股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ボヘミアン・ラプソディ

2018年11月15日 17時46分37秒 | 映画評論ハ行
製作年:2018年
製作国:イギリス/アメリカ
日本公開:2018年11月9日
監督:ブライアン・シンガー
出演:ラミ・マレック,ルーシー・ボーイントン,グウィリム・リー,ベン・ハーディ
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1970年のロンドン。ルックスや複雑な出自に劣等感を抱くフレディ・マーキュリーは、ボーカルが脱退したというブライアン・メイとロジャー・テイラーのバンドに自分を売り込む。類いまれな歌声に心を奪われた二人は彼をバンドに迎え、さらにジョン・ディーコンも加わってクイーンとして活動する。やがて「キラー・クイーン」のヒットによってスターダムにのし上がるが、フレディはスキャンダル報道やメンバーとの衝突に苦しむ。
「伝説のチャンピオン」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」といった数々の名曲で知られるロックバンド、クイーンのボーカル、フレディ・マーキュリーの伝記ドラマ。華々しい軌跡の裏の知られざる真実を映す。『X-MEN』シリーズなどのブライアン・シンガーが監督を務めた。ドラマシリーズ「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」などのラミ・マレック、『ジュラシック・パーク』シリーズなどのジョー・マッゼロらが出演。フレディにふんしたラミが熱演を見せる。


伝説のバンド、クイーンのボーカルだったフレディ・マーキュリーの伝記ドラマ。クイーンのファンというわけではありませんが有名な楽曲は幾つか知っています。劇中で流れるクイーンの楽曲はどれも素敵!歌詞の意味を理解しながら映画を観ると感動が倍です。クイーンの歌詞の深さとメロディのカッコよさに、世代じゃない自分でも思わずリズムに乗ってしまいました♪ストーリーとしては手堅くて分かりやすい王道の展開でファンじゃない人でも十分に楽しめる内容でした。天才であり、世界中のファンから注目されたフレディ・マーキュリーであっても、頂点に上り詰めた人間にしか分からない孤独を感じていたのかと思うと切なく感じました。天国と地獄を経験したフレディだからこそ、これだけの名曲を作れたのかもしれない。クイーンの楽曲もそうだけど、フレディ自身に魅力があったからこそ世界中が虜になったのだと思う。性的マイノリティの彼が遠回りをしながらも最後にバンドメンバーや恋人、家族、ファン…そして幸せを手に入れることが出来たのなら、彼の人生は本当に素晴らしいものだったろう。どんな人間であってもコンプレックスや悩みを抱えている。孤独や挫折、過去に過ちを犯したとしても、自分自身を認めて許して歌おうとするフレディの姿にグッときました。
最後のライブエイドの映像が、本当のライブ映像かのような迫力でした。彼が歩んだ人生と、歌詞の意味を知って思わずウルっときてしまいました。フレディを演じたラミ・マレックの憑依っぷりは素晴らしい!最後のライブシーンで感動してスッキリして映画館を出れました。クイーンのCDが欲しくなった(笑)

この作品の評価・・・・★★★★★★★★☆☆(満点は★10)

コメント (1)    この記事についてブログを書く
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1 コメント

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良かった! (mobile)
2018-11-16 09:14:15
 実に良かったのです!人物の掘り下げ方がヨワかったり、ライブ・エイドに出たいっ!という動機の描き方が曖昧だったりはするものの、メンバーのエピソードを散りばめて再構成し、ファンをグイグイ引っ張ります!(ブライアンがフレディーの妹にちょっかいを出すシーンなんか、実に『クイーンあるある』ですねー!)。

 特に『ライブ・エイド』を完全再現(!)のラスト20分は必見!ウェンブリーに行けなかったファン全員への超特大クリスマス・プレゼントですっ!今までクイーンのファンを続けてきたヒトたちへの『ご褒美』に違いありません!
 是非観に行ってください。いや行くのです。行け!ゼッタイ行け!

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