股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生

2016年03月30日 01時45分44秒 | 映画評論ハ行
製作年:2016年
製作国:アメリカ
日本公開:2016年3月25日
監督:ザック・スナイダー
出演:ベン・アフレック,ヘンリー・カヴィル,エイミー・アダムス,ジェシー・アイゼンバーグ
official site

バットマンは、両親の殺害現場を目撃したという過去のトラウマから犯罪者一掃に力を注ぎ、一方超人的能力を持つスーパーマンは、その力を人類のために惜しみなく使ってきた。だが、その破壊力の強大さゆえに、スーパーマンは人々からバッシングを受けるようになり…。
世界的人気を誇るスーパーヒーロー、スーパーマンとバットマンが互いに全力を尽くしてバトルに挑む姿を描くアクション大作。英雄から一転、悪に傾倒したスーパーマン相手に激しい戦いを繰り広げる人類の最後の希望バットマンとの最終対決を映し出す。二大ヒーローを熱演するのは、『マン・オブ・スティール』に続きヘンリー・カヴィルと『アルゴ』などのベン・アフレック。人知を超えた能力を持つ男たちの死闘の行方も見どころ。

世界的スーパーヒーローが世紀の対決!何故にヒーロー同士で戦わなきゃいけないんだと観る前は疑問に感じていましたが、観終わってからも何で闘う必要があるのかと疑問が残りました。スーパーマンが強大な力ゆえに世間からバッシングを受けて、そこに恨みを持ったバットマンが…という展開なのだが、そんなに憎むほどのことかな?中盤は共通の敵に対して協力して立ち向かうのだが、これがまた簡単に和解する。母親の名前が一緒だったから「おぉうちの母ちゃんと名前が一緒なんて偶然だ!じゃあ仲良くしよう!」ってなるか普通?(笑)どこかで観たことがあるような映像で新鮮味もない。正義のヒーローだが、街を相当破壊しているので死者多数は間違いないだろう。スーパーマンが街を破壊することに恨みを持っていたバットマンだったはずが、後半ではお構いなしにバットマンも街を破壊しているような気が…。ヒロインのような女戦士もいきなり出てきたが…えっ、どなたですか?(笑)レックス・ルーサーは悪い奴なのだが、悪者なのかどうかも微妙な立ち位置。いつのまにかレックスが悪者にされた感じがします。全体的にごちゃごちゃし過ぎ。もう少しコンパクトにシンプルにまとめられなかったものか

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ムカデ人間3

2016年03月29日 16時42分13秒 | 映画評論マ行
製作年:2015年
製作国:アメリカ/オランダ
日本公開:2015年8月22日
監督:トム・シックス
出演:ディーター・ラーザー,ローレンス・R・ハーヴェイ,エリック・ロバーツ
official site

暴動の発生回数に始まり、医療費や職員の離職率などがアメリカ最高を誇る刑務所。所長のビルは、それを州知事に叱責された上に状況改善が見られなければクビにすると宣告される。さまざまな方法を実施するも効果が得られないことに落胆するビルに、腹心のドワイトは『ムカデ人間』という映画から得たアイデアを告げる。それは500人に及ぶ囚人の肛門と口を接合してムカデ状にし、食費の節約や行動の管理をするというものだった。
人間と人間をつなぎ合わせてムカデ状にしてしまうという、インモラルかつアブノーマルな内容で話題を集めたシリーズの第3弾。数多くの囚人を抱えて財政難に陥った刑務所の所長とその部下が、それを脱しようと取った秘策が恐怖を引き起こしていく。監督は前2作のメガホンを取ったトム・シックスが続投、出演はディーター・ラーザー、北村昭博など、シリーズのスタッフ、キャストが一堂に会する。500人もの囚人を結合して創造されたシリーズ最長を誇るムカデ人間の姿に戦慄する。

異色シリーズの第3弾。人間と人間を繋ぎ合わせてムカデ人間を作ってしまうという恐ろしい方法を考えた刑務所の所長と部下。1作目から全て観てきましたが、さすがに3作目まで来ると新鮮味に欠ける。1作目ほどの衝撃も無ければ、2作目の恐怖も無く、コメディ映画を観ているような感覚でした。所長と部下が2人でやりたい放題の事をしているだけで、くだらない内容でした。所長は「ファ~ック!!」と連呼しているだけでくだらない暴言と下ネタばかり。囚人の顔に熱湯をかけたり、性器を取り除いたり…僕が求めるムカデ人間はこんなんじゃない!男の囚人だけ500人繋げてもなんだかなぁ…。多けりゃ良いってもんじゃない。数人でも“ムカデ人間”という恐怖が伝わってきた前作の方がマシだった。このシリーズは下品な終わり方で幕を閉じました。

この作品の評価・・・・★☆☆☆☆☆☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アメリカン・ドリーマー 理想の代償

2016年03月28日 15時33分50秒 | 映画評論ア行
製作年:2014年
製作国:アメリカ
日本公開:2015年10月1日
監督:J・C・チャンダー
出演:オスカー・アイザック,ジェシカ・チャステイン,デヴィッド・オイェロウォ
official site

1981年のニューヨーク。モラルを無視したつぶし合いが平然と行われている石油業界に乗り込み、公明正大なビジネスを経営理念に掲げた会社を夫婦で立ち上げたアベルとアナ。全財産を投げ打って事業拡大に必要な土地の購入に取り掛かるが、それを待っていたかのようにオイルの強奪、脱税の嫌疑といった思わぬ問題が降り掛かってくる。アベルたちの悪評が広がり、銀行の融資も絶たれ、アナとの仲も揺らぎだす。
『マージン・コール』『オール・イズ・ロスト ~最後の手紙~』などのJ・C・チャンダーが放つ社会派ドラマ。1980年代初頭のニューヨークを舞台に、オイルビジネスに参入した実業家夫妻が、何者かの策略によって窮地に立たされる姿を追う。主人公夫妻にふんする『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』などのオスカー・アイザック、『ゼロ・ダーク・サーティ』などのジェシカ・チャステインらが出演。さまざまな思惑が交錯する石油ビジネスの実態に加え、全編を貫く緊迫感あふれるタッチにも圧倒される。

オイルビジネスに参入した夫婦の人生を描いた物語。重厚で真面目なお話で、地味ながらも見ごたえがありました。オイルビジネスに参入した夫婦がオイルの強奪、そして脱税容疑をかけられ転落していく様子は人間の欲望と愚かさを見せつけられた感じがして非常に良かったです。理想や夢を追い続け、それを手に入れる瞬間、人は代償として何かを失わなければならない…。正義が正しい世の中であって欲しいが、時には正義だけでは上手くいかない。悪に手を染めるからこそ人は成功するのかもしれない。ラスト、ハンカチでオイルタンクの穴を塞ぐシーンが妙に怖かった。オイルビジネスという、イマイチピンとこないテーマかと思いますが、観る価値はあります。夫婦役を演じたオスカー・アイザックとジェシカ・チャステインの迫真の演技にも注目です。結果ではなく過程こそが大事…

この作品の評価・・・・★★★★★★★☆☆☆(満点は★10)
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

無頼漢 渇いた罪

2016年03月27日 12時13分12秒 | 映画評論ハ行
製作年:2015年
製作国:韓国
日本公開:2015年10月3日
監督:オ・スンウク
出演:チョン・ドヨン,キム・ナムギル,クァク・ドウォン,パク・ソンウン
official site

殺人課の刑事ジェゴンは、ある殺人事件の容疑者を追跡していた。彼は捜査を進めるうちに、カラオケバーを営む容疑者の恋人ヘギョンへとたどり着き、彼女の店に入り込み潜入捜査を開始する。文句一つ言わずに恋人ジュンギルの帰りを待つヘギョンは、少しずつジェゴンに心を許すようになり…。
『マルティニークからの祈り』などのチョン・ドヨンと、『パイレーツ』などのキム・ナムギルが共演を果たして放つ禁断の愛の物語。殺人事件を捜査する刑事と容疑者の恋人が、お互い決して抱いてはならない思いに翻弄される姿を描く。『キリマンジャロ』などのオ・スンウクが監督と脚本を務め、『皇帝のために』などのパク・ソンウンが容疑者を熱演。許されない愛に苦悩する男女の葛藤はもとより、刑事と容疑者の真剣勝負に興奮する。

刑事と容疑者の恋人。禁断の愛を描いたお話。お互いに問題を抱えている2人だからこそ、手を出してはいけない愛に染まっていったのかもしれない。しかし、2人が何故そこまで惹かれていったのかが分かりづらかった。そもそも容疑者の金を肩代わりするほど女が愛していたのかも謎。その割には刑事に少し優しくされたぐらいで心変わりするし…。演技派の俳優を揃えているので見応えはあるものの、彼らに感情移入は出来なかった。淡々と同じようなシーンが多いし、ラストのオチもしっくりこない。もう少し感情を丁寧に描いてくれたら良かったです。

この作品の評価・・・・★★★★☆☆☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヒロイン失格

2016年03月26日 18時16分47秒 | 映画評論ハ行
製作年:2015年
製作国:日本
日本公開:2015年9月19日
監督:英勉
出演:桐谷美玲,山崎賢人,坂口健太郎,福田彩乃,我妻三輪子,高橋メアリージュン,竹内力
official site

幼なじみの寺坂利太のことが好きで、自分は彼にとってのヒロインだと信じて疑わない松崎はとり。しかし、クラスの中でも最もイケていない女子・安達未帆が彼に告白して付き合うことになってしまう。激しいショックを受けて落ち込むものの、略奪愛もいとわない勢いで利太へ猛アタックをするはとり。そんな中、容姿端麗で成績優秀、さらにスポーツ万能という、学校で女子からの一番人気を誇る弘光廣祐に興味を持たれ、思いも寄らなかった三角関係が始まってしまう。
ベストセラーを記録している幸田もも子のコミックを実写化した青春ラブコメディー。思いを寄せる相手にとって自分こそがふさわしいと考える自信過剰な少女が、さまざまな騒動を巻き起こす。メガホンを取るのは、『貞子3D』シリーズなどの英勉。ヒロインに『女子ーズ』などの桐谷美玲がふんし、彼女と三角関係になってしまう少年たちを『L・DK』などの山崎賢人、『娚の一生』などの坂口健太郎が快演する。ときめきあふれる物語はもちろん、変顔や丸刈り姿まで繰り出す桐谷のコメディエンヌぶりも必見。

“わたしが好きな人”דわたしを好きな人”。3角関係の高校生男女が巻き起こす騒動を描いたラブコメディー。高校生にしては妙に大人っぽい3人でした。前半は特別ゲストがちょいちょい登場したり、桐谷美鈴の顔芸に笑ったりしていましたが、中盤からはお決まりのパターンになってきました。はとりも、利太に対して好き好きオープンに言ってるなら付き合っちゃえばいいのにツッコミたくなりました。それに対して利太の優柔不断な態度にイライラ…。付き合えない…やっぱり好きだ…いやっ付き合えない…やっぱり好きだ…ってお前はどんだけ優柔不断なんだよ!!!弘光君の方が最初から一途で良いじゃないか!!!真面目な女の子が振り回されて可哀そうだ。利太が他の女の子と付き合った途端に、嫌がらせを始めるというはとりの性格の悪さに引きました。真面目な女の子の方が恋にも夢にも一途でヒロインにピッタリだった!そして無駄に入る、利太と母親のエピソード…。はとりも利太も自分さえ幸せになればいいんだという自己中な考え方がイライラしました。韓国ドラマのような詰め込み過ぎ映画でした。

この作品の評価・・・・★★★★☆☆☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ボクは坊さん。

2016年03月24日 01時35分20秒 | 映画評論ハ行
製作年:2015年
製作国:日本
日本公開:2015年10月24日
監督:真壁幸紀
出演:伊藤淳史,山本美月,溝端淳平,渡辺大知,遠藤雄弥,濱田岳,松田美由紀,イッセー尾形
official site

祖父が他界したのをきっかけにそれまでの勤め先を辞め、四国八十八ヶ所霊場第57番札所の栄福寺住職となった白方光円。24歳で足を踏み入れた坊さん生活には、初めて見る坊さん専用グッズや檀家の人たちとの関係など、知られざる驚がくの世界が広がっていた。さまざまな経験を積む中、自分にどのようなことができるのかを日々考えながら過ごしていく。
実在の住職・白川密成氏が実体験をつづり、ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」で連載されたエッセイを映画化。祖父の死をきっかけに、24歳で実家である四国八十八ヶ所霊場第57番札所の栄福寺住職を務めることになった青年の奮闘を描く。脚本を、『つみきのいえ』などの平田研也が担当。試行錯誤しながら日々精進していく、僧侶の道を歩み始めたばかりの主人公を、『チーム・バチスタ』シリーズなどの伊藤淳史が熱演する。

24歳の若さで住職になった青年の奮闘を描いた作品。高校時代に仏教の学校に通っていた僕としては般若心経が流れてくるとハモってしまう癖がある…。
煩悩ばかりの青年が、周囲のプレッシャーを受けながらも大切な人の死によって心変わりしていく物語なのだが、どうも感動とは程遠い内容。どこで感動していいのか分からないほど、中だるみがありました。住職になったのなら、幼馴染の女性の夫に対してだったり、会社を辞めて引きこもりになった友達に対して、住職としての何らかのアドバイスでもあったら良かったかも。引きこもりだった友達なんて、ちゃっかり最後は良い彼女見つけていつのまにか元気になってるし…。全体的にご都合主義なお話でした。

この作品の評価・・・・★★★★☆☆☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

探検隊の栄光

2016年03月23日 18時42分10秒 | 映画評論タ行
製作年:2015年
製作国:日本
日本公開:2015年10月16日
監督:山本透
出演:藤原竜也,ユースケ・サンタマリア,小澤征悦,田中要次,川村陽介,佐野ひなこ,岡安章介
official site

人気が下り坂の俳優・杉崎に、伝説の未確認生物(UMA)ヤーガを求めて秘境を探検するテレビ番組の隊長のオファーが舞い込んでくる。その仕事を受けるものの、毒グモとの遭遇や巨大ワニとの乱闘、がけでの危険なシーンといった演出に困惑する。ところが撮影をこなすうちに、杉崎は番組作りにのめり込んでいき…。
『ちょんまげぷりん』の原作者・荒木源による小説を、『グッモーエビアン!』などの山本透監督が実写映画化。人気が落ちてしまった俳優が再び第一線に返り咲くため、伝説の未確認生物(UMA)ヤーガを探し求め秘境を探検するテレビ番組で隊長として厳しいロケに臨む姿を描く。いつしか隊長としての自覚を持ち頼もしく成長していく主人公を、『カイジ』『るろうに剣心』シリーズなどの藤原竜也が熱演。彼を取り巻く番組スタッフを、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、田中要次ら多彩な面々が演じる。

藤岡弘の探検隊シリーズを真似たようなコメディ映画。邦画のコメディって、くだらないならくだらない割にセンスがあればいいのだが、これは酷い…。ジャングルで未確認生物ヤーガを求めて探検するというお話なのだが、やってる事をくだらな過ぎて全く笑えない。良い役者を揃えているのに全く笑えない。てか明らかに国内でロケしてるだろこれ。ヤフーの映画評価は高いが、何で?やっぱり日本人のツボと合わないと改めて思いました。

この作品の評価・・・・★★☆☆☆☆☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~

2016年03月22日 14時39分46秒 | 映画評論ハ行
製作年:2015年
製作国:アメリカ
日本公開:2015年10月31日
監督:ジョー・ライト
出演:ヒュー・ジャックマン,ギャレット・ヘドランド,ルーニー・マーラ,リーヴァイ・ミラー
official site

ロンドンの児童養護施設で生活している少年ピーターは、ある日生き別れた母が残した手紙を見つける。その後、冷酷な海賊・黒ひげが立ちふさがる異世界ネバーランドにたどり着く。そしてピーターは、若いころのフック船長や女戦士タイガー・リリーと出会い…。
著名な冒険物語「ピーターパン」を、『つぐない』などのジョー・ライト監督が独自の視点で実写映画化。ピーターパンにはオーディションで抜てきされた新星リーヴァイ・ミラー、悪役の海賊黒ひげをヒュー・ジャックマン、フック船長に『トロン:レガシー』などのギャレット・ヘドランド、タイガー・リリーを『ドラゴン・タトゥーの女』などのルーニー・マーラが演じる。黒ひげと対峙するピーターのストーリーなど、新たなピーターパンの描かれ方に期待。

誰もが知っているピーターパンのお話を実写化。美しいCG技術満載の映画でした。若かりし頃のフック船長が味方という時点でなんだか違和感がありましたが、なんとも緊張感があまり無いファンタジー作品でした。子供向けには丁度いいのかもしれないが、主要人物が誰も死にそうにない雰囲気は観ていて退屈。主人公たちが殺されるタイミングなら、いくらでもあったのに、敵はなかなか手を出さない。ピーターパンの飛行シーンもしょぼい…。もっと夢のある話かと思ってたけど結構な力技で話が進んでいきました。これはピーターパンとしてではなく別の物語として公開してもよかったのでは?黒ひげのヒュー・ジャックマンは存在感あって良かったです。黒ひげが腕無くしてフック船長になった方がスッキリしたかも。ティンカーベルは虫の大群だったな(笑)続編あるのかな?期待できないな。吹き替えで観たのですが成宮寛貴と水川あさみの声が全く合ってませんでした。

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リリーのすべて

2016年03月21日 12時31分10秒 | 映画評論ヤラワ行
製作年:2015年
製作国:イギリス/ドイツ/アメリカ
日本公開:2016年3月18日
監督:トム・フーパー
出演: エディ・レッドメイン,アリシア・ヴィキャンデル,ベン・ウィショー,セバスチャン・コッホ
official site

1926年デンマーク。風景画家のアイナー・ヴェイナーは、同じく画家の妻ゲルダに女性モデルの代役を依頼される。その際に、自身の内面にある女性の存在を感じ取る。それ以来リリーという女性として生活していく比率が増していくアイナーは、心と体の不一致に悩むことに。当初はそんな夫の様子に困惑するゲルダだったが、次第に理解を深め…。
世界初の性別適合手術を受けたデンマーク人画家リリー・エルベと、その妻ゲルダとの愛を描いた伝記ドラマ。メガホンを取るのは、第83回アカデミー賞の4部門で受賞した『英国王のスピーチ』などのトム・フーパー。性別違和に苦悩する主人公には『博士と彼女のセオリー』でオスカー俳優となったエディ・レッドメイン、一番の理解者として夫を支え続けた妻を『コードネーム U.N.C.L.E.』などのアリシア・ヴィキャンデルが演じる。共演にはベン・ウィショー、マティアス・スーナールツらがそろう。

世界初の性別適合手術を受けた画家リリー・エルベと、その妻ゲルダとの愛を描いた伝記ドラマ。先日鑑賞したレズビアンの恋愛を描いた「キャロル」。そして本作「リリーのすべて」ではトランスジェンダーに悩む男性を描かれている。最近ではLGBTという言葉が世間に浸透してきているように思うが、昔は性同一性障害という言葉に対して嫌悪感を持つ人がほとんどだったろう。きっと耐え切れずに自ら命を落とした人もいるだろう。自身の体と心に違和感を感じ、男性だったアイリーから女性のリリーへと徐々に変わっていく夫と、それを抵抗しながらも受け入れようとする妻の物語。なんと言ってもリリーを演じたエディ・レッドメインの演技が本当に素晴らしかった。女性よりも女性らしかったのではないか。表情が仕草1つを取っても途中からは女性にしか見えなかった。一方、そんな夫の姿に戸惑いながらも愛そうとする妻を演じたアリシア・ヴィキャンデルの演技もまた良かった。この役で本年度アカデミー賞助演女優賞を獲得しました。
自分らしく女性として生きたいと願うアイナーの気持ちも分かる。でも愛した夫が女性になることに素直に受け入れられないゲルダも気持ちも分かる。1つのベッドをカーテンで仕切るシーンはとても切なかった…。医者からも異常者扱いされ、暴漢に襲われ、それでも体も心も完璧な女性になったリリーはきっと幸せだったであろう。それでもリリーを愛し続けたゲルダの愛に感動しました。偏見や差別の気持ちを持たずにただ観て欲しい作品です。

この作品の評価・・・・★★★★★★★★★☆(満点は★10)
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ふたつの名前を持つ少年

2016年03月20日 01時26分45秒 | 映画評論ハ行
製作年:2013年
製作国:ドイツ/フランス
日本公開:2015年8月15日
監督:ペペ・ダンカート
出演:アンジェイ・トカチ,カミル・トカチ,ジャネット・ハイン,ライナー・ボック
official site

8歳の少年スルリックは、ポーランドのユダヤ人強制居住区から脱走。森へと逃げ込むものの寒さと飢えに襲われてしまう彼だが、ヤンチック夫人に助けられる。聡明で愛嬌のあるスルリックに魅了された夫人は、彼にポーランド人孤児のユレクだと名乗るように諭し、架空の身の上話を頭にたたき込む。夫人のもとを離れ、農村を回りながら寝床と食べ物を求めるスルリック。やがて心優しい一家と出会って安息を得るが、ユダヤ人であることがばれてしまう。
実話を基にしたウーリー・オルレブによる児童文学「走れ、走って逃げろ」を実写化したドラマ。ユダヤ人強制居住区から逃げ出した少年が、ポーランド人を装い、名前も変え、ナチスの迫害から逃れる。監督は『セマナ -血の7日間-』などのペペ・ダンカート。双子であるアンジェイ&カミル・トカチが主人公の少年を演じ、『誰よりも狙われた男』などのライナー・ボックらが共演。過酷な運命をたどりながらも希望を捨てない少年の姿に胸を打たれる。

実話を基にした物語。ユダヤ人強制収容所を逃げ出した少年が過酷な運命を背負いながらも生き抜いていくお話です。わずか8歳の少年スルリックは何度も何度も次々と起こる苦難に殺されそうになりながらも、それでも懸命に生きようと抵抗します。これが実際に起きたことだと考えると、スルリックという少年は本当に頭が良いし、運も強かったと思う。「親を忘れても、絶対に生きろ。」父との約束を胸に必死に逃げ続けたスルリックの勇気に感動しました。不幸な話ばかりが最後まで続くので重苦しい雰囲気で、子供にでも容赦なく銃口を向けて打ち殺す。子供でもユダヤ人だからと手術をせずに放置する。人間の恐ろしさを感じました。それと同時に、スルリックも助けられた周囲の人々の温かい優しさにホッとする場面も幾つかありました。戦争の怖さ、人間の怖さ、そして命を大切さを改めて考えさせられる作品でした。少年の演技は素晴らしかった!なんと少年スルリックを演じたのは双子!アンジェイ・トカチ と カミル・トカチ という一卵性双生児だそうです。全然気付かなかった…

この作品の評価・・・・★★★★★★★★☆☆(満点は★10)
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

僕だけがいない街

2016年03月19日 15時40分16秒 | 映画評論ハ行
製作年:2016年
製作国:日本
日本公開:2016年3月19日
監督:平川雄一朗
出演:藤原竜也,有村架純,石田ゆり子,及川光博,鈴木梨央,中川翼,杉本哲太,林遣都
official site

パッとしない漫画家でフリーターの藤沼悟は、事件や事故を看破するまで時間がループする現象・再上映(リバイバル)が起きるようになる。何度もリバイバルを経験する中、母が何者かに殺害され彼は突如18年前に戻る。小学生のころに起きた児童連続誘拐殺人事件と母の死の関連に気付いた悟は、過去と現在を行き来しながら事件の真相に迫っていく。
三部けいによるミステリー漫画を、『ツナグ』などの平川雄一朗監督が映画化。自分の意志に関係なく時間が巻き戻る現象により18年前に戻った主人公が、記憶を封印していた過去の未解決事件と向き合い、時空移動を繰り返しながら事件の解明に挑む。主演は『カイジ』シリーズなどの藤原竜也、彼が心を開くきっかけを作るヒロインに『映画 ビリギャル』などの有村架純。そのほか及川光博、石田ゆり子らがキャスト陣に名を連ねている。

試写会にて鑑賞。原作マンガは「マンガ大賞」「このマンガがすごい」で2年連続ランクインしたそうです。すいません全然知りませんでした…。普通のフリーターで漫画家の主人公の悟に、時間がループする現象(リバイバル)が起きるようになる。そんなある日、悟の母親が何者かに殺害され、18年前に起きた児童連続殺人事件と関連していることに気付いた彼は、過去と現在を行き来して事件の真相を明らかにしていくのです。ネタとしては「バタフライ・エフェクト」と少しかぶる。母親を殺した人間と、児童連続殺人の犯人が同一人物なのかと推理しながら、悟はバイト仲間の愛梨と協力してもらい調べていくのですが。う~ん、明らかに怪しい人物は1人しかいないのだけど…(笑)中盤シーンでピザ屋のカウンターにいる後姿で分かるし。観客側としては犯人がすぐ分かってしまって緊張感に欠けてしまいました。林遣都演じる白鳥潤が犯人にされるが、登場シーンは僅かだし、どう見ても犯人ではないことは明らか。子役の2人はとても演技が上手くて引き込まれましたが、藤原竜也の演技がどうも好きになれない。というか聞き取りづらいのだよ。
終盤で屋上で犯人と揉み合うシーン。なんで弁護士や警察を最初から連れてこないのだろうか。刺されてからナイスタイミング駆けつける警察官に疑問を感じました。つめが甘いというか、邦画のダメな癖がたくさん出てしまった感じです…。とにかく子役の演技がとても良かったです。

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Dearダニー 君へのうた

2016年03月10日 16時08分17秒 | 映画評論タ行
製作年:2015年
製作国:アメリカ
日本公開:2015年9月5日
監督:ダン・フォーゲルマン
出演:アル・パチーノ,アネット・ベニング,ジェニファー・ガーナー,ボビー・キャナベール
official site

作曲活動から離れて何年もたち、人気アーティストとしての盛りも過ぎてしまったダニー・コリンズ。そんなある日、マネージャーから古い手紙を見つけたと渡される。それは駆け出しだった43年前の自分にジョン・レノンが送ってくれたもので、富や名声に自分を見失わず、音楽と真摯に向き合うようにとつづられていた。それを読んだ彼は人生をやり直そうと決意してツアーをキャンセルし、一度も会ったことのない息子を訪ねる。
ジョン・レノンが新人アーティストに宛てた励ましの手紙が、数十年を経て本人に届いたという実話から着想を得たドラマ。曲を作るのをやめた往年の人気アーティストが、ジョン・レノンが自分宛てに送っていた手紙を読んだのを機に人生を見つめ直す。監督は、『塔の上のラプンツェル』などの脚本を手掛けたダン・フォーゲルマン。主演を務めた名優アル・パチーノを筆頭に、アネット・ベニング、ジェニファー・ガーナーら実力派が結集。全編で流れるジョンの楽曲も作品に彩りを添えている。

自分だけのために生きてきた男が、ジョンレノンからの手紙に気持ちが変わり、人生を見つめ直す物語。名優アルパチーノの存在感ある演技と、ジョンレノンの曲がどんな世界観を作り上げるのか期待していました。43年後に手紙を発見したからこそ、ダニーはもう一度立ち上がれるチャンスを手にすることが出来たのかもしれない。若いころだったら何も心に響いていなかったかも…。金や名声よりも大切なものは何なのか。自分勝手な父親が息子と再会してから徐々に変わっていくのですが、肝心のジョンレノンの曲があまり合ってなかったかなと思います。ジョンレノンから手紙をもらったという事実があるのだから、ストーリーを変えることは出来ないが、無理矢理“ジョンレノン”というワードを詰め込んで客寄せしたような印象。手紙が活かされていないような。父親と息子との関係が徐々に改善されていく過程も“病気”というネタを使って都合が良すぎるかもしれない。

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エヴェレスト 神々の山嶺

2016年03月09日 14時21分37秒 | 映画評論ア行
製作年:2016年
製作国:日本
日本公開:2016年3月12日
監督:平山秀幸
出演:岡田准一,阿部寛,尾野真千子,佐々木蔵之介,ピエール瀧,風間俊介,甲本雅裕
official site

ネパールの首都カトマンズ。ヒマラヤ山脈が見えるその街で、日本人カメラマンの深町誠は古めかしいカメラを見つける。それはイギリス人登山家ジョージ・マロリーが、1924年6月8日にエベレスト登頂に初めて成功したか否かが、判断できるかもしれないカメラだった。カメラについて調べを進める深町は、羽生丈二というアルピニストの存在にたどり着く。他人に配慮しない登山をするために孤高の人物となった彼の壮絶にして崇高な人生に触れるうちに、深町の胸にある思いが生まれる。
第11回柴田錬三郎賞を受賞し、漫画版と共にベストセラーを記録している夢枕獏の小説「神々の山嶺」を実写化したドラマ。あるクラシカルなカメラを手にした写真家が、カメラの逸話を調べるうちに孤高のアルピニストとして名をとどろかせた男の人生に触れていく姿を追い掛ける。出演は岡田准一、阿部寛、尾野真千子ら。メガホンを取るのは、『愛を乞うひと』、『太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-』などの平山秀幸。過酷な自然にぶつかっていく男たちの思いが交錯する熱いドラマに加え、大規模ロケを敢行したヒマラヤの荘厳な風景も見もの。

舞台挨拶付きの試写会にて鑑賞。監督、主演の岡田准一、そして皇太子ご一家もいらっしゃいました。舞台となったネパールで発生した大地震の復興支援を目的として開催されたチャリティー試写会でした。試写会なのになんだか物々しい雰囲気…。
過酷な山に魅せられた登山家と、その登山家を追いかけ、カメラで撮り続ける男の絆を描いた物語。実際のエベレストで撮影したそうで、自然の美しさとネパールの街並みがとても魅力的です。ただし、映画としての出来としては物足りなさと薄っぺらさが目立つ作品でした。エベレストでの撮影と宣伝しているが、その壮大さがどうも伝わってこない。吹雪で立ち往生するシーンなどもCG感が出てしまっていて緊張感があまり感じられない。脚本としても男たちが山に魅せられて頂上を目指す心情がよく分からないまま。命を懸けてまで山に登る理由が最後まで理解出来なかった。尾野真千子演じる羽生を想う涼子の存在も必要なかったような。ベースキャンプまで行って羽生の何が理解できたというのか。羽生を追いかけて、最後に深町が登るが、何故に1人で行くような自殺行為をしたのか…。彼はカメラマンであってエベレスト登山の知識は無いはず。プロの同行者を普通は連れていくだろう。フィルムも回収しない、登頂もしない…フィルムなんてどうでもいいって深町はエベレストに何で登ったの?登って何か得たものがあるのか?で佐々木蔵之介は何で車イスなの?
“エベレストに登ること”がテーマになっていて人間関係が全然描かれていない。これでは感動も出来ない。キャストが豪華なのに勿体ないよー

この作品の評価・・・・★★★★☆☆☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マジック・マイク XXL

2016年03月08日 15時53分01秒 | 映画評論マ行
製作年:2015年
製作国:アメリカ
日本公開:2015年10月17日
監督:グレゴリー・ジェイコブズ
出演:チャニング・テイタム,マット・ボマー,ジョー・マンガニエロ,エリザベス・バンクス

3年前に男性ストリップのパフォーマーを引退したマイクは、かつての仲間たちと再会。同じく引退を決意した仲間たちと最後にもう一発ド派手なショーを決めようと盛り上がり、マートルビーチで開催されるダンスコンテストを目指すことに。道中さまざまなトラブルに巻き込まれながらも、彼らは持ち前の肉体美とサービス精神で女性たちを魅了していく。
チャニング・テイタムの実体験を基に、男性ストリップの世界とその裏側を描いた『マジック・マイク』の第2弾。前作から3年後を舞台に、引退を決めたかつての仲間たちと共に最後のショーを飾るため、ダンスコンテストを目指すさまが展開する。チャニングのほかマット・ボマー、ジョー・マンガニエロらが続投し、彫刻のような肉体と情熱的なダンスを披露。さらに『ハンガー・ゲーム』シリーズなどのエリザベス・バンクス、『ラム・ダイアリー』などのアンバー・ハードが新たに参加。

男性ストリップの世界を描いた『マジック・マイク』の続編。引退を決めた男たちが再びステージに戻ってくる!相変わらずの男たちの肉体美(笑)前作は男性ストリップを軸にして、男たちの葛藤だったり夢や挫折なども描かれていました。しかし本作ではストーリーと言えるストーリーがほとんどない。旅してダンスコンテストに参加してステージに立って脱いでエロいダンスして終わり…薄っぺらい。中身が全然ありませんでした。ダンスだけでなく、今回は歌も加わるのですが、魅力があまり無い。女性たちを相手にエロいダンスをしているだけでした。これじゃあ引退した主人公が、気晴らしにダンスしに来ました程度にしか見えません。ラストのステージこそ、この映画の最大の見せ場のはずだが、なんとも言えない雑な撮り方をした仕上がり。
やっぱりマシュー・マコノヒーの存在感は必要だ。

この作品の評価・・・・★★★☆☆☆☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名もなき塀の中の王

2016年03月07日 10時23分33秒 | 映画評論ナ行
製作年:2013年
製作国:イギリス
日本公開:2015年10月10日
監督:デヴィッド・マッケンジー
出演:ジャック・オコンネル,ベン・メンデルソーン,ルパート・フレンド,ピーター・フェルディナンド
official site

あまりにも凶暴な19歳のエリックは要注意人物のらく印を押され、少年院から成人用の刑務所に移送される。独居房に入れられた命知らずの彼は、ほかの囚人たちに見くびられないようひそかに戦闘態勢に入る。そんなエリックにネビルという男が忠告を与えに来るのだが、何とネビルはエリックが幼いころに生き別れた父親だった。
『パーフェクト・センス』などのデヴィッド・マッケンジーがメガホンを取り、『ベルファスト71』も好評だったジャック・オコンネルが主演を務めたサバイバルドラマ。まだ若く向こう見ずな主人公が、刑務所という過酷な空間で生き抜くために必死に戦い抜く姿を追う。不器用な父親を『アニマル・キングダム』などのベン・メンデルソーンが好演。閉じられた場所で繰り広げられる囚人たちの壮絶なバトルはもとより、最後に宿る希望の光が胸に響く。

暴力的な少年が刑務所で生き抜くために戦い抜く物語。主人公のエリックは若さゆえの暴走少年。なんでもかんでも力で解決しようとする若者です。そんな刑務所の中には父親もいるのですが、その父親もどう息子と接していいのか分からず…。刑務所内でエリックがどう成長していくのか、または脱獄でもするのか、展開に期待していましたが、ほとんどが暴力シーンばかり。「てめぇ、やりやがったな!!」「てめぇ、なんか文句あんのかよ!!」こんな会話がずっと続くので退屈でした。プリズンブレイクのように脱獄ぐらいしてくれたら面白いのに。刑務所という閉塞的な空間の中で繰り広げられる人間ドラマを描きたかったとは思うけど、息子と父親の描き方も中途半端でした。エリックが最後に少しだけ人間らしい感情を持つことが出来たのが救いでした。

この作品の評価・・・・★★★☆☆☆☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする