はだいたい似たような展開になることが多いですが、本作もまさに王道の展開で可もなく不可もなくといったところ。遊園地の裏側を見れたことや社員たちのサプライズは良かったです。空回りばかりで自分のやりたい事も見つからない波平でしたが上司の小塚や先輩たちの真っすぐで子供心を忘れない仕事ぶりに、次第に心動かされていく姿は観ていて素敵でした♪まぁ、ありえないような演出もありツッコミどころも多いです…。大きな事件も起きずに予定調和で終わってしまって“THE・普通!”の映画ですが、世の中平和が一番だなと感じました(笑)2時間ドラマ枠でも良かったかな

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キングダム

2019年04月24日 20時48分20秒 | 映画評論カ行
製作年:2019年
製作国:日本
日本公開:2019年4月19日
監督:佐藤信介
出演:山崎賢人,吉沢亮,長澤まさみ,橋本環奈,本郷奏多,満島真之介,大沢たかお
OFFICIAL SITE

紀元前245年、中華西方の国・秦。戦災で親を失くした少年・信(山崎賢人)と漂(吉沢亮)は、大将軍になる夢を抱きながら剣術の特訓に明け暮れていた。やがて漂は王宮へと召し上げられるが、王の弟・成キョウ(本郷奏多)が仕掛けたクーデターによる戦いで致命傷を負う。息を引き取る寸前の漂から渡された地図を頼りにある小屋へと向かった信は、そこで王座を追われた漂とうり二つの王・エイ政(吉沢亮)と対面。漂が彼の身代わりとなって殺されたのを知った信は、その後エイ政と共に王座を奪還するために戦うことになる。
原泰久のベストセラーコミックを原作にした歴史ドラマ。中国の春秋戦国時代を舞台に、大将軍を夢見る少年と、中華統一をもくろむ若い王の運命を映す。メガホンを取るのは『GANTZ』『図書館戦争』シリーズなどの佐藤信介。『斉木楠雄のΨ難』などの山崎賢人、『あのコの、トリコ。』などの吉沢亮、『50回目のファーストキス』などの長澤まさみ、『銀魂』シリーズなどの橋本環奈をはじめ、本郷奏多、満島真之介、石橋蓮司、大沢たかおらが共演を果たした。

原作は未読です。スケールの大きい物語を実写化するということで不安はありましたが、映像やアクション、キャストも含め、映画館で観るべき大作に仕上がっていました♪山崎賢人が演じた主人公の信の真っすぐなキャラクターも素敵。漂とエイ政の2役を演じ分けた吉沢亮の演技力は見事でした。大沢たかおが演じた王騎の癖のあるキャラクターも魅力的でした。意外と重厚感のある壮大な映画でアクションシーンも見応えありました。橋本環奈は唯一、演技力の無さが目立っていましたね。あのキャラは彼女で正解なのだろうか…?味方がほとんど死んだかと思いきや、最後は結構な数が残っていたのはちょっと違和感でした。
続編がありそうな無さそうな終わり方なのですが続編が公開されるなら観たい!

この作品の評価・・・・★★★★★★★☆☆☆(満点は★10)
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

けんおんくん

2019年04月22日 22時22分49秒 | 国内旅々
近頃の近況報告をまとめて

ずっと行きたかった沼津に行ってきました。目的は深海魚水族館♪

久しぶりの熱海~ 綺麗になったよね~


友達の結婚式以来の沼津。観光で来るのは初めて!


バスに乗り換えて沼津港に到着


干物とか色々売ってますよー




昼食は食べログで評価が高かった「にし与」さんで


にし与丼と名物アジフライ!
アジフライがフワフワで今まで食べたアジフライの中で一番おいしかった!!


そしてそして目的の深海魚水族館


色々な生き物たちがいます






そしてシーラカンスコーナー


シーラカンスを捕獲した船




魚拓!立派!


シーラカンスが冷凍保存されているのは世界でここだけ!








ダイオウグソクムシ君もいます


大満足の旅でしたー



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

9年ぶり?くらいに初島に行ってきましたー
スーパービュー踊り子も9年ぶりかしらー


車内は広々。そして全然混んでません


初島へ出航でーす




かもめ


久しぶりの初島♪


そうそう、お店が並んでたな


快晴だったので遠くに富士山♪


イカトイレ


まずは灯台に向かいました


360度見渡せるパノラマ。最高だー!




全国には登れる灯台がたくさんあるんですね


SARUTOBIやってみたかったけど時間もないので断念…また今度!


昼食は木村屋さんで


イカアジ丼。オリジナルの醤油かタレがかかっているのか美味い!!


やっぱり食べたいよね金目鯛の煮つけ


余った時間で釣り。船の時間まで粘ったけど釣れず…


熱海に戻ってたこ焼き棒


シュークリームのお店でちょっと変わったシュークリーム。食べづらかった…




駅前の足湯は16時まででした…湯が無い…


また行きたいね初島


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

桜を見に会津若松まで行ってきました
郡山から磐越西線。会津若松までまぁまぁ遠い。



途中で磐梯山がキレイに見えた


ちょい久しぶりの会津若松


赤べこ


昼食は前回も行った駅前のまるたか食堂。喜多方ラーメンとソースカツ丼セット


はいからさん


そして鶴ヶ城に到着しました


しだれ桜?満開!キレイ!


風情だね~


城内は8分咲きくらいかな。充分綺麗です!




















荒城の月の碑


会津若松観光PRキャラクター。お城ボくん…無理やりじゃない?


天守閣からの眺め。良いね!




べこの乳


桜を見終わって、東山温泉へ。東鳳さんへ。


露天風呂でのんびり。でも日差しが暑かったのでのんびりは出来ませんでした(笑)

風呂上がりに飲むヨーグルト



やっぱり桜は癒されるね~

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲

2019年04月19日 15時28分22秒 | 映画評論サ行
製作年:2018年
製作国:イギリス/フランス/アメリカ
日本公開:2018年11月9日
監督:デヴィッド・カー
出演:ローワン・アトキンソン,ベン・ミラー,オルガ・キュリレンコ
OFFICIAL SITE

イギリスの秘密情報部MI7の現役スパイ情報が、サイバー攻撃によって漏えいする。スパイたちの顔が知られたため、事態の収拾は、すでに隠居したジョニー・イングリッシュ(ローワン・アトキンソン)の手に委ねられた。早速任務に当たるが、最先端のデジタル技術が次々と彼に襲い掛かる。
ローワン・アトキンソンがドジなスパイのジョニー・イングリッシュを演じるコメディーシリーズの第3弾。世界の命運を握るミッションを任された彼が、行く先々で騒動を起こす。メガホンを取るのは、ドラマ「セレブになりたくて2 ~サイモンの青春日記~」などのデヴィッド・カー。『007/慰めの報酬』などのオルガ・キュリレンコ、『キャロル』などのジェイク・レイシー、『ハワーズ・エンド』などのエマ・トンプソンらが共演する。

「Mr.ビーン」のローワン・アトキンソンがドジなスパイを演じるコメディーシリーズの第3弾。シリーズものだというのを全く気付かず鑑賞。ブログを調べたら2012年に第2弾を観ていました。やっぱり不覚にも笑ってしまった!ローワン・アトキンソンの奇想天外なドジな行動が面白いです!007シリーズのオマージュのようなシーンも幾つかあり、最後まで飽きずに笑わせてもらいました。特にVRのシーンは“見事!”と思うくらいの展開(笑)アナログなジョニー・イングリッシュがSNSやVRにテンパるシーンは笑えました。前作同様に無理やり感があり、敵ボスがちょっと存在感が弱いかなと思ったのが減点。何も考えずに観れがとても楽しめる作品です!第4弾もぜひお願いしたい!

この作品の評価・・・・★★★★★★☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ピッチ・パーフェクト ラストステージ

2019年04月15日 22時52分22秒 | 映画評論ハ行
製作年:2017年
製作国:アメリカ
日本公開:2018年10月19日
監督:トリッシュ・シー
出演:アナ・ケンドリック,レベル・ウィルソン,ヘイリー・スタインフェルド
OFFICIAL SITE

歌を通して素晴らしい仲間たちと出会い、世界大会で優勝を果たしたアカペラグループ“バーデン・べラーズ”の面々は、大学卒業後それぞれの道を歩んでいたが、仕事も恋も思うようにいかず現実の厳しさにへこんでいた。そんな折、再結成の話が持ち上がり、ベッカ(アナ・ケンドリック)たちはまた集まることになる。
ヒットを飛ばしたミュージカル・コメディー・シリーズ『ピッチ・パーフェクト』の最終章。社会人になったベラーズのメンバーたちが、熱いステージを見せる。『マイレージ、マイライフ』などのアナ・ケンドリック、『ワタシが私を見つけるまで』などのレベル・ウィルソン、『スウィート17モンスター』などのヘイリー・スタインフェルドら、シリーズに出演してきた面々が集結した。

アカペラガールズ映画のシリーズ最終章。前作を観たのが3年前なので話がうる覚え…。今回は大学卒業でそれぞれの道に進んだメンバーたちが再集結して再び歌うお話です。米軍の慰問ツアーがキッカケで再結成っていう展開も「…ん?」って感じなんだけど。再結成はしたはいいけど周りのレベルの高さに挫折したりと毎度お馴染みの展開でした。エイミーの下ネタっぷりも健在。だけど今回は余計な展開が多かった。エイミーのアクションが満載で「えっ?これアカペラミュージカル映画じゃなかったっけ??」とツッコミたくなるくらい。船上でのアクションや爆破シーンは「ダイハード」を観ているかのよう。エイミーの父親との確執も物語をややこしくしていて、まとまりに欠ける。やっぱり歌唱シーンを増やしてほしかったし、ライバルとの戦いがもっと見たかった。何はともあれ、ベアーズの皆さんお疲れさまでしたー!

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビューティフル・ボーイ

2019年04月13日 09時31分17秒 | 映画評論ハ行
製作年:2018年
製作国:アメリカ
日本公開:2019年4月12日
監督:フェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン
出演:スティーヴ・カレル,ティモシー・シャラメ,モーラ・ティアニー
OFFICIAL SITE

フリーで音楽ライターをしているデヴィッド(スティーヴ・カレル)は、カウンセラーの前で真剣に息子のニック(ティモシー・シャラメ)の話を始める。彼は、さまざまなドラッグを使い依存症に陥った息子を何とかして救いたいと願っていた。1年前、デヴィッドは丸2日消息不明のニックを捜していて、元妻のヴィッキー(エイミー・ライアン)にも電話する。
『オーバー・ザ・ブルースカイ』などのフェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲンが監督を務めた愛と再生の物語。人気ドラマの脚本家の実話に基づいて、依存症の息子とその家族が歩んだ苦難の日々を描く。『フォックスキャッチャー』などのスティーヴ・カレルと、『君の名前で僕を呼んで』で第90回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされたティモシー・シャラメが親子役で共演。ブラッド・ピットがプロデュースを担当している。

薬物依存症の息子と、その息子を救おうとする家族の苦悩を描いた物語。ちょっとしたキッカケで薬物に手を染めていってしまう…大切に大切に育てたつもりの息子が他人のようになってしまうことの恐怖と後悔を感じていた父のデヴィッドのことを考えるとなんとも言えない気持ちになります。最初から最後までとにかく重い空気が続き、観ているだけで辛いです。なぜニックは薬物依存症になってしまったのか…。自分の心の弱さのせいなもかもしれない…社会が悪いのかもしれない…家族との生活の中で気付かないうちにストレスが溜まっていったのかもしれない…。その原因がハッキリと描かれているわけではありません。でもなんとなくニックの思春期の気持ちに共感できる部分もありました。父親が再婚して弟が出来て、自分がしっかりしなければいけないという気持ちと、愛されたいと一生懸命な気持ち。期待されて頑張っていても周囲からはしっかりしろと言われる。それが積もり積もって手を出してはいけない何かに誰かに助けを求めてしまうのかも。人間って強がっていても実は弱い生き物で簡単に堕ちていくものだと思いました。切ないな…。暗い展開が続きますが最後の最後で一つの希望があります。結局、人は人に支えられないと生きていけないのです。今までもこれからも向かい合って生きていかなきゃいけない父子の姿がありました。印象的だったのは薬物依存の過剰摂取で娘を亡くした母親が「生きている時も喪に服しているのと同じだった」というセリフにゾッとしました。
主人公ニックを演じたティモシー・シャラメの依存症に苦しむ演技は素晴らしかった。「君の名前で僕を呼んで」の時の純粋な少年の演技とはまた一味違った演技でした♪

この作品の評価・・・・★★★★★★★☆☆☆(満点は★10)
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロマンティックじゃない?

2019年04月10日 17時12分00秒 | 映画評論ヤラワ行
製作年:2019年
製作国:アメリカ
NETFLIX公開:2019年2月28日
監督:トッド・ストラウス=シュルソン
出演:レベル・ウィルソン,リアム・ヘムズワース,アダム・ディヴァイン

幼い頃にロマコメの世界に憧れていたナタリーは、母親の言葉に夢を壊されて以来、ロマコメを嫌うようになっていた。ある日、地下鉄構内でひったくりに襲撃された彼女は犯人を撃退するが、勢い余って頭部を強打し気を失ってしまう。やがて目を覚ました彼女は、周囲の様子がどこかおかしいことに気づく。自分がロマコメの世界にいることを確信したナタリーは、元の世界に戻るべく奔走するが……。
ひょんなことからロマンティックコメディ映画の世界に迷い込んでしまった女性の運命を描いたコメディドラマ。「ピッチ・パーフェクト」のレベル・ウィルソンが主演を務め、「ハンガー・ゲーム」のリアム・ヘムズワース、「マイ・インターン」のアダム・ディバインが共演。

ひょんなことからロマンティックコメディの世界に迷い込んだ女性の運命を描いた本作。過去のロマコメ作品のオマージュのようなパロディ満載で、昔観たことがあるような場面がいっぱい。過去の作品をパクりつつも王道のロマコメの流れになっています。ぽっちゃりなナタリーがモテモテの世界に迷い込み、本当に大切な人、本当に大切な事は何かに気付く展開は観ていて気持ちがいい。素直に自分自身を受け入れるナタリーが最後は可愛く見えました♪ただ、予想通りの展開なので気軽に楽しめる一方で、新鮮味がないかなと思いました。あっさり王道ロマコメでした。

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バイス

2019年04月09日 13時07分46秒 | 映画評論ハ行
製作年:2018年
製作国:アメリカ
日本公開:2019年4月5日
監督:アダム・マッケイ
出演:クリスチャン・ベイル,エイミー・アダムス,スティーヴ・カレル
OFFICIAL SITE

1960年代半ば、酒癖の悪い電気工ディック・チェイニー(クリスチャン・ベイル)は、恋人のリン(エイミー・アダムス)に激怒され、彼女を失望させないことを誓う。その後、下院議員のドナルド・ラムズフェルド(スティーヴ・カレル)のもとで働きながら政治のイロハを学んだチェイニーは、権力の中に自分の居場所を見いだす。そして頭角を現し大統領首席補佐官、国防長官になったチェイニーは、ジョージ・W・ブッシュ(サム・ロックウェル)政権で副大統領に就任する。
ジョージ・W・ブッシュ政権下で副大統領を務めたディック・チェイニーを描く社会派ドラマ。アダム・マッケイ監督、クリスチャン・ベイル、スティーヴ・カレルをはじめ、『マネー・ショート 華麗なる大逆転』のスタッフ・キャストが再び集結。ベイルは大幅な肉体改造を行い、チェイニー副大統領にふんした。エイミー・アダムス、サム・ロックウェルらが共演している。

ジョージ・W・ブッシュ政権下で副大統領を務めたディック・チェイニーを描く社会派ドラマ。クリスチャン・ベイルが20キロ増量して肉体改造をしてディック・チェイニーに成りきりました。写真を見比べると本当にソックリ!!
(左から)ディック・チェイニー、クリスチャン・ベール

ディック・チェイニーという人物を存じ上げなかったのですが、ブッシュ政権の裏で色んな意味でこんなに凄い人がいたことに驚きました。世渡り上手と一言で片づけられるタイプではなく、実力と運とクズさ加減を絶妙なバランスで持っていて副大統領としての権力を使って大統領すらも手玉に取るような天才っぷり。彼の行動や嘘の裏では多くの血が流れていたことを忘れてはいけない。と真面目でシリアスな映画なのだけど、思わず笑ってしまう演出もあってエンタメ映画に仕上がっている。現代のアメリカ政治を批判した映画であり、彼がいかにしてアメリカをダメな方向に向けていったのかがよく描かれています。人の心臓をもらって生きれているチェイニーはもう強運というか最強なのかもしれない。しかしブッシュを操ってるのはチェイニーだと思っていましたが、そのチェイニーすら妻に操られているように見えました。そう考えると妻のリンが政界に進出していたらこの世界はどうなっていたのか怖いけど気になる…。それにしても、まだチェイニー本人は生きているのに、これを本人の許可なく映画化しちゃうのだから凄いよハリウッド!そしてアメリカという国は凄いよ(笑)後半にいくにつれてスクリーンに引き付けられていきました。
ドキュメンタリー映画のような仕上がり。しかし政治の知識があまり無い自分としてはカタカナの人名と政治用語が多くて完璧に理解することは出来ませんでした…。勉強してからもう一度観たら絶対楽しめると思います!!最後に…僕も「ワイルドスピード」最新作楽しみです!(笑)

この作品の評価・・・・★★★★★★☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トリプル・フロンティア

2019年04月08日 18時36分46秒 | 映画評論タ行
製作年:2019年
製作国:アメリカ
NETFLIX公開:2019年3月13日
監督:J・C・チャンダー
出演:ベン・アフレック,オスカー・アイザック,チャーリー・ハナム

南米で麻薬組織と戦う元特殊部隊員ポープは、麻薬王ロレアの下で働く女性イバンナから、ジャングルの奥深くにあるロレアの隠れ家についての情報を得る。ポープは特殊部隊時代の仲間であるレッドフライやアイアンヘッドら4人の男たちに協力を持ちかけ、隠れ家に保管されている莫大な金を強奪する計画に乗り出す。しかし予期せぬトラブルに見舞われ、計画は狂い始めていく……。
5人の友人が再会し、南米の麻薬ギャングと対決。意図しない結果ばかりが続き、忠誠心が試されるサバイバルアクション。「ジャスティス・リーグ」のベン・アフレック、「スター・ウォーズ」シリーズのオスカー・アイザック、「キング・アーサー」のチャーリー・ハナム共演によるクライムアクション。監督・脚本は「オール・イズ・ロスト 最後の手紙」のJ・C・チャンダー。

莫大な金を強奪する計画を立てた男たちが思わぬトラブルに見舞われるサバイバルアクション作品。NETFLIX独占映画だそうで。豪華な俳優陣が揃っています。この手の作品はアクションシーンが多めなので、そこを期待していましたが意外とアクションは控えめ。ミッションがわりと簡単にクリアしてしまい、あとは只管に金を持って逃げるという展開だったので、ドキドキするほでもありませんでした。使い古された設定をかき集めて料理しましたって感じの印象。話が進むにつれて面白さが普通になってきたので、もっと派手にドンパチやってくれても良かったのに。後ろから追ってが来てもドキドキしなかったのは何故だろうか。それにしても人間、欲深すぎるのもダメですね。残りの金はどうするんでしょ?
ここ最近、NETFLIX産の映画を観続けているが当たりが無い…。

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アナイアレイション-全滅領域-

2019年04月05日 15時09分36秒 | 映画評論ア行
製作年:2018年
製作国:アメリカ
NETFLIX公開:2018年3月12日
監督:アレックス・ガーランド
出演:ナタリー・ポートマン,ジェニファー・ジェイソン・リー,ジーナ・ロドリゲス

不可解な現象が起こる謎の領域「エリアX」がアメリカ国内の海岸地帯に拡大。現地に調査隊が派遣され、元兵士の生物学者レナの夫も加わるが、彼らは音信不通となり行方不明になってしまう。やがてレナの夫だけが生還したものの、瀕死の重傷を負っており昏睡状態に。レナは夫の身に何が起きたのか突き止めるべく自ら調査隊に志願し、エリアX内部の未知の領域に足を踏み入れる。そこで彼女が目撃したのは、生態系の突然変異によって生まれた異様な景色と生き物たちだった。
「エクス・マキナ」の監督・脚本を手がけたアレックス・ガーランドが「ブラック・スワン」のオスカー女優ナタリー・ポートマンを主演に迎え、SFファンタジー作家ジェフ・バンダミアのベストセラー「サザーン・リーチ」を実写映画化したSFアクションスリラー。

謎の領域“エリアX”に足を踏み入れた主人公たちが未知の生物に襲われるSFアクションスリラー。全体的に不気味な雰囲気が漂っていて気持ちが悪い映画でした。独特の世界観で話が進んでいき、話が進むにつれて頭の上に?マークがちらほら…。人によって解釈の仕方が変わってきそうな内容。宗教的な要素も多少は入ってるのかな。言葉で説明するのはなかなか難しかった。人間も数多くいる生物の一種に過ぎない。エイリアンは感情を持っていないし目的もない。人間は生かされているだけの個体に過ぎない。とにかくよく分からなかった。理解できたら非常に深みのある映画なのだろう。雰囲気や映像だけはとても美しかったです!

この作品の評価・・・・★★★★☆☆☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バード・ボックス

2019年04月04日 13時06分47秒 | 映画評論ハ行
製作年:2018年
製作国:アメリカ
NETFLIX公開:2018年12月21日
監督:スサンネ・ビア
出演:サンドラ・ブロック,トレバンテ・ローズ,ジャッキー・ウィーバー

思いがけず子どもを身ごもったマロリーは、ある日突然訪れた世界の終焉と人類滅亡の危機に直面する。謎の異変が次々と起こる中、生き残るためにできることは、決して「それ」を見ないということだけ。幼い命を守るため、マロリーは目隠しをして逃避行に出る。
「ゼロ・グラビティ」「オーシャンズ8」のサンドラ・ブロックが主演したNetflixオリジナルのSFサバイバルサスペンス。未曾有の異変に襲われ、人類の滅亡も迫る極限状態の中で、幼い命を守ろうとする主人公の決死の姿を描く。監督は「未来を生きる君たちへ」でアカデミー外国語映画賞を受賞したデンマークの女性監督スサンネ・ビア。Netflixで2018年12月21日から配信。

“それ”に襲われ、人類滅亡の極限状態の中で幼い命を守ろうとする主人公の決死のサバイバルを描いた本作。「クワイエット・プレイス」は音を立てたら死ぬという話だったが、こっちは見たら死ぬというお話。“それ”を見たら洗脳されて自殺してしまう…。見たら死ぬという設定は今までもよくあった設定なので新鮮味はあまりありません。しかし見えない恐怖に襲われるという話はやはりドキドキハラハラしてしまうもの。極限状態の中で“それ”は様々な方法で生き残った者たちを襲ってきます。とても上手く作られていて引き込まれました♪しかし子供たちをあんなに大きくなるまでどうやって育てたのかが気になるところ。まぁまぁ良い雰囲気で話が進んでいったのに、最後が納得いかない…。盲学校に辿り着いて鳥かごの中で幸せに暮らしましたとさ!っていうのは違和感というか、全然ハッピーエンドじゃない。結局は何も解決していないのです。謎の正体は謎のままでした。サンドラ・ブロックや俳優たちの演技力に助けられた部分も大きい。最後に一捻りあれば良かった。

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ROMA/ローマ

2019年04月01日 20時30分18秒 | 映画評論ヤラワ行
製作年:2018年
製作国:メキシコ
日本公開:2018年12月14日
監督:アルフォンソ・キュアロン
出演:ヤリッツァ・アパリシオ,マリーナ・デ・タビラ

70年代初頭のメキシコシティ。医者の夫アントニオと妻ソフィア、彼らの4人の子どもたちと祖母が暮らす中産階級の家で家政婦として働く若い女性クレオは、子どもたちの世話や家事に追われる日々を送っていた。そんな中、クレオは同僚の恋人の従兄弟である青年フェルミンと恋に落ちる。一方、アントニオは長期の海外出張へ行くことになり……。
『ゼロ・グラビティ』で第86回アカデミー賞監督賞に輝いたアルフォンソ・キュアロン監督が、1970年代のメキシコを舞台に描く人間ドラマ。キュアロン監督の子供時代の思い出を投影した物語が、若い家政婦を中心に展開する。ヤリッツァ・アパリシオが家政婦を演じ、ドラマシリーズなどに出演してきたマリーナ・デ・タビラらが共演。

「ゼロ・グラビティ」のアルフォンソ・キュアロン監督が、1970年代のメキシコに住む家族の日常を家政婦の視点から描いた本作。第91回アカデミー賞で2度目の監督賞を獲得しました。イタリアのローマが舞台の話かと思ったら、メキシコにローマ地区があってそこの話なんですね。全編モノクロ映画になっており、カメラワークの撮り方も上手い。カメラが左右に横に移動する長回しの撮り方は美しい。メキシコシティーで起きた政府と若者との抗争など衝撃的なシーンはあるものの、メインは中産階級の家庭の日常を切り取った風景。それを若い家政婦の視点から描いて、彼女の成長物語になっています。生きることの素晴らしさや難しさ、女性の弱さや強さがよく伝わってきました。セリフなどはそれほど多くはないものの、登場人物の表情や生活音、その場の空気感で見せる演出は見事でした。女性の自立や差別問題が静かな演出から伝わります。印象的な場面も多かった。いきなり“あれ”を見せられたのは驚き。出産シーンは妙にリアルでした。しかし、こういう淡々とした映画は少々苦手…。観る人を選ぶ作品でしょう。
観ていて感じたのは「アカデミー賞が好きそうな雰囲気の映画だな~」ということ(笑)とりあえず奥行きのあるモノクロの映像が美しかった。

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする